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日本がアブナイ!

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流出した尖閣ビデオ~「衝突」というより「接触」?

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。



実は、今日は、「尖閣ビデオはたいしたことがなかった?」と
いうテーマで、記事を書こうかと思っていて。いくつか資料を用意
していたのだけど。

 今朝、起きたら、その尖閣ビデオがYOU TUBEに流出していること
が判明。実際に「衝突」と言われるシーンを見てみたら、正直な
ところ、2つとも「やっぱ、たいしたことないかな~」という感じ
に思えたっすぅ~。(@@)

<元の映像は消されたみたいだけど、このページからだと、まだ
何本か見られるかも。
「本当の尖閣」の2分頃に、「よなくに」との接触シーン。
「日本の尖閣」の1分20秒頃に、「みずき」との接触シーン。>

* * * * *

 レポート&撮影をしている海上自衛隊の人の実況中継を
きいても、そんなに「衝突~~~」だとはとらえていないのが
わかる。

 「よなくに」の方は、淡々とした感じで「本船に当てました」と
言ってから、「本船に衝突しました」と言い直しているし。

 「みずほ」の方は、回りでサイレンが鳴っていて、ものものしい
雰囲気ではあるけど。
 漁船がぶつかった瞬間、海保の人は、まず「接触した」と。
それから「衝突して来た」と言い直している。

 mewは「当てた」「接触した」という彼らの最初に発した言葉
が、まさに現状をあらわしているのではないかと思った。

<他の映像では、漁船が漁をしているシーンがずっと映って
いるのだけど。猟師たちはスパイ(工作員、党員?)だと主張
する人もかなりいるのだけど。身分はわからないが、とりあえず、
海鳥も集まっていて(本当に魚の群れやとった魚がいないと
集まって来ない)、とりあえず漁はしている感じがあった。
 ただ、海保の巡視船が近くに来ても、全く臆することなく、
平気で近くにいて、のんびり構えているのもわかったです。^^;>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 1日に衆参予算委員会の理事30人を対象にして、この衝突
事件の映像が公開されたのだけど。それを見た議員たちの感想は、
このようなものだった。

『◇与野党議員のコメント

 ・中井洽衆院予算委員長「大変鮮明に衝突現場が映されていた。
中国漁船がぶつかってきている状況がはっきり確認された。政府側
のチラチラとした説明が私どもにも十分わかる映像だった」

 「(ビデオ映像の一般公開について)国政調査権という特別の
権限をもって取り寄せたのだから、国会に提出されたビデオを一般
公開することはまったくルール違反になる」

 ・川上義博民主党参院議員「(中国漁船は)パトカーに接触して
でも逃げようという感じだった。日本政府が慌てふためいて釈放
したという印象を持たれたというのは大変残念なことだ」

 ・武部勤自民党衆院予算委筆頭理事「明らかに悪質な事案である
ことは間違いない。なぜ中国人船長を現行犯逮捕しなかったか。
釈放はおかしい」

 ・阿部知子社民党政策審議会長「ぶつかってきたなという印象が
強い。(中国漁船の船員が)銛で突いたとか言われているが、そう
いうのはなかった」<産経新聞1日>』

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 でも、mewは、1日に、たまたまどこかに出ていた「再現
CGI」というのを見せてもらう機会があったのだけど。
<たぶん、どこかのメディアが、映像を見た人(議員?)の証言
をもとに作ったと思われるCGI。>
 それを見る限りは、「衝突~」という感じではなくて、
むしろ「ゴンとヨコから当たった」というイメージだったので、
「あれ?たいしたことないんじゃん」というのが、率直な感想で。

<mewは、基本的には映像の一般公開には反対の立場ではある
のだけど。>

「この映像なら、一般公開しても問題ないんじゃない?」
「いや、逆に、一般公開して『たいしたことない』って思われる
とマズイから、しないことにしたのかも?」
な~んて、言っていたほどなのだ。(~_~;)

