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小沢秘書の初公判~検察側の冒頭陳述の要旨

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。



2月7日、小沢一郎氏の秘書3人の公判が始まった。(**)

 残念ながら、産経新聞は今回、詳報をアップしてくれなかったの
だけど。
<今回は、検察、弁護側の冒頭陳述を読む時間が長くて、やりとり
が少なかったからかも? 次回から、アップしてくれることに期待。>

 検察側&各被告の弁護側、それぞれの冒頭陳述の要旨が掲載
されていたので、それらを順次アップしておきたい。(・・)

 検察側の冒頭陳述は、小沢氏側が水谷建設に工事受注の謝礼金
1億円を要求し、それを受領したことを最初に挙げて、その資金
を土地購入に当てたことを隠すために、政治資金規正報告書の
記載を意図的に操作したというストーリーになっている。

 09~10年に行なわれた西松事件の公判でも、検察側は、西松
建設の元社長の国沢幹雄氏や、小沢氏の元公設秘書の大久保隆規氏
の冒頭陳述でも、「これは小沢一郎氏を被告したの裁判」と思う
ようなストーリーを延々と語っていたのを思い出した。(-"-)

 起訴された犯罪事実は、ダミー献金に関する政治資金収支報告書
の虚偽記載だったのに、検察側の冒頭陳述は、いかに小沢氏が東北
地方においてゼネコン工事の受注に関して力<天の声>を持って
いて、それをもとに、多額の献金を得ようとていたかたかを強調
するものだったからだ。(ーー)
<参考資料・・・三井・冒頭陳述大久保初公判に関する社説関連記事『まるで「小沢への起訴状」&「欠席裁判」だった西松
裁判の検察の冒頭陳述、その問題性


* * * * *

 今回も、まずは、水谷建設からの「ウラ献金ありき」ということ
を前面に出して、裁判を進めて行くつもりなのかも知れない。(~_~;)

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長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~so-cha o douzo!
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陸山会事件

【検察側の冒頭陳述の要旨】 産経新聞11年2月7日より

『■土地購入の概要

 大久保隆規、石川知裕両被告は、小沢一郎民主党元代表の指示を仰いだ上、平成16年9月ごろ、陸山会が小沢元代表から4億円を借り入れ、元代表の自宅近くの土地を購入することとした。

 大久保、石川両被告は翌10月5日、住宅販売会社との間で売買契約を締結する一方、27日ごろまでの間に小沢元代表から計4億円を現金で借り入れた。石川被告は29日までに、土地購入代金等3億5261万6788円を支払った。

 その後、4億円を小沢元代表に返済するよう石川被告から引き継ぎを受けた池田光智被告は19年5月2日、陸山会口座から4億円を出金し、現金で一括返済した。

 ■大久保、石川両被告が共謀した理由

 土地購入時期は、小沢事務所に建設業者らが工事受注を陳情してきた胆沢ダム工事の開札と同時期で、このうち水谷建設は16年9月ごろ、大久保被告から計1億円の要求を受け、同年10月と翌年4月に支払った。

 こうした状況から、土地購入やその代金を小沢元代表からの4億円で支払ったことを収支報告書で明らかにした場合、報道機関などが胆沢ダム工事との関連に着目し、水谷建設からの5千万円受領の事実などが露見する恐れがあったため、大久保、石川両被告は4億円の借り入れを収支報告書に記載せず、そうした事態を回避しようと企てた。

■謝礼金受領の経緯

 胆沢ダム工事をめぐり、水谷建設元社長は下請け工事に関する共同企業体の幹事会社に選定されるよう、大久保被告を料亭で接待したり、「お歳暮」「お中元」と称して現金100万円を渡すなどして小沢事務所との親密な関係を築き、陳情を続けた。

 16年9月ごろ、元社長は大久保被告から幹事会社として選定してもらいたいのであれば、計1億円を小沢事務所に謝礼として供与するよう要求を受け、承諾。10月15日午後、東京都港区赤坂のホテルで石川被告に現金5千万円入りの茶色封筒を手渡した。17年4月19日には大久保被告に現金5千万円を手渡した。

 ■共謀成立の経緯

 石川被告は、所有権移転と代金支払いの時期について収支報告書上の公表が1年遅れることで胆沢ダム工事との関連が取り沙汰されないようにしようと考え、16年10月中旬から大久保被告に「登記をずらして、土地の取得を来年に回した方がいいんじゃないですか」と提案、大久保被告も「そうしよう」と了承した。

 石川被告は小沢元代表からの4億円借り入れが判明した場合に備え、銀行からの借入金で購入した旨の虚偽の説明をできるようにしようと考え、陸山会など関連政治団体の資金を集めて定期預金を組み、これを担保に銀行借り入れを行うこととした。この際、銀行関係者への取材で銀行借り入れ前の代金支払いが露見することを回避するため、収支報告書に融資元の銀行名まで記載しないで済むよう小沢元代表に銀行借り入れをしてもらい、陸山会に転貸してもらうこととした。

石川被告は同月下旬、大久保被告にその旨提案したところ、大久保被告も「そうしておいた方がいい」と了承した。

 17年3月ごろ、石川被告は大久保被告との共謀に基づき、16年分の収支報告書の原案を作成。大久保被告に「小沢先生からお借りした4億円と、土地購入の件は外しています」と報告、大久保被告は了承した。

 18年3月ごろ、池田被告は大久保被告に「16年に支払った土地代金も17年の支出として載せてありますから」と報告、大久保被告の了承を受けて17年分の収支報告書を完成させた。

