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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

野田が国連で原発維持(再稼動、輸出継続)の演説+オバマが普天間移設で結果を要求

頑張ろう、東日本&ニッポン!一歩一歩、前進を。o(^-^)o 
豪雨災害にあった近畿地方、北海道の被災地の方々もガンバですo(^-^)o


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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。



野田首相は、22日に国連の原子力安全に関する首脳級会合で
演説を行なった。(・・)

 この演説で、首相は「脱原発依存」に全く言及せず。逆に、
原発活用の必要性を唱え、原発再稼動や原発輸出を進めることを
前提に、原発の安全性確保をアピールしたとのこと。(-"-)

 また野田首相は、米紙のインタビューに対しても、原発政策を維持
する方針を示す発言を行なっていたことがわかった。<前原政調会長
も、他の取材で、原発輸出の推進に意欲を示していたし~。(~_~;)>、

 さらに、野田首相は、21日にオバマ大統領との初会談を
行なったのだが。この会談で、オバマ氏が、普天間基地の辺野古
移設の計画に関して「結果を求める」といわば最後通告を突き
つけて来たとのこと。
 政府は、早速、沖縄への一括交付金を創設することを決めて、
札ビラで頬を叩く作戦を行なうなど、ここから本格的に基地移転
計画を進める姿勢を見せている。(ーー゛)

<もう「あ~あ」って感じ。_(。。)_ だから、野田&前原G
には政権をとらせたくなかったのよね。(>_<)>

* * * * *

 先に、原発政策の話を・・・。

『【ニューヨーク=石田浩之】野田首相は22日午前(日本時間
22日夜)、国連の原子力安全に関する首脳級会合で演説し、
安全規制を徹底しながら、必要な原発は今後も活用する意向を表明
した。

 菅前首相が掲げた「脱原発依存」には言及せず、所信表明演説で
述べた「原発への依存度を可能な限り引き下げる」という表現も
使わなかった。

 首相は演説で、東京電力福島第一原子力発電所事故について、
「収束に向けた取り組みは着実に進展している。当初に比べれば
放射性物質の放出量は400万分の1に抑えられている」と述べ、
国際社会の理解を求めた。

 さらに、「原発の安全性を世界最高水準に高める」としたうえで、
「原子力安全庁」を創設する方針を表明し、原子力推進と規制の
両分野を担う経済産業省から規制行政を分離させるなど、原子力
安全強化に向けた独自の取り組みを進めていると説明した。
<読売新聞22日>』

『【ニューヨーク時事】原子力安全に関する首脳級会合が22日午前
(日本時間同日夜)、国連本部で開かれた。冒頭に演説した野田
佳彦首相は、東京電力福島第1原発の事故について、年内の原子炉の
「冷温停止」に全力を挙げていると表明。また、「日本は、原子力
発電の安全性を世界最高水準に高める」と述べ、停止中の原発の
再稼働や新興国への原発輸出を念頭に、安全対策に取り組む意向を
強調した。
 首脳級会合は原子力の安全対策について各国で議論するため、
潘基文国連事務総長が呼び掛け、国連総会に合わせて開かれた。
首相は既に来夏に向けて原発再稼働の意向を示しており、国際社会
の場で、日本が直ちに「脱原発」の方向に進むのではなく、原発の
安全性を高めて利用していく考えを明確にした。<時事通信22日>』

* * * * *

 mewは、以前に菅直人氏にせめて9月の訪米までは首相を
続けて欲しいと書いたことがあるのだが。
 その一つの理由として、菅前首相が、この原子力安全の首脳会合
や国連の一般教書演説で、G8サミットのスピーチよりさらに内容
を進める形で、「脱原発依存」社会を目指し、エネルギー政策の
見直しを行なうことをアピールすることを考えて、準備を進めて
いるという報道を見たことがある。
<関連記事を*1にアップ。もう7月には、演説の準備に着手
しようとしていた。>