* * * * * 

 ただ、そのCGIはあくまでCGIであって、どれほど正確な
ものかはわからないので、本当はどうなんだろうな~と思って
いたのだけど。

<この手のCGIは、つい本物を見た気になるから、アブナイ
とこがある。
 あと、また機会があったら書きたいけど、TVニュースで、
CGIと声優を使って、裁判の再現とか何かの事件の再現を行なう
のも、本当に現場を見たかのように思い込んでしまう危険性がある
ので、果たして、こういう報道の仕方が普及してもいいのかな~と
疑問に思うとこがあるです。>


 1日の夕方、映像を見た田中康夫氏が「日刊ゲンダイ」の自分の
コーナーに、『期待外れだった これが「衝突」なのか』という
緊急寄稿をしていたのを読んで、「やっぱ、たいしたことなかった
のかな~」と思うところがあった。

『緊急寄稿「尖閣ビデオを観て…」

「見れば一目瞭然」と前原誠司外務大臣が、海上保安庁を所管する
国土交通大臣時代に豪語していたヴィデオが、遂に公開されました。
11月1日午前8時から衆議院第一議員会館地下一階の特別室で
開催された、衆参両院予算委員会理事懇談会の場で。

 限定29名の中の1人として、海上保安庁の鈴木久泰長官の説明
と共に、9月7日午前10時15分からの3分20秒、同10時
56分からの3分30秒、都合6分50秒のヴィデオを視聴した
限りに於いては、豈図(あにはか)らんや、「う~む、この程度
だったのか」が偽らざる印象です。

 前編は、巡視船「よなくに」の左船尾に中国漁船の左船首が
ぶつかった前後。後編は、その約40分後に巡視船「みずき」の
右舷中央部に中国漁船の船首がぶつかった前後。が、それを
「衝突」「追突」「接触」の何(いず)れと捉えるか、批判を
恐れず申し上げれば主観の問題ではないか、と思われる程度の
「衝撃」なのです。出席していた複数の議員も、同様の見解を
僕に呟きました。<全文は*1に>』

* * * * *

 さらに、J-CASTニュース1日には、こんな記事も出て
いた。

『「とくダネ」の岸本哲也レポーターは、猪口邦子(自民・参)
から模型を使って説明を聞いた。猪口は「2件の衝突の前後それ
ぞれ3分、計6分を編集せずに抜き出したもので、故意の衝突で
あるとわかる」と説明を始めた。

まず、巡視船「よなくに」の左舷にいた漁船がカジを右に切り、
「よなくに」の船尾をかするように衝突。

「動きが急だった」
次いで「みずき」に衝突したが、「不鮮明で」といいながら、
「みずき」の右舷側にいた漁船が左にカジを切って、これも船尾
をこするようにすり抜けたようなだったと説明した。

「そのあと、逃げようとしていた。巡視船は過剰反応をしていない」
しかし、これでは肝心の衝突がよくわからない。「みずき」の右舷
についたキズの説明にもならない。

小倉が「ビデオは(広く)公開した方がいいと思いますか」と
聞いたが、猪口議員は「経過がよくわかります。透明性を重視した
方がいいと思います」といまひとつはっきりしない。

小倉「猪口さんにいろいろやっていただいたが、あれ(模型)で
見ると、慌てて逃げるときにぶつかったのかなとも思えてしまう」
<全文は*2に>』

 この他にもJ-CASTニュース2日によれば、『「逃げ惑って
当たった印象」(民主党の小林興起・衆院議員)』『朝日新聞に
よると、視聴議員の社民党、服部良一・衆院議員は、「捕まえた
こと自体に疑問を持っている」と、中国漁船の船長逮捕について
コメントしている』という。

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 衝突事件があった当時、所管の国交大臣であった前原誠司氏は、
このような発言をしていた。

