「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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安倍政権は、保守化というより米従属化+やっぱアブナイお友達内閣

   これは1月4日、2本めの記事です。

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 THE JOURNALにも掲載されている田中良紹の「国会探検」の年末の記事には、興味深い&共感できるものが多かった。

 今回は、その中から『保守化と言うより従属化』をご紹介したい。(・・)

 ちなみに、mewは昨年末に、『超保守のお友達を集めた安倍のアブナイ「夢よもう一度」内閣』という記事で、安倍内閣には今回もお友達がいっぱいはいっていたいることや小泉政権のブレーンがはいっていることを指摘した。しかも、超保守系の創生日本の仲間を多数入閣させて、何とか前回、志半ばで終わった「戦後体制からの脱却」を何とか実現しようとする意欲を感じずにはいられなかったのだが。

<また、有名メディアの中では、かろうじて時事通信がそのことを報じる記事を載せていた。(『自民閣僚に政治資金問題が次々と浮上+やはりお友達内閣&石破との対立』)

 田中良昭氏も、安倍内閣には麻生副総理や「創生日本」のメンバーなどお友達がいっぱいいることを指摘している。(**)

 でも、大手メディアは、いわば安倍&平沼派とも言うべき「創生日本」の存在にさえ触れようともしないし。安倍氏が一般の保守とは異なる思想の持ち主であることも、伝えようとはしないわけで。(その点をやたらに強調しているのは、産経新聞ぐらいかな?^^;>
 これでは、一般国民は、安倍政権の本当のアブナさに気付かないまま、参院選を迎えてしまうのではないかと危惧してしまうところがある。(-"-) 

* * * * *

 また、安倍首相は日米同盟の強化を政権の大きな目標に掲げており、今月にも米国を訪問して、オバマ大統領と会談を行ないたい意向でいるのだが。
 当ブログでも何回も書いているように、また田中氏も書いているように、安倍首相は中国を過度に敵視&意識し、米国との関係強化を急ぐあまりに、米国の言いなりになる(=従属化する)可能性が極めて大きいように思われる。^^;

 米国は、TPPを経済面での安全保障として位置づけており、TPPに参加することなしには、安倍氏の求める日米安保(軍事)同盟を深化させることはできないだろうし。
 さらには、『原発は維持する事になり、憲法改正も集団的自衛権行使の容認などアメリカの求める範囲内になる。沖縄の普天間基地移転、オスプレイの自衛隊購入と全国的規模での訓練も実現』することになるのだ。(-"-)

* * * * *

 ちなみに、防衛省は昨年末からオスプレイ導入を本格的に検討し始めている。<ちなみに1機100億円するらしい。>
 
『防衛省は、自衛隊に新型輸送機オスプレイを導入する検討に入った。2013年度予算案に調査研究費として数百万円を要求する。安全性への懸念から国内配備には沖縄を中心に反発が強いが、安倍晋三首相が指示した「自衛隊の態勢強化」に資すると判断した。

 オスプレイはいまの自衛隊のヘリコプターより航続距離や速度、積載量で優れる。尖閣諸島をめぐる中国との緊張が続くなか、防衛省は尖閣を含む南西諸島の防衛に活用できるとみる。

 森本敏・前防衛相は11月ごろに調査研究費の要求を省内で指示。政権交代後も方針は引き継がれることになった。防衛省は1機約100億円とみており、いまのヘリより高額なため効果的な配備や在日米軍との連携などを研究する方針だ。(朝日新聞2012年12月30日)』 
 
 日本には、米軍が安全性に問題があるオスプレイで沖縄の普天間基地+αや、全国各地で飛行訓練を行なうこと反対を唱えている人々が多数いるというのに、何と自衛隊までがオスプレイを導入して、全国の基地で飛行し、国民に不安を与えることになるとは・・・。(~_~;)
  
 どうか、田中氏の記事を読んで、改めて「日本がアブナイ!」と実感して欲しいmewなのだった。(@@)

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『保守化と言うより従属化』

2012年12月27日 田中良紹の「国会探検」

 第2次安倍内閣が発足した。前回の内閣が「お友達内閣」と揶揄されて不人気だったことから、「お友達」でないように見せているが、実態は前回以上の「お友達」である。その「お友達」の部分と、「お友達」でない部分との混在が今後の政権運営に混乱をもたらす可能性がある。
 前回以上に「お友達」なのは、まず安倍氏が全面的に依存する麻生太郎氏を副総理兼財務・金融担当大臣として政権の大黒柱に据えた事である。かつての安倍政権を私は「A(安倍)・A(麻生)連合」と呼んだ事があるが、今回は安倍政権だけでなく麻生政権が復活したかと思えるほど麻生氏の比重は重い。

