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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

若林辞職+平沼&与謝野が共同代表で新党+与謝野の理念&修正自由主義

  これは今日2本めの記事です。

最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。


 昨日、コチラの記事で、代理押しをした若林正俊氏のことを
書いたのだが。本人も、その事実を認めて、議員辞職をすること
になった。
 代理押しをした理由について、本人は、「魔が差した」を連発。
また、青木幹雄氏に頼まれたわけではないと主張した。

 自民党の中には、ここで若林氏をすぐ議員辞職させることに
決めたことで、民主党の鳩山首相や小沢幹事長が、問題を生じさせ
ながら、要職や議員を辞職しないことを批判する材料にしたいと
考えている人もいるようだけど・・・。

 若林氏は、この7月で参院議員を引退することが決まっていて。
同じ選挙区から、自分の後任として、しっかりと息子を出馬させる
予定になっているのだである(-"-)

 それに、若林氏が行なったのは、刑事事件をはるかに超えて、
民主主義の根幹に反する、いわば憲法違反の行為なのであって。
同列に考えること自体が、おかしい。(・・)
<ましてや、鳩山氏や小沢氏は起訴もされていないし。小沢氏は
犯罪に当たるようなことはしていないと言っているのだから。>

 最近、なかなか表現が面白いbutかなり的を射たコメントを出す
ことで注目を浴びている自民党の谷川参院幹事長も、この若林氏
の行為に関しては「閣僚を務めた人が『代返』をしてどうする
のか。情けない。議員の資格はない」と切り捨てたという。
 
 参院によれば、「そんなことをする人が出ることは、予想して
いない」ため、代理投票に関する罰則規定はないとのこと。
 本当に「あり得ない!」という言葉がピッタリの、前代未聞の
事案であった。(~_~;)

<ただ、もしかしたら、これまでも、一部の議員の間で、本会議
の採決中に、席を離れた人の分を押しておくという暗黙の了解が
あったんじゃないかな~と邪推してしまうのは、mewだけでは
あるまい?(@@)
(採決を欠席すると問題になってしまうので、「ちょっと押して
おいてね」なんてこともあったかも?)
でも、自民党の大島幹事長は、『記者団から「過去を調べる
ことはないか」と問われ、「そういうことはしない」と不快感を
示した』そうだ。^^;<毎日新聞3日>』>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 そして前記事に、平沼新党について書いたのだけど。

 共同通信によれば、平沼赳夫氏と与謝野馨氏が共同代表の形で、
一緒に一つの新しい政党を作ることになりそうだ。

『自民党に離党届を提出した与謝野馨元財務相と、離党組の平沼
赳夫元経済産業相が今月10日にも、新党を旗揚げすることで合意
していたことが3日、分かった。両氏周辺が明らかにした。新党の
代表(党首)は与謝野、平沼両氏が共同で務める方向で調整して
いる。新党規模について周辺は最終的に「10人ぐらいになる」と
述べた。全員が現職国会議員となるかは不明だが、政党要件の5人
は超える見通し。

 新党参加者には与謝野氏に続く自民離党者が含まれるとみられる。
夏の参院選に候補者を擁立する方針。新党は「反民主、親自民」を
掲げるが、谷垣禎一総裁率いる自民党にとって打撃で、参院選
戦略の見直しを迫られそうだ。

 新党メンバーは、与謝野氏に同調して自民党に離党届を提出する
元幹事長代理の園田博之衆院議員のほか、元運輸相の藤井孝男参院
議員も参加するとみられる。保守色が強く平沼氏と立場が近い中川
義雄参院議員も有力だ。平沼氏と一緒に衆院会派を組む自民離党組
の小泉龍司、城内実両衆院議員にも平沼氏側が参加を求めている。

 園田氏は3日、地元の熊本県山都町で支持者らに「別の党を
つくって、(有権者の)多くの人を吸収したい」と新党結成を
明言した。<共同通信3日>』

  前記事にも書いたように、 与謝野氏や園田氏と組む時点で、
この新党は「真正保守」政党にはならない&烏合保守新党になる
可能性が高いことがわかったわけで。
 わが天敵(?)の平沼赳夫氏は、結局、自分の志を貫けないまま、
数や資金、支持などのことを考えて、妥協してしまうのか~と、ちょっと
ガッカリしてしまったmewなのだった。(@@)

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 ところで、kojitakenさんから、『mewさん事実誤認ですよー。
与謝野馨は「保守本流」や「保守リベラル」じゃなくて、中曽根
康弘系列の「保守傍流」、旧「タカ派」ですよー
』という記事の
TBを頂いた。

 コメント欄にお返事しようかと思ったのだけど。長くなりそう
だし。何か皆さんも関心がある内容が含まれているかも知れない
ので、ブログを通じてお返事することにしたい。

