「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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自民が、野田の解散確約を迫り最後通牒+輿石の抵抗&小沢は、してやったり

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。
 昨日の『野田も谷垣も追い込まれ、民自の攻防激化&公明、反野田の抵抗』の続報を・・・

消費税増税を含む一体改革法案を巡り、与野党の間で激しい&めまぐるしい攻防が繰り広げられている。(@@) 

 そして、小沢一郎氏は、民主党を離党&新党を結成してから1ヶ月余りで、早くも野田政権&消費税増税法案潰しを実現する可能性が出て来た。(@@)

 昨日7日の午後になって、参議院で、8日に一体改革法案の採決を行なうことに決まった。
 野田首相としては、何とかこのまま採決に持ち込みたかったところなのだが。これを受けて、新党「生活」、みんなの党などの自公を除く野党7会派は、夕方、衆院に内閣不信任案、参院に首相の問責決議案を提出。ここから、事態が混沌とすることになった。

『不信任案を提出したのは生活、共産、新党きづな、社民、みんな、新党日本。提出理由で「国民の多くは消費増税法案に反対しており、今国会で成立させるべきではないとの声は圧倒的多数」と指摘。「国民への約束、国民の声に背く政治姿勢をとり続ける野田内閣は信任に値しない」と断じた。民主党幹部は、不信任案を採決する衆院本会議は10日になるとの見通しを示した。
 首相問責案は、生活、みんな、共産、社民、みどりの風、新党改革、新党大地・真民主の7会派が共同提出した。(時事通信8月7日)』

<衆院の本会議を開く場合には、前日までに開催を決定しなければならないので、衆院で不信任案を決議できるのは、早くとも9日以降になる。> 

* * * * *

 他方、7日、自民党の方針は二転三転することになった。^^;

 自民党は、午前中の役員会で、いったんは8日の参院採決を受け入れる方針を決めていた。

『自民党は7日午前、社会保障と税の一体改革関連法案を8日に参院で採決する民主党の提案を受け入れる方針を決めた。石原伸晃幹事長が役員会後の記者会見で「視界良好で、波が静かなら受け入れる」と説明。野田佳彦首相への衆院解散の確約要求については「9月、10月の景色がみえれば視界が良好ということ。こうこうこう言えとは首相に対して言えない」とし、具体的な解散時期の説明は求めない姿勢を示した。〔日経QUICKニュース8月7日)』

 谷垣陣営は、もともと3党合意案の成立に前向きな立場だし。前記事にも書いたように、公明党は、3党合意案を破棄することに反対していることもあり、自民党は、公明党の意向にも配慮したのではないかと察する。(・・)

 ただ、自民党内の強硬派からは、「解散解約が得られない限りは、採決に協力すべきでない」「すぐにでも不信任案を出すべきだ」などの声が出ており、後方からの強い圧力がかかる状況が続いていた。^^;

* * * * *

 そして、6日にはかなり強気の主張をしていた公明党も、7日にはいって、かなり揺れ始めて来た感じが・・・。

『公明党の山口那津男代表は7日午前の記者会見で「早期成立を図るべきだ」と述べ、法案採決前の不信任案などの提出に慎重な姿勢を示した。
 ただ、複数の公明党幹部は7日午前、「自民党と共同提出はできないが、民主党の政権運営の破綻が提案理由なら反対できない」と述べ、自民党の提出を容認して採決では賛成すべきだとの意見も出ている。(毎日新聞8月7日)』

 公明党は、当初、自公幹部の協議でも、8日の採決には協力すべきだと主張。また、自民党が不信任案を提出することには難色を示していたのだが。
 夕方になって、自公を除く野党各党が不信任案などを提出したのを受けて、改めて自民党側と協議。

『自民・公明両の求めている今国会中の解散について方向性を引き出すため、8日午前中まで党首会談も模索して、野田総理大臣の対応を見極め、そのうえで問責決議案や不信任決議案を提出するかどうかについて判断することになりました。(NHK8月7日)』

