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日本がアブナイ!

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民主の両院懇談会+民自公が国会日程で亀裂か?+小沢と野田の密約説も

 これは今日2本めの記事です。 

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。


昨日20日朝、野田首相がメキシコから帰国した。
 首相は、まず、政府&党三役会議に出て、民自公の修正合意案を了承。そして、夕方5時から両院議員懇談会を開いて、議員たちに3党の修正合意に関して説明して理解を求めた。

<ちなみに午後2時からのフジTV「知ったかぶり」では、修正案の了承や採決に関して解説するコーナーで、珍しいことに小沢Gの東祥三議員を1名だけゲストに招き、小沢Gの言い分をきいていたです。(・・)>

 mewは、夕方5時過ぎにチョット時間が空いたので、ネットで懇談会の様子を見ようと思ったのだけど。民主党は、いつも懇談会などをナマ中継してるのに<かなり荒れそうな懇談会も中継していたんだけどな~>、なぜか、昨日は民主党のHPには懇談会に関して、何一つ記されておらず。
 そこで、もしかしてと思って、ニコ二コ動画を覗いてみたら、17時15分で中継が終わったと記されていて、「あらら~」と呆れてしまった。_(。。)_
<野田首相の冒頭の挨拶だけ、中継したのかしらん?^_^;>

* * * * *

 両院議員懇談会には、約350名の議員が出席したとのこと。冒頭で野田首相が挨拶を行なった後、執行部は、3時間ほどかけてとりあえず賛否それぞれの意見をきいたとのこと。
 しかし、会場として借りていた憲政会館の使用時刻が8時までだったこともあり、最終的には、議長役の直嶋正行氏(両院議員総会長)が「野田代表(首相)と輿石東幹事長に対応を一任したい」として、懇談会を終了させたという。^^;
<ただ、ここで輿石幹事長も一任をとったことは、意義があるように思う。>


『野田総理大臣は「去年の民主党の代表選挙が終わったあと『ノーサイドにしましょう』と言った。その思いは変わっていない。ねじれ国会の中で、何かを成し遂げるには苦労しなければならず、みんなで力を合わせて山を乗り越えていきたい。皆さんの声を真摯(しんし)に聞いて、一定の時期には結論を出し、みんなで力を合わせて乗り越えていく政党をつくりあげていきたい」と述べ、消費税率引き上げ法案などの衆議院での採決に向けて結束を呼びかけました。
これに対し、出席者からは「3党の修正合意の内容はマニフェストに反しており、撤回すべきだ」という意見や「政策決定のプロセスに問題がある。両院議員懇談会を党大会に次ぐ議決機関である両院議員総会に切り替えて、議論すべきだ」などという異論が相次いでいます。
また、「党が分裂する事態になれば、責任を取って野田総理大臣は辞めるべきだ」とか「法案には賛成だが、きのうのような決め方には納得がいかない」などという意見も出ており、会合は2時間以上たった今も続いています。(NHK6月20日)』

『会場の使用期限とされる午後8時が近づき、首相が「行政改革の旗を降ろしていないことだけは信じてもらいたい」と理解を求めると、中間派の鹿野道彦前農相が「お互いをののしりあうような会合を続けては亀裂が大きくなる」と発言。司会の直嶋正行両院議員総会長が「代表(野田首相)と幹事長に判断していただきたい」と議論を打ち切った。(毎日新聞6月20日)』

* * * * *

 時事通信が、懇談会での主な議員の発言要旨を掲載していたので、ここにアップしておきたい。

『民主両院懇談会での主な発言=一体改革

 20日の民主党両院議員懇談会での主な発言は次の通り。

 野田佳彦首相 一定の時期に結論を出し、皆で力を合わせ乗り越えていく政党をつくりたい。消費税については代表選でテーマに掲げたし、丁寧に手続きを踏み、合意形成に努力してきた。わが党の社会保障案がベストだが、(自民、公明両党と)3党でやる以上、百点満点は取れない。

 輿石東幹事長 実務者がみんなを集めて意見集約した上で3党協議に臨んだ。民主党が理念を捨てて流されたわけではない。

 石井一氏 代表を選んだら、仮に政策が気に入らなくても支援するのが政党の民主主義だ。どうしても反対なら、9月の代表選で野田首相を交代させればいい。その上で消費増税をやめるなら国民も納得する。

 川内博史氏 首相が昨年9月の民主党代表選で消費増税を公約しなかったことが混乱の原因だ。党内の多数決を取り、どちらが勝っても負けても勝った方に従うべきだ。

 川上義博氏 増税ばかりの議論で、減税が一言も出てこないのはおかしい。次は減税の検討をしてほしい。

 鹿野道彦氏 政権交代の志を忘れず、責任を果たすために党は一つになるべきだ。党を割らないことが重要だ。首相に負担をかけてはいけない。そのための使命を輿石幹事長に一任すべきだ。

