「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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野田は小沢と消費税法案での手打ちができるのか?+焦る自民党&谷垣+小沢の肖像画

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。


 まずは、小沢一郎氏の肖像の話を。

12日、小沢一郎衆院議員の肖像画が、衆院分館の第14委員室に掲示された。(・・)
 
 衆院では在職25年以上の永年在職表彰議員を対象に、議員自身が肖像画を用意すれば掲示することを認めているのだが。既に在職43年目になる小沢氏は、1994年に在職25年の表彰を受けていたものの、肖像画の掲示は希望していなかったとのこと。

 しかし、自らが主催する「小沢一郎政治塾」の卒業生で、画家の澤田塁さん(35)が小沢氏の肖像画(油絵)を描いて今年2月に贈呈。塾生からの要望もあって、小沢氏がその思いに応えようと掲示を衆院に申請し、今回、他の表彰を受けた議員らの肖像画がずら~っと並ぶ中、小沢氏の肖像画も掲示されることになったという。
 
 12日、小沢氏は衆院分館で行なわれた掲示作業に、澤田さんや塾生らとともに立ち会い、満面の笑みを浮かべて「表彰をもらったときは(肖像画を)掲げるつもりにならなかったけど、君らのおかげで掲げることができました。ありがとう」と挨拶。その姿が、各局TVのニュースで紹介されていた。

 正直を言えば、肖像画に描かれた小沢一郎氏の顔がチョット険しいような感じに見えるので、個人的には、もう少し穏やかな表情の方がよかったかな~と思う部分もあったのだけど。<あと知人が角度によって「森喜朗に似ている」と言っていたので、改めて見たら「確かに」だったので、そこがチョット引っかかってしまうけど。^^;>

 でも、小沢氏は、何だか父親が子どもたちから愛情のこもったプレゼントをもらって手放しで喜んでいるかのごとく、若い塾生たちに囲まれて、ホント嬉しそうに相好を崩しているシーンをTVで見て、「よかったな~」と。
 そして、これが今後の政治活動の活力や励みにつながってくれるといいな~と思ったmewなのだった。(・・)
<その時の写真はコチラコチラに>

 小沢氏は、その後、若手議員たちとカレーを食べ、夜のパーティーでこんな発言をしていたという。

『小沢氏は終日ご機嫌だった。昼は衆院議員食堂で若手議員とカレーをほおばり、夕には都内のパーティーでこうあいさつした。

 「今すぐ選挙はないが、いつ何時(なんどき)、戦(いくさ)が来ても打ち勝つ信頼を得ておかねばならない。任期満了まで1年半。あっという間だぞ」
(産経新聞3月13日)』

 この「任期満了まで1年半」という言葉に、小沢氏の「そう簡単に解散なんかさせないぞ」という思いがあらわれているような感じがした。(・・)

* * * * * 

 そして、その小沢氏と野田陣営が攻防を繰り広げている消費税増税法案を巡る動きについてなのだが。

 野田内閣としての初めてとなる予算(平成24年度)が、先週8日に衆院で可決され、野田首相もほっと一息というところ。
<予算の場合は、衆院の優越性が大きいので、参院で否決されても、衆院の議決のみで自然成立する。>

 他にもいくつか重要法案はあるものの、野田首相の中では、次は3月末までに消費税増税法案が国会に提出することが最大の目標になっているに違いない。

 首相は先月24日の内閣記者会とのインタビューで「附則104条にある3月末までの法案提出は重たい」と発言。昨日12日の参院予算委員会でも、「年度内の法案提出を目指して全力を尽くす」と改めて強い意欲を示している。
 また政府・民主党の幹部は12日に会合を開き、府側は消費税増税法案を今月中に閣議決定したいとの考えを伝えたという。

『政府は23日を軸に消費税増税法案の閣議決定を目指しており、会合で藤村官房長官は「今月中に閣議決定をしたい」との考えを伝えた。(日テレ3月12日)』

 この付則104条というのは、09年に麻生政権の時に成立した改正所得税法の付則部分に記された規定で、そこには「消費税を含む税制の抜本的な改革を行うため、11年度までに必要な法制上の措置を講じる」と明記されている。
 そして、財務省&野田陣営は、「この3月末で11年度が終わるので、それまでに国会に法案を提出しないと、規定に違反することになる」ということを大義名分にして、3月末までの法案提出を主張しているのだ。(@@)

<本当は3月末までに法案を成立させたかったのだが。さすがにそれは諦めたものの、できれば5月ぐらいには、遅くとも6月の今国会会期末までには何とか法案を成立させたいと考えている。>

