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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

オバマのノーベル平和賞は、世界中が、対話重視の外交と核廃絶を目指すためのメッセージ

最新の記事10個は欄外に。9月分は、コチラ
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。

昨日、最も驚いたニュースは、オバマ米大統領がノーベル平和賞
を受賞したというものだった。(・o・)
 仕事場で一報をきいた時には、思わず「うっそ~?」と言って
しまったほどだ。^^;

「核廃止宣言をしたから?」「宣言だけして、受賞できるなんて
そんな楽なことはないじゃない?」「世界の平和を壊したブッシュ
政権への当てつけじゃないか?」などの声が出ていたのだけど。

 mewは、「『宣言した以上は、ちゃんとやれよ』というオバマ
へのプレッシャーと、『米国民や世界の人々にも核廃絶に協力せよ』
というアピールの意図があるんじゃないの?」と言ったりしていた
のだけど。(+_+)

<あと、折角なら「この10年、世界に核廃絶を訴え続けている
広島の秋葉市長with広島、長崎市民も、一緒に授賞してくれれば
よかったのにな~」と思ったりもして。(・・)>

 また、「オバマが黒人初の米国大統領となったことや、彼が
宗教や人種を超えて、対話をしようとしているのも大きいかも」
という話もあったが。それも大きな要素になったのではないかと
思う。(**)

* * * * *

 帰宅して、ネットで授賞理由を見たのだが。<全文は*1に>

『委員会はオバマ氏の核なき世界に向けた構想や取り組みに対し、
特別な重要性を見いだした』と書かれていた。

 同時に、多国間外交、国連やその他の国際機関の担う役割の重視
国際紛争や諸問題の解決手段として対話を重視したこと、軍縮への
動きなども評価されたようだ。

 そして、『オバマ氏が世界をリードするスポークスマンとして
行っている国際的政策や姿勢を、ノーベル賞委員会はこの108年間、
まさに追求してきた。委員会はオバマ氏の「今こそ地球規模の課題
には地球規模で対応し、責任を分かち合うときだ」との訴えを支持
する』と結ばれていた。<NIKKEI10日より>

 どうやら、やはり、オバマ氏に核廃絶へのリーダー&スポークス
マンを期待して、また地球規模の協力を願って、授賞を決めた意図
が大きいようだ。(・・)

 実際、オバマ大統領がプラハで「核なき世界」を目指すと宣言
した演説は、世界中に大きな驚きを与えた&世界が共有すべき
大事な方向性を示し、共感を得られたと思うし。
 軍事力&核保有№1で、世界の政治経済をリードする米国が、
本気で核軍縮、廃絶に取り組む姿勢を示すことが、「核なき平和
な世界」を築く早道であるに違いあるまい。

 で、簡単に言えば、ノーベル委員会は、その核廃絶&対話路線
を応援するから、ちゃんと頑張ってやるようにとオバマ氏にエール
を送った&世界にもメッセージを送ったのが、今回の授賞で
あったのではないかと思われる。(**)

* * * * *

 加えて言えば、仕事場でも話が出ていた&このブログにも以前
に書いて来たことだけど、今回の授賞には、このような背景もあった
のではないかと思ったりもする。

 オバマ氏は、長い間、米国初の黒人大統領であるのだが。彼は黒人
と白人のハーフであり、イスラム教とキリスト教のハーフでもある。
さらに本人は米本土ではなく、ハワイで生まれ育ち、インドネシア
で生活したことがあるし、父方の親族の多くは、今もアフリカ大陸
のケニアで生活している。

 つまり、オバマ氏自身がマルチな人種、宗教、地域の複合体&
それらの垣根を超えた存在みたいなところがあって。そのこと自体
が、世界全体で、多国間による対話主体の平和外交を進める上では、
大きなシンボルになると評価された面もあるように思う。(**)

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 また、米国はブッシュ政権の間、国際機関を軽視して、米国一国
主義を強めていて。しかも、「テロとの戦い」を大義名分に「世界
の警察」気取りごっこをさらにエスカレートさせてもいて。実質的
には自分たちに従わない国、思い通りにならない国<ブッシュの
信奉する保守タカ派的なキリスト教の精神、思想に合わない国>を
武力で攻撃をしたり、悪の枢軸と名指しして脅しをかけたりして
いたわけだけど。(ーー゛)

 今回、ノーベル平和賞の委員たちは、そのような米国の姿勢を
批判して、オバマ政権に変わったのをきっかけに、米国や諸大国に
国際機関も重視して、地球規模で平和構築のプロセスを築いて行く
姿勢を求める意図、目的も否定できないように思う。(・・)

