「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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安倍と石破間で、激しい人事バトル。石破への不満高じれば、自民はバタバタに

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  自民党で、安倍総裁&石破幹事長の新体制が始まってから約2週間。

 総裁選効果もあって、党の支持率が大きくアップしたし。公明党とも12月9日投票を目指すことで合意したこともあり、2人としては、ここで一気に民主党政権を解散に追い込みたいところなのだが。どじょうの野田首相と魔よけの輿石幹事長にのらりくらりと交わされ、攻めあぐねている状態が続いている。(~_~;)

 安倍総裁と石破幹事長の関係も、オモテからはうまく行っているように見えるのだが。
 mewは、もし12月9日解散が実現できなかった場合には、安倍氏と石破氏、または安倍陣営と石破陣営の間にヒビがはいったり、党内がバラバラになって、執行部への攻撃が始まり、自民党の従前通りの姿が露呈するのではないかと思うところがある。(・・)
 <それもあって、民主党にはもうチョット粘って欲しいと思うのよね。(++)>

 安倍氏は、総裁に就任してすぐに石破氏を幹事長に指名。「幹事長は石破さんしかいない』と決めていた。政策全般に強く、国民的人気もある。事実上の党の軸として、国会や次期衆院選で大活躍してほしい」と石破氏を持ち上げ、「政権奪還のためにも、総裁と幹事長は意見を合わせなければならない。ひんぱんに電話やメールをしている」と2人の関係が良好であることを強調。

 他方、石破氏は幹事長就任後に、「総裁の意向に従う」と明言。総裁選の時には、「特例公債法案などを解散の人質にすべきではない」と主張し、安倍氏と意見を異にしていたのだが。今は「解散確約に応じない限り、法案に協力できない」という安倍陣営の方針に沿って、野党との交渉を進めようとしている。^^;

* * * * *

 ただ、党内では、総裁選が終わった直後から、果たして安倍氏と石破氏がうまくやって行けるのか疑問や不安の声が出ているし。
 後述するように、安倍陣営と石破陣営の間では、人事に関して、水面下で激しい争いが繰り広げられているのが実情だ。(@@)

 安倍氏は、総裁選の決選投票で石破氏を破って当選したものの、新総裁として党内基盤が弱いことが露呈する形になった。

 1回目の投票での地方票では、石破氏が5人の候補者がいるにもかかわらず300票中165票を獲得。(47都道府県のうち41都府県でトップ。)安倍氏の87票のほぼ2倍の支持を得ているし。
 安倍氏は衆参の198人の国会議員による決選投票で逆転当選することになったものの、安倍氏の108票に対し石破氏は89票を獲得しており、2人の票差が思ったほどつかなかったからだ。<比率で言えば5.5対4.5で、ほとんど5分5分に近いのよね。^_^;>
 
 しかも、安倍氏に上乗せされた票の大部分は、安倍氏の人柄や考えを支持して投じられたものではない。
 これらは党内の長老&派閥の領袖などが、石破氏が脱長老や脱派閥を唱えたことに不快感を覚えて、派閥の議員たちに安倍氏に投票するように指示したためにはいった票であり、その中には安倍氏の総裁再任に疑問を呈していた議員も含まれているのである。^^;
 しかも、地方の議員、党員は、圧倒的に石破氏を支持しているわけで、党全体から見たら、安倍氏の党内基盤はかなり脆弱だということになるし。何かで安倍氏と石破氏が対立することになった場合、国会議員も含めて、石破氏側につく人の方が多くなる可能性が否定できないような状況なのである。^_^;

* * * * *

 実際、先週の全国の地方支部の幹事長を集めた会合でも、石破氏が当選しなかったことに不満を唱える声が多かったという。

『自民党は9日午後、全国幹事長会議を党本部で開き、年内の衆院解散・総選挙をにらみ結束を確認した。安倍晋三総裁の就任と新執行部発足を受け、選挙準備を本格化させる狙い。総裁選の際、地方票で圧勝した石破茂幹事長ではなく安倍氏が新総裁に選ばれたことを踏まえ、地方票の結果が尊重されるよう総裁公選規程の見直しを求める意見が相次いだ。(共同通信10月9日)』

『自民党は9日、党本部で全国幹事長会議を開いた。都道府県連幹部からは、先の総裁選で安倍晋三新総裁が地方票でトップだった石破茂幹事長を逆転したことに不満の声が相次いだ。