* * * * *

 その法案の閣議決定の前段階として、民主党は、今日14日から16日に、消費税増関連法案の事前審査を行なうことになっているのだが。
<14日に政府側の説明と質疑を行った上で、15、16両日に自由討議を行う予定。>
 ここで、野田陣営と小沢Gを中心とした消費税増税反対派がガチンコのバトルを繰り広げるのではないかと見られている。(@@)

<小沢Gの幹部は、グループの議員たちに12日以降は国会に詰めておくように指示を行なったとの報道も。(・・)>

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 ただ、野田陣営は、今年の1月頃に比べると、かなり方針を転換しているような感じがある。

 『小沢の「倒閣宣言」と自民の「話し合い解散」の誘いの間で揺れる野田首相』に書いたのだが。
 
 野田首相は、昨年末から今年にかけて、消費税増税を自らの政権で成し遂げることが政治家の使命だと考え、年頭に不退転の決意を表明。自民党からの誘いもあり、いざとなったら、法案に反対をする小沢Gを切ることになっても、また民主党が大敗するのを覚悟で解散を行なってでも、3月初めに強引に国会に法案を提出して、3月末までの法案成立を目指すつもりでいた。
 1月に小沢Gから敵視されている岡田克也氏を副総理に迎えて、臨戦態勢をとったのもそのためだ。(~_~;)

 もともと野田&前原Gは、小沢Gや党内の左派を切って、自民党の保守系議員と連携して国政に携わりたいという思いが強かったし。
 自民党の方も、早く解散総選挙や政権奪還をしたかったことから、谷垣総裁や石原幹事長などが、野田首相に対して堂々と公の場で「打ち合わせ解散」や「小沢抜き連立」を呼びかけるようになっており、もし両者の間でうまく話がまとまれば、その計画が実行に移されるのではないかと見られていた。(@@)

* * * * *

 でも、野田首相は先月後半あたりから少しずつ、早期の解散を行なうことに消極的な姿勢を見せるようになっている。
 というのも、もし今、強引に解散総選挙を行なえば、民主党は惨敗して、野田Gや首相を支えて来た仲間の議員の大半も落選するおそれがあるし。ここで政権や首相の座を失うことになれば、最も楽しみにしている5月の公式訪米や自分たちが実現したいと思っていた諸政策を実現できななくなってしまう可能性が大きいからだ。(~_~;)

 また、野田首相は、今後の対応を決めるために、2月末に自民党の谷垣総裁と密会を行ない、、お互いの意思を確認し合おう<探り合おう?>としたのだが、2人の考えはおおむね一致したものの、谷垣氏が法案成立前の早期解散を強く求めたため、解散時期などを巡って意見が分かれ、結局、話がまとまらずに終わったと言われている。^^;

 しかも、自民党も一枚岩ではない上、谷垣総裁の立場が不安定であることから、もし谷垣陣営との間で話がまとまったとしても、その通りにコトが運ばない可能性が大きくなっているため、野田首相としては尚更に、「打ち合わせ解散」&「小沢抜きの連立」構想に向かって突っ走るのは危険だと判断したのではないかと察する。(・・)

* * * * *  

 実際、谷垣総裁は、2月末の密会報道が出てから、ますます党内で求心力を失っている感じがある。
 しかも、3月にはいっても自民党の支持率がなかなか上がらず<大部分の世論調査では、民主党と同じぐらいか少し下になっている>、このままでは野田政権を解散総選挙に追い込んでも、自民党が第一党になるのは難しいのではないかという予測も出ていることから、党内にイラ立ちや焦りが募っているようで。
 今年9月に予定されている総裁選を待たずに、党内で「谷垣おろし」が起きて、総裁が交代する可能性も大きくなって来た。^^;

 この自民党内の対立や実権争いのことについては、『自民党も、解散&連立構想で党内対立の様相』に書いたのだが。
 自民党内では、早速、ポスト谷垣争いが始まっており、昨日も『『町村派会長の町村信孝元官房長官が派内の議員に立候補の意思を伝えていたことが12日、分かった』という報道が出たりもしている。(*1)

 ただ、その報道記事にも『党内では9月を前に、「ポスト谷垣」の動きが表面化している。最大派閥(43人)を率いる町村氏が出馬すれば、総裁選の有力候補に浮上するとみられるが、派内の雰囲気は歓迎一色ではない。同じ派の安倍元首相を推す声が保守派を中心に出ているためだ。安倍氏自身も周囲に「総裁選への対応は決めていない」と語るなど、含みを持たせている。(読売新聞3月13日)』と記されているのだが。