<『2002年にカーター元米大統領を選んだ際には、同委員会は
「米政権(ブッシュ政権)への批判として解釈されるべきだ」と
異例のコメントを発表した。当時、ブッシュ大統領はイラク戦争
開戦に踏み切ろうとしていた。これをけん制する目的で、開戦に
否定的だったカーター氏に授賞した。
 同氏は授賞式で、「最高の強さは最高の賢明さを保証しない」と
ブッシュ政権を批判し、式典はまさに政治ショーと化した』なんて
ことも、過去にあったしね。(@@) (読売新聞10日より)>



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 この受賞は、事前に米国側には知らされていなかったとのことで。
オバマ大統領にとっても、大きなサプライズだったようだが。

 さすがに、賢いオバマ大統領は、この賞を自分ひとりの手柄だと
は思わず、謙虚な姿勢を見せているし。ちゃ~んとノーベル委員会
の意図を汲み取って、この受賞をうまく活用して、アピールの材料
にすることを考えているようだ。"^_^"

【追記・『ホワイトハウスのギブス米大統領報道官は9日、オバマ
大統領がノーベル平和賞の賞金1000万スウェーデン・クローナ
(約1億3200万円)を慈善事業に寄付することを明らかにした。』>

 オバマ大統領は、授賞の報を受けて、演説を行なったのだが。
<全文は*2に>

『これは私自身が成し遂げたこととは思っていない。すべての国の
人々の願望を代表して米国の指導力が肯定されたものとして受ける
のだ。ノーベル賞の歴史を見ると、受賞が特別な業績にだけでなく、
大義に弾みをつける手段として用いられたこともある。だから、
この受賞を行動を呼び掛けるものとして受け入れる。すべての国に
21世紀の共通する挑戦に直面することを求めるものだ』と。

 また、核廃絶や平和構築だけでなく、環境、貧困、教育、医療
などの諸問題も例示しながら『人種や宗教が異なる人々との新たな
関係を築かねばならない』『一人の人間や一つの国だけで解決でき
ないと分かっていれば、これらの問題は解決できる。この賞はすべて
の人々が分かち合うべきだ』と訴えている。(**)

* * * * *

 今、日中韓首脳会談のために中国を訪問している鳩山首相は、
この報をきいて「本当にうれしい。心からおめでとうございます
と言いたい」と素直に喜び、「オバマ大統領が誕生して世界が
変わってきた雰囲気がある。みんなでオバマ氏を後押しして核の
ない世界にしていこうとの思いが平和賞の中にあるのではないか」
と述べていた。<発言は共同通信10日より引用>

 核廃棄&対話の流れは、アジアにも広まりつつある。
 鳩山民主党政権になって、中国、韓国は、東アジア3国間の
対話と友好関係が、これまで以上に深まることを期待している。
 
 中国にも核軍縮に向けて努力して欲しいのであるが。そこにも
日中間の対話や、米国のリーダーシップや協力が不可欠だろう。

 逆に、昨日の記事でも触れたように、もし日本の政治家が、
今後も、中国脅威論を強く唱えたり、堂々と核武装の議論の必要性
を主張したりするようでは、中国が日本に向けた核ミサイルを
減らすことなどは期待できまい。(-"-)

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 北朝鮮との関係も、いい兆しが見えて来ている。
 北朝鮮は、8月に、拘留されていた米記者の釈放の件で、米国の
クリントン元大統領の訪問を受け入れたばかりだが。今週は、中国
の温家宝首相が訪朝し、金正日国家主席と会談を実施。北朝鮮の
態度が、かなり軟化して来ていると報じられたところだ。(・・)。

 先に訪中していた岡田外務大臣は、9日に中国外相などと会談を
行なったのだが。
 
『楊外相は北朝鮮の金正日総書記と温家宝首相の5日の会談について
「北朝鮮が日朝協議にも意欲的だとの印象を受けた」と説明した』
とのこと。 
『岡田外相は会談後、記者団に「米朝協議が先行するが、協議で
一定の成果を得て6カ国協議に復帰することに中国がかなりの確信
を持っている印象を受けた」と語った』という。<NIKKEI
9日より>

 北朝鮮としては、何とか米国の理解を得て、各国の制裁解除や
援助を引き出したい&金正日主席がスムーズに子供に政権を委譲
するための準備を行ないたいという思惑があるのではないかと
言われているが。
 いずれにせよ、少しでも対話が行なわれることは、望ましいこと
だし。核廃棄はもちろんだが、その対話から拉致問題に関して
少しでも解決に近づく糸口をつかめればと願わずにいられない。(・・)

* * * * *

 他方、米オバマ政権は、相変わらず、アフガンでの戦闘は継続
する意向を示していて。今月には、兵士を増員することを検討する
予定だという報道もある。(-"-)

