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細野がコウモリ化?~野党再編派のはずが、自主再建を第一にと発言。労組票に配慮か。

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 これは『民主党代表選に、細野が出馬表明&岡田も有力。維新と100%合流予定の前原はどうする?』の続報になるのだが・・・。

昨日19日、民主党の細野豪志氏(元幹事長)が会見を開き、来年1月の代表選に出馬することを正式に表明した。(・・)

 細野氏は、維新との合流の動きを警戒する議員を安心させるためか、「党再生」を強調。野党再編は争点にならないと語っていたのであるが。

 同氏は維新の幹部(特に江田、松野氏)とずっと合流の協議を続けている上、解散翌日の11月19日に海江田代表に新党結成を迫ったばかりであることから、mewも民主党の議員たちも、正直なところ、細野氏の真意をはかりかねる部分がある。(~_~;)

<細野氏は、よく言えば、柔軟で臨機応変なタイプだと言えるのかもしれないが。これまでもグループや支持する人、政治に関する考え方、言動がちょこまか変わって来たとこがあって。原口一博氏、松本剛明氏と共に、民主党のごますり3人衆などと呼ばれたり、コウモリ扱いされていたことがあるので、周囲も「今度はどの路線で行くのか・・・???」と、同氏のホンネを把み難いところがあるのではないかと察するです。>

* * * * *

『民主党の細野豪志元幹事長は19日、国会内で記者会見し、「党としての旗を掲げ直し、党を再生したい」と述べ、来年1月の党代表選への立候補を正式に表明した。これまで意欲を示してきた野党再編については「争点ではない。民主党の自主再建を実現したい」と述べ、他の野党との再編ではなく自主再建を目指す考えを示した。(中略)

 細野氏は衆院選で公示前の11議席増にとどまったことに関し「再起を期したが完全なる敗北で、国民から完全に否定された」と強調。野党再編については「民主党の理念の下にいろいろな人が集まってくることは大歓迎だ」と述べ、民主党の結束が前提だとした。

 細野氏は維新の党の橋下徹共同代表と交流があり、民主党内では野党再編を目指していると見られてきた。ただ、細野氏は従来「民主党が軸だ」と主張しており、党内の懸念を払拭(ふっしょく)する狙いがあったと見られる。(毎日新聞14年12月19日)』

『民主党の細野豪志元幹事長は19日、党代表選にいち早く名乗りを上げた。
 記者会見では「党の代表選なので、野党再編は争点ではない。党の再建が争点だ」と語り、再編論議を「封印」した。野党再編に慎重なベテランや労働組合出身議員の支持を得る狙いがあるとみられる。

 細野氏は「強い野党を実現したい。賛同できるメンバーを結集していかねばならない」とも語り、野党再編に含みを持たせたが、かねて前向きな維新の党との合流構想などには言及しなかった。
 衆参合わせて132人の民主党内では、今なお労組の支援に頼っている議員が多い。一方で、維新の橋下共同代表は労組に頼る民主党の体質を批判しており、労組系議員は警戒を強めている。

 細野氏は、出馬に必要な推薦人20人は確保できる見通しだが、勝つためには、「労組系議員が嫌う再編論議を盛り上げるのは得策ではない」(細野氏周辺)と判断したようだ。17日には、党の重鎮で労組系議員にも強い影響力を持つ輿石東参院副議長に会い、出馬への理解を求めた。(読売新聞14年12月19日)』

* * * * * 

『民主党の細野豪志元幹事長は党代表選の出馬記者会見で党再生のための世代交代を強調した。過去の党運営を批判することで、出馬が取り沙汰される「旧世代」の岡田克也代表代行や前原誠司元外相をあてこすり、刷新を前面に出す戦略だ。ただ、自らも党の要職に就いていた経緯がある上、積極的だった野党再編を突然否定する定見のなさを懸念する声もある。(楠城泰介)

 「民主党は国民から完全に否定された」

 細野氏は会見で、衆院選で11議席増の73議席となった結果をこうバッサリ切り捨てた。選挙を指揮した岡田氏ら現執行部を含めた過去との決別を意識していたことは明らかだ。

 転機は2年前だった。野田佳彦首相(当時)の任期満了に伴う平成24年9月の党代表選で細野氏擁立論が浮上した。だが、固辞したことで「決断できない男」(若手)と揶揄(やゆ)された。

 細野氏は以後、「首相になったらどうするかを考えて過ごしてきた」といい、4月には掛け持ち可能なグループ活動が主体の同党としては異例の派閥「自誓会」を発足。所属していた前原氏のグループ「凌雲会」とも決別し、周到に足場を固めてきた。

 ただ、一貫した行動がみられないことも多い。会見では、党のガバナンス(統治)強化も訴えたが、幹事長で臨んだ昨夏の参院選は東京選挙区で候補者の一本化に失敗。非公認候補を支援した菅直人元首相を止めることもできなかった。

 昨年12月には、野党再編志向の日本維新の会の松野頼久国会議員団幹事長(当時)、結いの党の江田憲司代表(同)と3人で勉強会を立ち上げ、頻繁に会合を重ねてきた。ところが19日は「民主党の再生が野党の再生そのものだ」と主張。「何が真意か分からない」(党幹部)との声もある。(産経新聞14年12月19日)』

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 ただ、どうやら、大部分の議員やメディアは、細野氏が「自主再建派」や橋下維新との合流に反対する労組&労組系議員からも支持を得るために、とりあえず「維新との合流、新党結成論」を封印して、とりあえず戦略上、自主再建を第一に考えると主張しているのではないかととらえている様子。(上の記事にも『勝つためには、「労組系議員が嫌う再編論議を盛り上げるのは得策ではない」(細野氏周辺)』という記述があったようにね。)
 まだ、「自主再建派」からは、その発言に対して、信用を得ていないようだ。^^;

『民主党の細野豪志元幹事長は代表選立候補を正式表明した19日の記者会見で、党の自主再建を優先する姿勢を強調した。野党再編派と目されているが、民主党の労組系議員は労組に批判的な維新の党との合流に慎重。自らへの警戒感を払拭(ふっしょく)するため、持論を封印したとみられる。
 「民主党の自主再建をしっかり実現したい。民主党を再建することで強い野党をつくる」。細野氏は記者会見でこう語った。維新との関係については、現執行部の方針通り、国会での共闘を進める考えを示すにとどめた。

 細野氏は2013年7月の参院選投開票日に、日本維新の会国会議員団幹事長(当時)の松野頼久氏、みんなの党幹事長(同)の江田憲司氏と会談。参院選大敗の責任を取って幹事長を辞めた後も、江田氏らと会合を重ね、再編の青写真を描いてきた。今回の衆院選公示前にも前原誠司元外相とともに、海江田万里代表に対して維新との合流を直談判している。

 細野氏は17日、労組系を束ねる輿石東参院副議長から、「維新との連携をいろいろやっているようだが、民主党を基軸に考えなきゃ駄目だ」とクギを刺された。その際、細野氏は「マスコミが勝手に言っているだけです」と釈明したが、党内の理解を得るのは容易でない。

 海江田執行部の一人は19日、細野氏の会見内容について「いつの間にか(路線が)変わっている。今まで勇ましく野党再編を言っていたのは何だったのか」と批判した。リベラル系でつくる議員連盟「立憲フォーラム」も同日、細野氏を支持しない方針で一致し、ある労組系のメンバーは「これまでの行動を見てきたから、『はいそうですか』とはならない」と突き放した。(時事通信14年12月19日)』

<複数のTV局もこんな報道の仕方をしていた。ANNも『これまで細野氏は、野党再編に積極的な発言を繰り返してきました。しかし、「民主党は労組依存だ」などと批判する維新の党の橋下共同代表との連携について警戒感が党内に強いため、支持を広げるために封印した形です。(ANN14年12月19日)』

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 細野氏に関して書きたいことは山ほどあるのだが。とりあえず、12年末、民主党の下野後の話をするならば・・・。

 細野氏は、12年末に民主党が下野した後、海江田代表の下、民主党の幹事長に就任。その知名度と若さを活かして、惨敗した民主党の立て直しに貢献することが期待されていた。<細野氏は世間ウケもよさそうだし、mewもちょこっと期待していたのよ~。(・・)>

 実は、細野氏は、野田代表の下で、衆院選前に政調会長を務めていた時に、同党は「中道ド真ん中の政党」として安倍自民党と対峙して行くべきだ」と主張していたこともあり、中道左派からもそれ相当に支持を受けていたのである。<小沢一郎氏にも可愛がられていたので、小沢系左派からリベラル勢力結集の柱になることで、期待もされていたし。>

 ところが、幹事長になって新綱領作りを行なう際には、保守勢力の主張におされて、「自分は穏健な保守だ」「中道という言葉は曖昧で、綱領にふさわしくない」と言い出して、綱領から「中道」の言葉を削除してしまったため、中道左派から不信感を抱かれることになってしまった。^^;
<もしかしたら、敢えて自分は保守だと言ったり、綱領から中道を外すことを考えたりしたのは、野党再編に傾いた影響があるのかも。(@@)>

 また、海江田代表は、まずは「野党再編より党の再建」という立場だったのであるが。細野氏は、、前原誠司氏らの同党の保守系議員らと共に、保守勢力の結集による新党結成、野党再編に対する関心や意欲を示していて。みんなの党(当時)の江田憲司幹事長、維新の松野頼久幹事長と頻繁に交流する機会を持って、今でも野党再編に関する意見交換、協議をずっと続けている。(~_~;)

 そして、細野氏は13年7月の参院選の開票日当日の昼にも、江田、松野氏と一緒にいたことが発覚し、「参院選当日にライバル政党の幹事長と一緒にいるのは、いかがなものか」と党内の反発をくらうことに。^^;
 また、参院選後に、保守勢力の後押しを受けて、東京選挙区の公認問題でもめた菅直人氏の除名を強行しようとしたり、海江田代表に辞任を迫ったりしたため、さらに中道左派から不信感を買うことになり、そのまま幹事長を辞任するに至ったのである。(~_~;)

<まあ、もともと参院選敗北の責任をとって辞めると言っていたのだけど。その時に、保守&野党再編勢力にとって、目の上のタンコブのようにジャマな存在になっている結党以来の重鎮を道連れにしようとして、失敗したのよね。^^;>

 まあ、細野氏はもともと京大法学部の先輩である前原誠司氏が率いる前原Gのメンバーだったので、「保守」派だと見られていたのだけど。その辺りから、中道左派とは一線を画すようになっていたのだ。^^;

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 しかし、細野氏は、前原Gからも離れることを決め、今年1月に党内の当選5回内(今は6回内)の議員を集め、自誓内なるグループを結成。仲間集め&活動資金集めのために、5月には、盛大なパーティーを開いたりもした。

 細野氏は、民主党はもはや「鳩菅の第一世代」「前原・野田らの第二世代」の時代を超えて、自分たちの第三世代が主導して活動すべきだと主張。本来なら来年9月に予定されていた次期代表選を目指して出馬の準備を進める一方、維新の党の幹部とも協議を行なっていたようだ。^^;

 ところが、安倍首相が、11月18日に急に解散を打って来たことから、野党再編派は困惑させられることに。
 何と先月19日の解散翌日に、細野氏は前原氏らと共に海江田代表のところに新党結成を直談判しに行ったことが明らかになっている。(@@)

『橋下氏に近い民主党の前原誠司、松本剛明両元外相や細野豪志元幹事長、長島昭久元防衛副大臣は19日、国会内で海江田氏と会い、維新との新党結成を求めた。海江田氏は「民主党で戦う」と受け入れなかったが、そうした前原氏らの行動は橋下氏の国政進出を見越した上での行動とみられる。(産経新聞14年11月20日)』

 実は、mewは、先月の衆院選の前にこのような報道記事を目にすることになって、唖然とさせられてしまったとこがあったのだけど。
 民主党の議員の中には、mew以上に呆れてしまった&裏切られた気持ちになった人がいたに違いあるまい。(~_~;)

<もう解散して、実質的に選挙戦が始まっていて、民主党として&仲間の候補者が懸命に選挙準備を行なっている中、他党との合流を迫るなんていうのは、mew的には「あり得ない」ことだし。正直を言えば、党の幹部クラスがそんなことをやっているようじゃ、民主党の議席はたいして伸びないかもと、知人と言っていたです。_(。。)_>

* * * * *

 この辺りのことは、また改めて書きたいのだけど。実は、維新の党内でも、橋下陣営と江田陣営の東西対立が激化していて。
 橋下氏と江田氏は、民主党との合流の仕方に関しても、意見が異なるし。どちらがメインになって新党結成するかという主導権争いも起きている感じなので、前原氏や細野氏らも、彼らに引きずられている部分もあるのではないかな~と思われる。^^;

<橋下氏が労組排除を強く求めているのに対して、何と江田氏は労組との付き合いに配慮を示す発言を始めているしね。

『維新の党の江田憲司共同代表は16日の記者会見で、民主党の支持団体・連合について「お付き合いの仕方を再編の流れの中で考えないといけない」と述べ、関係改善を検討する方針を示した。江田氏は衆院選中、「民主党は労組の支援を受けているのでしがらみがあり、身を切る改革ができない」と批判しており、歩み寄りの姿勢を見せたものだ。
 海江田万里代表の辞任に伴う民主党代表選では野党再編の是非が焦点で、江田氏の姿勢の変化には、民主、維新両党の再編を促す狙いがあると見られる。(毎日新聞14年12月16日)>

* * * * *

 しかも、もし細野氏が選挙前の大事な時に代表に直談判をしに行くぐらい、本当に「維新と合流して野党再編すべき」だと思うなら、きちんと前原氏らと話し合って、再編派から統一候補を立てることを考えるのが一般的だと思うのだけど。(前原氏も出馬を検討しているみたいだし。)

 ところが、細野氏は、前原氏の出馬をサポートすることは考えず。逆に、17日に前原氏に会って推薦人になって欲しいと要請し、断られたとのこと。
 もし前原氏が出馬した場合には、両者は妙な形で対立することになりそうなのである。(~_~;)

 ちょっと時間がなくなったので、中途半端ながら、この記事はここで終わりにしたいのだけど。

 細野氏は、おそらく一般の党員・サポーターからのウケはいいと思うし。もし党内の中道左派からの支持が固められれば、当選する可能性が大きいように思うのだけど。
 ただ、今のままでは、党内の自主再建派からも野党再編派からも、どっちつかずのコウモリ扱いされるのではないかと懸念しているmewなのだった。(@@)

                       THANKS

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# by mew-run7 | 2014-12-20 14:54 | 民主党(政権)に関して | Trackback 

「アベハラ」と「安倍のみクスッ」+田原「安倍の本命は戦後レジームからの脱却」

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 さっきネットで読んでいて、「さもありなん」と、思わず苦笑&感心させられてしまったbut安倍政権のアブナさをあらわしている週刊誌の記事を2つ。(・・)

<「アベハラ」はマジ、流行らしてみたいかも?(~_~;)> 

* * * * *

『来年の流行語は「アベハラ」?〈週刊朝日〉

dot. 12月19日(金)11時42分配信

 先日の選挙を含めて大きな動きのあった今年の政治。戯作者で作家の松崎菊也さん、漫画家のやくみつるさん、コラムニストのペリー荻野さんが、政界のニュースを振り返った。

*  *  *
ぺリー:政治では、集団的自衛権の行使容認が閣議決定されたことも大きいニュースでしたね。

松崎:集団的自衛権の閣議決定の後、菅義偉官房長官が内閣の支持率が下がったことに対して、「国民が安全保障に対して臆病だから」と発言しましたね。政治家が国民のせいにしては、おしまいですよ。来年で戦後70年ですが、私の気持ちを都々逸で表すと、「臆病もので 70年も 死なずに済んだ なに悪い」。

ぺリー:8月の広島、長崎の「原爆の日」の式典で安倍首相のあいさつが、昨年のコピペだと話題になりましたね。

松崎:政治ネタで都々逸を作るのに凝ってるので、ここでも一つ。「平和国家は 歴代同じ あいさつ文も コピペかい」。朴訥でいいから自分の言葉で話せばいいのに。私は安倍政権に国民がものを言えなくなる風潮が怖いですね。北朝鮮政府の拉致問題再調査の報告の先送りもそう。「後回しなど 分かってたのに 埒(らち・拉致)のあかぬを 怒るふり」。特定秘密保護法の施行もそうです。説明不足な点が多すぎる。「説明責任 反故(保護)にしましょか 守る秘密が多すぎて」。