 まあ、原発推進派の米国や政治家、財界などにとっては、日本の
首相が国際舞台で「脱原発宣言」を行なうことは、容認し難いこと
であって。国内では「延命策」だと批判が出て、それも何とか
「8月末」までに「菅おろし」を実現しようとする激しい動きに
つながったところがある。(-_-)

 mew的には、それが延命策であろうと否と、また菅氏ではなく
新たな首相によってでも、日本の国民を代表して、国連の場で
「脱原発(依存)宣言」を行なって欲しいという思いが強かった
のだけど・・・。
 それが実現できなかったことは、本当に残念でならない。(ノ_-。)
 
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 まあ、野田首相は、もともと原発推進派だし。
 首相になるに当たって、とりあえず、国民世論や党内の脱原発派
に配慮して、新規の原発建設の中止や中長期のエネルギー政策の
見直しによる原発依存率の低減などにも言及するようになっていた
ものの、本気で脱原発などする気はないことはわかってはいたの
だけど・・・。
<関連記事・『野田の所信表明に思ったこと+ダム建設再開の動
きに、脱原発の行方を懸念
』>

 しかも、首相が菅氏から野田氏に代わって、財界などから改めて
脱原発方針などはとらず、原発再稼動や原発輸出を推進すべきだと
いう意見が、ますます強く出されるようになっていたし。

 さらに、米国のエネルギー長官も、先週、牧野経産副大臣との
会談で日本が引き続き安全で確実な原子力エネルギーの平和利用
で主導的な役割を果たしていくことを要請しており、野田首相は、
この演説で、脱原発ではなく、原発政策の維持の方針を示すこと
が強く期待されている状況にあって。<おそらく官僚レベルの交渉
では、もっと圧力がかけられていたかも?(~_~;)>

<関連記事・『野田が、鉢呂の意思継ぎ、脱原発に配慮but米から
圧力?&油断大敵


 そのようなこともあって、野田首相自身、ここに来て、ついに
開き直ったのか、後述するように米紙のインタビューでも、
原発政策を維持する意向を表明するようになっていて。
 今回も、そのような方針に基づいた演説を行なうことに決めたの
ではないかと察する。(-"-)

* * * * * 

 実は、野田首相は、今週、訪米前に、米紙ウォール・ストリート
・ジャーナルのインタビューに応じたのだが。<WSJの記事は
コチラに。>
 もうこのインタビューで、原発政策を維持して行く意向を明らか
にしていたのである。(@@) 

 野田首相は、電力不足で、日本経済の足を引っ張ることに
ならないように、来夏までに停止中の原発に関して「再稼動できる
ものは再稼動していく」という方針を明言。

 記者から「今年大丈夫だったから、来年も(原発の稼働率が低い
ままでも)大丈夫ではないかという声をよく聞くが」ときかれて、
「そういうことはあり得ない」と断言していたのである。^^;

 また「原発依存をゼロにすることは可能か」との質問に対して
「やはり、日本は例えばゼロにするとすれば、他の代替エネルギー
の開発が相当進んでいなければいけない。そこまで行けるかどうか
も含め、いま予断をもって言える段階ではない」とやんわりと
ながらも否定。
 そして、「新規の場合は基本的には困難だと思う。ただし、もう
すでに着工して、(完成まで)90数%というものもあるので、個々
の事案に則して対応していきたい」と新規の原発建設の継続&稼動
にも含みを持たせる発言をしていたのだ。(ーー゛)

* * * * *

 さらに、前原政調会長も、今週、朝日新聞などのインタビュー
に応じて、原発輸出を推進する方針を示していたのである。

『民主党の前原誠司政策調査会長は21日、朝日新聞などのインタ
ビューに応じ、「日本の原発の安全性に対する信頼は揺らいで
いない。輸出はしっかりやるべきだ」と述べ、野田政権でも原発
輸出を引き続き推進する考えを示した。

 前原氏は菅内閣の外相当時、ベトナムなどへの原発輸出を進めた。
東京電力福島第一原発の事故を踏まえ、「より安全性を高める機運
は高まっている。事故の原因究明、再発防止策でしっかりと技術を
高め、世界に広げる責務がある」と指摘した。<朝日新聞21日>』

