都知事選~石原が不出馬&超保守の松沢・神奈川知事が後継候補に?+東国原はどうする?
2011年 02月 27日
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今日は、石原都知事の肝いりで始まった東京マラソンが行な
われる予定なのだけど。
4月に行なわれる東京都知事選が、混沌として来ている。(@@)
先週、石原都知事が、4選めに出馬しない意向だという報道が
出て、「よっしゃ~」と心の中でガッツポーズをしていたmew
なのだけど。
石原氏本人は、いまだに態度を表明せず。(~_~;)
しかも、何と複数のメディアが、石原陣営が、現・神奈川県知事
の松沢成文氏を後継に考えているという報道をしており、「はあ?」
という感じに。(゚Д゚)
さらに、1月まで宮崎県知事だった東国原英夫氏も、都知事選
出馬の意向を固めつつあるという報道が出始めていて、「何だか
な~」という気分になっている。(ーー)
<尚、共産党の小池晃氏、ワタミ会長の渡邉美樹氏、不動産鑑定士
の山口節生氏が、既に出馬を表明している。民主党は、また党から
の候補者をきちんと擁立できないのかしらん。(-"-)>
* * * * *
22日、地元紙でもある東京新聞が「石原知事 不出馬の意向
支援者らに伝達」というスクープ報道(?)を出した。(・o・)
『石原慎太郎東京都知事(78)が、四月十日投開票の都知事選
に出馬しない意向を固めたことが分かった。知事の長男で自民党の
石原伸晃幹事長が、不出馬の意向を有力支援者らに伝えた。ディー
ゼル車の排ガス規制や夏季五輪招致活動などで注目を集めた石原
都政は、三期十二年で終止符を打つことが濃厚になった。都知事選
は混戦が予想される。<東京新聞22日>』
これに追随するように、他の新聞やTVなども、石原氏は出馬
しない可能性が高いと報じており、アンチ石原都民のmewとして
は、「ほっ」とさせられていたのであった。(・・)
そもそも石原氏は、3期めも出ないと言っていたのに、東京五輪
招致や築地市場移転を進める目的もあって<関係する地域や企業
などに開発を約束していることもあってか?>、「最後のご奉公だ」
とか言って、急に3選めの出馬を表明して、当選していたわけで。
4期めもやったら、さすがに「ウソつき」呼ばわりされてしまい
そうなところがあるし。^^;
本人も、五輪招致や築地市場移転などには、心残りがあるよう
だが。都政では、特に新たにやりたいこともないし。09年から
民主党が都議会の第一党になったので、自公が多数を占めていた
頃に比べて、自分がやりたいように都政を行なえないことにも
嫌気がさしている様子。(~_~;)
また、既に78歳で、あと4年も精神力や体力が持たないと。
もし政治活動を行なうなら、政治家生活の残りは国政に傾けたいと
いう思いを抱くようになっているという。^^;
<石原氏は、去年、「たちあがれ日本」の発起人に。自民党時代
からの超保守仲間である亀井静香氏や平沼赳夫氏らと共に、新たな
保守連合&保守政権作りに励みたいという気持ちもあるようだ。^^;
関連記事『救国内閣&保守政権作りに燃える亀井、石原、自民長老
のシルバー保守派と鳩山兄弟』>
* * * * *
ただ、石原氏が出馬を辞めたいと思っても、簡単には決められ
ないという事情がある。
石原氏のバックには、何人かのブレーン&スタッフや民党の
都連&国会議員、企業、諸団体など、都の開発や資金など、様々な
形で利権に絡んでいる人たちがいて、石原氏を支援して来た人たち
がいるからだ。<あと保守教育を応援する超保守団体や、宗教団体
とかもね。^^;>
そして、彼らは、石原氏が知事を辞める場合には、同氏に
代わって、同じように計画や仕事を進めてくれるような後継者が
用意されていないと、困ってしまうわけで。簡単に、石原氏の辞任
を認めることができないのだ。(-"-)
石原氏の長男である自民党の都連会長でもある石原伸晃幹事長が、
もし後継者が決まらなかったら、もう一度出馬して、都議会選が
終わるまで、「あと2年だけ、続けて欲しい」と語っていたのも
そのためだ。<自分たちの都合で、2年だけ知事を続けてくれと
いう発想も、トンデモないと思うんだけど。(ーー)>
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実は、都民の多くは、石原氏が、07年から副知事に任命した