 小林興起氏 党内の声が首相に正確に伝わっていない。首相がちゃんと判断できるよう情報を上げるべきだ。なぜ採決を急ぐのか。もっと党内をまとめてからの方がいい。

 原口一博氏 何年も民主党を支持してきた方からも疑問を持たれていることに、強い危機感を共有しようではないか。(社会保障と税の一体改革を)自信を持ってやるためにも丁寧なプロセスを踏むべきだ。民主党議員が修正案の条文を見たのはおとといだ。きちんと国民に説明できるようにしてほしい。

 宮崎岳志氏 両院議員総会を開いて投票を行い、明確に賛否を決めるべきだ。その上で造反者を処分するのは仕方ない。しかし、決める手続きが不明確なまま処分するのは誰も納得しない。

 柚木道義氏 社会保障制度改革を棚上げしない意志を明確にし、法案提出に向けて命懸けで努力することを約束してほしい。

 直嶋正行両院議員総会長 野田代表(首相)と輿石幹事長に対応を一任したい。(時事通信6月20日)』

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 さて、マスコミでは、早速、「果たして小沢Gの議員のうち何人が反対票を投じるのか」、「処分はどうなるのか」「小沢Gの離党&新党結成はあるのか」ということに焦点を置いて、アレコレの情報や予測を報じたりしているようなのだけど。

<関連記事・『前原が強引に一任とりつけ&小沢G、次の一手は?・・・』>

 その話はチョット横に置いておくことにして・・・。

 実は、昨日、mewの大きな関心を抱いたことの一つに、民自公の間で、今後の国会日程に関する考えに、かなりのズレが生じているということがあった。(**)

 自公は以前から、21日までに修正案を衆院採決できなければ、法案成立には協力しないと繰り返し強く主張していたのだが。民主党側は、修正案の国会提出が遅れていることを理由に、採決を22日以降に延期することを要請。
 さらに、その後、民主党側は審議時間の確保などが必要だとして、26日に採決を延ばすことを打診したため、自公幹部から怒りと不信感を買っているというのだ。^^;

 また、国会の会期延長に関しても、自公が7月下旬から8月上旬ぐらいまでの国会延長を提案しているのに対して、民主党は9月8日まで79日間もの国会延長を決めたことから、両者の考えに大きな開きが生じることになったのだ。
 自公としては、早く国会を閉じて、解散総選挙を行いたいという思惑があるため、こちらの方も今後、かなりもめそうな感じがある。(~_~;)

* * * * *

 当初の予定では、野田首相が20日に民主党内で両院議員懇談会を開いた後、民自公で党首討論を行なって法案成立への協力を求め、21日に衆院採決をすることになっていたのだが。<自公は21日までに衆院採決しなければ、法案成立には協力しないと宣言していた。>

 ところが民主党側が、国会に修正案の提出をまだ行なっていないことを理由に、衆院採決を21日に行なうのは困難だと自公に伝達。結局、自公側も事情を理解し、止むを得ないと容認したため、採決が22日にズレ込むことになったと報じられていた。
<野田首相も谷垣総裁に手続きが遅れていることを謝罪する電話をしたという。>

 しかし、民主党はさらに採決を延期することを提案したのである。(~_~;)

 実は、自公を除く野党6党の幹部が、20日午後に横路衆院議長を訪ねて、審議もせずに修正案を衆院採決を行なうことは問題だと主張し、審議時間の確保を要請していたのだ。

『自民、公明両党を除く野党6党の幹事長・書記局長は20日午後、国会内で横路孝弘衆院議長と会い、民主、自民、公明3党が社会保障と税の一体改革関連法案の修正で合意し、採決を強行しようとしていることを批判、十分な審議を行うよう申し入れた。
 みんな、共産、社民など6党の申し入れ書は「まともな審議もせず早期採決を強行するのは、3党談合の国会への押し付けそのもの。国会の役割を否定する前代未聞の暴挙だ」と強調。これに対し、横路議長は「(修正案の)中身の審議が行われないまま採決というのは良くない。与党の国対委員長に伝える」と応じた。(時事通信6月20日)』

 そのようなこともあって、民主党の国対は、来週25日に衆議院の特別委員会で、翌26日に衆議院本会議でそれぞれ採決することを考えたのだが。『26日採決の打診を受け、自公幹部から「ふざけるな」の声が上がった』というのである。(~_~;) (毎日新聞6月20日)

 また『谷垣氏は「どんなに待っても22日だ。そこからのらりくらりするようなら、ご破算だ」とも述べた。自民党は谷垣氏主導で22日中に法案の衆院採決が実現できなければ、会期延長に反対するとの方針を確認した』という。(産経新聞6月21日)