上述の記事で 、kojitakenさんはこのように書かれていた。

『与謝野馨は中曽根康弘の直系である。与謝野は、東大法学部
卒業後、中曽根康弘の紹介で日本原子力発電に入社した。そこで
民社党の議員と親しくなり、退職後は中曽根康弘秘書を経て政界
入りした。つまり、万人が認める「保守傍流」・中曽根康弘の
直系であり、吉田茂、池田勇人、大平正芳、宮沢喜一、加藤紘一
ら「保守本流」との接点はほとんどない。一方、中曽根直系で
あることから当然ながら、ナベツネとも近い。
ここで不気味なのは、与謝野は以前から民社系と親しかったことで、
この点で鳩山由紀夫と共通点がある。鳩山も旧民社系労組をその
勢力基盤にしている』

 確かに与謝野馨氏が、政界入りしたきっかけになったのは中曽根
康弘氏で。国会議員になってからは、中曽根派に所属していたし。
ナベツネとも親しいのも、事実であって。
 で、中曽根派は宏池会などのような「保守本流」ではないの
だけど・・・。

 ただ、与謝野馨氏自身の政治理念は、mewが知る限り、戦前
復古主義の超保守ではなくて、穏健な保守で。かなり保守リベラル
に近いのである。
 だから、中道の民社党の議員と親しくもなれたのだろうし。
自民党内でも、やや中道寄りの人たちとかなり話が合うようだ。

 彼が会長を務めていた『正しいことを考え実行する会」という
派閥横断型の議連は、いわゆる財政再建派が多く集まっているの
だけど。その中には、加藤紘一氏、谷垣禎一氏など、保守本流や
保守リベラルの人たちが多い。

<谷垣総裁は、今日3日に与謝野氏と会ったあと『「考え方は
同じなのに残念だ」と述べたという。>

 同じ清和会(町村派、旧・森派)でも、小泉氏は新保守、安倍氏
は超保守、福田氏は保守リベラルであったように、派閥と政治理念
というのは、リンクしないのではないだろうか?(・・)

* * * * *

 与謝野氏は法学部卒なのだけど、経済&財政政策、通信、産業系
に強くて、その方面の閣僚やスタッフを歴任しているのだが。
<今は、いわゆる財政再建派として知られる。>
 安保防衛政策に関しては、あまり話しているのを見たことがなく
て。もしかしたら、あまり関心が強くないのかも知れない。
<ただ親中派&ハト派的な発言が多いので、ウヨ保守系からは
サヨ扱いされることが少なくないかも?^^;>

 実は、自民党は、05年小泉政権の下で、結党50周年を記念
して「新憲法草案」を発表したのだけど。
 その時に、小泉元首相の命によって、最終的に草案をまとめる
役職についていたのだが、与謝野馨氏(事務総長)と舛添要一氏
(事務局次長)だった。

 で、この新憲法草案を作る際には、中曽根康弘氏を筆頭に日本
会議系の超保守派議員たちが、め~っちゃ張り切って。
 前文の素案も『「太平洋と日本海の波洗う美しい島々」で始まり、
天皇を「国民統合の象徴として戴(いただ)き」、「国を愛する
国民の努力で国の独立を守る」と明記。起草委幹部も「『大日本
帝国憲法の歴史的意味を深く認識し』との表現には驚いた。なんで
ここまで復古調なのか」とうなった内容だった』し。<*1>

 この他に、9条では、「自営軍」を「国防軍」にせよとか、国民に
「防衛の義務」を課すべきだとか、天皇を元首として明記すべきだ
とか、彼らの思想に基づいて、アレコレの案が出たのであるが。

 小泉首相は森喜朗氏や、与謝野、舛添氏らの起草委のメンバーに、
前文素案の全面書き換えを指示。前文も、条文も、最終案では、
超保守派の意見は、かなり排除されたものになったのだ。^^;

 そのこともあって、超保守派は、小泉、与謝野、舛添氏のことを
快く思っていないと言われていた時期があるぐらいで。ここにも
与謝野氏が超保守思想を持っていないことがあらわれているように
思われる。(@@)

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 最後に、修正された自由主義について。

 mew的な解釈によれば、自由主義というのは、人権全体を
含んだ政治的な意味合いの強い用語で。特に経済的な自由の
面で使われることが多くて。そのあらわれの代表的なものが
資本主義なのではないかと考えているのだけど。
 
 自由主義の見地から言えば・・・。実は、随分昔に<4年以上前
だった^^;>に『小泉首相等が標榜する「新自由主義」って何?』
いうシリーズで、このことについて書いたことがある。

<「政治・経済・自然科学の学習室」の「自由主義の発展」と
いう記事も参考になるかも?(・・)>

 いわゆる自由主義(リベラリズム)の学説(の分類)に関しては、
大別すれば、「リベラリズム」→「ニューリベラリズム」→
「ネオリベラリズム」がある。

 最近、元祖(?)のリベラリズムは「古典的な自由主義」と
記されることが多くなっていて。
 ニューリベラリズムは「修正された自由主義」と、ネオリベラ
リズムは「新自由主義」とあらわされることが多いようなのだ。

 mewが学生時代に読んだ本では、ニューリベラリズムは、
確か、「新自由主義」と訳されていたのだけどね~。(@@)

 それは古い本だったのかも知れないのだけど。<題名も誰が
書いた本かも覚えていない。^^;>
 まあ、ニューを新と訳すのはふつうのことで、自然にそう
なったのだろう。