 群馬県連の須藤昭男幹事長が「地方党員と国会議員(の意識)に隔たりがあった」と口火を切り、石川県連の紐野義昭幹事長は「地方票を計300票に抑えているのは、地方(の意向)を抑える意図が見え隠れする」と指摘した。

 出席した安倍、石破両氏は答えず、菅義偉幹事長代行が「真摯(しんし)に受け止め、党の政治制度改革実行本部で検討する」と答弁。それでも「自民党が地方に立脚しているというのは幻かな、という状況だ」(宮崎県連幹部)と不満の声が続いた。(朝日新聞10月9日)』

 自民党は、基本的には全国の都道府県連を軸にして組織的な党運営や選挙を行なう体制をとっており、各県連と選出議員の関わりも強い。
 それゆえ、党本部は県連などの意向を軽視できないし。また県連の意向を受けて、その地方で選出された議員の支持が変わる可能性さえあるわけで。その点では、安倍総裁は、かなり弱い立場に置かれていることになるのだ。^_^;
<逆に言えば、石破幹事長は、強気になれちゃうのよね。(・・)>

* * * * * 

 しかも、安倍氏と石破氏はタカ派という面では、見解がほぼ一致しているのだが。
、石破氏は、安倍氏のようなコアな超保守思想ではないため、安倍陣営が最も重視している教育再生(愛国心教育、歴史修正主義の導入)や、首相の靖国参拝、河野談話の見直しなどで考えが合わないし。経済、社会政策のアプローチもかなり違う部分があるため、それらの点で対立が起きるおそれがある。

 それゆえ安倍陣営の中には、石破氏を党№2の幹事長にすることに反対していた人も少なからずいるという。(@@)

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 通常、幹事長には党首と同じ派閥or陣営の人か、代表選で自分を支持してくれて考えが合う人を選ぶ例が多い。
<政権与党の場合は、官房長官か幹事長のどちらかを自分の陣営、どちらかを支持者から選ぶケースが極めて多い。>

 幹事長は、党運営の実質TOP&選挙の責任者であり、党の金庫を握ることになるし。選挙では候補者の公認、戦略、資金配分などを決める強大な権限を持っているため、党首としては、自分の意向をきちんと汲んでくれる&本当に信頼できる人に任せたいと思うからだ。(・・)

 でも、石破氏は同じ陣営の議員でも、支持者でもないし。考えが合うわけでもないので、そのような人を幹事長に選んでタッグを組むのは、ある意味で、と~っても危険なことなのである。(~_~;)

 とはいえ、もし今回、安倍総裁が石破氏以外の人を幹事長に選べば、県連などから一斉に批判が出て、党運営や選挙準備に支障が出るのは確実だし。
 また、選挙に勝つことを第一に考えれば、地方の県連や党員、さらには国民の人気が最も高い石破氏を幹事長にして、選挙活動の先頭に立ってもらった方がいい。<野党の場合、総裁と幹事長ぐらいしか日常的にTVに映る機会がないしね。(・・)>

 ただ、石破氏はできるだけ自分の思うように活動できる体制を作りたいと思う一方で、安倍総裁&陣営としては、石破氏が党運営の実権を握ることになるのは阻止したいわけで。そこで人事に関して、水面下で激しい戦いが繰り広げられることになったようなのである。(@@)

* * * * *

 週刊文春の「お友達人事に血眼だった石破自民党幹事長の悪評」という記事には、安倍&石破陣営の壮絶な人事バトル(?)について書かれていた。

『次期総選挙に向け、安倍晋三総裁、石破茂幹事長の二頭体制で臨む自民党。だが、陣頭指揮を執る石破幹事長の評判が芳しくない。

 その理由が“やりたい放題人事”。まず揉めたのは、選挙に関連する幹事長室の人事だった。石破氏はナンバー2となる幹事長代理に側近中の側近、鴨下一郎氏を起用すると、選対局長には小池百合子元防衛相を猛プッシュ。小池氏は総裁選の最中に石破陣営で、三原じゅん子、片山さつき両氏と並び「トウのたったキャンディーズ3人娘」と評されて功績があったとされる。