やく:私はユーキャン新語・流行語大賞の選考委員を務めていますので、授賞式のとき必ず聞かれるのが、来年は何が流行(はや)るかという質問です。むちゃぶりで、来年の予想がつくわけがない。しかし、私が来年流行りそうだと思う、いや、流行らせようと画策しているのが、「アベハラ」という言葉です。この総選挙で安倍政権が大勝して、いろいろな分野でむちゃな政策が始まる。それを、総括する言葉を定義付けして、「アベハラスメント」、アベハラと呼びたい。

松崎:安倍首相の経済政策はアベノミクスと呼ばれ、騒がれた。恩恵を享受したのは一部の人間だけです。

やく:ニュースで、デイトレードで巨万の富を得る人間を見ると頭にきますね。

松崎:結局は安倍さんだけが喜ぶ「安倍のみクスッ」です。

※週刊朝日  2014年12月26日号より抜粋 』

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『 田原総一朗「『経済が争点』と言う安倍首相に見事にだまされた」〈週刊朝日〉
dot. 12月19日(金)11時41分配信

 ジャーナリストの田原総一朗氏は、自民党が大勝した今回の衆院選について安倍首相の本当の狙いについてこう語る。

*  *  *

 自民党の圧勝に終わった今回の衆院選は、安倍晋三首相が、次の衆院選までの4年間の時間を獲得するための選挙であった。

 安倍首相の本当の目的は、戦後レジームからの脱却である。戦後レジームからの脱却には、4年間という時間が必要だったのだ。しかし、安倍首相をはじめとする自民党の政治家たちは国民に対して、今回の争点は消費増税の延期などあくまでも経済問題が中心であり、アベノミクスへの国民の信を問うと強調した。

 民主党をはじめとする野党やマスコミはこれに乗せられて、一斉にアベノミクス批判を繰り広げた。だが、国民の多くはアベノミクスに懐疑的ではあるものの、それほど強い反感を持っているわけではない。アベノミクスへの対案を示せない野党が議席を伸ばせなかったのは当然である。野党やマスコミは、まんまと安倍首相の戦略にしてやられたのだ。

 私は、戦後レジームからの脱却には、4本の柱があると考える。

 一つ目は東京裁判史観からの脱却だ。日本は連合国により昭和の戦争を侵略戦争と断罪され、東京裁判で判決が出たA級戦犯25人全員が有罪となり、7人が処刑された。安倍首相も昭和の戦争が正しかったとまで言うつもりはないだろう。ただ、侵略戦争というなら、ベトナム戦争やイラク戦争を起こした米国や、第2次世界大戦でポーランドやフィンランドなどを侵略したロシアはどうなるのか。こうした点を突いていくことは考えているのではないか。

 二つ目は憲法改正だ。憲法は戦後に米国が押し付けたもので、これは日本弱体化政策だったとされる。米国も日本が独立したら憲法を改正すると思ったが、日本政府はしなかった。宮沢喜一元首相が私に「日本は自分の体に合った服を作るのは下手だが、押し付けられた服に体を合わせるのはうまい」と言ったことがある。自衛隊ができた後、米国は佐藤栄作首相に「ベトナムに来て一緒に戦おう」と言ったが、佐藤首相は「戦いたいのはやまやまだが、あなたの国が憲法を押し付けたから戦うわけにはいかないんだ」とかわした。イラク戦争のときも、小泉純一郎首相はブッシュ大統領を全面的に支持したが、同じ理屈で戦闘地域へは自衛隊を派遣しなかった。戦後の自民党は米国が押し付けた憲法を非常にうまく使ってきたわけだが、今後はこの方針を転換していくことになる。

 三つ目は対米従属からの脱却だ。これまでは米国への完全な従属だった関係を、もう少し自立した、より対等に近いかたちに持っていく。具体的には来年以降、国会で関連法案が審議される集団的自衛権だ。現在は、日本が武力攻撃を受けたら日米安保条約により米国が救ってくれるが、米国が攻撃されても日本は助けられない。この関係を変える。

 四つ目の柱は教育改革。これは教育基本法の改正や道徳の「教科化」など、もう半分手が付けられている。

 安倍政権はこれからの4年間をフルに使って、これらの改革を進めていくだろう。私は4年間では憲法改正まではいかないと思うが、その基盤は作ると思う。特に2016年7月の参院選の結果次第では、自民党など改憲勢力が参院で3分の2を獲得する可能性がある。憲法改正の発議の条件である両院の総議員の3分の2以上の賛成が、視野に入ってくる。安倍政権の次の狙いはこれであり、それまでは、憲法改正を大きな声で言うことはないだろう。

※ 週刊朝日  2014年12月26日号』

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# by mew-run7 | 2014-12-19 16:51 | (再び)安倍政権について | Trackback 

米3大紙が安倍攻撃~歴史認識改ざんを警戒+選挙が終わった途端、集自権で自公が対立

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 この記事では、「集団的自衛権の行使(特に機雷掃海)」と「安倍首相の歴史認識に対する米紙の見解」に関して気になった報道記事をアップしておきたい。

 まず、mew的には、今回の衆院選でアベノミクスと同じぐらい大きな争点にして欲しかったのが「集団的自衛権の行使の解釈改憲&法制化のあり方」だったのだけど。残念ながら、秋の臨時国会でも選挙戦でも、この件に関する与野党間での議論は行なわれず。(-"-)

 選挙直前に行なわれたテレビの党首討論でも、自民党と公明党との間で「集団的自衛権の行使の要件」や「ホルムズ海峡での機雷掃海実行の要件」に関する考え方がかなり違うことが指摘されていたのだが。
 選挙戦にはいってからは、メディアも含めて、その件はほとんどスル~するような形で、投票日を迎えてしまった感じがある。(ーー)

 でもって、選挙が終わってから、やおら~というか、まさにようやくと感じで、両者の考えの対立に関する報道が出るようになって来たのだ。^^;

* * * * *

『菅義偉官房長官は18日午後の記者会見で、安全保障法制整備で焦点の一つとなっている中東での機雷掃海について、「いかなる事態でも切れ目のない対応を可能とする法整備が極めて重要だ」と述べ、来年1月召集の通常国会に提出する法案の中で位置付けを明確にする意向を示した。その上で、「将来、ニーズが発生してから特別措置法で対応することは考えていない」として、特措法での対処は否定した。

 菅長官はまた、安倍晋三首相が事実上の停戦状態であれば、国際法上の停戦合意がなくても機雷掃海を可能とすることに前向きな姿勢を示していることに関し、「(自衛権行使の)新3要件に合っているかどうかの中で考えられることだ」と述べ、理解を示した。この問題で、公明党の山口那津男代表は停戦合意を条件とする考えを示している。(時事通信14年12月18日)』

『公明党の山口代表は18日夜、BS日テレの番組に出演し、集団的自衛権の公使を一部容認する閣議決定に関して、正式な停戦合意の前に中東のホルムズ海峡で自衛隊が機雷の除去を行うことについて慎重な考えを改めて示した。
 ホルムズ海峡に機雷が敷設された場合、正式な停戦合意の前に自衛隊が除去に参加するかどうかをめぐり、安倍首相はこれまでに「ホルムズ海峡が完全に封鎖される状況になれば、経済的なパニックが起こる危険性はある。武力行使の3要件にどう当てはまるかを判断していく」などと述べている。

 これに対し、18日夜、山口代表は「地理的に遠ければ、日本の安全にかかわる度合いっていうのは、必然的に薄くなっていくでしょうから。それでも、日本の安全に死活的な問題があるかどうかというのは、(Q:基本的にはそうはあまり考えられないと?)というふうにアプローチしていくのが妥当でしょうね」と述べた。
 その上で、山口代表は「機雷掃海は、停戦の合意を見届けてやるというのがむしろ原則だろう」と述べた。(NNN14年12月19日)』

* * * * *

『政府は、来春以降に国会に提出する安全保障関連法案で、集団的自衛権の行使を「日本周辺の地域」に限る方針を固めた。安倍晋三首相が意欲を示している中東・ホルムズ海峡での戦時の機雷掃海(除去)など、日本から離れた場所での行使は除外し、将来必要になれば新法を検討する。ただ、今回の法整備でも、現地が「事実上の停戦状態」にある場合は、国際協力活動として機雷掃海を認める可能性がある。

 首相は国会答弁などで、日本の原油輸入ルートのホルムズ海峡が機雷で封鎖された場合、集団的自衛権による機雷掃海を行う可能性を示し、自民党も後押ししてきた。7月の閣議決定は、日本が直接攻撃を受けていなくても他国の戦争に参加する集団的自衛権の行使について、(1)日本の存立が脅かされ、国民の権利が根底から覆される明白な危険がある(2)日本の存立を全うし、国民を守るために他に手段がない--場合に、(3)必要最小限度の実力行使が許容されるという「武力行使の新3要件」を設けて容認した。戦争状態にある遠洋でも、日本が集団的自衛権を行使して機雷掃海することは可能だ。

 しかし、公明党は「他国の戦争に日本が無制限に参加すべきではない」との立場から、遠洋での戦時の機雷掃海には慎重だ。このため政府は「当面の法整備に公明党の協力は欠かせず、意向を尊重すべきだ」(首相周辺)と判断。関連法案では集団的自衛権の行使を「我が国周辺」の地域で起きた有事に限り、日本から遠い場所での武力行使は法整備を先送りすることにした。遠洋での行使に積極的だった外務省も「朝鮮半島有事に関しては役割を十分果たせる」(政府関係者)と容認した。

 交戦国による正式な停戦前の機雷掃海は、国際社会からは機雷を敷設した交戦国に対する「武力行使」とみなされる。湾岸戦争後に自衛隊がペルシャ湾で行った機雷掃海では、政府が正式停戦を待って掃海部隊を派遣した。

 これに対し政府は、現地が「事実上の停戦状態」であれば武力行使を伴わない国際協力活動とみなし、機雷掃海ができるとの立場だ。公明党の山口那津男代表は1日、日本記者クラブの党首討論会で、機雷掃海について「事実上の停戦が行われれば、国際協力としてやっていい」と語った。首相も「戦闘が行われているところに掃海艇は行かない」と述べたうえで、「戦闘は行われていないが、完全な停戦合意が結ばれていない状況はあり得る」と同調した。

 しかし「事実上の停戦」の基準は不明確で、自衛隊による機雷掃海が事実上の武力行使になったり、機雷を敷設した国から「敵」とみなされたりする懸念は残る。

 一方、政府は日本周辺の有事について、7月の閣議決定に基づき、集団的自衛権を行使できるように法整備する方針だ。現行の周辺事態法は米軍の後方支援だけを認めているが、新3要件に該当すれば、自衛隊の武力行使を可能にする。【青木純】(毎日新聞14年12月18日)』   

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 また今回の安倍自民党の圧勝によって、中韓などの東アジア諸国だけでなく、欧米諸国までもが懸念しているのが、安倍首相&周辺が戦前的な軍国主義的な思想や独自の歴史認識に基づく言動を強めるのではないかということだ。^^;

 今回は米3大紙の報道に関する記事をアップしたいと思うのだが・・・。

 安倍陣営は、来年8月に日本が70回目の終戦記念日を迎えるのを機に、村山談話や河野談話をオーバーラップする(上から覆いつくして、いわば無きものにする)目的で、安倍談話や菅談話を出すことを検討しているとのこと。
 欧米諸国は、中韓と共に、この談話が日本が行なった侵略戦争や慰安婦問題への関与への反省、謝罪を消すようなものになるのではないかと危惧している。(~_~;)

* * * * *
   
『米3大紙が安倍首相を一斉攻撃 「歴史をごまかそうとする勢力を後押し」

 J-CASTニュース14年12月18日

 米主要紙のニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、ロサンゼルスタイムズが相次いで、安倍晋三首相の歴史認識に対して批判的な社説や記事を掲載した。

 日本国内で従軍慰安婦問題を否定する動きが強まっており、安倍首相がその「後押し」をしているというのが大筋の主張だ。

 「歴史をごまかそうとする勢力に迎合」に総領事が反論

 NYタイムズ電子版は2014年12月3日、「日本の歴史のごまかし」と題した社説を掲載した。冒頭から、「日本の右派政治勢力が安倍政権の後押しを得て、旧日本軍が数千人の女性を強制的に慰安婦にさせたという第二次世界大戦の暗部を否定しようとの脅迫的なキャンペーンを繰り広げている」と批判的なトーンが強い。

 さらに「慰安婦問題は日本の戦時中の敵がでっち上げた大ウソだとする政治的な動きが勢いを増しており、歴史を修正しようとする者たちが1993年の政府の謝罪(編注:河野談話)を撤回させようとしている」と主張。そして安倍政権が「戦時中の歴史をごまかそうと望んでいる勢力に迎合する危険な遊びに手を出している」とまで踏み込んでいる。また、1991年に慰安婦だと名乗る女性のインタビュー記事を朝日新聞に書いた元記者、植村隆氏が登場。極右勢力が同氏とその家族を脅迫して「我々を黙らせたがっている」とのコメントを引用している。

 日本政府はこれまで、戦時中に女性を誘拐などによる「強制連行」で慰安婦にしたことを直接立証する資料はないと説明してきた。だがNYタイムズはこれを認めない。今回の社説では、安倍首相が「歴史のごまかし」を促していると取れる内容だけに、日本側は看過できなかったようだ。12月17日には、草賀純男ニューヨーク総領事によるNYタイムズへの反論文が同紙に掲載された。

 「安倍首相が右派政治勢力による脅迫的なキャンペーンを後押し」について、「日本政府は報道の自由や、国民による開かれた建設的な議論を支持している。こうした価値観に対するいかなる脅しは断じて許さない」と主張。また首相が歴史のごまかしを望む勢力に迎合しているとの表現にも、「安倍首相はこれまで何度も、歴史と真摯に向き合うと述べ、慰安婦として苦痛を味わった女性たちに深い反省の意を繰り返し表明している」と説明。社説に書かれている内容の「誤解」を指摘した。

* * * * *

 「慰安婦問題に最初に光を当てた朝日新聞」への攻撃を批判

 NYタイムズは過去に、沖縄県・尖閣諸島を巡る記事で「歴史的に見て中国領」(2012年9月19日付)、「日本が日清戦争の戦利品として盗んだ」(13年1月5日付)との記事を掲載し、いずれもニューヨーク総領事が抗議している。今回は別の角度から、日本を批判した格好だ。

 安倍首相の歴史認識、特に慰安婦を巡る姿勢について異を唱えたのはNYタイムズだけではない。ワシントンポストのコラムニスト、リチャード・コーエン氏は12月8日付の記事で、「安倍首相とその影響を受けた保守系メディアは、戦時中の性奴隷についてごまかしを決断した」との主張を展開した。歴史の修正を望む人たちは「安倍首相の暗黙の了承の下、朝日新聞に対して、日本が強制的に数千人の女性を性奴隷にしたことを暴いた記事を取り下げるように強烈なプレッシャーを加えた」とも書いている。

 ロサンゼルスタイムズも同調する。12月11日付社説の題名は「日本のナショナリスト、『慰安婦』歴史の修正企てる」だ。「女性たち(ほとんどが韓国人)は、誘拐されたか何らかの強制的な方法で日本兵に性行為をさせられた」「歴史の修正を試みるナショナリストたちは、慰安婦問題に最初に光を当てた朝日新聞の元記者に攻撃を加えている」と、NYタイムズと似た論調と言えそうだ。

 朝日新聞が「20年以上前に1人の情報源から数本の記事をねつ造した」点にも触れている。吉田清治氏の「慰安婦にするため女性を暴力的に無理やり連れ出した」と強制連行を認める証言に基づいた記事を指しているようだ。朝日は吉田氏の証言が虚偽だったとして記事を取り消したが、LAタイムズは「この一件をとらえて、朝日新聞には日本の戦時中の行為について世界中に誤った認識を広めた責任があるとの批判を呼んでいる。だがこれは(慰安婦だった)女性たちの数多くの証言を無視したものだ」と指摘した。

 日本政府は慰安婦問題を「多数の女性の名誉と尊厳を傷つけた問題であると認識」しており、河野談話について安倍首相は「見直さない」と明言している。だが、米主要3紙がいずれも「歴史をごまかそうとしている集団の背後には、安倍首相がいる」との見方を崩していない。「性奴隷」という表記の使用継続や、慰安婦の「強制連行」の記述を含めて、日本側の主張が米メディアに届いていないのは確かなようだ。』

* * * * *

 まあ、日本の国民の間でも、先の大戦や慰安婦問題に関しては、様々な意見があるとは思うのだけど。

 安倍首相&仲間たちの考え方は、一般の国民と比べても、かなり戦前志向&国家主義的で、極端なところがあって。海外のメディアはそのことを頻繁に取り上げるのに、日本のメディアはあまり扱わないので、日本の国民がそのことを知らないでいることに大きな問題を覚えるところがあるし。
 同時に、彼らの極端な言動によって、日本の国や国民が誤解されるのだけは防ぎたいな~と切に思うmewなのだった。(@@)

                      THANKS


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# by mew-run7 | 2014-12-19 10:05 | (再び)安倍政権について | Trackback(1) 

民主党代表選に、細野が出馬表明&岡田も有力。維新と100%合流予定の前原はどうする?

