テロ犯、麻生に会いたい&理想は日本+自民議員、竹島近くの島に強行上陸か
2011年 07月 30日
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最近、毎日、ニュースをゆっくり見る時間がないので、
書く内容がリアルタイムよりかなり遅れがちになって
しまい、申し訳ないのだが・・・。m(__)m
22日、ノルウェーのオスロで、極右思想を持つ青年が、爆破&
銃乱射テロを起こし、76人の死者が出る事件があった。
被害者の方々に、哀悼、お見舞いの意を表したい。
青年は、ノルウェーが移民政策を推進した結果、他国からの
移民、とりわけイスラム系移民が増えたことを危惧。多文化主義、
文化的マルクス主義に基づいた政治信条を排除しなければ、西欧
諸国のイスラム化は避けられない」として、それを警告するため
にテロ事件を決行。
オスロで政府庁舎を爆破した後、警官を装って、左派政党である
ノルウェー労働党青年部の集会が開かれていたウトヤ島に上陸して、
銃を乱射して、60名以上を殺害した。(-"-)
mewは、もともと特定の思想を持っていないのだが。右にせよ
左にせよ、極端な思想は好きではない。
というのも、いわゆる極右でも極左でも、宗教的に自分の思想を
信奉、妄信して他の思想を認めなかったり、自分の思想の実現の
ためには、暴力的な手段を用いることを容認or実行したりする傾向
があるからだ。(`´)
特に近時は、ヨーロッパの国々で、俗にネオナチと呼ばれる極右
思想や白人史上主義思想を持つ移民排斥を主張する若者が増えて
いると言われているだけに、このような事件が他に波及しないこと
を願ってやまない。(・・)
* * * * *
この事件自体、かなりショッキングなものだったのだが・・・。
mewにとって、さらにショックだったというか、イヤ~な
気持ちにさせさせられたことは、事件を起こした青年が、理想の
国として、日本の名を挙げていたことだ。_(。。)_
詳しいことは、J-CASTニュース『「麻生太郎元首相に
会いたい」 ノルウェーテロ犯の理想郷は日本だった』を読んで
頂きたいのだけど・・・。
青年は、スウェーデンの極右が運営するウェブサイトの会員に
なっており、「2083:欧州独立宣言」と題した1500ページの文書
を公開していたとのこと。
その中に、『「日本と韓国、台湾のシステムは特にすばらしい」
いずれも「多文化主義を完全に否定」し、「自分たちの単一文化
の維持、保護に努めている」』と記していたという。
さらに会ってみたい人物の名として、ローマ教皇やロシアの
プーチン首相らの名と共に、麻生太郎氏の名があったという。(・o・)
* * * * *
日本の伝統的な文化、日本独特の文化を保持していることを
評価されるのは嬉しいことだけど。<とはいえ、古くは中国や
朝鮮の文化、近時は欧米の文化を取り入れて、日本的にアレンジ
したものが少なくないんだけどね。^^;>
日本が他民族や他文化を排斥する国として評価されることは、
mewにとっては、決して嬉しいことではない。(-"-)
麻生氏は、安倍晋三氏や平沼赳夫氏らと共に日本会議系の
超保守派の代表的な存在なのだが。<この3人+故・中川昭一氏
でHANAの会を結成していたことも。>
ネットの世界では、ローゼン閣下として、いわゆるネトウヨ
たちに信奉されていることから、一瞬、「麻生くんは、ヨーロッパ
のネトウヨ界でも有名なのかしら」と思ってしまったのだが。^^;
どうやら、青年が上の論文を書いた時に、麻生氏が日本の
首相を務めていたことから名が挙がったのではないかとのこと。
まあ、麻生氏本人もこのような論文に名を挙げられるのは、
決して本意ではないと思うのだけど。
麻生氏の仲間の超保守派議員の中には、中韓朝の3国を特亜
などと呼び、それらの国や民族を忌み嫌ったり、蔑んだりする
ほか、彼らを日本から排斥するような言動をしたりする人たち
もいるだけに、mewとしては、本当に複雑でイヤ~な気分に
なってしまったところがあったのだった。(ーー)
<ましてや、もし自民党がまた政権をとったら、超保守派が
また国粋的な思想に基づく改憲、軍拡、愛国教育を進めようと
手ぐすねをひいて待っていると思うと、尚更にブル~な気分に
なってしまうのよね。(-"-)
実際、自民党は、先日、発表した中長期の政策「日本再興」
でも、集団的自衛権の容認、学校での国旗&国歌の義務化など
かなり保守性の強い方針を打ち出しているし。(>_<)
関連記事『・・・自民党はやっぱ、アブナイ!~集団的自衛権
や非核3原則の見直しを公表』>
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それこそ、この計画は、まさに自民党の超保守派のアブナさ
を示すものだろう。(**)
自民党の「領土に関する特命委員会」(委員長・石破茂政調会長)
