小沢公判~虚偽報告書作成で告発された田代検事の捜査が始まる
2012年 02月 25日
出演は、高良健吾、寺脇康文など。1トンもあるのに、めっちゃかわいい&表情豊かなばん馬や、ばんえい競馬の迫力&繊細さが描かれていると思うので、お時間のある方は(or録画して)是非、ご覧下さい。
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この記事では、小沢一郎氏の公判に関連する話を・・・。
『小沢検審に提出した捜査報告書偽造で検事を告発&ヤクザ発言記載も起訴議決に影響か』『小沢公判~田代報告書が証拠に&主任検事の報告書が開示+天皇の手術&医師』の続報になるのだが。
陸山会事件で強制起訴された小沢一郎氏の元秘書・石川知裕氏の取り調べを担当した田代政弘検事が事実と異なる捜査報告書を作成した件で、東京地検が田代検事から任意の事情聴取を始めたことがわかった。
東京地検は、今後、田代検事の上司などにも聴取を行ない、事件の解明を行なう予定だという。
<本来、このような捜査は東京地検特捜部が扱うのだが。今回は、田代検事が特捜部に所属していた時に行なった事案ゆえ、身内が捜査するのは望ましくないということで、東京地検の刑事部がこの捜査を担当することになった。>
『強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の元秘書を取り調べた捜査報告書に事実と異なるやり取りが記載された問題で、東京地検は24日までに、作成した当時の東京地検特捜部検事(45)や当時の上司から任意で事情を聴いたもようだ。虚偽記載の認識や詳しい経緯について調べを進め、立件の可否を判断するとみられる。法務省も処分を検討している。
関係者によると、聴取を受けたとみられるのは現在、新潟地検に異動となった田代政弘検事。
問題の記載は、田代検事が東京地検特捜部に所属していた2010年5月17日に作成した捜査報告書。資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡る政治資金規正法違反事件に絡み、元代表の元秘書、石川知裕衆院議員(38)=政治資金規正法違反(虚偽記入)罪で一審有罪、控訴中=を聴取した後に、特捜部長宛てに作成した。
元代表の同法違反容疑について、検察審査会が1回目の審査で「起訴相当」と議決した後に行われた再聴取で、石川議員とのやり取りが一問一答形式で記載されていた。
同報告書では石川議員が、元代表の政治資金収支報告書の虚偽記入への関与を認めた理由について「検事から『ヤクザが親分を守るためにウソをつくのと同じようなことをしたら選挙民を裏切ることになる』と言われたのが効いた。それでこらえきれなくなって、話したんですよね」などと発言したと記載。
ところが、石川議員が取り調べのもようを隠し録音したやり取りでは、こうした発言は存在しなかった。昨年12月の元代表の公判に証人出廷した田代検事は、弁護側の尋問に対し「そういうやり取りはなかった」と認めつつ「以前の取り調べの記憶と混同した」と弁明。故意の虚偽記載については否定した。
今月17日の公判で、東京地裁は同報告書を証拠採用する一方、「報告書の存在は、田代検事の公判での説明内容にも深刻な疑いを生じさせる」などと指摘、田代検事による虚偽記載を事実上認定。こうしたことから、検察当局は関係者から事情を聴くなど、早急に事実関係を確認する必要があると判断したとみられる。(日本経済新聞2月24日)』
* * * * *
『1月に田代検事に対する告発状が提出されたが、当初、検察内部では事態を重く受け止める声は小さかった。雰囲気が一変したのは、今月17日の小沢被告の公判での証拠採否だ。
大善文男裁判長は、田代検事が作成した調書の大部分を不採用にした上で、「報告書は具体的かつ詳細な記載で、記憶の混同とはにわかには信用できない」と一蹴。取り調べも「違法なもので許容できない」と強く非難した。ある検察幹部は「検審に強制起訴してほしいとの意図が働き、嘘の報告書を作ったのなら大問題だ」と頭を抱える。
告発状を受理した東京地検刑事部は、現在新潟地検に所属する田代検事から複数回にわたって任意で事情聴取。田代検事は公判同様に「記憶が混同した」と説明しているもようだ。検察当局は故意の有無や上司の関与などを捜査した上で、立件の可否を検討するとみられるが、仮に故意の虚偽記載が立証されれば偽証の疑いも浮上する。一方、法務省は田代検事らの処分を検討している。
