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安倍が橋下と、新年早々に会談~橋下の取り込み&野党共闘へのくさび打ちか?



 この記事は1月10日、2本めの記事です。

頑張ろう、東日本&ニッポン!今年は、さらなる前進を。o(^-^)o 

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  安倍首相が明日11日に、大阪市内で維新の会の橋下代表代行、松井幹事長と会談をするという。(・o・)

 面白いことに、産経、共同、読売など、いくつものメディアが参院選の野党共闘に「くさびを打つ」or「分断する」狙いがあるのではないかという表現を使っていたのだが。

 そもそも安倍首相がこの時期に特定の野党の幹部と個別に会談を行なうこと自体、やや異例なことだし。ましてや、維新の会の代表である石原慎太郎氏に会うならまだしも、わざわざ代表代行&幹事長の橋下、松井氏に会うというのも、ある意味では不思議なことだ。(~_~;)
 
 でもって、mewも、野党共闘の分断と、安倍自民党との連携(特に参院選後の憲法改正など)を進めて行くことを考えて、早めに橋下氏を取り込もうと考えているのではないかと思う。(@@)

『日本維新の会の橋下徹代表代行(大阪市長)と松井一郎幹事長(大阪府知事)が11日、大阪市で、安倍晋三首相と会談することになった。
 首相は近くまとめる緊急経済対策を踏まえた平成24年度補正予算案や日銀総裁の同意人事など国会審議で協力の可能性を探る意向とみられ、橋下氏も衆院選挙後の昨年末、安倍政権誕生について「同じ考えのところは力を合わせたい。何でも反対ではない」と述べ、政策ごとに協力する考えを示していた。

 これに関連し、菅義偉官房長官はも9日午前の記者会見で、維新との連携に関し「憲法改正や道州制について、政策ごとに理解を得て進めることができる」と述べた。
 首相と橋下、松井両氏は教育や憲法改正の要件緩和などで主張が近い。会談は維新との距離を縮め、夏の参院選に向け野党共闘にくさびを打つ狙いもありそうだ。
(産経新聞1月9日)』

『夏の参院選をにらんだ野党共闘の分断に加え、自民、維新双方の主張が重なる憲法改正への布石との思惑も垣間見える。(産経新聞1月10日)』

『自民、公明両党は参院選で衆参両院の「ねじれ」解消を目指している。選挙協力を模索する野党間の連携にくさびを打つ狙いもありそうだ。(共同通信1月9日)」

『会談には、維新の会の松井幹事長(大阪府知事)も同席する予定だ。菅氏は会談について、「地域の経済情勢について意見交換する」と述べた。民主党は参院選で維新の会との選挙協力を模索しており、野党連携を分断する狙いがあるとの見方がある。(読売新聞1月9日)』

『菅義偉官房長官は9日の記者会見で「地域の経済状況について意見交換する」と説明したが、首相側には28日にも召集される通常国会で、維新と政策ごとの「部分連合」を進めたい思惑も透ける。今夏の参院選後もにらんで布石を打ち始めた首相に、野党は「分断工作」と警戒感を強めている。(毎日新聞1月10日)』

* * * * *

 維新の会と自民党との関係に関しては、8日に『維新は安倍自民の分身&松井が、民主との選挙協力を拒否&民主はわが道を』という記事をアップしたばかりなのだが・・・。

 そもそも石原&平沼太陽族や松井幹事長など維新の会の大半の議員は、元自民党の議員だし、安倍首相と同じ日本会議系の超保守派ゆえ、日本の戦後体制(憲法、教育、国のあり方など)を変革する(戦前の体制に戻す)という同じ大きな目標を有しており、両者は、が、その目標を実現するために連携するのは必至なわけで。
 要は、維新の会は、安倍首相にとってはいわば分身とも言えるような、自民党の補完勢力なのである。(ーー)

 ただ、橋下徹氏は保守系ではあるものの、もともと彼らと同じ超保守仲間ではなく、同様の超保守思想は持ち合わせていないため、彼らにとってはチョット異質の&時にチョット厄介な存在になっている。
 
 今回の野党共闘の話もしかりだ。(・・)

 上のリンク記事にも書いたように、橋下氏は昨年の衆院選直後に、自公の強大な政権に対抗するためには、民主党も含めた野党の連携が必要だと発言。
 また、みんなの党の渡辺代表も、参院選では、民主党との選挙協力(選挙区のすみ分け)が必要だと主張し、自公が参院選で過半数を阻止するためには、維新、みんなが民主党と共闘して行くことを目指す意向を示していたのだ。
<関連記事・『生活、維新、みんなが参院選に向け始動&選挙協力と民主との連携が課題に』>