<mewは、野田首相&執行部が採決の日を延期したいのは、党内の反対派議員の説得のために時間を稼ぎたいという考えもあるからではないかな~と思ったりもしている。>

* * * * *

 話がチョットだけそれるが。<でも、民主主義的には大事なことだと思う。>

 先日も少し書いたのけど、mewは、昨年来、民自公の3党だけで協議して、様々な法案の修正を行なっていることに、大きな疑問を覚えているし。<他の野党も一緒に協議したいと言っても、入れてくれないのよね。(-"-)

 また、今回の一体改革関連の法案に関しても、民自公3党は既に100時間も審議したので採決してもいいと主張しているのだけど。
 これまで与野党で100時間かけて議論して来た対象は、主に政府与党が提出した法案であって。15日に民自公で修正合意した法案は、全く国会で審議されていないのである。^^;

 まあ、これが政府与党案をごく一部修正しただけであるとか、与野党全党で協議して修正したものだというのであれば、まだ理解できるのだけど。<それでも、少しは修正案の審議をした方がいいと思うけどね。>

 でも、今回の修正案の場合は、政府与党案の根本部分を大きく変えてしまうものであるだけに、それを国会の場でろくに審議もせずに採決をすることは、議会制民主主義の本旨に反するものではないかと思うし。
 他の野党の存在をあまりにも軽んじるやり方でもあるだけに、mewは、野党6党の要請は妥当なのではないかと思う。

 また、横路氏も衆院議長も、その点をきちんと民自公の国対委員長に指摘して、審議時間をとるように指揮すべきではないかと考えている。(・・)

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 そして、民主党側は、修正案の参院での審議、議決だけでなく、他にも重要な法案がたまっていることから、長期の会期延長を検討していたのだが。
 自公としては、ともかく消費税関連の修正案+αだけ成立させて、あとは1日も早く解散総選挙を行ないたいところ。それゆえ、自民党の大島副総裁や公明党の山口代表が、延長は長くても「お盆前まで十分だ」と民主党側をけん制する発言を行なったりしていたのだった。

 しかし、『民主党は20日の与野党国対委員長会談で9月8日まで79日間の会期延長を提案した。民主党は一体改革関連法案の参院審議時間などを確保するためと説明したが、自公両党は「7月いっぱいで十分」と反発。(毎日新聞6月20日)』

 結局、昨日の国対委員長会談では、同意が得られず。
『延長の是非について、自民、公明両党は一体改革関連法案の衆院採決日程を明示するよう求めた上で、持ち帰った。国民新党とたちあがれ日本は賛成したが、共産、社民両党などは反対した』という。(時事通信6月20日)

 今国会は1月に始まったものの、自民党が閣僚の問責決議やら何やらで、ほとんど法案審議に協力してくれなかったこともあり、5月の時点では提出した法案の3割ほどしか成立させることができない状態だったため、野田内閣&民主党としては、ここから何とか一つでも多く重要法案を通したいところだろう。
 
 また、野田首相や輿石幹事長は、党内の状況にも配慮して、早期の解散を避けたいという考えの下に、9月までの会期延長を発案した可能性も否定できないように思う。
<さらに、野田首相には、9月まで国会が開いている方が、それ以前に「野田おろし」をされずに済むという思惑もあったりして?^^;>

 今日、民自公は幹事長会談を行なって、今後の日程を協議する予定なのだが。もし輿石幹事長が、自公とやり合ってでも、26日まで採決を延期することや9月まで国会を延長することを押し通そうとした場合には、民自公の間に亀裂が生じるおそれがある。(@@)

<自民党の石原幹事長は、22日に採決を行なうように要求。また採決日が確定しない限り国会延長の協議には乗らないと言っているのだが。
 でも、22日に採決するためには、21日に国会の延長決議を行なわないといけないのではないかと思うんだけどな~。^^;>

* * * * * 

 また、このように政局がキナ臭い状態になって来ると、色々な密約説が流れるものなのだが・・・。
 今、永田町では主に3つの密約説が出ているらしい。

1・野田首相&谷垣総裁が解散に関する密約を行なっている
2・民主党と公明党が、衆院改革法案と将来の連携に関して密約を行なっている
3・野田首相が小沢一郎氏や輿石幹事長と、党分裂をしないこと&解散しないことに関して、密約を行なっている

 1の野田ー谷垣密約に関しては、『修正合意のウラで、野田が谷垣にTEL&解散密約か?』という記事でも扱ったのだけど。
 野田首相は、まだはっきりと解散に関して明言していないのか、自民党の議員たちはかなりイラ立っている様子。

 この2人の電話のことや解散&連立に関しては、何と安倍元首相も夕刊フジの連載コラムで取り上げていた。(*1)