報告書は公判廷に提出されることを想定した調書とは異なり、いわば「上司への内部的な報告」のような位置づけとされる。法務省関係者は「供述調書があるのに別に報告書を作った理由など不明な部分もあり、調べるべきことは多い」と話している。(産経新聞2月24日)』
『小川敏夫法相は24日午前の記者会見で、小沢一郎元民主党代表の政治資金規正法違反事件で石川知裕衆院議員を取り調べた東京地検特捜部検事(当時)が捜査報告書に虚偽の記載をしていた問題について、「重大な関心を持っている。決して見過ごしていいケースではない」と強調した。市民団体からの刑事告発などを受け、検察当局は同検事から既に事情を聴いている。(時事通信2月24日)』
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ついに田代検事の捜査が始まったようだ。(・・)
どうやら東京地裁の大膳裁判長が、今月17日の証拠調べの際に語ったことが、大きな影響を与えたようである。<もしかしたら、最高検や小川法務大臣などもチョットつっついた可能性もあるかも?>
田代検事は、石川氏が5月17日に行なった取調べの際に語っていないことを捜査報告書に複数記していたことが発覚しているのだが。小沢氏の公判の証人尋問で出廷した際には「記憶が混同した」と釈明を行なっていたのだ。
しかし、大善裁判長はそれに対して「報告書は具体的かつ詳細な記載で、記憶の混同とはにわかには信用できない」と判断して、田代検事の主張を認めなかった。
この裁判長の言葉は、「とても記憶の混同とは思えない。故意に虚偽の報告書を作成した疑いが大きい」と指摘しているに等しいものがある。^^;
<小沢弁護団が、田代報告書を新たな証拠として申請。東京地裁は17日の証拠調べで、証拠採用を認めたので、その際に大善裁判長がこの判断の言葉を語ったのではないかと察する。>
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mewも、メディアなどを通じて、この報告書のコピーの映像や中身を知って、大善裁判長と同じような印象を受けていた。
というのも、報告書に記されていた石川氏の発言は、あまりにも具体的かつ詳細なものだったからだ。(@@)
『小沢公判~田代報告書が証拠に&主任検事の報告書が開示+天皇の手術&医師』などに、捜査報告書の内容をアップしたのだが。
田代検事が作成した報告書は、異例なことに全て一問一答形式で記載されていて。ト書きのない演劇の脚本or雑誌のインタビューみたいな感じで、検事と石川氏の交わした会話が、そのまま「 」の中に記されているようなものだった。
『検事「小沢先生に対する報告とその了承、どういう形で供述したか覚えていますか」
石川被告「ヤクザの手下が親分を守るために嘘(ウソ)をつくようなことをしていたら、選挙民を裏切ることになるよって言われちゃって。これは結構効いたんですよ。それで堪えきれなくなって話したんですよね。』
『石川被告「署名拒否でも良いですか」
検事 「それは貴方自身の判断ですよ。どうしますか、署名拒否にしますか」
石川被告 「そんな、突き放さないでくださいよ」』
・・・という形で記載されているのだ。(-"-)
特に石川氏の発言は、まるでナマの会話をそのまま再生したかのように(録音テープを起こしたかのように)、いかにもという感じの話し言葉で書かれている。石川氏の発言中には、かなり長いものもあるのだが、それらも含めて、2人の対話が何ぺ-ジにもわたって、ずら~っと書き並べられていたのだった。
産経新聞の記事に『法務省関係者は「供述調書があるのに別に報告書を作った理由など不明な部分もあり、調べるべきことは多い」』とあったように、そもそも何でこんな対話形式捜査報告書を作る必要があったのか、本当に謎なのである。
<田代検事が自分でこのような異例の形の報告書を作ることを発想したとは考えにくいし。後述するように、特捜部ぐるみの計画&上司の指示に従って行なったのではないかという疑いが生じる。>
しかも、検察審査会の審査員がこのような対話形式の報告書を見たら、本当に2人の間で、このような会話が交わされていたと思い込んでしまう可能性が高いわけで。