「幹事長室は“石破派”ばかりになってしまう」と懸念した安倍総裁と周辺は、幹事長代理より上のポストである幹事長代行を置いて、総裁選中から石破氏との連携を唱え石破幹事長を推した菅義偉元総務相を押し込むことでバランスをとった。選対局長も、河村建夫氏の留任で決着させた。

 だが石破陣営はおさまらない。今度は選対局長代理に小池氏をねじ込み、もう1人の代理も石破支持で動いた山口俊一氏を充てた。さらに党の金庫番を務める経理局長も早くから行動をともにした梶山弘志氏を就任させた。

「とにかく、カネと公認にかかわるポストを自分の息のかかった議員で独占しようとの思惑が強すぎる」(自民党関係者)

 石破陣営の攻勢に、安倍総裁側はここでも、実権はともかく格では経理局長の上級ポストにあたる財務委員長に佐田玄一郎元行政改革担当相をあてて対抗する。

 結局、終わってみれば、3役以外の重要人事で登用されたのは“石破派”と、それとバランスをとるための“安倍派”ばかりになってしまったのだ。

 ベテラン議員は「脱派閥を唱えながら、“石破派”ばかり登用する派閥人事をやっているのが石破君。言行不一致も甚だしい。なぜ嫌われているか、よくわかった」と憤る。

 だが、こうした党内の批判の声も石破氏には馬耳東風。「私以外に誰が幹事長をやるのだ」と意気軒昂で、地方県連の選挙事情を自ら点検し、勝てないと思った候補は差し替えも検討するという。

 しかし、幹事長のもう1つの職務である他党との交渉では、人間関係がなく存在感ゼロ。友党である公明党とも隙間風が吹き、民主党にも「何の連絡もない。あのじいさん(輿石東幹事長)、何を考えておるのか」と八つ当たり気味で、肝心の解散へ向けての展望は見えていない。
(週刊文春2012年10月18日号「THIS WEEK 政治」より)』

* * * * *

 この記事では、石破幹事長がお友達人事に走ったかのように書かれているのだが。
 安倍総裁も、菅&甘利氏のお友達を含め、自分の身内(&論功行賞)で人事を固めてしまったわけで。mewから見れば、「どっちもどっち」というところ。^_^;
<関連記事・『お身内・論功行賞の安倍執行部&石破幹事長への不安+維新の会も不安? 』>

 ただ、その結果、重要な役員が安倍派と石破派ばかりで占めることになったため、他の派閥の長や議員からは、早くも安倍人事に対する不満が出ているし。
 また、派閥を持たない石破氏が、自分の選挙陣営の議員を役員に押し込んだことで、石破氏に対する反発がどんどん高まっている様子。^_^;

 さらに、党内には石破氏の暴走を懸念する声も出始めている。(~_~;)

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『先月27日に幹事長に内定した際、「総裁をお支えしていく」なんて言っていた石破。だが、直後の執行部人事で、側近の起用をゴリ押ししただけでなく、最近は「衆院選は私が全て仕切る」とまで言い出した。

 「石破さんは『自分こそ田中角栄の申し子。小沢一郎よりも選挙戦略に長(た)けている』とよく分からない自信を持っています。今週から選挙担当の職員を呼び出し、選挙区の情勢を詳細に聞き始めた。でも、はっきり言って大迷惑。選挙は河村建夫選対局長がいるし、この1年間候補者選びや戦略を進めてきた。今さら口を挟まれても混乱するだけです」(安倍側近の議員)

  それなのに石破はどこ吹く風なのだ。

 「もともと2人は靖国参拝や北朝鮮問題など政策面で大きな違いがあり、協力するのは難しかった。解散戦略に専念したい安倍さんですが、『石破に寝首をかかれるのでは』と気が気でないはずです」(政治評論家・浅川博忠氏)
<日刊ゲンダイ10月9日>』

* * * * *

 ちなみに石破氏の父親・ニ朗氏は、戦前から役人を務め、戦後は建設省のTOPである事務次官を経て、鳥取県知事、参院議員&自治大臣を務めた人で。田中角栄氏と友人であったという。
 石破氏は慶大を出た後、銀行員になったのだが、24歳の時に父親が他界。そして田中角栄氏の強い勧めもあって、86年に29歳で自民党から衆院選に出馬して初当選を果たしており、既に衆院を8期務めている。<安倍氏は6期なので、2期先輩だ。>