 公明党としては、3党合意案を成立させたいのは山々なのだが。今、自分たちが抵抗を続けると、却って野田民主党を利することになる上、同党が求めている早期解散も実現も遠のくことになる。
 また、これ以上自民党との関係が悪化すると、選挙協力に支障が出たり、最悪の場合、自民党の強硬派が公明党の切捨てを主張するのではないかと恐れたりする部分もあったのではないかと察する。(~_~;)

* * * * *

 自民党は、7日の夜7時になってから、改めて谷垣総裁や石原幹事長ら幹部が党本部で協議。 
『この中で谷垣総裁は、「官邸から事態を打開すべく鋭意検討しているので、しばし待ってくれ」という話が来ていることを明らかにしました。』
 
 そこで、自民党は最終的に『野田総理大臣が8日の午前中までに衆議院の解散を確約しなければ、内閣不信任決議案と野田総理に対する問責決議案を国会に提出する方針を決めました。』(以上、TBS8月7日)

 もし野田首相が、解散時期を確約しなかった場合は、3党合意も破棄されて、消費税増税を含む一体改革法案の成立は、困難になるわけで。
 野田首相は、今日の午前中までに、極めて重い決断を迫られることになる。(~_~;)

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 政府&民主党側は、午前中には自民党が8日の参院採決を受け入れる姿勢を示していたこともあって、無事に法案成立をさせることに意欲を示し、解散解約を主張する強硬派をけん制するような発言を行なっていた。

『藤村修官房長官は7日午前の記者会見で、自民党が解散の確約を要求していることについて「(法案成立とは)次元が違う話だ。政党間協議の合意はないがしろにできない。3党合意に従って成立させていただきたい」と述べ、解散要求には応じられないとの認識を強調した。

 首相は、事態打開のために自民党の谷垣総裁との会談を行う方向で調整しているが、民主党執行部は党首会談に慎重な姿勢だ。輿石東幹事長は7日昼、野田首相に電話し、「本当に会談するのか」と問い合わせたが、首相は明確な回答はしなかった。輿石氏は周囲に「やるわけがない」と漏らしている。(毎日新聞8月7日)』

* * * * *

 何度も書いているように、輿石幹事長は、一環して早期解散&党分裂に反対の立場を貫いている。(**)

 輿石氏は、6月に行なわれた野田&小沢&輿石の三者会談で、野田首相が早期の解散を行なわないことを約束したと語っていたのだが。
 輿石氏が、小沢Gと分かれることになっても、野田陣営に協力して3党合意案の衆参院での可決に協力しているのも、先日には、次期代表選で野田首相の再選を支持するような発言をしたのも、全ては、野田首相に早期解散をしないという約束を守らせるためだと言われている。(・・)

 野田首相は、7月末から谷垣総裁と会談を行なうことを望んでいたものの、自民党側から、「解散の確約をする気がない限りは、会っても仕方がない」と拒否されていたとのこと。
 輿石幹事長は、野田首相にもし党首会談を行なえば、解散を確約するしかなくなるとして、ずっと反対しているという。(~_~;)
<それが、上の記事の「やるわけがない」という言葉にもつながっているのではないかと思うです。>

 ただ、一体改革法案に政治生命を賭けている野田首相としては、何とかして3党合意の破棄は避けたいところ。
 谷垣氏が言っていたように、おそらく7日の夕方辺りに、野田首相本人or側近が、谷垣総裁or側近に、少し待って欲しいと電話をしたのではないかと察する。(~_~;)

* * * * *

 野田首相としては、今頃、ハムレットのような心境になっていることだろう。^^;

 消費税増税か、解散か・・・自分が政治生命を賭けて取り組んで来た「消費税増税法案を優先するか」、そのために執行部を裏切り、党を犠牲にしてまでも「解散を確約するのか」・・・それが問題だ。(-"-)