 そして安倍氏が会長を務める保守派の議員連盟「創生日本」から9人もの「お友達」が入閣した。第1次安倍内閣の閣僚経験者を加えると19人中12人が気心の知れた「お友達」である。
 一方で「お友達」だけではないと見せつけたのが、総裁選挙を戦った石原伸晃氏や林芳正氏、あるいは谷垣禎一前総裁を入閣させたことである。しかしライバルと目される石原氏と林氏は政権の中枢から遠ざけ、原発問題とTPPという難問を担当させて、あわよくば力を削ぐことを狙っている。
 そのほか小泉政権時代に秘書官を務めた飯島勲氏や丹後泰健氏を内閣参与に任命したのも、多彩な人材を起用したと思わせる狙いがあるようだ。しかし公共事業削減など構造改革路線を支えた人脈と、麻生氏が主導する経済再生路線とが噛み合うのか疑問である。

 そもそも「AA連合」は小泉路線から脱却するために作られた。第1次安倍政権で安倍氏は麻生太郎氏を幹事長に起用しようとして森元総理に反対され、中川秀直幹事長を受け入れた。安倍政権がまず取り組んだのは郵政選挙で小泉氏に追放された議員の復党問題である。それが小泉元総理の逆鱗に触れ、小泉支持の中川幹事長と安倍総理の間にはすきま風が吹いた。
 その時に陰で支えてくれたのが麻生氏である。麻生氏は08年の総裁選挙で小泉路線からの脱却を訴え、それに対抗したのが小池百合子氏であった。今回の人事で復党組の1人である野田聖子氏が党三役に起用され、郵政選挙で刺客となった小池氏が処遇されなかった背景にはそうした事情がある。
 にもかかわらず小泉政権で秘書官を務めた人物を官邸に入れたのは、「オール自民」の体制を作らなければ参院選に勝てないと思ったからなのか。重厚で多彩な布陣は一つ間違うと混乱の原因になる。「お友達」からの脱却を見せようとして重厚な布陣を敷き、しかし本質は「お友達」である事が政権運営にどう影響するのか見ものである。

 今回の選挙結果で議席の数ほど自民党は支持されていない。参議院選挙に勝てなければ自民党は再び野党に転落する可能性がある。そのため参院選までは「安全運転」で行くつもりのようだ。政権課題を「経済再生」と「日米同盟強化」の二つに絞り、憲法改正など保守的な政策は参院選後に先送りするのである。

 安倍総理は選挙前には領土問題で民主党の対応を批判し、中国、韓国に強硬な姿勢で臨む事を表明していた。しかし選挙後は一転して柔軟な姿勢に変わる。この変化は何を物語っているか。選挙時には、領土問題に熱くなっている国民にアピールするため強硬発言をし、選挙後は「保守政権誕生」を警戒する中国、韓国に現実的に対応するために変化したのだろうか。
 私はそうは思わない。強硬姿勢をアメリカが認めないからである。日本が竹島問題や従軍慰安婦問題で韓国と対立し、尖閣諸島に公務員を常駐させる事をアメリカは自国の利益にならないと考えている。だから安倍政権は姿勢を変化させたのである。安倍政権の誕生で「保守化」が言われるが、私はむしろ「従属化」が始まると思う。

 アメリカが日本にやってもらいたい第一はTPPへの参加である。宮沢政権以降日本に要求してきた「年次改革要望書」を民主党の鳩山政権は廃止した。アメリカが「異質」と考える日本をアメリカと同じ土俵に乗せる日本改造計画が民主党政権によって頓挫した。それを復活させるのがTPPである。民主党政権で日米に軋みが生まれたのは、普天間問題よりも「年次改革要望書」の廃止だと私は思っている。
 自民党はTPP反対で選挙を戦ったが、安倍政権が日米同盟強化にコミットすればそうはいかなくなる運命にある。また日本の原発政策を主導したのはアメリカで、日本はすべてアメリカの指示通りにやってきた。従って原発は維持する事になり、憲法改正も集団的自衛権行使の容認などアメリカの求める範囲内になる。沖縄の普天間基地移転、オスプレイの自衛隊購入と全国的規模での訓練も実現するだろう。

 保守とは伝統的価値観を守ろうとする立場である。日本の伝統的価値観とアメリカのそれとは当然ながら異なる。ところが戦後アメリカに占領された日本は親米保守が主流となった。それでも冷戦期の自民党は親米的立場を取りながら自立への道を模索した。それが冷戦の終焉を受けて自立より従属へと転じたのである。
 米ソ両国を頂点とするピラミッド構造が崩れた事で、自立を模索する国が出てきたのとは裏腹に、日本はバブル崩壊後に「失われた時代」を迎え、小泉政権が日本をアメリカ型社会に構造転換させようとした。格差社会が生まれ国民が悲鳴を上げ始めた頃に第1次安倍政権は生まれ、小泉政権の後継者ながら小泉路線からの脱却を図ろうとした。

 しかしこれから始まる安倍政権はそうはならない。昔の自民党さながらの公共事業とアメリカ並みの金融緩和と規制緩和がごった煮のように盛り付けられ、小泉政権を倣った対米姿勢が貫かれる。それを「保守化」という言葉で表現すべきだろうか。私には「従属化」と言った方が適切だという気がする。』

              THANKS

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by mew-run7 | 2013-01-04 16:17 | (再び)安倍政権について | Trackback
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