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 これは『海江田辞職を喜ぶハイエナ+リベラル民主党を守った海江田を評価&この体制を守りたい』の続報になるのだが・・・。

 民主党は海江田代表の辞任表明を受けて、が昨日17日に両院議員総会を開き、来年1月半ばに本格的な代表選を行なうことに決めた。代表選は1月7日に告示、18日に投開票で、党員・サポーターも郵便で投票できるようにするという。(・・)

 先に言えば、この代表選は単に一つの中規模の野党の党首を決める選挙でも、党内の「自主再建派vs.野党再編派」の争いではない。それどころか、ある意味では、今後の日本の政界、国のあり方を大きく左右する選挙だと言っていいだろう。(**)

 というのも、もし今回、民主党の結党の精神(平和&リベラル志向の中道民主政党であること)を重んじて、同党の再建&同党中心の野党再編を目指す人が新たな党首になるのであれば、日本の政界は今後、「保守vs.リベラル」の二大政党制の構築を目指すことになるのだけど・・・。

 もし今回、民主党が維新の党(とりわけ橋下維新)と合流して自民党の対抗勢力を作ることや、保守勢力を結集して野党再編を進めることを重んじる人が新たな党首になった場合には、日本は保守二大政党制への道を歩むことになるおそれが大きいからだ。(-"-)

 尚、mewは、日本は、多様な国民の意思を反映するために「保守vs.中道(平和・リベラル)」の二大政党制+αであるべきだと考えるので、民主党が中道リベラル政党として再建し、自民党に対峙する勢力を結集すべきだと強く思っている。(++)

 逆に言えば、民主党が維新の党、とりわけ橋下維新と合流して、保守新党を作ることには大反対なわけで。今回の件も、そのような視点から書いて行きたい。(・・)

* * * * *

 民主党では、海江田代表の辞任表明を受けて、代表選に向けた動きが本格化。メディアでは次期代表候補として、岡田克也氏(61・元副総理)、細野豪志氏(43・元幹事長)、前原誠司氏(52・元代表、元外相)などの名が挙がっているのであるが。

 昨日、まず細野豪志氏が先手を打って、代表選に出馬する意向を表明。細野氏は会見で、出馬を決意した理由について、次のように述べたという。<後日、改めて出馬会見を開く予定らしい。>

『日本の国の民主主義を守っていくためには、野党が再生をしなければならないと。その中心は民主党しかないという思いがありますので、私自身が代表選に出馬をして、その任にあたるべく挑戦をすることを決意しました。』

『一番の決め手は、安倍晋三政権に対抗し得る勢力が今、国会にはないと。今回の衆院選でもそこを示せなかったということに対しての非常に国民に申し訳ないという思いがあります。』

『民主党として理念、政策の旗印をもう一度明確に掲げる必要があると思う。その旗を私としてはこう考えるというところを示したい。それは内政もそうですし、外交も含めてもう一度、政権政党として国民の皆さんに見ていただくためには、相当しっかりとした旗を掲げないといけないと思いますので、代表選で一番問われるのはその部分だと思います』

 また、野党再編に関しては、『今の国会で野党としてしっかりと対抗しうるのは民主党と私は考えている。まずは民主党として、こういう旗を掲げていくべきだということを鮮明にしていきたいと思います。その上で、その旗のもとに結集できるメンバーが野党の中にいるのであれば、それは結集を目指すというのも従来言っていることですので』と、再編先にありきでないことを強調していたという。(以上、発言部分は産経新聞14年12月17日より)

* * * * *

『細野氏は当選6回の43歳。民主党政権への支持が低迷する中、行われた2012年9月の代表選では、若手を中心に推す声が高まったが出馬を見送った。その際、地元支持者に「3年後、『細野やれ』と言われたときには『分かりました』と言える政治家になりたい」と伝え、15年9月の代表選に狙いを定める考えを示していた。
 代表選出馬は細野氏の想定より1年早まったが、衆院選の結果、党立て直しには「もはや待ったなし」との思いが同氏の中で強まったのは間違いない。

 若手らには、1998年の結党以来のメンバーらが党運営を仕切ってきたことへの不満が強かった。細野氏には、世代交代をアピールし、来春の統一地方選や16年参院選で「党の顔」を担うことへの期待がある。

 一方、細野氏はかねて維新の党などとの野党再編に積極姿勢を示してきた。ただ、維新の橋下徹共同代表はこれまで、民主党の支持組織である労組批判を展開してきた。細野氏が橋下氏と連携すれば、党分裂につながりかねないとの懸念は、労組系議員の多い参院側を中心にくすぶっている。組合出身のある参院議員は17日、「維新と再編するというなら、絶対に応援できない」と言い切った。(時事通信14年12月17日)』

<どうせなら12年9月の代表選に出て欲しかったな。もしあそこで細野氏が代表になっていたら、解散時期も変わっていただろうし。民主党の負けも、もうチョイ少なくて済んでいたかも知れないのに。(-"-)>

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 また、細野氏は、もともと前原Gの一員だったこともあって、両者は近いように見られがちなのだが。細野氏は、以前から前原氏と距離を置くようになっており、昨年には、ついに正式に前原Gを離れて、自分のグループ(自誓会)を立ち上げることに。(・・)

 野党再編に関しても、前原氏が維新の橋下徹氏らと深く関わっているのに対して、細野氏は同じ維新でも江田憲司氏や松野頼久氏らと接触して、今後の連携や合流に関して協議を行なって来た。
<13年の参院選当日に、細野氏がライバル政党の江田&松野氏とお茶をしていることが発覚して、問題視されたこともあったりして。^^;>
 
 ただ、もし前原氏が先に代表選に出馬する意向を明言した場合には、あとから立ちにくくなるおそれもあるので、昨日、いわば先手を打つ形で、先に出馬表明をすることにしたのではないかと察する。^^;

『出馬表明に先立ち、細野氏は、同じく野党再編に積極的な前原元代表らと会談、「チャレンジさせてください」と述べて、代表選での支援を要請したということです。(ANN14年12月17日)』

『17日午後の前原誠司元外相の衆院議員会館の事務所。姿を現したのは細野氏だった。同席したのは細野氏を支持する松本剛明元外相と長島昭久元防衛副大臣。細野氏はすでに前原氏に協力要請をしているが、そのときは前原氏が即答を避けたため、改めて協力を求めたようだ。産経新聞14年12月18日)』

『細野氏は17日、前原誠司元外相に会い出馬の意向を伝えた。しかし、前原氏は細野氏の決意表明を聞き流していたという。これを見ていた同席者の一人は「前原氏も出るつもりだ」と予測してみせた。(時事通信14年12月17日)』

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 

 他方、前原誠司氏は、昨日、細野氏らの党内の保守派や自分のグループの議員と会って、代表選への対応を協議していたのだが。
 昨日の段階では「(立候補については)全く白紙です。仲間と相談して決めたいと思います」と述べるにとどまったという。(・・)

『再編派からは、維新の党の橋下徹代表と近い前原氏もグループの所属議員約10人を集めた。夜には、自身に近い議員と協議。周辺は「前原氏は立候補の意思があるが、グループ内にも異論がある」と述べ、立候補できるかどうかは不透明だ。(朝日新聞14年12月17日)』

『前原氏は最終的には細野氏を支援するとの見方が強いが、同氏の協力要請に対してなかなか首を縦に振ろうとしないのは、グループ内に主戦論があるためだ。
 4者会談に先立ち、前原グループ(凌雲会)は都内の中華料理店で会合を開き対応を協議。約10人が出席する中、渡辺周・元防衛副大臣が「前原氏は出馬すべきだ。そのための凌雲会だ」と訴えるなど、約半数が主戦論を唱えた。凌雲会としてキャスチングボートを握りたいとの思惑も見え隠れする。(産経新聞14年12月18日)』

『凌雲会の会合後、前原氏は記者団に自らの出馬に関し「全く白紙だ」としたが、その一方で、ふさわしい次期代表像について「首相になる覚悟のある人だ」と語り、細野氏に高いハードルを突き付けた。(同上)』

* * * * *

 前原氏は、昔から民主党の保守化や、保守勢力結集による野党再編を実現することを目指していて。12年末に民主党が下野した後には、以前から懇意にしている維新の橋下徹氏と連絡をとって、維新との連携、合流に関して協議し続けて来た。
 それこそ、今年5月に維新が次世代と分裂を決めた時にも、前原氏は橋下氏と一緒にいた様子。その後、TVに出演した際に、橋下維新と合流する可能性について質問され、「(確率は)100%」と答えていたほどだ。(@@)
(関連記事『前原が維新と100%合流する意向+焦る橋下が、民主党分裂を煽る』)

 この辺りは改めて書きたいのであるが。前原氏と橋下氏は、戦前志向の超保守派ではないところや(前原氏は新保守タカ派、橋下氏はふつーの保守)、小さな政府を目指す新自由主義的な考えが合う面があるので、早く一緒にやりたくて仕方ないのである。<だから、早く維新に移ればいいのにって思うんだけどね~。(~_~;)>

『前原氏は維新の橋下徹共同代表(大阪市長)と定期的に会合を開いている。代表時代、「労組に依存する党の体質が問題だ」と連合との関係見直しに言及したこともあり、民主党の非官公労系との合流を目指す維新側と思惑が一致する。

 政治評論家の小林吉弥氏は「前原氏が代表になった場合、まずは統一会派を組むなどの形で維新と連携し、機が熟せば合流を模索するだろう。どうしてもまとまらない場合は党を割ってでも一緒になるはず。細野氏もほぼ同様の行動をとるだろう。岡田氏の場合は合流にまでは至らないのではないか」と分析する。(産経新聞14年12月15日)』

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 ただ、党内では、もともと中道左派系、労組系などを中心に、アンチ前原の議員が少なくないし。しかも、今回は、前原氏主導の野党再編を潰そうと躍起になっている人たちが多いとのこと。(@@)

『野党再編はそう容易ではない。民主党最大の支持団体である連合は、維新の党共同代表(大阪市長)の橋下徹と対立しており、維新との合流に反対しているからだ。ある労組系議員はこう息巻く。
 「前原、細野が代表選に出たら党は分裂してしまう。あいつらが代表選に出るんだったら絶対潰す!」

 野党再編を唱える一派は保守系が多く、安保・外交に一家言を持つ者も多い。それだけに官公労や旧社会党の系譜を引く議員らは嫌悪感を隠さない。
 しかも来年の通常国会は、安倍が執念を燃やす安保関連法制が最大の焦点となる。旧社会党系は「断固阻止」と息巻いており、一部でも同調しかねない前原らの代表就任を承伏するはずもない。(産経新聞14年12月16日)』

 また、党内の保守派の中には、もし前原氏と細野氏が同時に出馬したら、保守票(維新との合流希望派の票)が割れて2人とも落選するのではないかと危惧している人もいる様子。^^;

 前原氏の場合は、11年の代表選で4人中3位で決選投票にも残れずに惨敗しているし。 もしこの代表選に出馬して、また失敗するようなことがあれば、もう党代表や首相になるチャンスはなくなるおそれがあるだけに、代表選&党運営に関して、よほど勝算がない限り、出馬を決意することはできないかもな~と思ったりもする。_(。。)_

<尚、真偽のほどは不明だが。前原氏は、自民党か保守系メディアに大きなスキャンダル・ネタを握られているとのウワサもあるしね。^^;>
 
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
  
 そんな中、有力候補として名前が浮上しているのが、岡田克也氏なのだ。(・・)

 海江田代表も、岡田氏が後任代表になって、民主党再建を担うことを望んでいるらしい。

『党関係者は、海江田氏らの意中にあるのは「岡田氏だ」と話す。細野氏らが衆院選公示前に、維新の党との新党結成に踏み切るよう、海江田、岡田両氏に直談判したが応じなかったことも「岡田氏への信頼につながっている」という。(スポーツ報知14年12月16日)』

 また、いわゆる自主再建派、保守新党合流に反対する労組系や中道左派からも、岡田氏に期待する声が多いという。

『自主再建派の筆頭格と目される岡田氏はこの日、記者団から候補として名前があがっていることを問われ「光栄なことだ」と述べるにとどめた。重鎮議員は「自主再建派はみんな岡田氏だろう。数が多い」と語り、再建派の議員たちが推すとみている。(朝日新聞14年12月17日)』

『労組系が擁立を模索しているのが岡田氏だ。どこの派閥・グループにも属していないが、当選9回で選挙にめっぽう強く、通産官僚出身で党内屈指の政策通でもある。安倍晋三首相率いる自民党への対抗意識も強い。
 民主党の次期代表はどうなりそうか?
 政治評論家の浅川博忠氏は「岡田氏と細野氏の二者択一になる公算が大きい」といい、続ける。

 「中堅以上は『党再生には豊富なキャリアが必要』などの理由から岡田氏を支持する声が強い。一方、若手は『代表経験者が選ばれれば、人材不足を印象づける』として細野氏を推す声がある。前者と後者の割合はおおむね6対4だ」(産経新聞14年12月16日)』

『大畠章宏前幹事長率いるグループ(素交会)も国会内で会合を開いた。事務局長の篠原孝・元農林水産副大臣は会合後、記者団に「昔の名前ばかりではダメだ」と述べ、新しい顔ぶれで代表選を行うべきだと強調した。
 もっとも、大畠氏は海江田氏に近く、海江田氏は党再建派だった。篠原氏は「党の再建を行い、分裂回避を模索している人(がいい)」とも語っており、海江田氏と同じく党の再建に軸足を置く岡田氏が出馬した場合、岡田氏の支援に回る可能性は高い。(産経新聞14年12月18日)』

『赤松広隆前衆院副議長も海江田氏を支えた一人。ただ、その赤松グループ(サンクチュアリ)は、まずは独自候補の擁立を目指す。自らのグループを高く売る狙いがちらつく。
 社会保障・税一体改革を岡田氏と成し遂げた野田佳彦前首相のグループ(花斉会)も、岡田氏の支援に回りそうだが、静観している。(同上)』

* * * * *

 また、前回の代表選で海江田氏に負けた馬淵澄夫氏(選対委員長)が出馬に意欲を示しているほか、若手を中心に当選3回の玉木雄一郎政調副会長を推す動きもあるとのこと。<玉木氏の場合は、将来を睨んでの動きでしょうね。>
 党内には、知名度や発信力を買って、枝野幹事長の出馬を期待する人もいるという。<個人的には長妻昭氏にも出て欲しいんだけど。党首向きではないのかしら?(~_~;)>

 どうせ代表選をやるならベテランから若手まで4~5人が出馬して、党内外に民主党の存在や考え方がアピールできるといいと思うのだけど・・・。

 ただ、日本の民主政や平和で平穏な生活を守るためにも、人数を増やしたいがためだけにor保守勢力を結集したいがために、安易に維新と合流しようとする候補だけは絶対に選んで欲しくないと、強く思っているmewなのだった。(@@)

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# by mew-run7 | 2014-12-18 09:16 | (再び)安倍政権について | Trackback 

最低投票率も安倍陣営の戦略&メディアの責任も大+支持者以外の声をきく気がない安倍

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


総務省の発表によれば、今回の衆院選の投票率は52.66%(小選挙区)だったとのこと。これは、前回の衆院選をさらに下回る戦後最低の投票率だったという。(@@)

『総務省は15日、衆院選の投票率が小選挙区52・66%、比例代表52・65%で確定したと発表した。戦後最低だった2012年の前回衆院選(小選挙区59・32%、比例代表59・31%)をともに6・66ポイント下回り、最低記録を更新した。(中略)
 野党第1党の民主党が定数の半分以下の候補しか擁立できず、自民党と政権を争う構図にならなかったため、有権者の関心が盛り上がらなかったことなどが背景にあるとみられる。北日本から西日本の日本海側を中心に大雪が降るなど悪天候が影響した可能性もある。(スポニチ14年12月15日)』

