「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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石原が妥協モードで、第三極結集を呼びかけ。橋下は、石原を選択するのか?

  これは10月27日、2つめの記事です。

頑張ろう、東日本&ニッポン!一歩一歩、前進を。o(^-^)o 

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 昨日26日午後、石原都知事が、当初、中止されると言われていた定例会見を急に開くことに。
 最後の定例会見になるため、都政の話や都民、都職員への挨拶をするのかと思われたのだが。
 いきなり石原新党のベースになる「たちあがれ日本」のメンバーが、橋下氏との連携に否定的であることなどへの批判をブチブチと語った後、自分はひとりでも橋下氏らと大連合を組んで第三極を結集することへの意欲を語って。その後、さっさと会見を切り上げたという。(@@)

『石原知事は26日、都庁で最後の定例記者会見を行った。

 前日の辞職表明で中止となっていたが、同日朝に知事本人が「言いたいことがある」として、急きょ再設定されたという。

 ただ、この日の発言は「永田町にいる人間は視野が狭い」と新党の母体となるたちあがれ日本の議員への不満などに終始。都政にはほとんど触れず、「約束があるので」と自分から約20分で切り上げた。

 都によると知事の記者会見はこの日で590回目。「都民へのあいさつの言葉などがあるのかと期待していたのに……」と都幹部も困惑した様子だった。(読売新聞10月26日)』

<ちなみに、石原氏はこの後、自分が原作・出演・製作に携わった映画の公開イベントに出席する予定があったので、とっとと帰ったのだけど。
 考えたら、さんざん好き勝手に都税を使いまくっていたのに、われわれ都民は、まだまともに挨拶もないわけで。もう国政進出のことでアタマがいっぱいで、都民など眼中にないのよね。(-"-)
 これまで千億円単位の税金を使っているボロボロの新銀行東京も、東京五輪招致も、築地市場の移転も放っぽって行っちゃうし~。(-"-) 
 ちなみに、都の幹部や職員は、もし五輪招致や築地移転に反対の人が新しい都知事になったら、これまでの費用、準備は全て無駄になるし。今後の計画(費用&利権も含む?)はどうなるのかとビクビクしているらしい。(~_~;)>

* * * * * 

 石原氏はもしかしたら、石原新党を立ち上げるからには、自分の考えを通したいという思いを<主に「た」党のメンバー&関係者に?>あらわしたくて、わざわざ定例会見を開き、宣言の場として利用したのかも知れない。^^;

『東京都の石原慎太郎知事は26日の記者会見で、自民、民主に対抗する「第三極」の構築に向けて、日本維新の会やみんなの党と連携すべきだとの考えを示した。石原新党の母体となるたちあがれ日本が、政策の不一致を理由に両党との連携に難色を示している点を指摘しながらも、「大眼目は官僚支配を壊すこと。(政策は)選挙後に擦り合わせたらいい。共鳴してくれる政治家と大連合を考えるべきだ」と訴えた。
 石原氏は「(各党で主張に違いがある)原発や消費税は大事だが、ささいな問題だ」と強調。25日のたちあがれ日本との会合では「大連合に反対なら一人でやると言った」と明かした。
 日本維新代表の橋下徹大阪市長は、石原新党との連携に前向きな姿勢を示しており、石原氏と橋下氏は意見交換を重ねている。一方、みんなの党の渡辺喜美代表に関し、石原氏は「会ってくれるか分からないが、近々話をしたい」との意向を示した。(時事通信10月26日)』

<ちなみに25日の夜に行なった亀井静香氏との会談では、新党への参加の話はしなかったとのこと。(やっぱ、亀井くんはカヤの外に置かれちゃったのね。^^;)
 衆院選後の合流を誘ったものの、亀井氏は回答を保留したという。(*1)> 

* * * * *

 以前から書いているように、コアな超保守思想を持つ政治家や識者にしてみれば、その思想に反するような近時の橋下徹氏の発言は耐え難いものがあるので、mewは、彼らは橋下氏と組むことを敬遠する可能性が大きいと思っているところがあった。

<関連記事・『橋下の発言に、維新内外の超保守が反発。維新分裂の引き金になるかも? 』『小沢&維新の連携、近づく?+橋下の「マニア」発言は安倍、松井との関係に影響も』>