 20年3月ごろ、池田被告は大久保被告に「小沢先生から簿外で借りた4億円の返済については、収支報告書から外しておきましたから」と報告、大久保被告の了承を受けて19年分の収支報告書を完成させた。

<産経新聞2011年2月7日>

<共同通信がまとめた検察側の冒頭陳述要旨も、More部分に
アップしておく>



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『 検察側 冒頭陳述


【土地購入】

 大久保隆規元秘書と私設秘書だった石川知裕衆院議員は小沢一郎元代表の指示を仰ぎ、2004年9月ごろ陸山会で、元代表から4億円を借り、これを原資に元代表の自宅近くの土地を3億4264万円で購入することにした。大久保元秘書と石川議員は10月5日、不動産業者と土地の売買契約を結び、4億円の中から手付金、仲介手数料の一部計1508万円を支払ったが、残り3億8492万円を陸山会の1口座に一括入金すると目立つため、石川議員が5銀行6支店の陸山会の6口座にあえて12回にわたって現金で分散入金した。

 その後、元代表への返済を石川議員から引き継いだ池田光智元秘書は07年5月1日、陸山会の口座残高を約4億4338万円にした上で同2日に4億円を出金し、元代表に一括して返済した。

 4億円の由来は、大久保元秘書らが具体的に説明せず、4億円を貸し付けた元代表も結局、合理的な説明をしていないように、公にできないものだった。陸山会が土地を購入した時期は、元代表の選挙地盤内の胆沢ダム工事の開札時期と同じ。建設業者のうちの1社である水谷建設は小沢事務所から下請け受注を了承した謝礼に大久保元秘書から1億円を要求され、04年10月15日と05年4月19日に5千万円ずつ宅配便用の茶色封筒に入れて渡した。1回目は石川議員が受領、04年10月18日に4億円の一部として入金した。

 元代表の4億円で土地を購入したことを政治資金収支報告書で明らかにすれば、報道機関が関心を持つことは必至。取材を受けても4億円の由来を明快に説明できず、ダム工事との関連に着目され、4億円の原資がダム工事受注に関して建設業者から受け取った違法献金ではないかと詮索、追及され、ついには水谷建設からの資金受領など小沢事務所の収入実態が露見する恐れがあり、大久保元秘書と石川議員は4億円借り入れを報告書に記載しないことで、そのような事態に陥ることを回避しようと企てた。

 石川議員は、土地購入は不動産登記簿で明らかになるため、いずれは報告書に記載せざるを得ないが、所有権移転と代金支払いの時期は05年に繰り延べてダム工事との関連が取りざたされないようにしようと考え、04年10月中旬から下旬ごろ、大久保元秘書に「登記をずらして土地取得を来年に回した方がいいんじゃないですか」などと提案。同様に考えていた大久保元秘書も「じゃあ、そうしよう」などと言って了承した。

 大久保元秘書は仲介業者に対し、残金は10月29日に支払うが、所有権移転登記は05年1月にしたいと申し入れた。大久保元秘書から指示を受けた石川議員は04年10月28日、陸山会と不動産会社との間で29日は仮登記し、05年1月7日に本登記する内容の合意書を作成、実際に繰り延べた。

 石川議員は元代表からの4億円の借り入れは公にできないと考え、代金が04年10月に支払われたことが判明した場合に備え、陸山会の慣行を参考に、元代表の関連政治団体の資金を集めて組んだ定期預金を担保に銀行から借りることにした。

 また、報道機関が銀行関係者を取材すれば、土地購入代金が銀行からの借り入れ前の10月29日午前に支払い済みだと露見し、資金の由来を追及される恐れがあると考え、報告書に銀行名を記載しないで済むように元代表に借り入れてもらい、陸山会に転貸してもらうことにした。大久保元秘書も同じ考えで「そうしておいた方がいい」などと言って了承した。

 【04年分の報告書】

 05年3月ごろ、石川議員は陸山会の04年分報告書作成の際、大久保元秘書との共謀に基づき4億円の借り入れや土地購入費用などの支払いを記載せず、関連団体からの資金移動も、寄付が急である不自然さから土地購入原資の偽装工作と看破される恐れがあると考えて記載せず、原案を作成。大久保元秘書に「小沢先生からお借りした4億円と土地購入の件は外しています」と報告、了承を得て報告書を提出した。

 石川議員は池田元秘書に「登記は05年1月7日にしたので、それに合わせて代金の支払いも1月7日にして05年の支出として報告書に計上しておいてくれ」と依頼、池田元秘書も了承した。

 【05年分の報告書】

 06年3月ごろ、池田元秘書は05年分報告書を作成する際、土地購入費用を05年に支払ったと虚偽記入すると支出が約3億円過大になり、「つじつまが合わないんですけど、どうしたらいいですか」と石川議員に相談。「ほかの団体から資金移動したようにして寄付を記載しておけばいいんじゃないか」などと助言され、受けていない寄付を記載して原案を作成、大久保元秘書の了承を得た。

 【07年分の報告書】

 08年3月ごろ、池田元秘書は07年分報告書作成の際、元代表への4億円の一括返済や関連団体からの寄付を記載せず、受けていない寄付を記載して収支のつじつまを合わせ、原案を作成、大久保元秘書の了承を得た。

〔共同通信7日〕 』
by mew-run7 | 2011-02-08 02:14 | 小沢&秘書の裁判

by mew-run7