このまま放置しておけば、野田&前原コンビは、すっかり開き
直って、「脱原発依存」の話など出ていなかったかのように、
どんどん原発の再稼動や輸出の政策を進めて行く可能性が大きい
わけで。
 もっと一般国民の声を強くアピールして、プレッシャーをかけて
行くことを考えないと、「脱原発依存」の実現は困難になって
しまうのではないかと、大きな危惧感を覚えているmewなの
だった。(**)

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 また、野田首相は21日に、ニューヨークの国連本部内で、
オバマ大統領との初めての会談を行なったのだけど・・・。
<会談の発言要旨は*2に>
 
 『野田夫妻、外交デビュー。基地問題で米の強硬圧力を懸念
でも案じていたように、本来なら初対面のご挨拶や社交辞令を中心
に、通りいっぺんの話で終わるはずの初会談で、オバマ大統領は
普天間基地の辺野古移設に関して、「結果を求める」と強く要望
をして来た(圧力or脅しをかけて来た?)という。(@@)

『首相は会談で、昨年5月の日米合意の着実な進展を図ることを
強調し、首脳間の信頼関係構築を目指した。これに対し、オバマ
大統領は「これからの進展に期待している」としたものの、「結果
を求める時期が近い」とも述べ、日本側の努力を改めて強く促した。
<毎日新聞21日>』

『「結果を出す時期が近づいている」。大統領は首相との会談で、
時間を惜しむかのように本題に切り込んだ。首相同行筋によると、
クリントン米国務長官ら同席者が自己紹介をする間もなく、大統領
は強い口調で普天間問題を進展させるよう首相に詰め寄ったという。

 首相は就任以来、日米同盟を日本外交の基軸と明言してきた。
外務省内には「米国は野田政権に好意的だ」(幹部)として、米側
が過度な要求をしてこないと見る向きもあった。想定とは異なる
米側の対応について日本政府は「初の首脳会談にしては極めて
厳しい」(政府筋)と深刻に受け止めている。
 大統領が「結果」を求めた背景には、米議会が普天間問題の
こう着にいら立ちを強め、移設とセットである在沖縄海兵隊グアム
移転費用の削減を要求していることも関係がある。防衛省幹部は
「大統領の発言は最終通告だ。この1年で進展がなければ普天間は
固定化せざるを得ない」と強い懸念を示した。<時事通信21日>』
 
<米国の圧力に関しては、『普天間移設で、野田政権に対する米国
の圧力が強まる
』『米圧力に屈して、辺野古移設を強行しない
ように、全国の国民の力を
』など参照>

* * * * *

 民主党政権になってから鳩山&菅首相は、何とか辺野古移設の
計画を推進しないように粘って来たのだけど・・・。
 野田首相は、もともと親米保守タカ派路線だし、ましてや、
こんな風に最後通告を突きつけられたら、多少、強引なことを
してでも懸命に辺野古移設の計画を実現しようとするに違いない。

 政府も、22日に早速、こんな政策を打ち出した。
『政府は、2012年度から10年間の沖縄振興策として、沖縄県
が使途を自由に決められる新たな一括交付金制度を創設する方針を
固めた。
 26日に開く沖縄政策協議会の沖縄振興部会で、制度の骨格を
仲井真弘多県知事に示す。創設を要望していた県に配慮することで、
沖縄の米軍普天間飛行場の同県名護市辺野古への移設について、
県の理解を求める狙いがある。<読売新聞22日>』

 野田政権は、自民党政権が得意だったアメムチ作戦&札ビラで
頬を叩く作戦を展開するつもりらしい。(-"-)

<何と前原くんは、22日に早速ルース米大使と会って、移設
問題に関して意見交換していたとか。(゚Д゚)
 またウィキリークスされて、「おまえは、米国の情報員か!」
って言われちゃうぞ。(`´)>