 実際、石原氏と橋下氏は、「現憲法の廃棄」に関して批判合戦を行なっていたし。
 また、「た」党の平沼氏も、10月中旬に『「細かく詰めるといろいろ合わないところもあるので、西は橋下、東は石原という形でやればいい」と述べ、選挙戦略や政策などに食い違いがあり、全面的な連携は困難との認識を示し』ており、維新の会との連携には疑問が呈されるようになっていたのだ。(時事通信10月17日)
<関連記事・『安倍が靖国参拝+維新が石原と決裂?&候補集めで苦労+沖縄暴行事件』> 

* * * * *

 石原氏は、25日に都知事辞任の会見を行なった後、「た」党本部を訪れ、新党結成に関する協議を行なったのだが。
 どうやらその時に、具体的な考えや政策が合わないこと、人物として好まないことなどを理由に、「た」党の議員が橋下氏やみんなの党との連携に難色を示した様子。<平沼氏は、(小泉元首相も含め?)あまりチャラっぽい人は好きじゃなさそうだしね。>

 ただ、石原氏が平沼氏らとやり合ってでも、また政策の違いに目をつぶってでも、維新の会やみんなの党と連携して、第三極の構築に強い意欲を示したことには、チョット驚いたところがあった。(@@)

 石原氏は会見で「一緒に選挙をやればいい」「この政策が違うとか、あいつと一緒は嫌だとか、そんなことで大きな連帯ができるわけがない」と怒っていたのだけど。
 本人は、明治以来の「中央集権体制の打破」をメインに考えて、国家観や憲法観、具体的な政策の違いには目をつぶってでも、国の仕組みを変革するという大きな目標で連携できればいいと思っている様子。<確か小沢氏も同じ考えなんだけど、小沢氏は嫌いだから組みたくないのね。^^;mujun>
 また、石原氏も、今回は最後の大勝負を賭けることになるだけに、多少の譲歩をしても失敗したくない&大政党に対抗し得るぐらいできるだけ多くの人数を集めたいという思いがあるのかも知れない。(~_~;)

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 実は、mewも石原氏の会見を見ていて、「あれ?」と思ったところがあったのだ。

 石原氏は、これまでの傾向を考えると、もっと超保守っぽい憲法や教育の話や、中国批判などをしてもおかしくないのだけど。同氏にしては、そのような話はかなり控えた感じがあって。中央集権的な官僚制の打破や国の様々な仕組みの問題などを重点を置いて主張しようとしていたように思えたし。
 記者が「憲法破棄」について質問した時に、いつもなら「当然に破棄だろう」と言いそうなものを、破棄という言葉を使わずに「今の憲法のどこに合法性があるのか」として憲法を変えることを提唱したのを見て、「ん?」と思ったりもしていたからだ。(@@)

 一部報道によれば、橋下氏は21日にひそかに上京して石原氏と会い、今後の方針について協議を行なったとのこと。
 もしかしたら、その時に、できるだけ両者の見解が一致する点を前面に出すようにして、憲法破棄など、両者の見解が大きく異なる論点や言葉には触れないように、すり合わせを行なったのかも知れない。(・・)

 実際、橋下氏は、石原氏との連携について、こんなことを言っていたという。

「尖閣諸島について、国際司法裁判所(ICJ)を使って日本の主張をしっかりやっていきましょうというのは一致した」
「地方交付税の廃止を含めた抜本的見直しでも(石原氏と)一致している」(読売新聞10月25日)

『「メディアで言われているほど隔たりはない。ただ、一番肝心な部分に、メディアの皆さんが有権者を代表して質問して来たときに口ごもってしまったら、見放されることは間違いない」「石原都知事とも、一番肝心な部分の政策、理念、価値観、こういったところは絶対に一致させないと有権者から、そっぽを向かれるということを繰り返し言っているところ」と、連携には政策や理念の面でのすり合わせが不可欠だということを繰り返して強調した。その上で、現時点で完全に一致していない政策分野として、憲法改正問題とエネルギー政策の2つを挙げたが、いずれについても、溝を埋めていくための努力をする考えのようだ。』

『憲法問題については、「昨日の会見でも、石原都知事は『廃棄』というところは、微妙に表現されてましたよ」「憲法を何とかしなきゃいけないというのは、そこは一緒」と述べ、石原知事が、橋下市長が主張する「改正」に傾きつつあるとみているようだ。

 エネルギー問題については、旧原子力安全・保安院などが機能不全に陥っていたことなどから、「そもそも、今原発を動かしているルールが無茶苦茶」などと主張。

 「今のような形で、原発推進と言えなくなってくる。ここは石原都知事にきちんと説明すれば、おそらく理解してくれるところだと思っている。石原都知事は、『とにかく先にゼロと決めるな。その過程が大事』だと言っている」』(J-CASTニュース10月26日)