猪瀬直樹氏を後継候補にするのではないかという見方をしていた
のだけど。何故か、石原後継として、猪瀬氏の名前が挙がって
来ない。^^;
また、東国原氏は、後述するように、もし都知事選に出る場合、
石原氏と戦うことは避けたいと。むしろ石原氏の後継みたいな形で、
自公や保守勢力の支援を受けたいと考えているようだという話も
きいたのだが。
石原陣営は、今の段階では、東国原氏を後継にする気はほとんど
or全くない様子。
そして、今、石原陣営(石原氏の支援者)の有力候補になって
いるのが、石原氏に劣らず超保守である上、新自由主義っ子の
神奈川県知事の松沢成文氏なのである。(-"-)
<そもそも、他の県の知事を現にやっているor直前までやっていた
人が、都知事選に立候補するということ自体、何だかおかしい感じ
がしません?(@@) しかも、都知事の地位を、出世のための実績
作りの道具に使うという発想を持っている人たちがいるので、
尚更にムカつくところが。(ーー゛)>
* * * * *
何故、ここでいきなり神奈川の松沢県知事が、後継候補として
名が挙がったのだろうか?(・・)
松沢氏は、神奈川県議(2期)、民主党の衆院議員(3期)を
務めた後、神奈川県知事になって、今、2期めなのだが。
松下政経塾出身で、尊敬する政治家がサッチャーだと言うように
超保守派&新自由主義的な政治理念を持っている人だ。(~_~;)
石原知事とも考えが合うので、隣接する都県での政策協力を
行なったり、お互いに選挙応援に行ったりなど親しい関係にあるし、
<超保守系の埼玉の上田知事も、お仲間。^^;>
そして、元・民主党議員とはいえ、政治思想や政策面でほとんど
自民党と変わらないので、石原氏のバックの中に、松沢氏を後継に
して欲しいという声がかなり出ているのだというのだ。(-"-)
とはいえ、元・民主党議員の松沢氏を、自公が担ぐっていうこと
に疑問を呈する意見もあるのだが。
何と石原&自民党陣営は、松沢氏を出馬させる場合には、民主党
と相乗りにすることまで考えているという報道もあって、チョット
唖然としてしまっているところがある。(・o・)
<民主党が第一党であることを考えると、いい戦略かも知れないが。
都議会で、先に自民・民主の大連立が実現するなんて。(>_<)>
* * * * *
しかも、松沢氏は、mewの天敵の超保守派のひとりで。
彼が知事になってから、リベラルだったはずの神奈川県の教育
委員会でも、式典で国歌斉唱を行なわない教員のリストを作るよう
になったり、神奈川県の高校では日本史を必修にして、県が独自で
作成した歴史の教科書を使う計画を決めたりで。
<しかも、南京大虐殺など、彼らに不都合な記述は、削除されて
いる教科書らしい。*1>
、mewから見れば、石原氏に劣らないほど、保守的な教育の
強制を行なおうとしている人なのだ。(ーー)
それを考えると、尚更に、mewは、松沢氏が石原後継として
知事選に出ることには反対の立場なのだけど。
松沢氏は、今のところ、神奈川県知事選(3選め)の出馬する
かどうかに関して、全く態度を表明しておらず。それゆえ、都知事
選への出馬に関しても、何も言っていない。^^;
本人は、民主党が政権与党になったことから、知事を辞めて、
国政に復帰することも考えていたようなのだが。<衆院3期&
大きな県の知事2期を務めているので、閣僚にもなりやすい?^^;>
ところが、ここで民主党に逆風が吹いていることから、判断に
困っているところがあるのではないかと察したりもする。(・・)
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そして、もう一人、今、都知事選に出るのかどうかで注目されて
いるのが、東国原英夫氏だ。(・・)
以前から何回も書いているように、東国原氏は、もともと国会
議員になることを念頭に置いて、宮崎に帰郷したのだが。たまたま
急に、宮崎県の前知事が汚職で逮捕されて、県知事選に立候補して
みたら、思いがけず当選。^^;
しかも、宮崎の知事として、全国的に注目を浴びるようになって、
知名度や人気もアップしたので、早く、それを活かして国政に
行きたい&おいしい地位を得たいという思いが募るように。(-"-)
それで、09年に自民党が、衆院候補としてスカウトに行った時
