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特捜部の幹部が、検審提出の報告書を書き替えか?&検察上層部による調査開始か?

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。



 昨日4日、東京地検特捜部で石川知裕氏の取り調べを担当していた田代政弘検事が作成した虚偽の捜査報告書に関して、一部、内容にくい違いのある記事が報じられていた。

 先に出たのは、朝日新聞の記事なのだが。同紙は、検察当局の調べに対して、佐久間元部長をはじめ当時の特捜部幹部特捜部が「事実と異なる内容の捜査報告書だとは知らなかった」と説明していると。また、田代検事は「自分の報告書が検察審査会に提出されるとは思わなかった」と述べていると伝えていた。

 mewは、上司の説明も信じがたいし。それに、田代検事は、小沢氏の公判に出廷した際に、自分が作った捜査報告書が検察審査会に提出されると思っていたと証言していたので、何かマユツバ物っぽい記事だな~と思いながら読んでいたのだけど。(~_~;)

 その後、共同通信や時事通信が出した記事には、田代検事の上司は内容が虚偽だと知らなかったと言っているものの、小沢氏の起訴に積極的だった特捜部の幹部のひとりが、検察審査会に提出するために、自らの手で事実と異なる報告書を作出していた可能性があることを指摘している。(**)

* * * * *

 まずは、朝日新聞の記事から・・・。

 先週、東京地検が田代検事に起訴を見送る方針だという報道が出たのだが。何だかその結論をバックアップするために出された検察リークをそのまま記した記事のようにも見える。(-"-)
 
『石川知裕衆院議員を取り調べた東京地検特捜部の検事が虚偽の捜査報告書を作成した問題で、佐久間達哉・元特捜部長(55)ら当時の特捜部の幹部が検察当局の調べに対し、「事実と異なる内容が記載されているとは知らないまま、検察審査会に提出した」と説明していることがわかった。

 審査会にこの報告書を提出した理由については、「特捜部の捜査結果をわかりやすく説明するためだった」という趣旨の説明をしているという。

 捜査報告書を作成したのは、田代政弘検事(45)=現・法務総合研究所教官。民主党の小沢一郎元代表について検察審査会が「起訴相当」と議決したのを受けた再捜査で、小沢氏の秘書だった石川議員を2010年5月17日に取り調べた。

 田代検事は、「検事から『11万人の選挙民の支持で議員になったのに、うそをつけば選挙民を裏切ることになる』と言われたのが効いた」と石川議員が語った――などの実際にはなかったやりとりを記載した佐久間元部長あての捜査報告書を作成。報告書は、検察審査会による2度目の審査に提出され、小沢氏の強制起訴を決める材料になった。

 関係者によると、佐久間元部長をはじめ当時の特捜部幹部は検察当局の調べに対し、いずれも「事実と異なる内容の捜査報告書だとは知らなかった」と説明。審査会に報告書を提出したのは、審査員を務める市民に対してわかりやすく説明するためだった、などと話しているという。

 田代検事は検察当局に対し、「10年1~2月の逮捕時に石川議員が話したことなどと、記憶が混同した」との説明を変えていない一方、「報告書が実際に審査会に提出されるとは思わなかった」とも述べているという。捜査報告書の扱いをめぐって、佐久間元部長らと田代検事との間に認識のずれがある格好だ。

 小沢氏を無罪とした4月26日の東京地裁判決は、小沢氏の強制起訴を決めた手続きの有効性は認めたものの、「事実に反する捜査報告書で検察審査会の判断を誤らせることは許されない」として検察当局に十分な調査をするよう求めた。

 田代検事については虚偽有印公文書作成・同行使や偽証、佐久間元部長ら上司については審査会の業務を妨害したとする偽計業務妨害の容疑で、市民団体から告発されている。法務・検察当局は、いずれも不起訴処分としたうえで、人事上の処分をする方向で検討しているが、小沢氏の判決の指摘も踏まえ、最終的な処分を決めるとみられる。
<朝日新聞5月4日>』

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 他方、共同通信と時事通信は、このような記事を掲載していた。

『小沢一郎民主党元代表をめぐる政治資金規正法違反事件に絡み、元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)が捜査報告書に虚偽の内容を記載した問題で、虚偽内容が引用され、検察審査会に提出された別の捜査報告書を作ったのは、作成者として署名した副部長ではなく、小沢元代表の起訴に積極的だった別の上司だったことが4日、関係者の話で分かった。

 この報告書は元代表の関与を強調する内容で、検察審による起訴議決の根拠の一つとされた。検察当局などは、当時の「積極派」の上司が議決に影響を与える狙いで作成した可能性があるとみて、人事上の処分を検討している。
 上司は事情聴取に、「議決を誘導する意図はなく、引用部分が虚偽だとも知らなかった」と供述しているという。

 田代検事は石川知裕衆院議員を事情聴取した直後に作成した捜査報告書に、同議員が勾留時の供述を維持した理由などについて虚偽の記載をした。

 関係者によると、虚偽内容が引用された副部長名義の報告書は、小沢元代表を石川議員らとの共謀に問えるかについて総合評価する内容で、田代検事作成の報告書などとともに検察審に提出された。共謀成立に否定的な要素も書かれていたが、虚偽内容部分にアンダーラインを引くなど、肯定的な要素が強調されていた。