『沖縄県の尖閣諸島の日本の領海内で、中国の漁船と海上保安部
の巡視船が衝突し、漁船の船長が逮捕された事件で、前原国土交通
大臣は、捜査が行われている沖縄県の海上保安部を視察し、「衝突
時の状況はビデオで撮影しており、どちらが体当たりしてきたかは
一目りょう然にわかる」と述べ、日本の法律に基づき、きぜんと
して対応していく考えを示しました。<NHK16日>』

 まあ、mewが見ても、どちらが当って来たのかと言えば、中国
の漁船の方から当って来たと言えるのではないかと思うし。船ごと
ぶつかって来たのだから、体当たりと表現するのも間違いとは思う
しね。^^;

 これを警察のパトカーと自動車だとして考えれば、自動車が
逃げようとして、横に寄ってきてチョットでもぶつかれば、公務
執行妨害、器物破損、傷害罪、アレコレがとれる(犯罪を構成
する)ようなケースかな~とも思えるし。
 船長を逮捕したこと自体が、違法だとまでは言えないのでは
ないかと思われる。(・・)
 
<ちなみに、公務執行妨害罪で考えると、中国漁船の船長が、
あの海域は中国領海だと思っていた場合、海保の公務の適法性
に関して、錯誤論とかになるのかな~なんて話も、mew周辺
では出ていたです。^^;>

* * * * *

 でも、おそらくこの映像を見た一般ピ~プルは、「え?この
程度のものだったの?」と思った人の方が多かったのではないか
と察するし。
 この程度であれば、ここまで「衝突事件」として、大騒ぎを
する必要があったのかな~と疑問に思う人もいるのではない
だろうか?(@@)

 また、この程度であれば、船長を釈放したことに対する問題性
も、そんなに大きくないのではないかな~と思う人もいるかも
知れない。<フジタ社員の身柄拘束や経済他の諸状況を勘案
すれば尚更に?>

 そして、このように思う人が多いとしたら、却って、映像が
一般の目に触れることになって、よかったのかな~と思う部分が
あったりもするのだけど。(・・)

 ただ、このビデオの流出によって、中国側が、新たに反発を
示すおそれも十分にあるし。

 何より、今回のような形で、海保から事件の現場を撮影した
ビデオがネットに流出すること自体、日本の政府、捜査機関と
して、極めて深刻な事態&問題なのではないかと思われるし。
<先週は、警察の公安からテロ対策の資料が、流出したばかり
で、これも内部から出たという見方が強いしね~。(>_<)>

 APECや補正予算審議を控えて、このことで、政局がまた
バタバタすることになると困るな~と、案じてしまうmewなの
だった。(@@)
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作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
 










『【田中康夫 にっぽん改国】

期待外れだった これが「衝突」なのか

緊急寄稿「尖閣ビデオを観て…」
「見れば一目瞭然」と前原誠司外務大臣が、海上保安庁を所管する国土交通大臣時代に豪語していたヴィデオが、遂に公開されました。11月1日午前8時から衆議院第一議員会館地下一階の特別室で開催された、衆参両院予算委員会理事懇談会の場で。
 限定29名の中の1人として、海上保安庁の鈴木久泰長官の説明と共に、9月7日午前10時15分からの3分20秒、同10時56分からの3分30秒、都合6分50秒のヴィデオを視聴した限りに於いては、豈図(あにはか)らんや、「う~む、この程度だったのか」が偽らざる印象です。
 前編は、巡視船「よなくに」の左船尾に中国漁船の左船首がぶつかった前後。後編は、その約40分後に巡視船「みずき」の右舷中央部に中国漁船の船首がぶつかった前後。が、それを「衝突」「追突」「接触」の何(いず)れと捉えるか、批判を恐れず申し上げれば主観の問題ではないか、と思われる程度の「衝撃」なのです。出席していた複数の議員も、同様の見解を僕に呟きました。
 鈴木長官の説明に拠(よ)れば、2度目の衝突から2時間後の午後零時56分、「領海外」で2隻の巡視艇が中国漁船を挟む形で拿捕(だほ)。然(さ)したる抵抗も無く、船長以下の乗組員は任意の事情聴取に応じます。公務執行妨害での逮捕は、その14時間後の8日午前2時3分です。
 既に9月30日の予算委員会でも指摘した様に、領海侵犯や違法操業、入管法違反という毅然たる「王道」でなく、公務執行妨害という「覇道」で逮捕の意気地なき判断ミスを前原氏が下したのが、その後の迷走の原因。
 まっ、斯(か)くなる“お子ちゃま大臣”を糾(ただ)した所で詮方ないので話を先に進めれば、反政府デモが禁じられている鬱憤を、反日デモの形で発散している可哀相な存在が中国国民。それと同じ土俵で日本も激高した所で問題は解決しません。
 貪欲に国益を追求するナショナリズムの大国が中国。が、アメリカとて同じく、貪欲に国益を追求するデモクラシーの大国なのです。国家とは本来、国益を追求してこそナンボの存在。とするなら、こちらが成熟した国家として、笑顔で握手しながら机の下では“急所”を握る、大人の外交戦略を打ち立てるべき。
 が、不幸にも、理念も哲学も覚悟もなき日本政府は、上げ潮路線ならぬ“下げ潮路線”で右往左往、内外から押し切られるばかりなのです。う~む。【田中康夫】
<日刊ゲンダイ1日>』