 つまり、安倍自民党は、前回に続いて、いや前回にも増して今回も低投票率の総選挙で勝利して政権を掌握したわけで。投票率X得票率で考えると、全有権者の1/4ぐらいしか支持を得ていないし。しかも、低投票率&悪天候の場合は、自公を支援する組織の票がものを言うことになるので、一般国民から得た支持票の率は、ますます低いのではないかと思ったりもするのだけど・・・。
<mew的に言えば、「史上最低投票率の史上最低内閣」って感じ?(>_<)>

 でも、実のところ、安倍自民党にとっては、投票率がどうであろうと、国会の勢力さえしっかり押さえられる議席数をとって、形式的に国民の信任を得たということになれば、それでいいわけで。
 結果として、自民党は単独で6割以上の議席を獲得をして、絶対安定多数も軽々とクリアしているし。(絶対安定多数→衆院の17の常任委員会すべてで委員長を独占。さらに全常任委で委員長を除いても過半数を確保できる議席数)
、自公与党で衆院の2/3の議席をとれたことで、それなりに満足しているのではないかと思われる。(・・) 

<安倍首相&仲間たちとしては、本当は、自民単独でor自民+次世代、みんなで2/3とりたかったのだろうけど。(@@)zama~ その話はまたいずれ。>

* * * * *

 それに後述するように、安倍首相&仲間たちは、「自分たちの思想、考えが正しい」&「この道しかない」と思い込んでいて、自分たちの思想や考えを理解、共感しない一般国民の意見に耳を傾ける気などないので、有権者全体の投票率、支持率なんて、どうでもいいのである。(>_<) 

 安倍首相は、14日夜、自民党の圧勝を受けて報道陣の質問に応じて、投票率に関して、「2年前の衆院選も戦後最低の投票率だった。投票率を上げる努力に与党も野党もない。わかりやすく政策を説明したい。同時に投票所に足を運んでいただいた皆様に敬意を表したい」と語っていたのだけど・・・。

 mewは、ふと、かつて森元首相が、選挙前に「まだ(投票先を)決めていない人(有権者)が40%ぐらいある。そのまま(選挙に)関心がないといって寝てしまってくれれば、それでいいんですけれども」と発言して、ヒンシュクを買ったことを思い出してしまったとこがあった。
 要は、彼らにとっては、自分に関心、共感する有権者だけが積極的に投票に参加してくれればいいわけで。安倍首相も、内心では、自分のために投票所に行ってくれた人に感謝と敬意を抱いていたのではないかと察する。^^;

* * * * *

 というか、そもそも安倍陣営は、今回の解散総選挙は、低投票率を狙ったのではないかと思われるところさえあるのだ。(~_~;)
 
 まず、12月という一般ピープルが仕事や生活で最も忙しい時期に、また寒さが厳しい時期に選挙を行なうこと自体、投票率を低下させる大きな要因になるし。<前回、史上最低を記録した衆院選も12月だったのよね。^^;noda no obaka>
しかも、今回の選挙は、これぞという争点がない「大義なき解散総選挙」である上、政権交代がかかっているわけでもないことから、国民の関心は当初から低いこともわかっていたことだろう。^^;

 おまけに安倍陣営は、TV各局に圧力をかけるような要望書を出して、選挙報道をけん制。ニュース&ワイド・ショー番組の選挙に関する報道を1/3に激減させて、一般国民の選挙や様々な争点、問題点への関心を押さえることにもつながったわけで。これも、投票率を低下させるための戦略だったと言えるのかも知れない。(・・)

(関連記事・『TVが選挙ネタを逃げる~何と放送時間が前回の1/3に激減&安倍自民の監視、支配に屈する』)

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 尚、このテレビの選挙報道激減の問題については、先週11日になって一部のジャーナリストが、「テレビの報道現場では、かつてない萎縮ムードがまんえんしている」などと訴えていたとのこと。

『自民党が在京テレビ各局に衆院選報道の公平性を求めた文書を出したことを受けて、ジャーナリストらが11日、「『表現の自由』と報道を考える会合」を東京都千代田区で開き、
 会合の発起人は砂川浩慶・立教大准教授、岩崎貞明「放送レポート」編集長ら7人。
 会場で発表した緊急メッセージでは「放送局は、政治的な圧力を恐れる自主規制によって、必要な議論や批判を避けてはならない」とし、政治家にも「放送を通じて堂々と政策を議論すべきだ」と注文を付けた。(共同・東京新聞14年12月11日)』 

 まあ、何も言わないよりはずっとマシなので、その点は評価したいけど。でも、正直なところ、mewから見ると、「時、既に遅し」だったようにも思うし。
 本来ならTVに関わっている著名なジャーナリスト、コメンテーターも含め、もっと多くの人たちが総動員で、早い段階で強いメッセージを出すべきだったのではないかと思っている。(-"-)

<秘密保護法の時しかり、集団的自衛権の解釈改憲の時もしかりで。最近、ジャーナリストの動きがめっちゃ遅い&どこか弱腰っぽい感じがするし。それがますます日本の国政、民主政を劣化させているように思うです。(`´)>

* * * * *

 でもって、何だか民放TV各局の報道番組の司会をしたキャスターたちは、よほど鬱憤(うっぷん)やストレスが溜まっていたのか、選挙が終わってから&安倍自民党の圧勝が確定してから、安倍首相に厳しい質問を投げかけたりしていたのだけど・・・。

 mewがビックラしたのは、安倍首相が「ZERO」の村尾キャスターが批判めいた質問を行なった時に、イアホンを外して、きかないそぶりを見せたことだった。 (・o・)
<村尾氏は選挙前に安倍首相にかなりツッコンだ質問をして、ムッとさせていたのよね。^^;>

 実は、mewはもしかして自分の勘違いかな~と思っていたのだけど。どうやら、日刊ゲンダイの記者もそれに気づいたようで、こんな記事を出していたです。(・・)

『『イヤホン外し反論封殺…またTVでキレた安倍首相の幼児性

「安倍も駄目だなこりゃ。印象最悪やん」
「一国の首相の対応じゃないだろ」

 衆院選投開票の夜、テレビで相手の言葉を“封殺”した安倍首相に、ネット上で非難の声が上がった。

 問題になったのは、日本テレビ系「NEWS ZERO」の選挙特番でのやりとり。安倍首相は党本部からの中継で、選挙戦同様、今春の2%賃上げをアピールした。これに対し、村尾信尚キャスターが「安倍さん、中小企業のみなさんは賃上げの余力があるんですか?」と質問すると、安倍首相はいきなりイヤホンを外した。そして質問には答えず、「再来年の春も上がっていきます」と一方的にまくしたてたのだ。

 ひと通りしゃべると再びイヤホンをつけたが、「村尾さんみたいに批判しているだけでは何も変わらない」といちゃもん。村尾氏が「私は批判していません」と言うと、またもイヤホンを外して語り続けた。反論は無視して、言いたいことだけ言うという態度だったのだ。

 先月、TBS系の「NEWS23」で街頭インタビューを見たときと同じ、ブチ切れだった。都合の悪い質問には耳をふさぐ――。子供っぽいったらありゃしないが、選挙期間中、もうひとつ安倍首相には子供じみた言動があった。

 民主党の枝野幸男幹事長をターゲットに、「ありったけの日の丸の小旗を用意しろ。過激派の支援を受ける枝野幸男の地元に日の丸をはためかせるんだ」と幹事長室に命令したというのだ。枝野氏が過去に「国旗・国歌法案」に反対し、革マル派と関係する団体から献金を受けたことに執着する安倍首相は、偏狭なナショナリズムでつぶしにかかったのだろう。

「お坊ちゃんの安倍さんは大学時代に議論した経験が少ないのでしょう。だからコミュニケーション能力が低い。一方、枝野さんは弁護士だから議論がうまく、相手の批判を巧みにかわすことができる。安倍さんはそんな枝野さんが憎い。だけど口ではかなわない。だから相手の弱点ともいえる日の丸で威圧しようとしたのです」(明大講師の関修氏=心理学)

 まるで子供の腹いせだ。今回の選挙の結果、こんな人物が長期政権に近づくのだから、どうしようもない。(日刊ゲンダイ14年12月16日)』

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 上の記事に、安倍首相が、枝野氏を敵視しているという話が出ていたのだが。
 首相は10月の衆院予算委員会で、枝野氏の厳しい質問を受けた際に逆ギレして、答弁の場を利用して、突然、枝野氏個人への攻撃を開始。<殺人も犯す革マル派と関わりがあるとか。>その後、フェイスブックでも枝野攻撃を続行。で、枝野落選を狙い、選挙でも日の丸を持って同氏に選挙区区に出陣!子供じみたというよりも、ストーカーにも近いような執念深さを見せていたです。^^; 

 関連記事『トチ狂った安倍?、FBで枝野攻撃+百田のデマ・ツイート&田母神もトンデモ持論』『安倍陣営が民主党潰し、海江田・枝野・菅潰しに動く・・・』日の丸攻撃の話は『自民圧勝も、安倍の野望はかなわず。民主潰しによる改憲推進を阻止して、早期退陣を迫ろう』に。>


* * * * *

 また、mewから見ても、安倍首相は、政策に関して議論する能力がかなり低いのであるが。
 でも、安倍首相は、コミュニケーションや議論の能力が劣る分、めっちゃ努力をしているようで。
自分の考えや政策をアピールするために、細かい数字も含めて、原稿やフレーズ、想定問答集を丸暗記するのだけど。<それはもう録音を繰り返してきいているのかと思うくらいに、気持ち悪いくらいに見事に丸暗記しているのよ。出て来る例示や数字もほぼ全て一緒。(@@)>

 でも、想定したものと異なるor超える質問や反論があると、困惑してたじろいでしまうとこがあって。そうなると、何とか相手を威圧してペースを握らせまいと思うのか、どんどn早口でまくし立てるようになったり、急に「最高責任者はわたしだ」とかわけのわからないセリフが飛び出したりするのである。(~_~;)

* * * * *

 今回の総選挙の特別番組でも、池上彰氏が司会を務めたテレビ東京の『池上彰の総選挙ライブ』が平均10%を超える高視聴率をゲットしたようだが・・・。
 その番組でも、安倍首相は池上氏に鋭い突っ込みを入れられて、早口でまくし立てていたという。

『今回も池上氏の無双ぶりは健在だった。番組開始と同時に自民党圧勝が報じられる中、池上氏が始めたのは「どこよりも早く占うポスト安倍」。池上氏発案の特製模型が登場し、総理大臣の椅子を頂上にした山を作り、今回の選挙結果を踏まえながら政治を解説。他とは一線を画した選挙特番を放送した。

 各党の幹部と生中継では鋭い質問を次々と浴びせた。安倍首相との直接対決では、投票率が過去最低(14日午後8時現在52.32%)だったことを挙げて「低い投票率の中での勝利、自慢できないのでは?」とグサリ。集団的自衛権をめぐる憲法解釈について、「(街頭演説などで)あまりおっしゃっていなかったのでは?」とツッコむと、安倍首相は「そんなことありませんよ!」と声色が変わり、「街頭演説時間限られていますし、テレビ討論では何回も申し上げている」と早口で反論。

 今回の選挙で自民・公明両党を合わせた獲得議席は追加公認を含めると326議席となり、法案の再可決や、憲法改正の発議に必要な3分の2(317議席)を上回った。池上氏は「悲願である憲法改正を成し遂げたいということですね?」「憲法改正に向けて一歩一歩進めていくということですね」と切り込み、安倍首相が「そういうことです」と認めると、「野望を全く隠そうとしなかった」と話を括った。(オリコン14年12月15日)』

* * * * *

 ちょっと時間がなくなってしまったので、中途半端ながら、ここでこの記事を終わりにしたいのだけど・・・。

 mewが懸念しているのは、安倍首相&仲間たちが、この選挙の勝利を経て、国民の信任を得たと完全に開き直って。今後、ますます一般国民の声を軽視、無視して、安倍カラー政策を強行して行くのではないかと。 自分と異なる考えや批判は、イアホンを外すようにして耳に入れず。一方的に持論を早口でまくし立てて、どんどん実行に移しちゃうんじゃないかということなのだ。(ーー)

<菅官房長官は、選挙前に、集団的自衛権の行使は争点じゃないと言っていたのだけど。安倍首相は案の定、「集団的自衛権のことは街頭演説やテレビでも訴えて、支持を受けた」とか言ってるし。憲法改正も含めて、公約に記してあることを強調して、国民に理解を得ているかのような言い方もしてたしね~。(>_<)>

 でも、まだ集団的自衛権の行使の法制化は行なわれていないので(来年の通常国会で行なう予定)、今なら間に合うし。原発再稼動も憲法改正も、アベノミクスの是正も、まだまだ十分に間に合うので、心あるメディア(特にTV)関係者やジャーナリストは、国民の関心を喚起すべく、この最後のチャンスにしっかりと自分たちの役割を果たして欲しいと願っているし。
 そうしなければ、日本の戦後の民主政は、戦前志向の安倍陣営の思惑通り、崩壊してしまうのではないかとマジで危惧しているmewなのだった。(@@)

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# by mew-run7 | 2014-12-17 16:05 | (再び)安倍政権について | Trackback(1) 

海江田辞職を喜ぶハイエナ+リベラル民主党を守った海江田を評価&この体制を守りたい

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

昨日15日、民主党の海江田代表が、自らが衆院選に落選したことを受け、党代表を辞任する意向を発表した。(・・)

 mewは、昨日の会見の様子を見て、ちょっとウルウルしてしまうところがあった。 (ノ_-。)

 海江田氏の民主党への思いが切々と伝わって来るような感じがあったし。それに、あえてこの場で安倍政権との対峙する形で、現憲法の基本精神(特に平和主義、専守防衛)の大切さを訴える姿を見て、海江田氏の考えに共感すると共に、ぐ~っと来るものがあったからだ。<海江田くんとこんなに考えが合うなんてと、再認識しちゃったです。(・・)>

 そして、先に言うなら、次の民主党の代表にも、海江田氏と同じような政治理念、党運営の方針を持った人が選ばれて欲しいと強く願っているし。そうでなければ、mewは民主党を応援しなくなる可能性が大きいと思うです。(**)

* * * * *

「民主党は政治が必要な人たち、弱い立場にある人たち、そして本当に懸命に働いている人。 こういう人たちとしっかり寄り添って、政治を進めていくということ。このことは民主党の原点であります。そして、そのことは少しも損なわれていません。」

「私は昨夜、選挙区での議席を失ったとき、残念だということを申し上げた。何が残念なのか。先ほどの安倍首相の記者会見でもあったが、これから年が明けて通常国会が開かれる。その通常国会で安全保障の法整備を行う。これは集団的自衛権の行使容認の法律を作るということだ。私は日本は専守防衛をしっかり守って、かりそめにも他国に出ていって他国の軍隊と戦火を交えるようなことはあってはならないと思う」

「総理は憲法改正にも触れていた。もちろん私たちは、今の憲法を一字一句守らなければいけないという主張ではない。しかし私たちは、憲法の平和主義、憲法の主権在民、そして憲法の基本的人権の尊重、この3つの原則はしっかり守っていかなければならないと思っている。自民党の改憲の草案を見ると、まさに古色蒼然(そうぜん)、私が申し上げた戦後の日本国憲法の基本的な精神がないがしろにされている。こうした論戦に私自身が加わることができないということが残念至極だ」

「私が代表を退くわけだから、近いうちに新しい代表が決まると思う。新代表にはぜひ、民主党の団結を守って、来年の春の統一自治体議員選挙で確実に民主党を再生させていけるよう、心から希望する。私はこれから民主党の一党員として、地域でできるだけのことはやっていきたい。民主党の再生のためにできるだけのことはやっていきたい」(以上、産経新聞14年12月15日)』

* * * * * 

 『安倍陣営が民主党潰し、海江田・枝野・菅潰しに動く&サヨク排除と保守二大政党制を目指す安倍』などにも書いたように、安倍自民党は海江田代表を狙い撃ちしていたわけで。海江田氏が、彼らの思い通りに小選挙区で落選&比例復活もできなかったことは、まさに痛恨の極みなのだけど。
 
<『自民党都連幹部は「海江田氏が比例復活もできなければベストだ。復活しても惜敗率が下がり、90%を割りでもしたら、民主党の議席が増えても恥ずかしくて勝利宣言や代表続投なんてできないだろう」と語る』とかね。(産経新聞14年12月4日)> 

 mew的には、民主党内にも、自分たちの代表である海江田氏の落選を「待ってました」とばかりに喜んでいるやつらがいるかと思うと、尚更に悔しい&ムカついてしまうところがあるのだ。(`´)<同時に絶対にこういうハイエナみたいなやつらは、民主党の代表&幹部にならせたくないと思うです。(-"-)>