『早期解散だが、わが党の谷垣禎一総裁と野田佳彦首相は合意直前、電話で1時間も話したという。確約が取れていると信じたい。
 しかし、野党として原則を守り、マニフェストの撤回を明言させ、解散への言及を勝ち取るべきだった。1日でも早く、民主党政権を倒すことが、私たちの使命だ。残念でならない。(夕刊フジ6月20日)』

<尚、安倍元首相は、『自民党が民主党と大連立を組む可能性が指摘されている。日本の教育をゆがめてきた日教組と、行政改革を妨害してきた自治労に支えられた政党と連立することはあり得ない』とも記していた。^^;>

* * * * *

 そして、今後の小沢Gの動向と大きく左右するかも知れないのだが、野田首相と小沢氏、輿石幹事長との密約だ。(・o・)

『「小沢、野田、輿石の3者会談で決めたことは、衆院解散はしない、それから党を割らないこと。この2つだ」
 輿石氏は18日夕、増税法案への賛否を留保している鳩山由紀夫元首相らと会談し、こう語った。鳩山氏は同日、「欠席や反対の議員を処分すべきではない」と述べ、処分回避を求めた。(夕刊フジ6月20日)』
 
 もしこの密約が本当であれば、野田首相は自民党と協力して法案は成立させるものの、造反した小沢Gは除名せず。しかも早期解散も行なわず、民主党は党分裂もしないまま、9月まで国会を延長し、代表選を迎えることになるという。

 時間とスペースがなくなったので、中途半端ながら、ここで終わりにしたいと思うのだが。
 もし密約があるとしたなら、果たして、どの密約が本当なのか・・・今日の輿石幹事長や自公の言動、そして小沢Gなどの動きをしっかりとウォッチしながら、考えてみたいと思っているmewなのだった。(@@) 
                     THANKS

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『安倍晋三の突破する政治

民主との“連立”あり得ない!日教組と自治労に支えられた政党 2012.06.20

 民主、自民、公明3党が消費税増税を柱とする「社会保障と税の一体改革」関連法案の修正で正式合意した。

 私はこれまで、(1)最低保障年金制度など、民主党の社会保障関連のマニフェストの撤回(2)デフレ脱却と景気回復などの担保(3)法案成立後、早期の衆院解散-を、修正協議の条件として主張してきた。

 これは、民主党政権になって、一般会計歳出は約13兆円も増えている。バラマキ政策の穴埋めに、消費税増税が使われてはならない。また、デフレ下の増税はデフレや財政を悪化させて、税収増にはつながらない。最後は政治の筋を通す、という考え方からだ。

 今回の修正協議で、自民党が示した「社会保障制度改革基本法案」には、基本理念としてこう記されている。

 《社会保障の目的である国民の生活の安定等は、自らの生活を自ら又は家族相互の助け合いによって支えるという自助を基本とし、これを相互扶助と連帯の精神に基づき助け合う共助によって補完し、その上で自助や共助では対応できない困窮等の状況にある者に対しては公助によって生活を保障するという順序によって図られるべき》

 今後、社会保障改革を協議する「国民会議」では、この基本の上で議論される。民主党がこれを受け入れたことは、事実上、マニフェストの撤回と考えることもできる。

 次に、2年後に税率引き上げを最終判断する主体は、その時の政府である。それまでに、わが党は政権を奪還して、力強く経済を成長させ、景気回復の軌道に乗せる。そうでなければ、引き上げない。

 最後の早期解散だが、わが党の谷垣禎一総裁と野田佳彦首相は合意直前、電話で1時間も話したという。確約が取れていると信じたい。

 しかし、野党として原則を守り、マニフェストの撤回を明言させ、解散への言及を勝ち取るべきだった。1日でも早く、民主党政権を倒すことが、私たちの使命だ。残念でならない。

 17日のギリシャ国会再選挙では、緊縮財政派が薄氷の勝利を収め、同国のユーロ残留が決まった。だが、欧州経済の不安定さは収まっていない。イランの核開発問題も依然として続いている。イスラエルが武力行使に及ぶ可能性はあり、日本の資源供給体制を揺るがしかねない。

 こうしたなか、政権与党である民主党は醜い党内抗争を続けている。こんな無責任な政党にわが国のかじ取りを任せていいのか。選挙で一時的な空白が生じても、断固として新しい政治体制をつくるための衆院選をすべきではないか。

 一部報道では、自民党が民主党と大連立を組む可能性が指摘されている。日本の教育をゆがめてきた日教組と、行政改革を妨害してきた自治労に支えられた政党と連立することはあり得ない。(自民党衆院議員)』
by mew-run7 | 2012-06-21 08:26 | 政治・社会一般

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