 もし野田首相が、解散確約の道を選んだ場合は、造反残留組の鳩山氏らや輿石幹事長をはじめ党内の中間派なども一緒になって、「野田おろし」に走ったり、新たな造反&離党者が出たりするおそれが大きくなる。(・・)

 ここら辺のことは、またの機会に書きたいのだが・・・。

 今回のことは、おそらく野田首相の側近や参謀役の仙谷由人氏などが、衆院採決の造反やその後の離党者の人数同様、自民党や小沢新党の対応を読み間違えて、甘く見ていたのではないかと思うところもある。(~_~;)
 
 ただ、仮に野田首相が解散確約の道を選択したとしても、衆院定数是正の問題が残っているので、すぐに解散総選挙を行なうことは難しいし。解散する前に、次の代表選で野田氏が首相に再任されない可能性もある。

 また公明党は、最後まで、内閣不信任案の提出には反対の意向を示していたとのこと。それゆえ、もし自民党が、それでも強引に不信任案を出した場合にはどうするのか、また自公や他の野党が賛成したとして、民主党から15人の造反者が出て、不信任案が可決することになるのか・・・。

 民主党にも自民党にも公明党にも、様々な問題が残っているだけに、野田首相がどちらの道を選んだとしても、まだまだ混乱が続くことになりそうだ。(@@)

* * * * *

 他方、小沢一郎氏にしてみれば、「してやったり」という展開になりつつあるのではないだろうか?(・・)

 7日のたった1日の間だけでもそうだったのだが。今回、自民党が急にバタバタとし始める大きなきっかけになったのは、小沢氏がみんなの党の呼びかけに応じて、野党6党7会派で一緒に、一体改革法案の成立の前に、内閣不信任の提出の話をまとめたことにある。(@@)

<不信任案提出には51人の議員が必要なのだけど。衆院議員39人を擁する小沢新党が他党と協力すれば、すぐに提出することが可能になっちゃうのよね。>

 そして、それが、自民党の強硬派を焦らせ、ひいては谷垣総裁に「いざとなったら、3党合意破棄も止むを得ない」と思わせることにつながっているからだ。^^;

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 そのことに関して、産経新聞が6日には『小沢氏、民自分断に「高笑い」「増税阻止」に自信』、7日には『民自公分断、小沢氏の術中 中小野党連合で政局呼ぶ 「増税阻止」公約実現?』というタイトルで、こんな記事を出していた。

『社会保障・税一体改革をめぐる民主、自民、公明の3党合意が事実上破綻しつつある状況に、仕掛け人のひとりである新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表は6日、公約に掲げた「消費税増税阻止」の実現に自信をのぞかせた。(山本雄史)

 ◆対立の芽見逃さず

 「衆院で不信任案を出して、じゃあ参院は何もしないでいいということにはならない!」

 6日夕、国会内で記者会見した小沢氏は首相問責決議案にも前向きな姿勢をみせた。
 今回の政局の呼び水になったのは、みんなの党などの呼びかけに応じて3日、「生活」と共産、社民など中小野党7党が内閣不信任決議案の提出を決断したことだった。

 小沢氏はこれまで、3党合意を「増税談合勢力」と非難、「生活」の公約の冒頭に「増税阻止」を掲げていた。それでも、中小政党が集まっても「談合勢力」に勝てる見込みはなく、民主党を除籍された小沢氏らの勢力は、永田町の中で埋もれてしまう可能性があった。

 ところが、社会保障・税一体改革関連法案の採決日程をめぐって民主、自民両党で対立の芽が出てきたのを見逃さなかった。
 採決前の不信任案提出を仕掛け、自民党に「一体改革法案を成立させた後に内閣不信任案を出すなんて、どういう頭の構造なのか」と挑発を繰り返すうちに、自民党も3党合意破棄を辞さない強硬路線に転じてしまった。