 ただ、80年代前半から英米でネオリベラリズムが台頭して、
90年代に日本で広まる過程で、どこかの学者がこれを「新自由
主義」と訳して、その呼称が普及。いつの間にか、「ネオリベ=
新自由主義」が定着してしまったのではないかと思われる。^^;

 で、新自由主義の名を奪われたニューリベは、リベラリズム
を修正したものであったことから<過度な自由放任主義、「小さな
政府」政策を修正し、社会政策的な観点などを取り入れた>ので
「修正された自由主義」(修正自由主義)と呼ばれるようになった
のかも知れない。>

 でも、日本の政治の分野では、「リベラル」という言葉を
使う時は、この「修正された自由主義」のことを指すことが多い
わけで・・・。^_^;

 ブログで、こういう専門っぽい用語を使うのは、本当に難しい
な~と。<とはいえ、いちいちヨコに定義を書くわけにも行かず>
悩まされることが多いmewなのだった。(@@)
 
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さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」、晴天とら日和さんが
作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
 





『 自民党が新憲法草案決定/消えた〝復古調〟

 自民党の「立党以来の悲願」の憲法改正に向け、姿を現した新憲法草案。「自民党らしさ」を打ち出したい中曽根康弘元首相ら「保守派」に対し、公明、民主両党などの協力を取り付けて改憲を実現させたい「協調派」が主導権を握った。世論を重視する小泉純一郎首相も協調路線。中曽根氏のまとめた前文素案を大胆に削らせた。

 ▽保守派と協調派

 「歴史認識や子孫への言葉とかは、憲法の前文だから書ける。その点が欠けている」

 二十八日の党新憲法起草委員会全体会議。前文小委員会委員長の中曽根氏は驚いた。最終案の前文は、今月七日に自らが中心になってまとめた前文素案に比べ、いくつもの言葉が消えていた。

 「社会の秩序となるのは家庭と家族。書き込んでほしい」「日本らしい憲法前文にしてもらいたい」―。ほかの「保守派」議員からも次々と批判の声が上がった。

 予定をオーバーして紛糾する起草委。しかし、改憲実現には、他党との連携を含め慎重な手続きが必要だと見据える森喜朗委員長(前首相)、与謝野馨事務総長(政調会長)ら幹部の腹は決まっていた。「情緒的な表現はカットした。憲法前文は普遍的な原理を入れるべきだ」(舛添要一事務局次長)となだめ、了承に持ち込んだ。

 ▽「中曽根色」

 素案は「太平洋と日本海の波洗う美しい島々」で始まり、天皇を「国民統合の象徴として戴(いただ)き」、「国を愛する国民の努力で国の独立を守る」と明記。起草委幹部も「『大日本帝国憲法の歴史的意味を深く認識し』との表現には驚いた。なんでここまで復古調なのか」とうなった内容だった。

 七日の前文小委で、素案を朗々と読み上げた中曽根氏を、委員たちが「素晴らしい内容です」「感服しました」と持ち上げた。

 「こんな前文では駄目だ」。小泉首相は十四日午後、草案策定の進ちょく状況を説明するため官邸を訪れた森、与謝野、舛添各氏ら起草委メンバーに、前文素案の全面書き換えを指示した。

 「『和を尊び』というのは、おれ(への当て付け)のことを言っているのか」。不快感を隠さない首相。かつて議員引退に追い込まれた中曽根氏と、先の通常国会で郵政民営化関連法案に反対し、否決の流れをつくった元文相、弘文親子との因縁は浅くない。首相は「『中曽根色を一掃しろ』と、強い口調だった」(起草委関係者)という。

 ▽圧勝の余波

 九月の衆院選の自民党圧勝後、「自民党らしさ」を打ち出したい保守派の攻勢が強まった。

 「やはり自衛軍でなく国防軍にしたらどうか」。安全保障・非常事態小委員会の主要メンバー、石破茂前防衛庁長官は九条について、舛添氏や小委員長の福田康夫前官房長官に呼称見直しを迫った。国防族議員を中心に要請の強かった国防軍の呼称は、「軍国主義を想起させる」として一度は退けられた案だった。

 権利・義務をめぐっても、九月二十六日の小委員会で「『国防の責務』や『家庭を保護する責務』を盛り込むべきだ」との意見が相次いだ。

 しかし、党内の空気を読んでいた与謝野氏らは、十月十二日の起草委全体会議で、森委員長への一任を取り付け、こうした声を封印した。

 中曽根氏の秘書を務めたこともある与謝野氏は草案決定後、記者団に「前文は素案を最大限尊重した内容になっている」と説明。中曽根氏は「割合によくできていて、努力の跡はうかがえるが、まだ部分的に十分ではない。前文について、歴史や文化、伝統、そういう日本人の認識や喜びを子孫に伝えることも必要だ…」と、ぶぜんとした表情で語った。 東奥日報05.10.28、』

* * * * * *


by mew-run7 | 2010-04-03 19:48 | 政治・社会一般

by mew-run7