 安倍晋三氏も、超保守勢力からの期待もあって、総裁&首相に復活する意欲を見せており、近時は積極的にメディアに出て、自己アピールに努めている。

 ただ、安倍氏は、話し合い解散自体は肯定していたものの、民主党との連立には否定的な立場なのだ。
 安倍氏&同氏を支持する議員や識者、団体は、あくまでも自民党をベースに超保守勢力(戦後体制否定or戦前復古主義系の保守)を結集して、今度こそ超保守政権を作りたいという思いが強い。それゆえ、小沢Gや左派系議員を含む民主党全体との連携は考えず、平沼赳夫氏が参加する「た」党&石原新党や橋下維新の会、そして民主党など他党の同志と連携することを優先する方針だと言われている。(・・)

* * * * *

 同じ保守でも、民主党の野田首相や前原政調会長や、彼らと連携しようとしている自民党の谷垣総裁や、こちらもポスト谷垣候補の石原幹事長、石破茂氏などは、多少、温度差があるものの、戦後体制を肯定しているふつ~の保守or新保守派なので、安倍氏らの超保守派とは相容れない部分がある。
<石原幹事長が2月末にBS番組で、超保守勢力のリーダーである平沼赳夫氏のことを「平沼氏は天皇家中心の古い形の保守主義だ」と評したりもしてたし。^^;(*2)>
 
 それゆえ、安倍陣営としては、彼らが主導権をとる形で連立構想が進むことは、阻止したいと考えているようだ。(・・)

 それは12日の参院予算委員会で、安倍氏の応援団長を自認する山本一太氏が、野田首相を攻撃する姿勢にもあらわれていたように思えた。

『「話し合い解散はあり得ない。談合だ。自民党はやりません。今国会で必ず内閣を退陣に追い込む!」。参院予算委員会のトップバッターに立った山本一太氏(自民)はいきなり倒閣を宣言、野田佳彦首相と谷垣禎一自民党総裁の極秘会談で芽生えた「話し合い解散」路線を踏みにじった。(産経新聞3月12日)』
 
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 おそらく野田首相&周辺は、自民党のこのような状況を見て、尚更に谷垣陣営と組んで「話し合い解散」&「小沢抜き連立」を実現することは、容易ではないと考えたのだろう。

 野田陣営は3月にはいってから、少しずつ軌道修正をし始めた。

<関連記事・『鳩山が消費税法案に賛成?+野田・小沢会談&手打ちの可能性』>
 
 彼らは、小沢氏の要望を聞き入れて「早期の解散をしない」&「消費税増税法案に反対派の要望を盛り込んで、一部を修正するか付則をつける」ことを条件にして、3月末までに法案を国会提出することに協力してもらうという方法をとろうと考え、小沢氏サイドにアプロ-チし始めたのである。(+_+)

<以前も書いたけど。mewは、小沢氏は野田首相が解散を躊躇する&自民党との協議がうまく行かない可能性が大きいと予見していたのではないかと思ったりもするのよね。(・・)>

 10日には、岡田副総理がBS朝日の番組で、「今解散すれば、国民の怒りは既成政党に明らかに向かう。何もしないで選挙ばかりやっている(との怒りだ)」と否定的な考えを述べたとのこと。 
 さらに同日、日本本記者クラブでの会見で「話し合い解散」に否定的な発言を行ない、小沢氏との協議に期待を示したという。

『岡田克也副総理は10日の日本記者クラブでの会見で、消費税増税関連法案の成立を条件とする衆院の「話し合い解散」について「非常に難しい」と述べ、否定的な考えを示した。

 岡田氏は「国民感情からすると談合しているように見える」と強調。解散時期が同法案の成立前か後かいずれの場合も新党などの第3極に支持が流れることを念頭に、「自民党にも民主党にもよい結果にはならない」と指摘した。

 同法案に反対姿勢を示している民主党の小沢一郎元代表については、「消費税に絶対反対と言っていない。折り合う余地は十分にあるし、それは残していただいていると思う」として、賛成に回ることもあり得るとの見方を示した。
(産経新聞3月10日)』

* * * * *

 岡田副総理が、小沢一郎氏と折り合う余地があると言った背景には、先週、小沢氏とタッグを組む鳩山元首相が、条件によっては消費税法案に賛成することを示唆したことがあるのではないかと思われるのだが。

 その鳩山前首相は、12日に今度は、前原政調会長に会って、同様の発言を行なったという。(・・)

『民主党の前原誠司政調会長は12日、同党の鳩山由紀夫元首相と衆院議員会館で会談し、野田政権が月内提出を予定する消費増税関連法案への協力を要請した。鳩山氏は増税に慎重な考えを示しているが、会談では「景気のこともあるので、その辺の配慮をしてほしい」と求めた。経済状況が悪化した場合に増税を停止できる景気条項の表現ぶり次第で、法案に賛成することに含みを残した発言とみられる。(時事通信3月12日)』