田代検事+αは、検察審査員を誤信させる意図で、敢えてこのような対話形式の報告書を作成したのではないかと疑ってしまうところもがある。(・・)
<田代検事は、捜査報告書が検察審査会に提出することを認識していたことを公判で証言しているしね。>
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また、田代検事は、取調べでは簡単にメモをとる程度で、この捜査報告書は、「取り調べを一言一句記録しているわけでは ないので、思い出し思い出し作成した」と、自らの記憶をたどって書いたと証言していたのだが。
もし本当に石川氏が17日の取調べでこのような発言をしていたとしても、録音テープの起こしや詳細なメモもないまま、記憶だけで、こんなに詳細な形で発言を再現する形の報告書を作成すれば、主観や脚色がはいり込む余地が大きいので、かなり危険な行為だと言えるのではないだろうか?(~_~;)
でも、逆に言えば、最初から創作や脚色をする気で、報告書を作成する気であれば、過去の取調べで出た言葉を思い出しつつ、その記憶の断片や簡単なメモをヒントにしながら、自分の意に沿う方向で アタマの中で石川氏のセリフをいくらでも作ることができるわけで。
それが、田代検事の「思い出し、思い出し」という言葉にもあらわれているように感じられた。(-"-)
東京地裁の裁判官たちも、実際の報告書を見て「こんな具体的かつ詳細な記載を、記憶だけで書けるはずがないだろう」と考え、田代氏が故意に報告書に虚偽の記載を行なった疑いがあることを示唆する説明を行なったのではないかと察する。(・・)
* * * * *
そして、産経新聞に『ある検察幹部は「検審に強制起訴してほしいとの意図が働き、嘘の報告書を作ったのなら大問題だ」と頭を抱える』という一文があったのだが。もしこのことが判明したとしたら、まさに検察だけでなく検察審査会、ひいては刑事訴訟&司法制度全体を揺るがすような問題だろう。(`´)
被疑者が誰であれ、検事が虚偽の報告書を作成した場合、それだけでも犯罪に当たるわけだが。
もし検察が、検察審査会の議決を利用する形で被疑者を強制起訴に導くために虚偽の報告書を作成したとしたなら、それは司法制度の破壊するような背信的行為に当たる重大な問題だと言えるだろう。<この行為が何かの刑事犯罪を構成しないのか、勉強中。^^;>
さらに、今回の場合は、その被疑者が小沢一郎氏であったことから、日本の国政に大きな影響を及ぼしているわけで、それも含めれば、トリプルの意味で、トンデモない行為をしたことになるのである。^^;
しかも、『小沢公判~捜査資料の開示で、検察の思惑&さらなる違法行為がが明るみに』にも書いたように、小沢氏に不利になるような捜査資料を作成し、検察審査会に提出したのは、田代検事だけではないこともわかって来た。
主任検事が作成した報告書には、特捜部による小沢氏の取り調べ状況などを記し、「小沢供述は虚偽である。不自然・不合理である」との判断を記載。また、副部長も、田代検事の報告書にあった石川発言を引用して、捜査報告書を作っていたとのことで、特捜部が組織ぐるみで、このトンデモない行為に関わっていたことが、明るみになりつつある。(`´)
* * * * *
検察官が検察官に関する捜査を行なうのは、ましてや特捜部が組織ぐるみで関与していたかも知れない事案を捜査するのは、色々とやりにくい部分もあるのではないかと思うし。
他の部署が捜査を担当するとはいえ、同じ検察官同士なので、手心を加えたり、なあなあにそこそこのところで話をまとめて、とかげの尻尾切りで終わるのではないかという疑惑の目で見る人も少なからずいるのではないかと思うのだが。<mewも、チョットね。^^;>
もし国民からの検察への信用がこれ以上失われれば、日本の治安や平穏な社会が維持できなくなるおそれも大きいだけに、東京地検の刑事部には「自分たちが自浄作用を発揮して、検察を立て直さなければ」ぐらいの意気込みをもって、国民が納得行くような捜査&真相解明を行なって欲しいと切に願っているし。
また東京地検刑事部がそのような捜査を行なうように、国民やメディアが、客観的な視点をもって、しっかりとウォッチして行く必要があるのではないかと思っているmewなのだった。(@@)
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