が、8月1日から4日まで 4名(新藤義孝委員長代理(団長)、
平沢勝栄、稲田朋美両衆院議員、佐藤正久参院議員)の議員団が
竹島に近い鬱陵島(ウルルン島)を訪問する計画を発表。
韓国との間で、大きな摩擦が起きているのだ。(~_~;)
韓国メディアによれば、韓国政府は鬱陵島訪問を計画している
自民党議員たちの入国禁止措置を取ると明らかにしたとのこと。
また、もし強引に同島に上陸しようとした場合は、身の安全が保証
できないと、水面下で、外務省を通じて警告して来たという話も
ある。
韓国側にも保守タカ派の議員や市民は少なからずおり、自分たち
の領土を守るためには、実力行使も止むを得ないと主張する者
がいるようなのだ。<そう言えば、ノルウェーのテロ犯人は、韓国
も理想の国に挙げていたんだっけね。(-"-)>
* * * * *
自民党の「領土に関する特命委員会」のメンバーが、鬱陵島
訪問の計画を立てたのには、いくつかの理由がある。
日本政府は、竹島の領有権は日本にあると主張。自民党政権下
で、教科書にその旨を記載する学習要綱が作られて、今年3月末
に新たな教科書が完成し、検定に合格した。
韓国側は、これに抗議をすると共に、4月にはいって、竹島
近海の洋上に「総合海洋科学基地」などを建設する計画や竹島に
あるヘリポートと宿泊施設の改修を表明。また大韓航空機が
竹島上空を試験飛行するなど、竹島(韓国側では独島)の領有権
の主張や実効支配の度合いを強めていたという。
さらに、鬱陵島の沙洞港に大型の護衛艦などが入港できる
ように拡張工事を行なう計画が立てられているという話もある。
自民党側は、菅政権(特に松本外務大臣)に、韓国に対抗措置
を行なうように要求していたのだが。
菅首相は、もともと領土問題にこだわる保守派ではないし。
しかも、3月以降は震災&原発対策に追われていて、竹島が云々
という問題を重視していられる状況でないことは明らかだろう。
<とりあえず保守タカ派仲間の松本外務大臣や外務省が、韓国
大使館に抗議をしたり、外務省職員が大韓航空機を利用することを
禁止する措置をとったりしたようけど。^^;>
でも、超保守派の議員たちからしてみれば、特に中朝韓との間の
領土問題は、全ての国政の中でも最も重大な問題であるだけに、
もういても立ってもいられない状態になっているようなのだ。(-"-)
* * * * *
自民党の執行部の中にも、さすがに党の議員が強行的に鬱陵島
を訪問して外交問題に発展することはマズイと考える人もいた
ようで。今週になって、石原幹事長が訪問中止を要請したという。
『石原氏は27日、鬱陵島訪問を計画した特命委の新藤義孝委員長
代理らと党本部で約40分間会談。「韓国の状況は非常に厳しく、
身の安全が保たれるか非常に心配だ」などと懸念を表明。さらに
国会日程や政局が微妙な時期であることなども挙げ、視察を中止
するよう求めた。これに対し、新藤氏らは「韓国を刺激しに行く
わけではない。(視察を中止すれば)自民党の外交姿勢が問われる」
と反発し、結論は先送りとなった。党執行部は同時期にクウェート
などを訪問する小池百合子総務会長らの海外渡航は認めており、
国会日程は中止要請の理由にならない。視察団の一人は「韓国政府
から党に働きかけがあったのではないか」と打ち明けた。
一方、石破氏は27日の記者会見で「鬱陵島に日章旗を立てて
『竹島はわが領土なり』という意図は毛頭ない。お互いにどういう
主張をしているのか理解することが必要だ。現場に行かなければ
分からない」と述べ、予定通り視察すべきだとの考えを強調した。
視察を予定しているのは新藤氏、平沢勝栄、稲田朋美両衆院議員、
佐藤正久参院議員の4人。佐藤氏はすでに参院から海外渡航の了承
を得ており、一人でも視察する意向を示している。<産経新聞
28日>』
現段階では、4人は石原幹事長の要請を拒み、計画通りに訪韓
する意思を示しているという。(-"-)
* * * * *
mewの知人は、「わざわざ韓国とやり合って鬱陵島に行くお金
と暇があるなら、東日本の被災地に行って、復旧活動でも手伝えば
いいのに」とぼやいていたのだが・・・。<ホントにね~。(・・)>
そもそも自民党が、菅政権に対する強行姿勢を強めたのは、尖閣
諸島沖で中国の漁船の侵入&衝突事件があったことがきっかけ
だったし。その後、「菅おろし」がエスカレートしたのも、菅首相
が安保軍事政策において、保守タカ派の思い通りに動かないことが
大きな要因になっているのも事実だ。<脱原発政策も含む。>
しかも、今、国内でもっとやるべきことがたくさんある状況
なのに、ここで自民党議員が、鬱陵島を強制訪問するために
動けば、外交問題に発展するおそれも大きいだけに、過剰な保守
思想を持った議員たちに、ますますヘキエキとさせられつつある
mewなのだった。(@@)
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