 さらに、これまで野田陣営と小沢氏との仲介役を務めることに消極的な姿勢を見せていた小沢側近の輿石幹事長も、調整に乗り出すことを示唆したという。

『民主党の輿石幹事長は12日の記者会見で、野田首相と消費増税に反対している小沢一郎元代表との会談について、「ただ2人が会えばいいという問題ではない。私なりに考えていきたい」と述べ、調整に乗り出す考えを示唆した。

 輿石氏は「元代表も、何でも反対だとは一度も言っていない」としたうえで、「(元代表が)今どのように考えているかは、会ってきちっと話してみないと分からない」と述べ、近く小沢氏と面会する意向を示した。(読売新聞3月12日)』

* * * * *

 ただ、この辺りは、今日からの会合の様子も見て、チェックしたいと思うのだが。
 小沢&鳩山氏サイドは法案修正に関して具体的な数字を盛り込んだ景気条項を求めているものの、財務省系の議員や官僚は修正に難色を示している上、再増税の付則を設けることを提案しているとのことで、そう簡単に話がまとまりそうにはない様子。

 そこで野田首相周辺には、党内対立が激化するのを避け、両者で協議する時間を確保するためには、4月以降に法案の国会提出を先送りすることも検討すべきではないかという声も出始めたという話もある。^^;

* * * * *

 このような情報を得てか、もし民主党内で手打ちが行なわれて、早期解散や連立の構想が消えたら、党内で大ピンチに陥ることが確実の谷垣総裁は、こんな発言までしていたとのこと。(・o・)

『自民党の谷垣禎一総裁は13日の党役員会で、野田佳彦首相が月内の提出を目指す消費増税関連法案に関し「首相は不退転の決意で臨むと言っているのに対し、小沢一郎民主党元代表は法案提出を阻止しようとしている。どちらも、できなければ『言うだけ番長』だ」と皮肉った。(時事通信3月13日)』

 また、消費税増税には絶対反対の主張を続ける国民新党の亀井代表は、8日に岡田副総理と会談した際に「こんな経済状況で消費税を上げるべきではない。法案を提出したら野田佳彦首相と2人で地獄に落ちるぞ」とまで言ったとか。(*2)
 さらに昨日13日には、野田首相に会い、法案の閣議決定を強行した場合、国民新党から入閣している自見金融・郵政担当大臣相が署名に応じない可能性に言及したという。(~_~;)(*3)

 ・・・というわけで、民主党内だけでなく、周辺の政党の人たちも絡んで来て、まだまだ法案の国会提出までには紆余曲折がありそうな感じがしているmewなのだった。(@@)
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さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」、晴天とら日和さんが
作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。






*1

『9月の自民党総裁選に向け、町村派会長の町村信孝元官房長官が派内の議員に立候補の意思を伝えていたことが12日、分かった。

町村氏は2月下旬、自らに近い議員数人に、「次(の総裁選)は出たい」と伝えた。 2009年の総裁選では、直前の衆院選で小選挙区で敗れ、比例復活したこともあって出馬を見送ったが、10年10月の北海道5区補欠選挙で当選を果たし、周囲からは「環境は整った」との声が出ている。

党内では9月を前に、「ポスト谷垣」の動きが表面化している。最大派閥(43人)を率いる町村氏が出馬すれば、 総裁選の有力候補に浮上するとみられるが、派内の雰囲気は歓迎一色ではない。
同じ派の安倍元首相を推す声が保守派を中心に出ているためだ。安倍氏自身も周囲に「総裁選への対応は決めていない」と語るなど、含みを持たせている。
(読売新聞3月13日)』


*2

『国民新党の亀井静香代表は8日夕、都内で岡田克也副総理と会談。

 消費税増税関連法案への賛同を求められ、「こんな経済状況で消費税を上げるべきではない。法案を提出したら野田佳彦首相と2人で地獄に落ちるぞ」とはね付けた。(産経新聞3月8日)』

『国民新党の下地幹郎幹事長は13日、国会内で民主党の樽床伸二幹事長代行と会談し、政府が月内に提出予定の消費税増税関連法案の付則で10%超への追加増税を平成28年度までに法整備する方針を盛り込んでいることに対し、「目の前の課題の解決に障害になる。政府として否定すべきだ」と見直しを求めた。