<橋下くんも石原氏が憲法破棄の言葉を避けたのを、しっかりチェックしていたのね~。(@@)>

* * * * *

 橋下氏と石原氏は、何とか連携する方向に向かうべく、お互いに一致している点を確認&強調し、大きな相違のある「憲法破棄」「原発ゼロ」はあまりオモテに出さないようにしようと決めた可能性もある。(・・)

 そう言えば、維新の国会議員団代表である松野氏も、こんなことを言っていた。
 
『日本維新の会の松野頼久副代表は25日、新党結成を表明した石原慎太郎東京都知事が打ち出した「中央官僚の支配打破」について「統治機構を変える方向性は同じだ」と述べ、今後の連携に期待を示した。国会内で記者団に語った。

 新党に参加する見通しの「たちあがれ日本」の平沼赳夫代表が原発推進派とされることについては「これからの擦り合わせだ。維新の会もしっかり政策を出したわけではない」と述べ、新党と政策面で協議する必要性も指摘した。(産経新聞10月25日)』

<あれ?維新は、25日に「2030年代までに原発ゼロ」の方針を発表したんじゃなかったっけ?(~_~;) ただし、原発輸出や原発技術はキープすべきと主張することで、推進派とのバランスをはかったのかな?(・・)>

* * * * *

 ただし、コアな超保守思想を抱いている平沼赳夫氏が、このような連携の仕方に納得するかどうかは、ビミョ~なところだ。(~_~;)

 日本会議系超保守派のリーダーである平沼氏は、実に強い信念の持ち主で、安易な妥協をしない人だからだ。
<mewは、平沼氏とはほとんど考えが合わないのだけど、その点は評価している。>
 平沼氏は、ポスト小泉の最有力候補だったにもかかわらず、小泉内閣で経産大臣を務めた時に、小泉ー竹中の新自由主義的な政策に反論したために、3次の内閣改造で外されることに。拉致問題での対応でも小泉批判を行なっており、05年には郵政民営化法案に反対して離党。
 安倍政権になった後、郵政民営化に賛成する&党の方針に逆らわないという念書を書けば復党できるという話が出た時に、他の後輩たちの復党を後押ししたものの、自分はそんな念書を出せないとして、復党しないまま今日に至っているのである。
<安倍氏が主催する「創生日本」の最高顧問として、自民党の超保守グループとの活動は続けていたけど。>

 その後、何回も他党と連携する話が出たものの、基本的な思想や理念が合わないところとは連携しないとして、「た」党を結党。自分の思想を色濃く反映する憲法案や政策をアピールしながら、同じ思想の石原氏が合流するのをここまでじっと待っていたわけで。おそらく平沼氏のホンネとしては、自分の考えを曲げてまで、今さら他党との連携に走るのは邪道だと感じている違いあるまい。(~_~;)

<「た」党の自主憲法案は、『維新の会のアブナイ公約素案+石原「た」党との類似性』の後半部分&*1に。> 

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 ただ、最近は、平沼氏とタッグを組んでいる自民党の安倍総裁も、ちょっと方針転換をしつつあるのだ。(・・)

 安倍氏らの超保守派は、かつては「憲法改正」という言葉は使わず、「新憲法(or自主憲法)制定」という言葉を用いるように努めていた。
<彼らは、現憲法は無効だと考えているので、無効な憲法の改正はあり得ないことから新憲法制定と呼んでいた。>

 しかし近時になって、安倍氏&周辺は、積極的に「憲法改正」という言葉を使用。
 また、憲法改正の中身や思想や政策の違いにあまりこだわらず、ともかく憲法改正に賛成してくれそうな人や政党とは、できるだけ協力をして行こうという姿勢を見せるようになっている。(~_~;)

 それゆえ、安倍総裁は、維新の会との連携についても「維新の会nパワーは必要だ」「憲法改正には(国会で)勢力を構成することが必要。選択肢として考えるべきだ」「財税制政策は我々と違うものもあるが、個別政策で大きな障害にはならない」として、衆院選後の連携を示唆するような発言を繰り返している。

  安倍氏らは、ともかく一度「憲法改正」なるものをして、国民の抵抗感を薄めた方がいいと判断。全文改正や9条の改正には慎重な人も多いので、とりあえず96条の改憲条項を改正して、改憲条項の緩和(国会発議を衆参各2/3から1/2に)を実現することを第一の目標として掲げるようになった。
 改憲要件さえ緩和できれば、あとは自分たちと思想の合う議員を過半数集めるだけで、超保守思想に基づく新憲法を作ることができる・・・という合理的な考え方をするようになったのである。(@@)