 検察幹部はこの報告書について、「不起訴の理由を説明するのが本来で、通常とは違う」と指摘している。(時事通信5月4日)』

* * * * *

『小沢一郎民主党元代表(69)の捜査をめぐり、元東京地検特捜部の田代政弘検事(45=現法務総合研究所)が虚偽の捜査報告書を作成した問題で、当時の特捜部副部長が作成した別の報告書を元代表の立件に積極的だった幹部が添削し、検察審査会に提出していたことが4日、関係者への取材で分かった。

 副部長の報告書でも、元代表の関与を強調した田代検事の報告書が引用された。幹部がどのように手を入れたかははっきりしないが、検察当局は議決に影響を与える狙いがあった可能性もあるとみて慎重に調べている。

 関係者によると、この幹部は、検察当局の調べに「引用部分が虚偽とも知らず、議決に影響を与えるつもりもなかった」と説明しているという。

 田代検事は、検察審査会が元代表に対する起訴相当議決をした後の2010年5月、元秘書石川知裕衆院議員(38)を再聴取して報告書を作成。

 元代表の関与を認める供述をした理由などに虚偽が含まれていた。副部長が作成した報告書も実際にはなかった、このやりとりを引用。これらの報告書はその後、起訴議決をした検審の審査に提出されていた。(共同通信5月5日)』

 読売新聞も、5日にこの件を伝えていた。

『副部長が作成した報告書は、元特捜部の田代政弘検事(45)が2010年5月17日に元代表の秘書だった石川知裕衆院議員(38)(1審有罪、控訴)を任意で事情聴取した後に作成した虚偽記載のある報告書のほか、石川被告や元代表らの供述調書などの証拠を再評価したもの。

 関係者によると、報告書は全部で約20ページあり、政治資金収支報告書の虚偽記入について、元代表と石川被告らの共謀を肯定する要素と否定する要素の両論が併記されている。当時の副部長が特捜部長だった佐久間検事宛てに作成したが、佐久間検事は自ら、田代検事が作成した報告書の虚偽記載部分にアンダーラインを引いたり、供述内容を書き加えたりしたという。(読売新聞5月5日)』

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 このブログでも何回か書いたことがあるのだけど。検察審査会は、検察が不起訴処分にしたことが妥当かどうかを審査するところだ。それゆえ、検察側は審査会に対して、いかに自分たちが不起訴処分を下したことが妥当であったかをアピールするような内容の資料を出すのが通例だと考えられている。
 

 検察側にとっては、自分たちが嫌疑不十分だとして不起訴処分に下した事件を、検察審査会に起訴相当議決を出されるのは、好ましく&望ましくないことだからだ。

<時事通信の記事に『検察幹部はこの報告書について、「不起訴の理由を説明するのが本来で、通常とは違う」と指摘している』とあるのも、そのことを示している。>

 でも、今回の場合は、検察側は、共謀を認めた石川氏の供述調書の信用性を強化するために事実と異なる内容の報告書を提出。
 さらに、小沢氏が共謀を否定した供述調書の信用性がないことを訴える報告書を提出したり、問題となる部分にわざわざアンダーラインを引いたりして、まるで小沢氏が起訴されるように仕向けているかのようなところがあり、異例な状態が起きているのである。(-_-)

 このようなことが起きた理由として、特捜部の幹部が、小沢氏の起訴を強く望んでいたのに、検察上層部が起訴するには証拠が不十分&公判が維持できないとして、起訴を認めなかったことがあるのではないかと考えられているのだが。
 ただ、もしかしたら、幹部の中にも検察上層部の判断はやむを得ないとして、ある程度、納得をした人たちと、最後まで納得がいかず、起訴に固執した人がいたであろうことは想像し得る。

 そして、検察審査会への資料提出に関しても、特捜部の幹部が全員、関わっているわけではなく、どうしても小沢氏を起訴したい、検察審査会が起訴相当議決を出すように誘導したいと思っている1人またはごく少数の幹部が主導的、積極的に動いており、他の幹部が知らないうちに、他者の名前を使って捜査報告書を作ったり、他者の捜査報告書の修正や加筆(アンダーラインも含む)を行なった可能性も十分にあり得ることなのではないかと察する。

* * * * *

 尚、記事の中では「検察当局」と記されているのだが。特捜部の幹部ら6人が告発を受けていること、小沢氏の公判の判決の中で、東京地裁が検察庁などによる調査を求めたことから、検察上層部がこの問題に関して調べ始めた可能性がある。

 また、小沢氏に無罪判決が下されたこと、東京地裁が、特捜部が検察審査会の議決を誘導するために虚偽の捜査報告書を提出した可能性を示唆したことから、田代検事の起訴見送りについて、検事総長や法務大臣の指示によって、検察上層部が再検討を行なうように指示する可能性も否定できないようにも思う。<or田代氏の起訴を見送る場合には、他の検事を起訴することを考えるとか?>

 いずれにせよ、もしこれらの記事が事実なら、検察当局は特捜部幹部ひとりひとりに事情聴取を行なうなど、真相の究明に乗り出している可能性があるわけで。どうか本気になって、この件の真相を調べ、国民に対して明らかにして欲しいと切に願っているmewなのだった。(@@)

                  THANKS


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   、
by mew-run7 | 2012-05-05 15:04 | 小沢&秘書の裁判

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