『海江田にとって自らの落選は誤算だったようだが、民主党議員の多くは選挙中盤から「海江田氏は落選」と踏み、ポスト海江田に向けて動き出していた。

 「腹は固まっているんだろうな?」

 開票結果がまだ出そろわない15日未明、元防衛副大臣の長島昭久は元幹事長の細野豪志に電話で代表選出馬を促した。「おう!」。その言葉は力強かった。

 元外相の前原誠司も投開票直前、周囲にこう漏らした。「次の代表は平成28年夏の参院選でねじれを作れるかどうかだ」。出馬意欲は満々にみえる。

 前原、細野、長島の3人は野党再編志向が強い。これに元外相の松本剛明を加えた4人は衆院解散直前の11月19日に、海江田に維新の党との新党結成を直談判したが、一蹴された。この時点ですでに海江田に見切りをつけたとされる。(産経新聞14年12月16日)』

<mewは何年も前から、この4人に見切りをつけているんだけど。(-"-)>

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 民主党は、12年末の解散総選挙で惨敗し、単に安倍自民党に政権を奪還されただけでなく、二大政党の一翼とも呼べないような弱小政党(多弱野党の一つ)に転落することになった。(-"-)

 民主党がここまで国民の支持、信用を失ったのには、様々な理由があるのだが。民主党がここまで惨敗したのは、当時の野田首相&保守仲間たちが、党の運営方針&解散時期や選挙戦略を見誤ったからにほかなるまい。(`´)

 それは昨年行なわれた党による総括の中で、野田前首相自身も含め党幹部が認めていることだ。^^;

『民主党は8日午前、党改革創生本部の総会を開き、衆院選惨敗を総括し、党再生への提言をまとめた報告書の素案を提示した。2009年マニフェスト(政権公約)は「実現性を欠いた」と自己批判。政権運営は稚拙で、党運営ではまとまりがなかったと指摘した。野田佳彦前首相は衆院解散時期を「見誤った」とし、野田氏を前面に出す広報戦略も「間違いだった」と強調した。(共同通信13年2月8日)』  

 困ったことに、昔から民主党を保守政党に変えて、保守二大政党制を構築することを目指していた野田&前原Gなどの保守勢力は、自分たちが党の実権を掌握したのを機に、小沢Gに続いて、できるだけ中道左派の議員も追い出して、保守純化路線を突き進むことを画策。
 支持率が低下しつつある中、もし選挙に負けて下野しても、他党の保守系議員と合流して政界再編を実現することをアタマに置いて、自党の議員も欺く形で、解散を断行してしまったのである。(@@) <自党の議員も選挙の準備が間に合わないのがわかっていて、解散しちゃったのよね。^^;>

 その結果、民主党は、公示前の230議席から54議席と当選者が1/4に激減することに。これは野田陣営の予想をはるかに超えるほどの惨敗であった。<しかも、野田氏らは自分たちの仲間も多数落選することになっちゃったのよね。(-"-)>

* * * * * 

 野田氏はこの惨敗を受け、当然にして代表を辞任。ある意味では、こんなボロボロ&バラバラになった民主党の代表を引き受けるほど損な役回りはないわけで。誰もなかなか名乗りを挙げようとしなかったのであるが。
 そんな中、海江田万里氏が、リベラル勢力の要請に応えて、代表選に出馬することに。そして、保守派があわてて対抗馬として担いだ馬淵澄夫氏を破り、党代表に選出されたのである。(・・)

 mewは、以前から何度か書いているように、正直を言えば、決して海江田ファンというわけではないのだけど。<特に関心がない&好きでも嫌いでもない存在だった。ただ、菅内閣で経産大臣を務めていた時に、官僚に操られて原発再稼動を急ごうとして、当時の菅首相とぶつかったり、国会で泣いたりしたことを思い出すと、何だかな~という感じが。(~_~;)>

 ただ、mewは、この時に海江田氏がリベラル派の一員として勇気と覚悟をもって、代表を引き受けてくれたことに感謝していたし。その後、保守勢力が好き勝手な言動を繰り返したり、「海江田おろし」を実現せんとして足を引っ張ったりしていたのにもめげず、何とか党内をまとめて再生しようと、この2年間、懸命にガンバってくれたことも評価&感謝している。(**)

 というのも、民主党内の保守派は、自分たちが純化路線&解散による保守合流に失敗したにもかかわらず、13年以降も懲りずに、オモテでウラで維新やみんなの党などの保守系議員と頻繁に接触したり、会合や勉強会を開いたりして、合流話を進めようとしていたわけで・・・。

 もし海江田氏が保守勢力の嫌がらせや圧力に負けて、彼らに主導権を渡してしまっていたら、今頃、民主党は保守陣営に乗っ取られているか、分裂していた可能性が大きいし。そうなれば、もはや日本の政界から、それなりの規模の(=いずれ政権交代が可能になるかも知れない規模の)中道民主の平和&リベラル政党が姿を消していたおそれもあるからだ。(ーー)

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 実は、mewは、14日の開票日の夜、海江田氏と菅直人氏が惜敗率(小選挙区で負けた場合の、本人の得票/1位の得票を計算した率)で争っていることがわかった時に、どちらを勝たせるべきなのか、め~っちゃ迷ったほどなのである。(~_~;)

 mewは、もう20年以上も前から菅氏を応援しているのだけど。もしここで海江田氏が完全に落選したら、代表を辞任せざるを得なくなるだけに、ここまで懸命に頑張ってくれていた海江田氏の努力に報いてあげたいという気持ちや、これを機に保守派が代表の座についたら困るな~という思いが渦巻いていたからだ。(@@)

 結局、東京は比例3議席を、小選挙区と重複出馬していた1・長島昭久、2・松原仁、3・菅直人の3人が惜敗率の順で当選したのだけど。<4位に海江田氏、5位に(こちらもmewが応援している)末松氏。>

 そもそも民主党が、東京ブロックで3つしか比例当選の議席をとれなかったこと自体、大反省すべきだと思うのだが。
 当初、小選挙区で当選濃厚だと言われていた民主党の最右翼&mew天敵の長島昭久氏(東京21区)、安倍仲間の松原仁氏(東京4区)が、最後の最後で自民党の候補に負けたことにも腹が立ったりして。<松原くんなんて、よりによって石原のボン(宏高くん)に負けたのよ。(ーー)この
人が小選挙区で当選していれば、海江田氏も末松氏も比例復活できたのにな~。(-_-;)>
 
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 民主党は、海江田代表の辞任表明を受けて、代表選の時期や方法を検討することになっているのだけど・・・。

 『民主党は、落選した海江田代表が15日午後、会見し、代表辞任を表明する見通しで、ポスト海江田を選ぶ代表選挙に向けた動きが本格化する。野党第1党の代表として、まさかの落選で議席を失った海江田代表は、東京都内で、枝野幹事長と、今後の対応について協議している。
 民主党の枝野幹事長は、「大変、代表が議席を取れなかったことは、残念なことですし、きょう中には、役員会を開いて、代表の意向をふまえて、協議をしたい」と述べた。

 海江田代表の落選について、民主党幹部から「気の毒だけど、仕方がない。自ら決断できない人に対して、国民が決断した」などと、当然と見る声も出ている。
 民主党は15日夜、党本部で緊急役員会を開き、代表選の日程について協議する。
 党内には、24日に召集される見通しの特別国会までに代表を決めるよう求める声がある一方、年明けに、党員サポーターも参加したうえでの代表選挙を行うべきだとの意見も出ている。
党内では、代表選には、岡田代表代行や前原元代表、細野元幹事長の出馬に期待する声が上がっている。
 民主党としては、党再生に向けた新体制を速やかに構築できるかどうか、正念場といえる。(FNN14年12月15日)』

 mewは、代表選の時期や方法は、党内の合意で決めればいいと思っている。<そもそもmewは、党員でもサポーターでもないしね。^^; できればサポーター票も入れた方がいいと思うけど。時間的な制約や統一地方選前であることを考えると、とりあえず岡田克也代表代行に代表権を預けて(24日は岡田氏に投票して)、1月の党大会前に国会議員+地方票で代表を決めるのがいいかも。> 

 それよりもmewにとって問題なのは、果たして誰が代表になるかということなわけで・・・。

 mew的には、ともかく最初から「維新の党との合流ありき」「保守勢力の結集ありき」という考えの人は、絶対に許容できないところ。<そういう人は、さっさと維新の党に移ってちょ。(・・)>
 どうか海江田前代表の思いも尊重して、まずは「民主党ありき」で、民主党結党の理念をしっかり思い返し、国民主体&憲法精神を重んじた中道政党作りを目指すと共に、それを国民にきちんとアピールできる人がいいな~と。<海江田くんはアピール力がイマイチだったからね。今回はそれも重視したい。>
 また同党を安倍自民党と対峙する野党第一党、そして近い将来、政権を狙える政党としてしっかりと立て直して行こうと思う人に代表になって欲しいな~と、心から願っているmewなのだった。(@@)

 そして、最後に、海江田代表には、この2年間、本当に有難う&おつかれさまと言いたいです。m(__)m


                    THANKS   


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# by mew-run7 | 2014-12-16 15:51 | 民主党(政権)に関して | Trackback 

自民圧勝も、安倍の野望はかなわず。民主潰しによる改憲推進を阻止して、早期退陣を迫ろう

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

14日に投開票が行なわれた衆院選では、自民党が290議席(+追加後任1議席)を獲得。
 当初、予測されていたほどには議席が伸ばせず、300議席台には及ばなかった&現有議席を5つ減らしたものの、絶対安定多数(266議席)を確保して「一強体制」を守った。(・・)

 連立政権を組む公明党が4議席伸ばして、自民党の議席減少分をカバー。自公合わせると、連立与党で326議席に達し、衆院の2/3を超える議席を占めることになる。(++)

 この衆院選の結果や今後の安倍官邸&自民党政権の政治に関しては、これからゆっくり書いて行きたいのであるが・・・。

 安倍首相が、今回、解散総選挙に打って出た最大の目的は「あと4年間、自らの政権を延命して、憲法改正を含む安倍カラー(超保守)政策の実現(戦後体制の破壊&戦前のような教育&富国強兵策などを推進)すること」にあったわけで。<安倍首相は、昨日も早速、TV各局のインタビューで憲法改正への意欲を示していたもんね。^^;>
 安倍陣営としては、とりあえず第一目標であった「安倍政権の(形式的な)信任を獲得&政権延命の基盤を構築」を達成することができたと言っていいかも知れない。<ただし、実際に政権をあと4年間も延ばせるかどうかは、「???」だと思うけどね。(@@)>

* * * * *

 でも、圧勝したにもかかわらず、安倍首相にはほとんど笑みがなかったことに気づいた人も多かったのではないだろうか?(・・) <本当に嬉しそうにしたのは、東京1区で自民党候補が民主党の海江田代表に勝ったとわかった時ぐらいだったかも。^^;>
 
 というのは、今回の選挙は戦後の憲政史上最低投票率に終わった&盛り上がりにも欠けたため、安倍政治が本当に信任されたとは言いがたいものがあるし。
 しかも、安倍首相には、その憲法改正などの超保守政策を実現するに当たって、もう一つ「民主党&サヨク潰し」&「保守勢力による野党再編のアシスト」という大きな目標があったのだが。この目標も十分に達成することができなかったからだ。(~_~;)

(関連記事・『安倍陣営が民主党潰し、海江田・枝野・菅潰しに動く&サヨク排除と保守二大政党制を目指す安倍』『悪いのは民主党。いいことは安倍のお陰と国民に刷り込み+官邸の危機管理はお留守も、批判なし』)

 民主党は、大目標だった100議席には遠く及ばなかったものの、議席を11伸ばすことができたし。しかも、安倍氏が率いる超保守議連の仲間がそろう最も右側の次世代が大惨敗。で、最も左側の共産党が大躍進したことから、野党内の勢力としては中道左派が増加することにつながったし。

 また、安倍陣営が、落選させようと狙い撃ちした海江田代表、枝野幹事長、菅直人元首相の3人のうち、残念ながら、海江田代表は、小選挙区で敗北した上に比例復活もかなわず、現職の党首ながら落選することになってしまったのだが。<この次の党首が誰になるかで、今後の日本の国や政治のあり方が大きく左右されると言っていいかも。^^;>
 枝野氏は、小選挙区での接戦を制して当選。(同じく狙い撃たれた長妻昭氏も小選挙区で当選。)そして、菅直人氏は小選挙区では負けたものの、最後の最後に比例復活を遂げることに。(++)

 土俵際で抵抗を示した彼らに、mewは大きな拍手を送りたいと思うし。(久々に選挙速報を見ながらドキドキ・ワクワクさせられちゃったよ。)
 mew的には 「そんな風に、何でもかんでも、おまえらの思うとおりにはならないんだぞ」という結果をちょこっと見せつけやることができたこと(『安倍陣営が民主党潰し・・・』のラスト参照)には、「ざまあ」と言いたいと同時に、未来に向けて小さな希望の光が見出せるような感じがあった。(・・)

* * * * *

 どうやら産経新聞も、安倍首相の民主党潰し&(超)保守勢力の拡大が成功しなかったことには、ガッカリしている様子。(~_~;)

『衆院選は自民党が勝利を収めたが、安倍には忸怩(じくじ)たる思いが残る。
 安倍が年末の電撃解散で狙ったのは、自民党を勝たせるのはもちろんだが、むしろ自民党を含めた改憲勢力を増やし、護憲勢力を退潮させることに重きを置いていたからだ。』

『「自民党に吹いたのは、民主党や第三極に失望し、行き場を失った有権者の消極的な支持だった…」
 確かに日経平均株価は2年前に比べて2倍になった。雇用も改善した。だが、景気回復の実感は乏しい。今回の衆院選はそんな複雑な国民感情を反映したようにも見える』

 ・・・などと記し、自民党の圧勝を心から喜んではいないようにも感じられる。^^;

 というわけで、その産経新聞の記事をアップしておこう。(++)

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『「枝野の地元を日の丸で埋め尽くせ!」 首相、本気の民主潰し 菅直人元首相らを次々狙い撃ち

 「ありったけ日の丸の小旗を用意しろ。過激派の支援を受ける枝野幸男(民主党幹事長)の地元に日の丸をはためかせるんだ…」

 8日深夜、首相(自民党総裁)、安倍晋三のこんな指示が、東京・永田町の自民党本部4階の幹事長室に降りた。

 翌9日夕、埼玉5区のJR大宮駅前は、日の丸の小旗を手にした聴衆約4500人(自民党発表)で埋め尽くされていた。選挙カーの上で安倍は満足そうな笑みを浮かべた。

 「この選挙は日本が前進するか、後退するかを決める選挙です。でも民主党はあの混迷の時代に戻そうと言っている。その代表格が枝野さんだ。確かに弁舌さわやか。菅直人首相の下で官房長官を務めた華麗な経歴。でも果たして結果は出たでしょうか。残ったのは混乱だけだった」

 安倍がこう訴えると日の丸の小旗が一斉にはためいた。街頭で小旗の回収係を務めていた若手党職員はこう思った。「首相は本気で民主党を潰すつもりだ…」

× × ×

 衆院選は自民党が勝利を収めたが、安倍には忸怩(じくじ)たる思いが残る。

 安倍が年末の電撃解散で狙ったのは、自民党を勝たせるのはもちろんだが、むしろ自民党を含めた改憲勢力を増やし、護憲勢力を退潮させることに重きを置いていたからだ。

■参院で「改憲勢力3分の2超」狙う

 見据えているのは平成28年夏の参院選だ。参院で自民党単独で3分の2超となるには、改選121議席中97議席以上獲得せねばならず、ほぼ不可能といえる。それならば維新の党や次世代の党など第三極にもっと実力を付けてもらい、参院での「改憲勢力3分の2超」を狙うしかない-。安倍はこう考えていたのだ。

 だが、みんなの党は選挙前に解党してしまい、維新や次世代などはいずれも苦戦が伝えられた。逆に民主党は議席を増やし、共産党は議席倍増の勢い。安倍は周囲にこう漏らした。

 「なぜ維新と次世代は分裂してしまったんだ。多少不満があっても党を割ったらおしまいだろ。平沼赳夫(次世代の党党首)さんは郵政解散での失敗をまた繰り返してしまったな…」

× × ×

 そうなると取り得る戦術は一つしかない。民主党幹部の「狙い撃ち」だ。

 8日午後9時ごろ、安倍は自民党本部4階の総裁応接室に副総裁の高村正彦、幹事長の谷垣禎一、選対委員長の茂木敏充ら党執行部を招集した。終盤戦の方針を決める選対会議だった。
 配られたのは、3回にわたる自民党の世論調査結果と、重点区に位置付けた35選挙区の一覧だった。

 民主党代表、海江田万里(東京1区)▽枝野(埼玉5区)▽選対委員長、馬淵澄夫(奈良1区)▽国対委員長の川端達夫(滋賀1区)-。いずれも自民党候補に苦戦していた。

 「あと一歩のところまで来ているな…」

■もっと引き締めないと…

 民主党の議席が増えるのはもはや仕方がない。ならば党執行部を軒並み選挙区で落選させ、求心力を一気に低下させるしかない-。そう思っていた安倍は、調査結果を見て突然顔をしかめた。東京1区は、過去2回の調査で自民党候補の山田美樹が、海江田を大きく引き離していたが、僅差に縮められていたからだ。

 「やっぱり油断しているところは追い上げられているな。もっと引き締めないとダメだ…」

(下につづく)

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 安倍は紙に書をしたため、全自民党候補の事務所に送付するよう命じた。文面はこうだった。

 「油断大敵

  最後まで

  必死に訴えよ!