 93年に自民党を離党し、新進党など複数の政党を経て、97年に復党。<田中派の系統である小渕派~額賀派に所属。> 党内では離党者を裏切り者として扱う議員もいるので、しばらく放置されていたのだが。防衛オタクであるだけでなく、地方行政や農水分野にも明るい上、政策能力が高く評価されており、小泉内閣で防衛長官に起用されることに。
 安倍内閣では、代表選で麻生氏を支持したためかスル~されたものの、福田、麻生内閣では農水大臣、防衛大臣を歴任。野党に転じた後は、谷垣執行部の政調会長に起用され、この頃から次期首相候補として注目されるようになっていた。(・・)
<ただ、07年の総裁選(麻生氏が当選)に出馬した際には、5人中、最下位に終わっている。^^;>

* * * * *

 ちなみに安倍氏は、旧田中派の最大のライバルであった旧福田派の系譜を継ぐ町村派の議員ゆえ、その点でも石破氏との間には距離があるのだが。
<石破氏は、日本会議に所属しているのだけど。安倍氏とは考え方が異なる部分が多いので、安倍氏が率いる日本会議系の超保守グループ「創生日本」にも参加していないし。>

 石破氏にしてみれば、既に衆院に8期も当選しており、閣僚実績もある上、自分の能力にもそれなりの自信があると思うし。<これはmewの邪推であるが>おそらく安倍氏のことは政治家としてor政策能力の点で、さほど評価していないように思われ・・・。安倍氏本人もそれを察しているのではないかな~と感じるところがある。<石破氏の方が、上から目線で安倍氏を見ているように感じることがあるのよね。^^;>

 それゆえ安倍陣営としては、石破氏のそのような部分に対する警戒心も強いのではないかと思うのだ。(@@)

* * * * *

 実際、石破幹事長は、選挙戦略に関して独自の動きを始めようとしている。^^;

 まあ、選挙の責任者である幹事長としては、候補を擁立する全ての選挙区で勝利を目指すのは当然のことかも知れないのだけど。
 石破氏は、各地方支部の活動や選挙区事情をチェックして、勝利の可能性が乏しい地方支部の長や候補者を差し替えることも検討すると言い出したのだ。(・・)

 上の記事にもあるように、自民党では、早期の解散総選挙に備えて、河村建夫選対局長が既に1年間かけて候補者選びや戦略を進めている。<ちなみに河村氏は、安倍氏と同じ山口県の選出議員で、安倍氏の超保守グループの議員との接点が多い人。>
 各県連でも候補者の公募や選定がほぼ終わって、選挙準備を始めている支部が多い。<しかも、そこには、各地方選出の有力な国会議員が関わっているケースも多い。>
 それゆえ、ここから石破陣営がアレコレ動いて、候補者の差し替えや戦略転換などを行なうことには、抵抗を覚える人たちも少なからずいることだろう。(・・)

 また野党の幹事長は、TVカメラの前で与党に関して批判する機会が多いのだが。
 最初のうちは、慎重な言い回しをしていた石破氏が、ここに来て、だんだんと自分の意見をクチにした上で与党を批判するというケースが増えて来た。
 そうなると、安倍陣営や他の議員から、あれは石破個人の意見で、自分たちの見解とは違う、党の意見として受け止められると困るというような批判が出て来る可能性が高まって来る。^^;

* * * * *

 これはまた後日に書きたいのだが。どうやら党の長老たちは、早くも石破氏の言動に関して不満が溜まっているようで、先日も複数の長老が石破氏に色々とお説教を行なっていた様子。(~_~;)
 でも、石破氏は、黙って周辺の言うなりになるタイプではないだけに、安倍陣営や長老たちの思い通りに動くとは思えないところがある。^^;

 今はまだ新執行部が立ち上がったばかりだし。政権奪還のために党が一丸とならなければという思いも強いので、オモテ向きは平穏な状態がキープされているようだけど。
 でも、もし安倍&石破コンビが、このまま与党を攻めあぐねる状況が続いたり、その間に自民党の支持率が低下したりするようなことがあると、また党内がバタバタし始めるのではないかと<期待込みで?>予想しているmewなのだった。(@@) 
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by mew-run7 | 2012-10-14 10:03 | 政治・社会一般 | Trackback(1)
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