 オバマ大統領は、アフガンに関しては「テロとの戦い」を止める
べきではないと主張し続けているのだが。そこには、上述の対話
路線との矛盾が見られるし。今も、いつ戦闘が終結するか見通しが
つかず、泥沼状態にあるのが実情だ。
 戦闘が止まなければ、国土や産業を復興させて、経済&社会を
向上させることが困難だし。現地の人たちの犠牲者が増えている
&生活苦が続いていることから、反米感情がどんどん高まっている
と言われている。(ーー)
 
 オバマ大統領は、来月、日本を訪問し、鳩山首相と首脳会談を
行なうことになっているのだが。
<広島、長崎に訪問して欲しいと要望しているのだけど。2日しか
いないので日程的にムリだと断られたとのこと。^_^;>

 日本政府は、その時までに、インド洋での海自の給油活動の延長
を中止するのかどうかを正式に決定すると共に、その代替案として
アフガンへの具体的な支援策を提示することが検討されている。

 アフガンの場合、核は直接、絡んでいないのだけど。人種や
民族、宗教を超えて、できるだけ対話によって紛争解決をする
のが望ましいことは言うまでもないわけで。

 できれば、鳩山首相や岡田外務大臣などが、オバマ大統領に
ノーベル平和賞のお祝いをすると共に、その趣旨に基づいて、
アフガンでも、攻撃拡大よりも、対話と支援によって平和な生活を
構築する道を選んでくれるように、強く促してくれるといいな~と。
 ノーベル委員会は、こういうところでも、この平和賞がうまく
活用されたり&アピールの材料に使われたりすることを意図したの
ではないかと思うmewなのだった。(@@)

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さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」、晴天とら日和さんが
作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
 






*1

『10/9)授賞理由全文
 オバマ米大統領に対するノルウェーのノーベル賞委員会の平和賞授賞理由全文は次の通り。

 ノルウェーのノーベル賞委員会は、国際的な外交と人々の協調を推し進めるため並外れた努力をしていることを理由として、バラク・オバマ大統領に2009年のノーベル平和賞を授与することを決めた。委員会はオバマ氏の核なき世界に向けた構想や取り組みに対し、特別な重要性を見いだした。

 オバマ氏は大統領として、国際政治の場に新たな環境を生み出した。多国間外交を再び中心に据え、国連やその他の国際機関の担う役割を重視した。最も困難な国際紛争ですら、対話と交渉を解決の手段として優先させた。核なき世界の構想は、軍縮と軍備管理交渉を力強く推し進めた。オバマ氏が主導権を握ったことで、米国は世界が直面している深刻な気候変動に対処する上で、より建設的な役割を果たしている。民主主義や人権は強化されるべきものとなった。

 オバマ氏ほど世界の注目を集め、世界の人々により良い将来への希望を与えた人はほとんどいない。オバマ氏の外交は、世界を主導していくには、世界の大多数と共有できる価値観や姿勢に依拠しなければならないとの考えに基づいている。

 オバマ氏が世界をリードするスポークスマンとして行っている国際的政策や姿勢を、ノーベル賞委員会はこの108年間、まさに追求してきた。委員会はオバマ氏の「今こそ地球規模の課題には地球規模で対応し、責任を分かち合うときだ」との訴えを支持する。〔共同9日〕  』 




*2

『◇オバマ米大統領の声明要旨

 【北米総局】オバマ米大統領の声明要旨は次の通り。

 ノーベル賞委員会の決定に驚き、深く謙虚な気持ちで受けとめている。これは私自身が成し遂げたこととは思っていない。すべての国の人々の願望を代表して米国の指導力が肯定されたものとして受けるのだ。ノーベル賞の歴史を見ると、受賞が特別な業績にだけでなく、大義に弾みをつける手段として用いられたこともある。だから、この受賞を行動を呼び掛けるものとして受け入れる。すべての国に21世紀の共通する挑戦に直面することを求めるものだ。

 我々は核の恐怖の中で生きることはできない。だから私たちは核兵器なき世界を目指す具体的な措置を開始した。すべての国は核利用の意図が平和目的であることを明示しなければならない。

 気候変動がもたらす脅威も容認できない。我々はエネルギーの使い方を変えなければならない。人種や宗教が異なる人々との新たな関係を築かねばならない。イスラエルとパレスチナの人々が平和に生きる権利を認識しなければならない。

 すべての人が教育を受け、疫病や暴力などの恐怖のない、まっとうな生活ができるようにすべきだ。

 すべての問題が私の任期中に解決できるわけではない。だが、一人の人間や一つの国だけで解決できないと分かっていれば、これらの問題は解決できる。この賞はすべての人々が分かち合うべきだ。毎日新聞10日』
by mew-run7 | 2009-10-10 07:54 | 平和、戦争、自衛隊

by mew-run7