  弛(ゆる)んだら

  勝利はない!

    安倍晋三」

 X X X
   

 安倍の民主党大物の「狙い撃ち」は徹底していた。

 官房長官の菅義偉と手分けして、海江田や枝野、馬淵ら党執行部だけでなく、元首相の菅直人(東京18区)、元衆院議長の横路孝弘(北海道1区)、元厚生労働相の長妻昭(東京7区)、元外相の前原誠司(京都2区)-らの地元で民主党批判を続けた。

 歴代首相も衆院選では全国遊説を行い、各地で票を掘り起こしてきたが、これほど露骨に野党大物を集中攻撃した首相はいない。自民党幹部は「競ってる選挙区を選ぶとたまたま民主党の大物議員の選挙区だった」と語るが、それならば、圧倒的強さを見せる代表代行の岡田克也(三重3区)の地元まで足を運んだことに理由がつかない。

■野党再編の動きをもにらむ

 安倍は、尊敬する高杉晋作に自らを重ね、自分が敵陣に切り込み、闘志を見せることで自民党の士気を鼓舞しようとしたのだった。

 ところが、不思議なことに民主党でも元首相の野田佳彦ら保守色の強い議員の地元には踏み込んでいない。もしかすると安倍は、すでに総選挙後の野党再編の動きをにらんでいるのかもしれない。

× × ×
   
 「静かな選挙戦だった。追い風も向かい風も感じなかった」

 高村は選挙戦をこう振り返った。地方創生担当相の石破茂も「2年前のような高揚感はなかった」。多くの自民党候補も同じ思いだろう。投票率の低さがこれを如実に裏付けている。

 にもかかわらず各種情勢調査が「自民圧勝」を伝えたのはなぜか。ある党幹部はこう分析する。

 「自民党に吹いたのは、民主党や第三極に失望し、行き場を失った有権者の消極的な支持だった…」

 確かに日経平均株価は2年前に比べて2倍になった。雇用も改善した。だが、景気回復の実感は乏しい。今回の衆院選はそんな複雑な国民感情を反映したようにも見える。(産経新聞14年12月15日)』

* * * * *

 おそらく安倍首相&仲間たちも、自民党幹部も、野党各党もメディアも、この総選挙で、安倍政権or安倍政治が本当に国民から信任を得たわけではないということがわかっているし。
 来年にはいっても、なかなか国民が景気回復を実感しない状況が続き、アベノミクス失敗をきちんと認識するようになれば、安倍政権への支持は足下から一気に崩れて行くことも覚悟しているのではないかと察する。(・・)

 そこで、mewとしては、民主党や野党各党が今回の選挙準備不足や、中途半端な政策&戦略を立てた反省を活かして、来年の春の統一地方選までに、しっかりと体制を建て直すことが何より重要なのではないかと考えているのだけど。<共産党みたいに「確かな野党」として、正面から安倍自民党と対峙する形で、わかりやすい主張をしないとだわ。(++)>

 そのためにも、どうか安倍首相&保守陣営が目論む保守勢力結集による野党再編ではなく、あくまでも中道左派(+穏健な保守までOK)が中心となった民主党の立て直し&平和、リベラル勢力の結集による野党再編が進むようにと、切に願っているmewなのだった。(@@)

                        THANKS
 

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# by mew-run7 | 2014-12-15 13:42 | (再び)安倍政権について | Trackback(5) 

悪いのは民主党。いいことは安倍のお陰と国民に刷り込み+官邸の危機管理はお留守も、批判なし

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

 いよいよ、今日は衆院選の投票日。mewも投票所へGO!そのあと用事を済ませて、さっき帰って来たです。(・・)
 
 ただ、昨日から、日本上空には今年最大の寒波が訪れており、今日、明日にかけて、日本海側を中心に大雪が予想されているとのこと。大雪の予報が出ている地域の方は、どうかムリをせず、十分に気をつけていただきたいのだけど・・・。
 ただでさえ、今回の「大義なき解散総選挙」に対する国民の関心が低いと言われているだけに、この天候や寒さで、ますます投票率が低下するのではないかと懸念されているようだ。(-_-;)

<先週、この予報をきいた時、「これでますます投票率が下がることになるので、安倍自民はさぞ喜んでいるだろうな~」「天までもが、われわれを見放したか」とか、知人たちとブジブジ言っていたんだよね。_(。。)_>

* * * * *

 もう投票日の夕方になって、このような記事をアップしても、「時、既に遅し」なのかも知れないのだが。先週、アップする予定だった記事の一部を、ここに載せておきたい。
<いや、まだ投票終了までには3時間ぐらいあるもんね。まだ投票に行っていない人は、是非、行ってくださいね~。 (・o・)>

 先週も日本海側で大雪が降って。徳島では、死者や孤立地域が出るような大災害に発展したのであるが・・・。

 本来であれば、選挙中であれ、いつであれ、政府の責任者の2TOPである首相か官房長官のどちらかが必ず官邸にいて、災害や有事などの危機管理に対応することになっているのだけど。
 しかし、実は、今回の選挙では、安倍首相だけでなく、菅官房長官も選挙活動でアチコチを飛び回っており、責任者が2人とも官邸にいない日が多かったのである。(~_~;)

<前記事の『安倍陣営が民主党潰し、海江田・枝野・菅潰しに動く&サヨク排除と保守二大政党制を目指す安倍』を見ても、菅官房長官がいかにアチコチの選挙区に出向いて行っているかわかるです。>

 もし民主党政権の時にこんなことがあれば、野党・自民党や保守系メディアは「危機管理がなっていない」「日本の国や国民のことを考えていない」とさんざん批判しまくっていたのではないかと思うのだけど。
<実際、12年末の総選挙の時には、北朝鮮がミサイル発射準備をしているという情報がはいったこともあって、藤村官房長官はなかなか地元に帰れず。それも現職の官房長官が初落選する要因になったんだよね。^^;>

 でも、菅官房長官はそんなことお構いなしで、世耕官房副長官に政府TOPとしての会見や諸事を全て任せて、官邸の外へGO。<GDPの下方修正や秘密保護法の施行などの重要な事柄に関する会見も、全て世耕くんが担当してたんだよね。^^;>

 メディアも、そのことに気づきながら、TVはあえて伝えず。新聞も正面からは批判せず、こんな風に婉曲的に懸念を示すにとどまっているわけで。<ホント腫れ物を触るような扱いなのよね。^^;>
 誰も安倍官邸がいかに国民のことなど考えていないか、その無責任さを指摘しないのである。(`´)

<安倍首相って、2年間、公邸入りせずにいるし。自然災害があっても、私邸にいたり、ゴルフしてたりするし。もともと軍事的なこと以外の危機管理に興味ないのかもね。こんな人が東日本大震災の時に首相でなくて、よかったよ。^^;>

* * * * *

『衆院選が公示された2日以降、安倍首相と菅官房長官がそろって首相官邸を留守にし、応援遊説などで地方を回る異例の態勢をとっている。
 首相は2日に福島、宮城、3日に新潟を回り、4日は和歌山、大阪を訪れる予定だ。菅氏は2日は神奈川、3日は静岡、愛知で街頭演説をこなした。4日は茨城、千葉に向かう。

 歴代政権では、選挙期間中も官房長官は官邸にとどまるのが慣例だった。菅氏も昨年の参院選では、官邸で定例の記者会見をこなした後や休日に遊説を行っていた。だが、今回は、定例の記者会見も参院議員の世耕弘成官房副長官に代行させ、各地を飛び回っている。政府内からは「官邸の『ツートップ』が不在では、災害などの初動対応に思わぬ遅れが生じる恐れがある」(外務省幹部)との懸念も出ている。(読売新聞14年12月4日)』

『衆院選が公示された2日以降、安倍晋三首相と菅義偉官房長官が応援演説のために連日、首相官邸を離れ、同時に不在になる状態が続いている。首相が地方遊説に出る場合は危機管理上、官房長官が官邸に待機するのがこれまでの慣例だった。菅氏は昨年の参院選では平日の記者会見終了後や休日の遊説にとどめたが、5日も埼玉県内で遊説に駆け回った。

 首相官邸は、首相と菅氏、官邸は衛星携帯電話で連絡を取り合える▽災害で公共交通機関が寸断されても官邸に戻れる体制を敷いている--と説明。菅氏の代理として定例の記者会見を担当している世耕弘成官房副長官は「危機管理に隙間(すきま)が生じることはない」と強調する。

 最近では、首相と菅氏が知事選を控えた福島、沖縄両県を同じ9月17日にそれぞれ訪れたことがある。ただ、菅氏は今回は6日以降も長野、北海道などで遊説を予定している。前衆院議員の加藤勝信官房副長官も衆院選のため不在がちで、参院議員の世耕氏や事務方トップの杉田和博官房副長官らが緊急事態に備えて「留守宅」の官邸を守る日々だ。(毎日新聞14年12月5日)』

<こういう記事を書かれても尚、TVなどが批判しないこともあってか、菅官房長官は、その後も官邸にはほとんどおらず。選挙活動を続けていたです。(-"-)>

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 そして、これは、前回の『安倍陣営が民主党潰し、海江田・枝野・菅潰しに動く&サヨク排除と保守二大政党制を目指す安倍』の続きになるのだが・・・。

 先週、ネットで検索をしてたら、たまたま2chのまとめサイトのページが引っかかって、こんなカキコミを目撃することになった。

『番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/12/08(月) 12:40:09.12

 民主党よりマシ 何があっても民主のせい 』

 そうなのである。今回の総選挙は、別に民主党と政権交代を争っているわけでもないのであるが。
 安倍自民党は、前回にも増して、えげつないほどの民主党批判を展開。2度と民主党が復活できないように、「悪いのは全て民主党」「民主党はダメ」「自民党がずっとマシ」というイメージを国民に刷り込もうとしているような感じがあるのだ。^^;

 しかも、いつの間にか「民主党政権が日本の経済や雇用を悪化させ、円高、株安を導いたのを、安倍自民党政権が大きく立て直した」というまやかしのストーリーが作り上げられていることに、mewは愕然とさせられてしまうところがあった。(>_<)

 その影響もあってか、解散当時は「100議席に復活か」と期待されていた民主党(現有55議席)が、選挙戦が進むにつれて苦戦することに。先週の時点では、「70議席を超えるかどうか」のレベルまでダウンしているという。_(。。)_

<民主党の選挙準備不足、アピール不足にも問題があると思うけど。メディアがきちんと安倍自民党が主張している内容に、事実を捻じ曲げるような「まやかし、ごまかし」があることや、今の経済や雇用の本当の実態を伝えないため、国民がだまくらかされている&選挙への関心が高まらないことにも大きな問題があるです。>

* * * * *

  昨日13日、選挙戦最終日の夜、安倍首相は12年末の総選挙に続き、秋葉原で最後の演説を行なったのであるが。<もちろん、アキバ大王の麻生ローゼン閣下も参加。しかも、相変わらず、聴衆は配られた日の丸を振って声援しちゃったりして。(>_<)>
 その最後の演説にも、民主党潰しを目論む安倍陣営の方針が色濃く反映されていた。(・・)

『衆院選選挙戦の最終日となった13日、与野党党首は各地で街頭演説に臨み、懸命に支持を訴えた。(中略)自民党総裁の安倍晋三首相(60)は、前回の2012年衆院選に続いて東京・秋葉原で最後の訴え。このまま自民1強体制継続か、野党が巻き返すか。14日深夜にも、大勢が判明する。

 13日夜、東京・JR秋葉原駅前。党が配った多数の国旗を振る聴衆を前に、安倍首相は最後の訴えに臨んだ。衆院選挙戦をここで終えるのは、前回に続き2度目。開口一番、「今回も、このアキバで締めさせていただきたいと思います」の言葉だけで、異様なほどの盛り上がりとなった。

 民主・海江田代表の地元・東京1区内。党としても個人としても苦戦が伝えられる野党第1党の党首に、トドメを刺しに来た形となった。

 まずは「今の円安も善しあしはあるが、円高で雇用が減った民主党時代に戻っていいのか」と攻撃。「この選挙で、民主政権時代の3年3か月が間違っていたことを証明しようではありませんか!」と引導を促すと、「あのテレビCM、恥ずかしいと思いませんか?」と、民主のCMにまで文句をつける徹底ぶりだった。(スポーツ報知14年12月14日)』

『「民主党政権の3年3カ月間、雇用は3万人減った。私たちは2年で100万人以上増やした。民主党政権の3年3カ月は間違いだったんです」
 首相は13日夜、東京都千代田区のJR秋葉原駅前での街頭演説でこう力説。民主党の経済失政をこき下ろしたうえで、首相の経済政策「アベノミクス」で経済は好転したと胸を張った。(産経新聞14年12月13日)』

<you tube で秋葉原の映像を見たけど。ネトウヨが日の丸を持って気勢を上げているのを見て、チョット薄気味悪い&アブナイ感じがしたりして。^^; しかも、演説後、ネトウヨ集団が取材陣に「マスゴミ、帰れ!」と批判を浴びせて、騒動になったらしい。(>_<)>

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 安倍首相が解散会見を受けて書いた『詐欺商法で小泉解散の再現狙うも、安倍自民には逆風が。解散のバンザイも決まらず。』という記事でも触れたのだけど・・・。

 安倍首相がテレビCMでも言っているように、日本のデフレ不況は、まさに自民党政権だった90年台から十何年にわたってずっと続いているのだし。
 さらに、急激に円高&株安傾向に陥ったのは、これも自民党(麻生)政権時代だった08年秋のリーマン危機が大きなきっかけになったわけで。別に民主党政権でそうなったわけではないのであるが・・・。

<しかも、09~12年の民主党政権時に、ギリシャ・EU危機が起きて、欧米の経済的信用が落ちてさらに円高が進むことに。そこから立ち直りかけた時に、東日本大震災が起きたため、株安やデフレに影響し、景気回復が遅れたのであるが。その大部分は、民主党政権の経済政策の失敗とは関係のない現象なのである。>

 しかし、安倍陣営は、何故、日本が09年以前の自民党政権時代から円高、株安、デフレで苦しむことになったのか、その部分はスル~して。「民主党政権時には、円高、株安で苦しんだが、安倍政権になってからは、円高が解消し、株も高くなった」ということを強くアピール。
 あたかも、民主党政権の経済政策がダメだったので、国民が不況に苦しむことになったのだけど。自分たちがその苦境から国や国民を救ったかのような言い方をして、アベノミクスを正当化(&同時に民主党を批判)する戦略をとっているのである。(~_~;)

* * * * *

 上の秋葉原での安倍首相の演説も、そうなのだけど。どうやら菅官房長官を含め、自民党議員がアチコチで、そのような話をしまくっているようなのである。(~_~;)

『安倍首相(自民党総裁)は都内9か所で街頭演説を行った。民主党政権当時よりも雇用や賃金などの経済指標は上向いていると強調した上で、「民主党政権の暗い、低迷した、混乱の時代に戻っていいわけがない」と訴えた。(読売新聞14年12月7日)』