* * * * *

 ただ、この件は、また改めて書きたいのだが。実は、今週、沖縄
の仲井真知事も訪米して、基地移設に関する講演を行なったり、
米議会の議員などと会談を行なったりして、強く抵抗を示していて。

『地元の頭越しに移設を進めようとする日米双方に対し、沖縄県の
仲井真弘多知事は「銃剣とブルトーザーで基地を造るのか」と反発、
県外移設を求める態度を崩していない。首相は政権交代を機に、
県が求める使い道を限定しない一括交付金を創設し対話の糸口を
探る考えだ。ただ、政府内からは早くも「アメとムチのやり方では
地元は受けつけない」(政府高官)との声も上がる。<時事通信
22日>』

 そして、できるなら、普天間移設の件でも、もっと一般国民が
自分の国の問題としてとらえて関心を示し、沖縄県民の思いを
後押しして欲しいと切に願っているmewなのだった。(@@) 

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さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」、晴天とら日和さんが
作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。







*1

『菅直人首相が9月下旬に米ニューヨークで開かれる国連総会への出席に強い意欲を示していることが16日、分かった。複数の政府筋が明らかにした。一般討論演説で自らが打ち出した「脱原発依存社会」を含め日本のエネルギー戦略をアピールする考え。外交日程を早めに固めることで8月退陣論を封じる狙いもある。退陣表明しながら続投に固執する首相に与野党は不信感を募らせており、8月の壮絶な「菅降ろし」攻防は避けられそうにない。

 複数の政府筋によると、首相は9月21日から始まる国連総会一般討論演説に出席し、自ら演説する意向を示し、外務省に演説の草案作りを指示した。ある政府筋は首相の国連総会出席を「今の(政府内の)自然な流れだ」と説明した。

 演説では、東日本大震災への各国の支援に謝意を表明した上で、政府の復旧・復興構想を紹介。東京電力福島第1原発事故についても収束に向けた政府の取り組みを説明し、太陽光など再生可能エネルギーを拡大させ、脱原発依存を目指す中長期のエネルギー戦略を訴える考えだ。

首相は昨年の国連総会にも出席しており、2年連続となれば平成16、17両年の小泉純一郎首相(当時)以来。ある政府関係者は「首相は小泉元首相を強く意識している。連続出席で長期政権の基盤を固めるつもりではないか」と語った。

 首相は5月下旬の主要国首脳会議(仏ドービル・サミット)の際、オバマ米大統領に9月前半の公式訪問を招請され、訪米に並々ならぬ意欲を示す。

 さらに首相は、中国が辛亥革命100年の記念行事を予定する10月10日前後の訪中に向け、中国との調整を指示した。11月には主要20カ国・地域(G20)首脳会議やアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が続く。首相が「外交の連続性」を口実にさらなる延命を図る公算が大きい。

 ただ、首相の場当たり的な発言癖は国際舞台でも変わらず、仏ドービル・サミットでは「太陽光パネル1千万戸設置」構想を唐突に打ち出した。国連でも「サプライズ発言が出る可能性は捨てきれない」(政府関係者)との警戒感が広がっており、実現性の薄い国際公約を打ち出せば日本の信用はさらに失墜する。

 しかも首相が6月2日に退陣表明したことは国際社会でも周知の事実であり、米軍普天間飛行場(沖縄県宜(ぎ)野(の)湾(わん)市)移設問題など外交・安全保障上の懸案は膠(こう)着(ちゃく)状態が続くことになる。
<産経新聞7月17日>』

*****

*2

『◇日米首脳の会談要旨

 【ニューヨーク高塚保】野田佳彦首相とオバマ米大統領の会談要旨は次の通り。

 <日米同盟>

 首相 日本外交の基軸という信念を持っているが(東日本大震災への支援で)改めて揺るぎない信念になった。

 大統領 日本は最も緊密な同盟国。同盟を21世紀にふさわしいものに近代化していきたい。

 <普天間飛行場移設>

 首相 (沖縄県名護市辺野古に移設するとした)日米合意にのっとり、沖縄の負担軽減を図りながら、理解を得られるよう全力を尽くす。

 大統領 進展に期待している。結果を求める時期が近い。

 <東日本大震災>

 首相 震災復興と東京電力福島第1原発事故の収束が野田政権の最優先課題。米国の支援に心から感謝したい。

 大統領 復興にいかなる協力も惜しまないと再び約束する。

 <環太平洋パートナーシップ協定>

 首相 できるだけ早い時期に(参加の可否の)結論を出したい。11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で具体的成果を上げられるよう支援する。