 現状では、不信任案に中小野党と自民党、さらに仮に公明党が賛成に回っても、与党の反対多数で否決される。
 ただ、自民党が問責決議案を提出すれば参院での一体改革法案の採決は困難となり、増税阻止の公約は実現する。民自公の体制の崩壊は、小沢氏らにとって、「談合勢力」を打倒するという大義名分が、目論見(もくろみ)に機能しているかたちだ。

 ◆「みんな」の手招き

 さらに、みんなの党の呼びかけに応じたことにも意味がある。
 「生活」が消費税増税阻止のほかに、原発再稼働、地域主権推進を政策の柱にしたのには、新たな第三極との連携による「オリーブの木」構想が念頭にある。みんなの党の主要政策も、表向きは「生活」と類似していることから、連携相手のひとつになりうるという期待があるためだ。

 みんなの党は、「生活」の政策を「バラマキと社会民主主義」(江田憲司幹事長)と批判し、連携の意思は全くないとしているが、衆院選をにらみ、小沢氏が再び、「台風の目」となる状況が近づいているのは、間違いないようだ。』

* * * * *

 もし不信任案を出すのが、ただの野党なら、自民党もそれに賛成することにやぶさかではなかったのだが。そこに小沢氏が絡んでいるとなると、話が変わって来るようで。
 自民党内では、もし小沢氏が絡んだ不信任案に賛成すれば、「消費税増税法案を潰す上、野田政権を打倒することになり、小沢氏の手助けをすることになる」との声も出ることに。(・・)
 そこから、強硬派の圧力が強まり、谷垣執行部がバタバタし始めたのである。
(追記・野党7会派が消費税増税を不信任案の理由に入れているので、それには賛成できないという意見もあったようだ。)

 今回の不信任案は、『消費増税法案の廃案を目指し、自公両党に「踏み絵」(みんなの党の渡辺喜美代表)を踏ませることが目的。7党の動きに焦った自民党が独自の不信任案提出の検討を始め、民自公の3党合意にくさびを打ち込むことに成功した。(中略)

 7党の提出の動きは自民党の焦りを誘う。国会には一回議決した議案を同じ会期中に再び議題にできない「一事不再議」の慣例がある。7党案が否決されれば、会期中に自民党がもう一度不信任決議案を提出しても採決されない。その結果、自民党は7党と同時期の提出に傾いた。

 自公両党には、生活の選挙準備が整っていない、との見方から「解散させたくない小沢さんがわざと否決させようと仕掛けたのではないか」(自民幹部)との疑念も漏れる。公明党幹部も「消費税をつぶそうとする小沢さんの戦略だ」と指摘した。(毎日新聞8月6日)』

* * * * * 

 昨日の自公会談の報道を見ても、彼らがいかに小沢氏を意識しているかがわかる。

『「民主党が分裂して出来た国民の生活が第一などが内閣不信任決議案を提出するに至ったのは、野田総理大臣の責任だ」として野田総理大臣は自民・公明両党に対し、こうした事態を招いたことや、両党が求めている今国会中の衆議院の解散などについて、どう考えているのか説明すべきだという認識で一致しました。(NHK8月7日)』

<自民党は、自分たちの方から民主党に「小沢切り」をするようにしつこく要求していたくせに。その小沢新党が、不信任案を出したら、今度はそれを野田首相のせいにしちゃうのね。(~_~;)>

 小沢氏としては、3党合意が破棄されて、8日の消費税増税法案の採決が見送られれば一番いいのではないかと思うけど。仮に採決されることになっても、今回の騒動で民自公の関係が悪化したり、野田首相の解散確約や不信任案への対応で、野田陣営の求心力がなくなれば、それはそれで成功だと言えるわけで。

 今頃、輿石幹事長は、「だから、安易に『小沢切り』なんて考えるべきじゃないって言っただろうに」と、野田首相を怒鳴りつけたいような気持ちになっているのではないかな~と思ったりもするmewなのだった。(@@)mew mo sou iitai kibun!

                THANKS

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by mew-run7 | 2012-08-08 01:27 | 民主党、民進党に関して | Trackback(4)
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