『「われわれはしっかりと経済を成長させ、日本を豊かにする政策を前進させていく。民主党と一緒にあの時代に後退するのか!」首相は9日夜、枝野氏が地盤とするさいたま市の大宮駅前で、民主党への批判を強めた。(産経新聞14年12月9日)』

『▼自民党・菅義偉官房長官(福岡県志免町の会合で) 野党(民主党)はアベノミクスは格差を拡大しただけだと批判しているが、あんな円高の状況にして日本経済をぶち壊しておいて、自分たちのことは棚上げし、どう経済をよくするかという具体案を全く出さない。だから国民はやっぱり自民党かなと思っていただいていると思う。(時事通信14年12月10日)』
 
『自民党・土屋候補は「経済が活性化していてその象徴が株。民主党時代には平均株価が8千円だったが1万7千円になった。安倍政権とともにこの道を行くことが問われていると思う」(ANN14年12月11日)』

* * * * *

 以前も書いたことがあるかも知れないけど。mew&周辺は、時々、居酒屋談義の中で「本当なら12年までは自民党が政権を担っておいて、その後で政権交代をすることになれば、民主党政権の力がもっと発揮できた&評価を高めることができたのにな~」とぼやくことがある。^^;

 12年にはいる頃には、リーマン危機やギリシャ&EU危機で受けた打撃がかなり回復していたし。11年の東日本大震災のダメージも少し癒えて、「さあ、これから、日本全体で復興&景気回復を」というムードを作ることができたからだ。(・・) <実際、12年には民主党政権の頃から、既に経済、雇用関連の数字は上がって来ていたのよね。>

 その意味では、民主党の議員たちの中には、「安倍自民党に、最もおいしいところを持って行かれた」ように感じを抱いている人たちもいるのではないかと思うのだけど。<安倍陣営が、アベノミクスによって株高、円安期待を煽ったことは認めるが。それを評価すべきかどうかはビミョ~なところ。>
 安倍陣営は、自分たちが不運な時期を免れたラッキー・ルーラー(支配者)であったことを知りつつ、あえてその不運による円高や株安も、民主党政権の失政によって生じたかのようなイメージを植えつけるために、詐欺商法的な説明を行なってまで、さらに上から容赦なく叩きのめそうとしているわけで。

 mewは、安倍陣営が政治権力を手にして尚、そこまで「何でも民主党のせい」にして、同党を叩き潰したい&踏み台にして自分たちが延命したいのかと、そのgreedyさ(えげつないほどの貪欲さ)に、ある種のそら恐ろしさやアブナさを感じてしまうところがあったし。

 今後、このような「自分たちの目標実現のためなら、何でもあり」という安倍陣営の考え方や姿勢が、国民に向けられるのではないかと思うと(つまりは自分たちに歯向かう国民も叩き潰して、踏み台にしちゃうってことね)、「日本は本当にアブナい国になってしまうかも」と、身震いするほどぞ~っとしてしまうmewなのだった。(@@)

p.s. しつこいけど、まだ間に合うので、投票に行っていない人は、選挙に行ってくださいね~。(・・)

                        THANKS


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# by mew-run7 | 2014-12-14 17:08 | (再び)安倍政権について | Trackback(1) 

安倍陣営が民主党潰し、海江田・枝野・菅潰しに動く&サヨク排除と保守二大政党制を目指す安倍

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 安倍首相&仲間たちが、ここで解散総選挙を行なった最大の目的は、自分の政権の長期化をはかるためなのであるが・・・。
<で、ここから4年かけて、安倍首相にとっての「この道」=「戦後体制を壊し、富国強兵&改憲で戦前のような日本を取り戻す道」 を突き進もうとしているのよね。(>_<)>

 もう一つ、安倍陣営がこの解散総選挙で目指しているのは、ここで「民主党をぶっ潰す」こと・・・この選挙で「サヨク」がいる民主党が、2度と政権復帰できないほどのダメージを与えることである。(@@) <安倍くんたちは、自分たちがジャマだと思うものは、この世から排除、抹殺したいタイプなのよね。^^;>

『「安倍首相は自信満々。本気で“民主党をぶっ潰す”つもりです」――総選挙に臨む安倍晋三首相の心境を、その側近はそう語る。12月2日公示、14日投開票の総選挙について、首相は並々ならぬ自信を持っているようだ。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が話す。
「10月末頃に官邸が極秘の世論調査を行ったところ、自民党が320~330議席で圧勝、民主党半減という結果が。首相は“解散・総選挙をやるなら今しかない”と判断したのです」(PRESIDENT 2014年12月15日号)

 首相が解散を決意したのは10月30日の衆院予算委員会での民主党、枝野幸男幹事長との“バトル”がきっかけとされる。

 政治資金をめぐる閣僚の不祥事が相次ぎ、首相のイライラは爆発寸前に高まっていた。そこに枝野氏が朝日新聞掲載の首相発言を元に首相を追及したところ、首相は「朝日の報道は捏造」と逆襲。さらに枝野氏の政治資金の記載漏れや「革マル派」が浸透している団体から献金を受けていることを引き合いに出して枝野氏を逆に追及した。

「枝野氏とのバトルを境に、首相は戦闘モードに切り替わった。閣僚の不祥事を追及され続け、積もりに積もった鬱憤が爆発。そんなに言うなら解散して民主党を壊滅に追い込んでやると腹を括ったのです」(鈴木氏)』

* * * * *

 mewは、安倍氏は枝野氏とのバトルをきっかけに、解散を決意したとは考えてはいないのだが。

 ただ、安倍陣営が、今回の解散総選挙を機に、民主党に、とりわけサヨク的な議員に壊滅的な打撃を与えようと考えて動いているのは確かだと思うし。
 そのために、政権与党としてはえげつないと思えるほどの民主党バッシングを展開。さらに、安倍首相や菅官房長官などが自ら民主党の幹部(とりわけ左派系?)の選挙区を回って、民主党に大きなダメージを与えんと懸命になっているのである。(~_~;)

* * * * * 

 これは、昨年4月にアップした『民主党潰し&アブナイ保守二大政党制をもくろむ維新と自民に警戒を』という記事とも関わるのであるが・・・。

まず、これは安倍氏らに限らない話だが。自民党を中心とした保守系の議員の中には、この何十年か、日本に保守二大政党制を築くことを目指して活動しているのである。(・・)
 実際、90年代に発足した日本新党、細川新政権&新生党、新進党、自由党などは、自民党と並ぶ保守勢力を集めるために結党されたものだし。近時、維新の党がみんな、民主党の保守系議員を集めようとしているのも、そのためだ。(~_~;)

<保守二大政党制になれば、保守度に多少の差はあっても、与野党で協力して憲法改正や軍事強化を実現しやすいしね。(>_<)>
 
 ところが、96年に自民党の対抗勢力として結党され、台頭して来た民主党には、元社会党所属を含め、中道左派系の議員が多数所属することに。しかも、民主党は、安倍氏らの超保守派が天敵視し、忌み嫌っている日教組をはじめとする労組系の団体などの支援を受けているサヨク政党なのである。
 そんな民主党が、日本の政権をとることは安倍氏らにとっては、決して許容し得ないことであって。<ましてや、左派系の菅直人氏が首相になるなんて、あってはならないことだからね~。^^;>
 
 そこで安倍氏らの超保守派&自民党は、09~12年の野党時代に民主党を潰すべく、大バッシングを展開。<自民党のHPでも堂々とサヨクが日教組がと批判していたほど。>
 そして12年末に民主党から政権を奪還すると、今度は、民主党が2度と政権を狙う規模に復活できないようにしたいと。また、海江田代表や枝野幹事長、菅元首相などの中道左派系の代表的な議員を落選させることで、サヨク政党としての民主党に大きなダメージを与えることを考え、今回の解散総選挙に臨んでいるのだ。(-"-)

『「安倍総理は、“落選させたい民主党候補”として、3人の名前を挙げています。菅直人元総理と枝野幸男幹事長、それから、海江田代表です。これらの選挙区には、積極的にテコ入れするように指示を出しました」(週刊新潮2014年12月11日号)』
 
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 安倍首相や菅官房長官は、何と公示前の11月末から海江田代表の選挙区(東京1区)にはいり、演説を行なっていたとのこと。
 その後も閣僚・幹部クラスの議員を次々と応援に送っており、海江田氏からは「嫌がらせだ」との反応も出ていたという。^^;
 
『自民党は、幹部クラスが続々と民主党の海江田万里代表の地盤、東京1区に入っている。すでに、安倍晋三首相(党総裁)と菅義偉(すが・よしひで)官房長官が公示前の11月28日と29日にそれぞれ入り、3日は谷垣禎一幹事長が党公認候補の応援に駆け付けた。まさに“集中投下”の様相だ。産経新聞の情勢調査によると海江田氏は苦戦しており、もし落選すれば同区は「民主敗北」の象徴となる。

 「政権をとって何をするかが一致していなかったから、最後はバラバラになった。日本を成長させる政策が民主党には足りない。振り子のような政治には終止符を打ちたい」

 谷垣氏は3日夕、新宿区のスーパーの前で候補者の山田美樹氏と街頭演説し、民主党を批判。かつて東京1区を地盤としていた与謝野馨元財務相も駆け付け、「山田さんをよろしくお願いします」と訴えた。(中略)

 自民党都連幹部は「海江田氏が比例復活もできなければベストだ。復活しても惜敗率が下がり、90%を割りでもしたら、民主党の議席が増えても恥ずかしくて勝利宣言や代表続投なんてできないだろう」と語る。(産経新聞14年12月4日)』

『新聞各紙の情勢調査で与党の優勢が明らかになるなか、焦点になりそうなのが野党「大物議員」の当落だ。選挙区別の情勢調査の結果では民主党の海江田万里代表を筆頭に「激しく競り合っている」などと書かれ、きわどい状況の幹部が続出している。調査結果が出てからも与党は「大物」を続々と民主党の幹部が立候補している選挙区に投入している。(中略)

 自民党は、枝野氏以外の民主党幹部の選挙区にも続々と大物議員を応援に送り込んでいる。こういった自民党の動きについて、海江田氏は12月9日夕方、東京・四ツ谷駅前での街頭演説を終えた後、
 「あんなのは戦略とは言えませんよ、(自民のやり方は)嫌がらせですよ。戦略というのは、もっと大所高所から問いかけることで、嫌がらせですよ」
 などと不快感を示した。この日、海江田氏は公示から初めて自らの選挙区に入り、街頭演説を行った。海江田氏は「地元は温かい」と手ごたえを感じながらも、「楽な戦いは1回もない」と、厳しさを実感している様子だった。(JーCASTニュース14年12月9日)』

* * * * * 

 また、安倍首相は10月末に国会やフェイスブックで、枝野幹事長のことを「殺人を犯す過激派と関わりがある」と大批判を展開して、やり合っていたのであるが。 今回の選挙活動でも、わざわざフェイスブックに予告をした上で、枝野幹事長の選挙区に出向いたとのこと。
 首相は選挙に際し「枝野氏は何としても落とせ」と号令を掛け、こちらにも幹部クラスを次々と動員しているという。(@@)

『「あす埼玉5区へ伺います。恐らく日本で最も困難な選挙区で戦いに臨んでいる勇気と情熱に私は応えたい」。安倍晋三首相(自民党総裁)は8日、自身のフェイスブックにこう書き込み9日に枝野氏の選挙区に乗り込むと宣言。自民党候補の勝利へ強い意気込みを見せた。

 菅直人元首相と同じリベラル系で、過去に左翼団体との関係が指摘されたJR関連労組から献金を受けていた枝野氏は、保守的な首相が「敵視」する野党勢の一人。選挙戦略上も、民主党では海江田万里代表と並ぶ重要な攻撃対象だ。
 自民党選対幹部によると、首相は選挙に際し「枝野氏は何としても落とせ」と号令を掛け、枝野氏の選挙区には既に、菅義偉官房長官、石破茂地方創生担当相、谷垣禎一幹事長が駆け付け、支援を呼び掛けた。(時事通信14年12月8日)』

『安倍晋三首相(自民党総裁)は9日、自民党が衆院選の重点選挙区に位置付ける民主党の枝野幸男幹事長の地元(埼玉5区)に乗り込み、当選7回を数える枝野氏からの議席奪取を訴えた。産経新聞などの終盤情勢調査で海江田万里代表の劣勢が伝えられる中、野党第一党の2トップを狙い撃ちにしている。
 「われわれはしっかりと経済を成長させ、日本を豊かにする政策を前進させていく。民主党と一緒にあの時代に後退するのか!」

 首相は9日夜、枝野氏が地盤とするさいたま市の大宮駅前で、民主党への批判を強めた。枝野氏は民主党政権時代に官房長官などを歴任し、選挙の強さにも定評がある。首相が枝野氏を標的にするのは、自民党前職と接戦を演じており、海江田氏とともに選挙区で敗退に追い込めば、民主党が議席を増やしても大きな打撃を与えられるからだ。
 これに対し、枝野氏は遊説先の福岡市内で記者団に「集中的にターゲットにしていただけるのは、存在感ある仕事ができているからだと光栄に思う」と強気に応じ、海江田氏も都内で「戦略とはいえない。嫌がらせだ」と批判した。(産経新聞14年12月9日)』

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 さらに、安倍首相&菅官房長官は、菅直人元首相が出馬している東京18区にまで、わざわざ出向いたとのこと。
 菅直人氏は、この選挙区(旧選挙区含む)で1980年から11回連続で衆院選に当選しているのであるが。前回は、初めて小選挙区で1位になれず、比例復活に回ることになった。^^;

 菅直人氏は、もはや政界でも民主党内でもさほど影響力はないものの、安倍陣営は、そもそもこのサヨク議員を嫌悪している&菅氏が民主党の発展に貢献して来たことを不快に思っている上、菅氏が世界各地&全国各地で「脱原発」運動を展開しているのもジャマなところ。<海外に行くと原発事故のあった日本の「元首相」の講演や発言は、結構、重く受け止められちゃうんだよね。(・・)>

 そこで、安倍陣営としては、今度は菅直人氏が小選挙区で落選するだけでなく、比例復活もできないように票数を抑えたいと考え、こちらにも連日、幹部クラスが自民候補の応援にはいっているという。(@@)

『首相は7日、都内を遊説するが、訪問先は菅直人元首相(東京18区)や長妻昭元厚生労働相(同7区)ら民主党のベテラン勢の選挙区が中心だ。自民党幹部は「首相は民主党の屋台骨を壊すことも狙って遊説を組んでいる」と語る。(産経新聞14年12月6日)』

<長妻くんもミスター年金として、知名度が高いし。安倍前政権の時に「消えた年金」をかなり追及していたので、恨みに思っているかも。>

『安倍首相は7日午後、府中市のショッピングモール前で街頭演説し「2年前、3年前の、あの民主党政権時代のような円高時代に戻してはいけない」と語り、経済政策「アベノミクス」推進への支持を求めた。
 これに先立ち、高村正彦副総裁は武蔵野市で演説し「安倍安定政権を続けるのか、1年で首相が代わる鳩山(由紀夫元首相)さん、菅さんのような政治に戻すのか」と力説した。

 政権幹部が相次いで駆けつけた東京18区は、平成24年の前回衆院選で自民党候補が菅氏を破ったものの、比例代表で復活当選を許している。
 自民党都連幹部は「今回は比例復活もできないほどたたきつぶしたい」と語るなど、「集中攻撃」の様相だ。(産経新聞14年12月7日)』

『「無責任な政治から脱却しましょう」。安倍首相は7日午後4時半、東京都府中市の商業施設前にいた。選挙カーの上で、東京18区から出馬した民主党の菅直人・元首相を念頭に、民主党政権時代の政策を批判。同選挙区の自民党前議員・土屋正忠氏への支持を訴えた。施設前は、出入りが困難なほどの聴衆が集まった。

 東京18区には、前日の6日に菅官房長官も入り、武蔵野市の吉祥寺駅前で街頭演説した。菅元首相のことを「私と同じ漢字で読み方が違う名字の人」と呼んで聴衆の笑いを誘った上で、「アベノミクスに一番反対している相手に、圧倒的勝利を収めることが信任の象徴になる」と強調した。
(中略)

 この日、菅元首相は同駅前で、安倍首相が来ることに触れ、「この18区で自民党の議席を一つ減らすことが、安倍さんの暴走を止める力になる」と呼び掛けた。(読売新聞14年12月7日)』