 大統領 (日本が)議論していることを歓迎している。

 <世界経済>

 両首脳 双方が経済成長と財政健全化を両立させる必要があるとの認識で一致。金融危機対応は主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の枠組みで協調。

 首相 (欧州債務危機は)まず欧州が結束して迅速に対処することが不可欠だ。

 <北朝鮮>

 両首脳 核開発問題で日米韓3カ国の連携維持で一致。当面は南北や米朝間の対話を重ねることが適切との認識を確認。

 首相 拉致問題解決に協力を求める。

 <中国>

 両首脳 南シナ海での中国の海洋権益拡大の動きを念頭に、この海域で航行の自由の確保が重要との認識で一致。<毎日新聞22日>』

*****

*3

『WSJ:原発依存度をできるだけ下げていくと言っているが、イメージ的には、どこまで下げていけるのか。

野田首相:脱原発依存は、国民のコンセンサスができていると思う。原発にできるだけ、可能な限り依存しない社会を作っていく。一方で、省エネ型の社会をいつまでにどうやって作れるか。あるいは再生エネルギーをどこまで大々的に普及できるのか、それを計算していかなくてはならない。その辺の需給環境をよく見通した計画を来年の夏までに作ることになっている。それが具体化の第一歩だ。

WSJ:原発依存をゼロにすることは可能か。

野田首相:ゼロにするかどうかも含めてだ。やはり、日本は例えばゼロにするとすれば、他の代替エネルギーの開発が相当進んでいなければいけない。そこまで行けるかどうかも含め、いま予断をもって言える段階ではない。

WSJ:20日の毎日新聞の世論調査では、国民投票をしたほうがよいという人が、65%いた。それについては、どう思うか。

野田首相:国民が安心できる、不安を取り除くエネルギーのベストミックスを作っていく上で、国民投票というより、国民の幅広い議論を喚起しながら、そして、意見を集約していくことが必要だ。

WSJ:投票はなくてもいいということか。

野田首相:国民各層が参加できる議論の仕組みをどう作るかだ。

WSJ:いま停止している原発が多数あるが、この再稼動はいつごろになる見通しか。

野田首相:ストレステストを含めて、より安全性のチェックをしながら、当然のことながら、原発立地県、地域の理解を得ることが大前提。そういう一連のプロセスをたどりながら、再稼動できるものは再稼動していく。新規の場合は基本的には困難だと思う。ただし、もうすでに着工して、(完成まで)90数%というものもあるので、個々の事案に則して対応していきたい。

WSJ:地域の反対があるときは、現在ある原発も含めて再稼動はしないのか。

野田首相:理解を得なければいけないことはあると思う。説明をしながら。最終的に反対の意思が強いかどうかは別として、安全性の確保とか、国が責任を持つといった説明をしながら理解を求めていくという作業は必要だ。

WSJ:再稼動はいつごろまでにできたら良いのか。

野田首相:これは需給関係もある。今年の夏は乗り越えて、今年の冬も大丈夫だろうと思う。来年の春以降、夏に向けて、やはり再稼動できるものは再稼動していかないと、まさに電力不足になった場合には、日本経済の足を引っ張るということになるので、そこはきちっとやっていかなくてはいけない。

WSJ:今年大丈夫だったから、来年も(原発の稼働率が低いままでも)大丈夫ではないかという声をよく聞くが。

野田首相:そういうことはあり得ない。

<ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 21日より>』
by mew-run7 | 2011-09-23 07:29 | 民主党、民進党に関して

by mew-run7