 国民新党の亀井静香代表は税率10%までの消費税法案の閣議決定自体に反対している
(産経新聞3月13日)』

*3

『野田佳彦首相は13日夜、首相公邸で国民新党の亀井静香代表と約1時間50分会談した。首相が目指す消費増税法案の3月中の閣議決定について、亀井氏は「国民新党としては署名できない」と表明。閣議決定を強行した場合、同党出身の自見庄三郎金融・郵政改革担当相が署名に応じない可能性に言及した。

 国民新党幹部が13日夜、明らかにした。亀井氏は再三、消費増税に反対する考えを首相に伝えてきたが、閣議決定で反対する可能性を伝えたのは初めて。月内の閣議決定を目指す首相の方針を強くけん制した形で、消費増税法案を巡り、14日から始まる民主党内の議論にも影響しそうだ。

 増税法案を閣議決定するには原則、全閣僚の署名が必要。自見氏が署名に応じない場合、首相は自見氏の罷免を迫られ、国民新党の「連立離脱」の可能性も出てくる。党首会談後、亀井氏は記者団に対し「消費税なんてちまちましたことをやる時ではない。財源は(消費税以外にも)いくらでもある。財務省の言いなりになることはないと、首相に伝えた」と説明した。

 これに先立ち、岡田克也副総理は13日、首相官邸で国民新党の下地幹郎幹事長と会談。下地氏は「亀井代表は消費増税法案の閣議決定に厳しい考えを持っている。連立がきちんとできるよう考えてほしい」と述べ、閣議決定の先送りを求めた。(毎日新聞3月13日)』

:::::

関連記事キープ

『 野田佳彦首相は13日、消費増税に反対する国民新党の亀井静香代表と党首会談を行い、増税法案を月内に閣議決定・国会提出するための与党内調整を本格化した。民主党も14日から税制調査会や財務金融など関係4部門による合同会議を開き、党内議論を始める。党執行部は23日の閣議決定を目指すものの、慎重派が「増税の前提」とする国会議員定数削減など「身を切る改革」は具体化しておらず、議論の難航は必至だ。【光田宗義】

 消費増税法案は、2月に閣議決定された税と社会保障の一体改革大綱に沿って、現行5%の消費税率を2014年4月に8%、15年10月に10%まで引き上げるのが柱。民主党は13日の政調幹部会で増税法案の党内論議について、(1)14日に政府側が法案を説明し、質疑を行う(2)15、16両日に自由討議--との日程を確認した。

 増税法案の閣議決定に反対し、「連立離脱」カードまでちらつかせる亀井氏だけでなく、民主党内も小沢一郎元代表ら増税慎重派が党内論議を待ち構えている。今後の調整では慎重派の議員を説得するため、増税前に経済状況の好転を見極める弾力条項や、税率を10%に引き上げた後の追加増税に関する付則をどう表現するかが焦点になる。

 増税法案の原案は弾力条項について「名目、実質経済成長率、物価動向などの経済指標を勘案し、引き上げ停止を含めた措置を講じる」と表現。執行部は慎重派に配慮し、文案を修正することで、党内手続きを乗り越えたい考えだ。

 一方、慎重派は弾力条項に「実質成長率2%、名目成長率3%」などの数値目標を明記するよう要求する構え。小沢元代表のグループに属する民主党の一川保夫参院幹事長は13日の記者会見で「条件がクリアできなければ、(増税を)やめると明記されれば、理解する可能性もある」と指摘した。

 しかし、数値目標を明記すれば足かせになり、実際に増税できなくなる可能性もある。民主党幹部は「慎重派が主張するのは、今の景気状況なら増税を見送るという話。弾力条項の表現をどう玉虫色にするかだ」との見方を示した。

 税率を10%に引き上げた後の追加増税を示唆した付則の存在も、慎重派を刺激している。さらなる増税の布石に映るため、世論や野党からも批判を招く可能性があり、民主党幹部は「党内議論次第では、付則を外すこともある」ともらす。国民新党の下地幹郎幹事長は13日の記者会見で「税率の見直しがあるかのように読まれていることが障害になっている」と削除を求めた。

 税と社会保障の一体改革素案を巡り、昨年末の党内議論がまとまったのは、衆院議員定数の80削減や徹底した行革など「身を切る改革」の断行を執行部が約束したからだ。しかし、その後、定数削減に関する与野党協議は進展しておらず、党がまとめた「行政改革実行法案」も数値目標は2分野のみ。増税の前提となる改革の遅れも、党内議論に影響しそうだ。

毎日新聞 2012年3月13日 21時59分(最終更新 3月14日 0時53分)』
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by mew-run7 | 2012-03-14 08:58 | 民主党、民進党に関して | Trackback(1)
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