も、やる気満々だったのだが。自分を総裁候補にして欲しいと発言
したことから、自民党内や一般国民に批判を浴びて、国政への転身
がかなわずに終わったのだけど。
11年1月「県知事としての限界を感じた。この国のあり方を
根本的に変えないと、地方の疲弊や閉塞感は是正できない」と
述べて、1期めの任期を満了した時点で、知事を退任して。すぐに
上京した。(・・)
* * * * *
東国原氏は、今、都知事選と衆院選の両方を睨んでいると言われ
ている。(-"-)
<この辺りは、また機会があったら書きたいが。東国原氏は、
上京後、すぐに東京都庁のある西新宿に事務所を構えたのだけど。
この春に衆院解散の可能性もあると知って、今月、多くの政治家
が利用する永田町の高級ビルにも事務所を開設したのよね。(・o・)>
mewは、国のあり方を変えるべきだと思うなら、当然にして、
国政選挙に出るべきだと思うのだけど。<それも、本来なら、宮崎
県内から立候補する方がいいんじゃにのかな~?(~_~;)>
将来、首相を目指している東国原氏は、国会議員になったら、
できるだけ早く、閣僚などのいいポジションにつきたいと考えて
いるのだが。<彼は、国会議員の経験も全くないしね。>
そのためには、東京のような大きなところの知事をやるのが
手っ取り早いので、都知事選出馬も捨て難いところがあるのだ。
<都知事1期で、衆院議員2~3回とか閣僚1回とかとの価値が
あるらしい。^^;>
ただ、東国原氏は、都知事選で、石原氏とは戦いたくないので
ある。勝ちめが薄いし、国政選挙では、自民党や保守系勢力の支持
を受けたい&公明党の協力も得たいと思っていることから、今、
自公を敵に回すのは得策ではないからだ。(・・)
* * * * *
ちょっと時間がなくなったので、いったん、ここで終わりに
したいのだけど。
もし国政選挙に出る場合でも、自民党から出た方がいいのか、
政界再編を待った方がいいのか、判断が難しいところがあるし。
また、橋下知事と同じように、世の流れに敏感な東国原氏と
しては、愛知&名古屋の首長選で、地域政党が大活躍したのを見て、
そちらの勢いも活用したいという思いも強くなっているはずだし。
東国原氏も、かなり最終的な判断に困っているのではないかと
察するmewなのだった。(@@)
<つづく>
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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
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さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」、晴天とら日和さんが
作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
『全県立高校で二〇一二年度から日本史必修化を目指し、県独自で作成した「郷土史」「近現代史」の
教科書の内容をめぐり、県教委は三十日、南京事件や歴代知事などの記述について、訂正や修正
することを決めた。 (寺岡秀樹)
県教委によると、記述内容そのものの変更は、「近現代史」が九カ所、「郷土史」が二カ所の計十一カ所。
「近現代史」では、一九三七年の南京事件について、欄外の注釈で「攻略の過程で、日本軍は一般市民、
非戦闘員をふくむ多くの中国人を殺害した」と記述していたが、「多くの」を削除した上で、
「なお、被害者の具体的な人数について、さまざまな説がある」と新たに加えた。
また、松沢成文知事ら歴代知事に関して「常に時代に先駆けた理念を示し、実行してきた」と評していたのを、
各知事が制定した代表的な条例の例示にとどめた。
県教委が九月に教科書を公表した後、県議会文教常任委員会で委員から、南京事件や松沢知事に関する
記述について「評価が加えられている」などの指摘があった。
県教委は「委員からの意見は真摯(しんし)に受け止めた上で、生徒が歴史的事実を客観的に、
主体的に調べ考えられるように検討し直した」としている。
このほか、新たにルビを振ったり、単元ごと抜け落ちていた巻末の索引項目を追加するなどした。
<東京新聞。神奈川版 10年12月10日>』