『尖閣諸島沖での中国漁船の行動を記録したビデオ が1日朝(2010年11月)、衆参予算委理事に公開された。事件から1か月半以上も経ってとはおそれいる。

場所は議員会館の地下室で、むろんメディアはシャットアウト。議員たちも録画、録音、携帯一切禁止だった。内容は漁船と巡視船が衝突する前後だけを抜き出したもので、6~7分というが、このDVDを理事に手渡す横路衆院議長は「見る方の範囲も含めて取り扱いは慎重に」と言っていた代物だ。

司会の小倉智昭は「全部、あるいはメディアに公開したら問題なのか。編集の意図は何なのか、勘ぐっちゃう。日本への配慮なのか、中国への配慮なのか」

メディアとしてはこれを見た国会議員をつかまえて聞くしかない。

視聴の猪口邦子議員「不鮮明で」
「非常に鮮明で、故意に中国漁船がぶつかってきたことがよくわかる」(民主・森ゆうこ議員)、「ぶつかるシーンが明確にわかるビデオ。早く公開してもよかったのではないか」(民主・川内博史議員)
「とくダネ」の岸本哲也レポーターは、猪口邦子(自民・参)から模型を使って説明を聞いた。猪口は「2件の衝突の前後それぞれ3分、計6分を編集せずに抜き出したもので、故意の衝突であるとわかる」と説明を始めた。

まず、巡視船「よなくに」の左舷にいた漁船がカジを右に切り、「よなくに」の船尾をかするように衝突。

「動きが急だった」
次いで「みずき」に衝突したが、「不鮮明で」といいながら、「みずき」の右舷側にいた漁船が左にカジを切って、これも船尾をこするようにすり抜けたようなだったと説明した。

「そのあと、逃げようとしていた。巡視船は過剰反応をしていない」
しかし、これでは肝心の衝突がよくわからない。「みずき」の右舷についたキズの説明にもならない。

小倉が「ビデオは(広く)公開した方がいいと思いますか」と聞いたが、猪口議員は「経過がよくわかります。透明性を重視した方がいいと思います」といまひとつはっきりしない。

小倉「猪口さんにいろいろやっていただいたが、あれ(模型)で見ると、慌てて逃げるときにぶつかったのかなとも思えてしまう」

笠井信輔キャスター「各局ともこれをCGで作ったりすると思うが、ビデオを見せた方が早いんじゃないか」

その通り。政府については、事件後、ビデオを公開しないと決めたのがだれなのか。そこへ話を戻す必要もあるだろう。混乱を大きくした元凶なのだとはっきりさせた方がいい。<J=CAST 11月1日>』
by mew-run7 | 2010-11-05 09:00 | 政治・社会一般

by mew-run7