<維新の会も、改正要件の緩和は八策に明記している。また、道州制の導入、教育制度の改革でも、安倍氏らとは関係が合うので、それらの点で協力して行きたい方針のようだ。>

 安倍氏の側近である、自民党の菅菅幹事長代行は27日、テレビ東京の番組で、『石原慎太郎東京都知事が近く結成する新党との関係について「選挙後に憲法改正という大きな仕事をするときは、維新や石原新党が連携の対象になってくる」と述べ、橋下徹大阪市長率いる日本維新の会も含め、次期衆院選後の連携には前向きな考えを示した』とのこと。(時事通信10月27日) 

 そして、もし平沼氏も安倍氏らのように「まずはプチ憲法改正。本格的な超保守化はそのあと」という考え方に切り替えることができれば、石原「た」党と維新の会の連携も可能になるし。その後、憲法改正を目指した連立政権にまで発展する可能性も否定できない。^^;

 ただ、「た」党の園田幹事長は、維新の会との政策協議には前向きな姿勢を示したものの、みんなの党に関しては『「今のところ(幹部間で)議論する予定はない。みんなの党とは(これまで)議論をやっていない」と語るにとどめ』、第三極の拡大路線をとることにはまだ消極的なようだ。(毎日新聞10月27日)』

* * * * *

 他方、維新の会は、26日からみんなの党と選挙協力を前提にして政策協議を始めたところ。
 両党は8月に合併に向けて協議を行なっていたものの、一度は交渉が決裂して、距離を置くことになったのだが。

『日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は26日、次期衆院選で連携を模索するみんなの党との関係について「政策が完全に一致するなら、今あるもの(党)をなくして一つのものになるのが分かりやすい。向こうに解党を迫るなら、こちらも解党して一つにまとまる」と述べ、両党が解体した上で合併する選択肢もあり得るとの考えを示した』という。(産経新聞10月26日)

 今後は、新党大地や減税日本とも政策協議を行なう予定で、第三極の結集を進めて、勢力を拡大したいと考えている。(・・)

 減税日本は、維新&石原新党との連携に前向きな感じで。

『地域政党「減税日本」の河村たかし名古屋市長は25日、茨城県つくば市で記者団に「いろんな試行錯誤はあると思うが、小異を捨てて大同につくというのは昔から大賛成だ」と石原新党を歓迎。減税日本の小林興起衆院議員は「減税のメンバーをなるべく多く連れて石原新党に合流したい」と述べた。(毎日新聞10月26日)

 しかし、維新の会の議員の中には、同党が石原新党と組むことで、第三極の広がりが狭まることを懸念している人もいるようだ。

『維新の国会議員は「石原新党と組めば、みんなの党とは組めなくなる。両にらみの路線でいくしかない。橋下さんは慎重に検討すると思う」と説明する。

 「政策のずれを残したままの連携は野合だ」。みんなの党の渡辺喜美(よしみ)代表は25日、維新と石原新党の連携に警戒感をあらわにし、「原発と増税容認なら、民主、自民、公明による幕藩体制の補完勢力だ」と石原新党を厳しく批判した。

 維新が石原新党に接近すれば、生活との連携も遠のく。石原氏は25日の会見で「小沢氏と組むことはない」と明言した。生活側も小沢氏がドイツ訪問などで脱原発政策を前面に打ち出しており、生活の議員は石原新党について「我々と相いれることはない」と強調。生活と衆院で統一会派を組む新党きづなの内山晃代表も「連携できない」と断じた。(毎日新聞10月26日)』

* * * * *

 今後、維新の会がどのような方向に第三極の連携を伸ばして行くのか、現時点ではまだわからないところがあるのだが。<まだまだアチコチでもめそうな感じがあるしね。^^;>

 ただ、石原氏が思いがけず妥協モードにはいったことで、もし維新の会が石原新党、みんなの党などなどと連携をした場合には、それ相当の議席数を確保して、民主党を上回る第二党orグループになる可能性が出て来るし。
 しかも、もし安倍自民党とその勢力が連携or連立を組むことになれば、日本ではトンデモなくアブナイ政権&国会ができてしまうおそれがあるわけで。この流れは、ちょっとヤバイかも知れないぞと、戦々恐々のmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2012-10-27 15:48 | 政治・社会一般 | Trackback(2)
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