* * * * *

 もう一つ、mewが恐ろしいと思うのは、安倍首相らが、事実を勝手にアレンジして、民主党バッシングを行なおうとしていることなのだが。その件は、また次回に譲るとして・・・。
<彼らは、あたかも「民主党政権が経済政策を失敗したから、円高、株安だった。それを安倍政権が立て直した」「民主党が勝って、不況の時代に戻っていいのか」とウソに近い説明をして、国民をだまくらかそうとしているのよね。(-"-)>

 mewは、政治権力を持った安倍陣営が自分たちがジャマだと思う政党や議員を潰すために、解散総選挙や選挙活動を利用すること自体に問題を覚えるし。
<彼らとしては、それで解党状態になった民主党の保守派と維新がくっついて保守政党を作り、次世代と共に憲法改正や安保軍事で安倍自民党に協力するというのがベストなんだろうけどね。(-_-;)>

  しかも、これで、自民党が300議席以上とるだけでなく、安倍陣営が目論んでいるように、民主党が議席を伸ばせない上に、彼らが特に当選阻止したいと考えている海江田代表、枝野幹事長、菅元首相が本当に落選することになれば、もう目も当てられないわけで。(/_\)
 日本の議会性民主政、健全な二大政党制を壊さないためにも、権力者の暴挙を許さないためにも、「そんな風に、何でもかんでも、おまえらの思うとおりにはならないんだぞ」という結果を何とか見せつけやれないものかと、強く念じているmewなのだった。(@@)

p.s 菅直人氏と長妻昭氏(東京7区)は何とか当選させないと。あと平岡秀夫氏(山口2区)と寺田学氏(秋田1区)も応援しているんだよね。(^^)

                           THANKS


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# by mew-run7 | 2014-12-13 06:19 | (再び)安倍政権について | Trackback(2) | Comments(3) 

安倍の成功と憂鬱ーー安倍2.0の変身ぶりとその戦略&解散は成功しても、明るくないその後の政権運営

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 THE PAGEに <総選挙 私はこう見る>「『安倍晋三 2.0』 ── 戦略的解散の成功と憂鬱」(逢坂巌)という実に興味深い記事が載っていた。(・・)

 この記事に記された逢坂氏の見方は、mewと8~9割がた重なっているようにも思える。

 今回の選挙や今後の安倍政権の政治運営を考える上で、めっちゃ参考になると思うので、ここに記事全文をアップしておきたい。(引用元コチラ。尚、mewの判断で、小見出しに☆印をつけたです。)
http://thepage.jp/detail/20141211-00000012-wordleaf
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『 <総選挙 私はこう見る>「『安倍晋三 2.0』 ── 戦略的解散の成功と憂鬱」 逢坂巌

THE PAGE 12月11日(木)19時26分配信

☆ 安倍晋三 2.0 

帰ってきた男は逞しくなっていた。

先月14日、首相官邸で解散の記者会見に臨んだ安倍首相に、まさにその場所で2625日前に晒したイメージを重ねる者は誰もいなくなっていた。痩せた身体をダブダブのスーツに包み、丁寧に撫で付けた7・3分けの髪型で、どこが不安げに「本日、総理の職を辞することを決めました」と切り出した、あのイメージ。マスメディア、そして全国民の驚きと、嘲笑・軽侮を引き出したあのイメージのことだ。

 おそらく安倍晋三は、世界中の誰よりも現代のメディア政治を体感した人物である。20世紀末から欧米をはじめとする先進デモクラシーの世界では、政治のメディア化(mediatization)が進行中だ(※1) 。これは、政治に対してメディアの影響力が大きくなっていることを意味し、特にメディアの論理(media logic)が政治の論理(political logic)を浸食している状況を指す。

 日本においても、この政治のメディア化が進行したのは、読者のご存知の通り。我々は安倍・福田・麻生という3人の「おぼっちゃん」総理たちを、空気が読めない「KY」総理などと渾名し、マスメディアの嘲りとともに葬り去ってきた。なかでも、安倍氏は元祖KYであり、国民が経済を心配しているのに憲法改正をやろうとしているとか、マイナスの意味でキャラ立った大臣(故松岡利勝氏や赤城宗徳氏)を守り通そうとしたことなどが批判され、その弱々しさやおぼっちゃまぶりのみならず、果ては「お腹が痛くなったから辞める総理w」、「ゲリピー総理」などとインターネット上でも徹底的にからかわれて、いわば「一億総軽蔑」のなかで退陣していったのである。

 しかし、それから7年後、同じ場所で衆議院の解散を宣言する安倍は、全く違ったキャラになっていた。「安倍晋三 2.0」である。

☆ チーム安倍のリベンジ

 安倍首相の「新キャラ」づくり。面白いのは、それをサポートしている官邸の広報回りのスタッフを、第1次安倍政権、あの屈辱を共にした昔の部下たちが支えていることである。政治家では、ボストン大学大学院で企業広報を学び、第1次政権で広報担当の首相補佐官だった世耕弘成が官房副長官として再び官邸入りし、今回の選挙では自民党の「コミュニケーション戦略会議」でも活躍しているという(※2) 。また、政治家以外では、第1次政権で首相秘書官として広報を担当した経産省の今井尚哉氏が政務秘書官として官邸にカムバック。かつての部下をスピーチライターとして引き連れて「安倍晋三 2.0」を支えている。

 再結集した彼らはどのような思いでいるのか? おそらくは、プライド高き彼らにとって第1次政権での政権広報の失敗は安倍首相本人と同じく、堪え難い屈辱として胸中に刻まれたのではないか。「安倍晋三 2.0」は、政権を葬り去ったマスメディアと世論・大衆への「チーム安倍」による復讐劇とも見て取れる。

 実際、彼らは良い結果を残している。「ゲリピー総理」は、「保守的で経済重視、海外を飛び回る頼もしい首相」とキャラを変え、「大義なき解散」は「アベノミクス選挙」になり、300議席超えをうかがっている。

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☆ 戦略的解散

 今回の解散、ジャーナリズムは、それが非常によく練られた戦略的解散であったことを報告しているが、興味深いのは、その過程で安倍首相が自らの「経験と挫折」のみならず、戦後政治の故事からいろいろと学習しているとされることである。読売新聞は、安倍は今回の解散にあたり中曽根康弘の「死んだふり解散」(86年のダブル選挙を行った際の解散)を参考にしたと指摘し(※3) 、朝日新聞は、安倍首相が祖父・岸信介の証言録を読み込みつつ、岸が行おうとして実現できなかった「60年解散」について、第2次政権発足直後から側近や閣僚たちに折にふれて話していたことを明らかにしている(※4) 。安倍首相本人も、政局運営、そして政治コミュニケーションのやり方を謙虚に過去から学ぶ。それが「安倍晋三 2.0」なのだ。

 学習の効果があったのか、今回の解散劇は見事だった。そのタイミングは、政界、そして有権者の虚を衝き、野党はほとんど準備が整わないまま選挙戦へとなだれ込まざるをえなかった。

 解散宣言後のPRにも学習効果はみられ、第1次政権とくらべると格段に進化している。例えば、第1次政権下でおこなわれた参院選では、そのテレビCMで「医療不足の解消」「年金制度の再構築」「環境へ主導力を示す」「公務員制度改革」「新憲法制定の推進」「教育再生」の「6つの約束」を訴えたことに象徴されるように、「安倍1.0」はいろんなことをやる、もしくはいろいろなことが出来る内閣であることをアピールしようとした。しかし、わずか30秒の間に6つも約束を盛り込むことに対しては(※5) 、広告関係者からも「いくらなんでも詰め込み過ぎだ」と失笑を買った。

 しかし、今回はまったく異なる。安倍は「この道しかない」と、争点を経済のワンイッシューに絞り込み、解散宣言からテレビCM、そして選挙演説においても経済政策・アベノミクスを重点的に訴えている。この作戦は成功し、安倍の思惑通り、主要な争点は経済となった。野党、マスメディア、そしてネット上の議論の多くが、アベノミクスをどう捉えるかを語って、23日間しかない解散から投票日までの短い期間が過ぎていくことになる。アベノミクスに対抗しうる経済政策を準備できていない以上、この争点設定は野党各党にとっては初めから負けるための土俵であった。

 野党は、このような安倍首相の仕掛けに対して、安倍は立憲主義がわかっていないとか、集団的自衛権の閣議決定が問題だなどと攻撃はしてみるものの、このような批判は有権者の心にはあまり響かない。なぜならば、有権者のど真ん中の関心は景気や社会保障であり、安倍が設定しようとした経済にあるからである。『地方消滅』といった本がベストセラーになっているように、地方の困窮はある意味限界に達している。そして、田舎だけでなく、東京の郊外でも高齢化と人口減少が目立ちはじめ、長期的な衰退が多くの人々に認識されるようになっている。

 その中で、国債を日銀が大量に引き受けるという「奇手」を用いているなどとの難しい批判はあるのかもしれないが、とりあえず株価を上昇させ、様々な経済指標も好転させているとされる安倍首相は、衰退を潜在的に意識しはじめている多くの「普通の人」にとっては「福の神」であり、つい10年前には無駄なモノ、税金の無駄遣いと怒っていた公共事業も、なんとなく許せるものになっている。いわば、背に腹はかえられない状況が蔓延しつつあるのであり、そのなかで、自民党が唱えはじめた「地方創生」は、この選挙区から自民党の議員を選出しなければ、生き残るための最後のチャンスにありつけなくなる恐怖心をあおる効果をもっている。

 このような構造のなか、安倍の演説を前にして聴衆は、胸の前に手を握り、あたかも祈るような姿で、最後の「福の神」らしき人物の演説に聴き入るのである。今回の選挙にあるのは、「期待」というよりも、最後の希望らしきものに対する「祈り」であるように思える。

☆ 「福の神」の誤算

 しかし、聴衆の「祈り」の対象となった「福の神」、リベンジマシーンである「安倍晋三 2.0」を信用してしまうのには、危うさを伴う。なぜならば、彼は看板の経済政策の判断で、すでに大きな「失敗」を犯しているからだ。

 ここで指摘したい「失敗」とは、アベノミクスそのもののではない。専門の経済学者ですら議論がわかれる問題に、門外漢の筆者が嘴を挟むことは差し控えたい。筆者が指摘したいのは、そうではなくて、もし安倍氏のいうように「この道」しかないとしても、安倍氏自身が「この道」を傷つける大きなミスジャッジをしていたということである。すなわち、去年10月の消費税導入の「決断」である。

 実は安倍首相は迷っていた。昨年、10月に放送されたNHKスペシャル「消費税増税の2ヵ月の攻防」(※6) 。番組は、安倍が経済ブレーンの浜田宏一や本田悦郎が景気の腰折れ懸念から増税延期を進言していたのに対して、彼らの議論を振り切って、安倍首相本人が、甘利明経産相や麻生太郎財務相が唱える増税路線を進むことを自らの意志によって決断したと伝えるものだった。放送当初は、この番組は、経営委員長が「安倍派」に変わったNHKが、安倍の決断を後押しするヨイショ番組だ、などと言う向きもあったが、いま、見直してみるととても興味深い。安倍首相が、この増税の決断について、次のように語っている。

 「総理大臣はですね、最終的な決断をするのがその仕事の大部分だと言ってもいいと思いますね。そして、その決断が間違ったものであってはならない。特に消費税っていうのは後々の経済、国民生活に大きな影響を与えますから、そういう意味においてはですね、この2ヵ月間、本当に毎日毎日考え続けてきました」

 しかし、結果として、「国民生活に大きな影響」が生まれた。消費税増税から2期連続でGDPはマイナスとなった。アベノミクスを推進する安倍首相は、「この道」の「成功」を大きく傷つける「間違った決断」をしたかもしれないのである。

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☆ もし選挙なかりせば

 もし選挙がなかりせば、今頃はアベノミクスの「失敗」がマスメディアで大きく喧伝され、「消費税増税」をめぐる新たな決断についての議論が喧しくなっていただろう。安倍首相の1年前の増税の「決断」の是非が問われ、アベノミクス派からもその失敗が指摘され、一方で「良識派」は、社会保障の財源のための増税の決断を求めて、議論は緊張していたことだろう。そこで、4~6月のGDPのマイナス成長が発表されて、低落しつつあった内閣支持率をいっそう押し下げ、支持と不支持の割合は逆転していたかもしれない。マーケットは議論の混乱や支持率の低下を嫌って、日本株を手放しはじめる……。

 以上は、あくまで想像上の話だが、マスメディアと世論に傷つけられた経験をもつ安倍首相にとっては、とても恐ろしいシナリオだろう。マスメディアと世論は、調子がいいときは従順な顔をみせるが、いったん「空気」が変わると、いかに両者が手のひらを返し、牙を剥いてくることか。それを、まさしく体感したのが安倍首相であり、その獰猛さは、トラウマレベルの傷となって心に残っているのではないか。今回の選挙戦、TBSの番組に出演した際、街頭インタビューの編集の仕方にまで噛み付いた安倍首相の苛立ちは、そのことを物語っているように思われる。

 ともあれ、安倍首相はそのような悪夢のシナリオを、自らの解散で吹き飛ばした。そして、前述のように非常に洗練され計算されたパフォーマンス、「安倍晋三 2.0」によって、大勝すらもぎ取ろうとしている。

☆ 選挙後の憂鬱

 しかし、果たしてその大勝は、安倍首相が望んでいるような力を政権にもらすのだろうか? 選挙で勝ったところで、経済は必ずしも好転するものでもない。増税見送り発表前、テレビ番組で浜田宏一と議論をした榊原英資元財務官は、司会者に「1年半、消費税を先送りすると、2%増税に耐えうるだけの体力が日本経済につくのか」と尋ねられると、「僕はそう思いませんね」といい切った。「IMFも言っているように、おそらく1%成長に落ちてくる。今の状況よりも悪くなる可能性の方が高い」(※7) 。

 安倍が参考にした中曽根の「死んだふり解散」。自民党は300議席の大台を獲得し、中曽根は「左にウイングをのばした」「グレーゾーン(都市近郊の浮動票)を手にした」と結果を誇った。しかし、選挙後に中曽根が「売上税導入」を唱えだした途端に支持率は急落。結局、「風見鶏」と言われた彼は、導入を断念して支持率を回復させた。思えば、彼もまた、青年代議士時代から「憲法改正の歌」を歌って訴えるなど、「戦後レジーム」の見直しに取り組んできた。しかしながら、その治世においては、アメリカとの同盟を強化し、「日本は米軍の不沈空母である」といった発言で、媚米とも揶揄される。残した業績は憲法改正とは程遠い、三公社の民営化であった。

 安倍首相はどうだろうか。初心にたがわず、憲法改正に持ち込めるのか。それとも、アベノミクスの成功者、いや、失敗者として歴史に刻まれるのか。株価とGDP、そして何より支持率が、彼の新たな「決断」を促していく。

 「安倍晋三 2.0」は依然、憂鬱の中にいる。

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逢坂巌(おうさか いわお)
立教大学兼任講師。専門は現代日本政治、政治コミュニケーション。著書に『日本政治とメディア』(中公新書、2014)。共著に『テレビ政治』(朝日新聞社)、『政治学』(東大出版会)など。

※1 Mazzoleni,G.,& Schulz,W. (1999) Mediatization of Politics: A challenge for Democracy? Political Communication, 16(3),247-261
※2 「スクープ入手 安倍自民が大新聞トップ記事に“指導”証拠文書を公開」FRIDAY、 2014年12月19日号
※3 「『巨大与党』批判作戦 衆院選 野党が戦略見直し」読売新聞、2014年12月7日
※4 曽我豪「(ザ・コラム)総理の解散 祖父の眠れぬ夜、真意は」朝日新聞、2014年11月27日
※5 15秒CMには年金、環境、新憲法の3つ。詳しくは、拙稿「「2007年参院選のテレポリティクス(上)小沢一郎の「旅」 民主党のテレビCMキャンペーン」『朝日総研リポートAIR21』208号、2007
※6 NHKスペシャル「消費税増税の2ヵ月の攻防」http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/1005/
※7 BSフジ『プライムタイム』2014年11月3日』

                            以上
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 まあ、mewにしてみれば、安倍2.0が復活して来たこと自体、また今回の戦略的解散やその成功こそが、まさに憂鬱なだけど・・・。

 でも、この選挙が終わったら、今度はどう見ても難題ばかりの憂鬱な政権運営に直面せざるを得ない安倍2.0を追い詰めて、何とか日本が安倍のアブナイ道に突き進むのを阻止したいと、ひそかに戦略を練っているmew(2.0)なのだった。(@@)

                            THANKS


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# by mew-run7 | 2014-12-12 08:19 | (再び)安倍政権について | Trackback(2) 

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