 橋下氏は、松井氏ほどには安倍自民党&超保守仲間の活動には傾倒していないため、自民党とは一線を画したいというところがあるのだ。<っていうか、後述するように、根本的には、超保守or真正保守の思想は好んでいないとこがあるのよね。^^;>
 これを受けるような形で、昨年末、民主党の新代表になった海江田万里氏も、参院で野党共闘を行なう意欲を示し、TVでは連携相手として維新やみんなの名前を挙げていたという。
 そして、新年にはいり、民主党の細野幹事長、輿石参院会長も野党連携に前向きな姿勢を見せ、早速、野党の幹事長による協議を開くことを検討していたのだが。

 そこで、維新の会の松井幹事長が、7日になって日教組や労組の話を持ち出して「民主党と連携するのは絶対に無理だ」と発言。
 民主党が維新やみんなとの連携を行なおうとする動きに、くさびを打ち込むための先制行為を行なったのである。(@@)

* * * * * 

 安倍首相も、維新の会の石原代表、平沼赳夫氏(国会議員団代表)、松井幹事長などなどはみんな、日本最大の超保守団体である日本会議に所属している、超保守(真正保守)派の仲間だ。

 特に日本会議系のリーダー格の平沼氏は、安倍氏のアニキ分として、自民党にいた90年代からずっと一緒に活動を続けており、現在は「創生日本」(HPコチラ)なる超保守議連で一緒に活動中。平沼氏が最高顧問、安倍氏が会長を務めており、安倍内閣の閣僚には、わずか70人ほどのこの議連の幹部やメンバーから9人が任命されている。(菅官房長官は役員。麻生副総理も幹部。)
<関連記事・『超保守のお友達を集めた安倍のアブナイ「夢よもう一度」内閣』>

 そして彼らの最大の目標は、安倍自民党を中心に(超)勢力を結集して、日本の戦後体制(憲法、教育、国のあり方など)をなきものにして、戦前に近い体制に改変することにあるのだ。(@@)

<安倍首相は、これを「戦後レジームからの脱却」「強い日本をとり戻す」と呼んで、安倍政権の大目標として掲げているのよね。(・・)> 

* * * * * 

 ちなみに日本維新の会というのは、もともと松井一郎氏が自民党の大阪府議時代に作った大阪維新の会のベースに作られたものだ。
 松井氏は、日本会議の地方議員グループに属しており、同じような思想を持つ自民党の府議らとグループを結成。そして10年に、当時、大阪府知事だった橋下氏を代表に担ぐ形で地域政党を作ることになった。

 橋下知事は、府議会で自分の考え(大阪都構想+α)に協力する与党議員団を作りたかったし、松井氏らは、自分たちの思想を条例、施策として実現したいと考えていたわけで。両者が組んで、橋下人気をうまく活用する形で、大阪府内に維新の首長や地方議員を増やすことで、お互いにWIN・WINの結果を得るために、このような地域政党を作ることにしたのである。(・・)

 ちなみに、橋下氏個人は、保守系ではあるものの、基本的にはいわゆる超保守(真正保守)の思想は有していない。

 むしろ『橋下が「真正保守」批判&連携否定~石原、維新の真正保守派はどうするのか? 』にも書いたように、真正保守に固執する政治家を快く思っていない部分があるし。維新の会の内部でも、橋下氏が彼らの思想に沿わない発言をすることに、反発や不満の声が出ることも少なくないのが実情だ。(~_~;)

 ただ、橋下氏は大阪府知事&市長として、松井氏らの意向を取り入れて、大阪府&大阪市で「国旗・国歌条例」や「教育基本条例」などを制定するなど、超保守派の政策の実現に努めていた。<また、橋下氏自身、大阪市長選でライバル候補を市役所の労組が支援したことに立腹し、その後は労組を強く敵視するようになっている。>

* * * * *

 そして橋下維新の会が世間から大きな注目を浴びるようになったこともあって、彼らは国政進出を目指すことになったのだが。
 橋下氏は「大阪都構想&中央集権打破」をメインの目標に掲げているのだが。松井氏らは、自民党などの保守勢力と手を組んで、憲法や教育を変えて戦後体制の打破を行なうことを第一に考えていたのである。(~_~;)

 松井幹事長は、昨年の春頃から安倍晋三氏に維新の会の党首になることを要請。安倍氏は自民党内で頑張りたいとその要請を断ったものの、当時から両者は将来的に連携することを考えていたし。また松井氏や周辺の超保守系のスタッフ(山田&中田宏氏ら)が、平沼氏率いる「た」党や他党の保守勢力と接触を重ねていたこともわかっている。(-"-)
<松井氏から見れば、平沼氏や安倍氏は憧れの超保守派のTOP。mewに言わせれば、松井氏は安倍氏や平沼氏の手下、手先のようなものなのである。>

 しかも、今年11月、維新の会が石原慎太郎氏と旧「た」党が作った石原太陽族と合流することになって、維新の会の方向性が決定づけられたと言っていい。
 石原氏も平沼氏も、既に公言しているように、将来的に安倍自民党と連携して、憲法改正などを実現することを第一に考えて、維新の会との合流を決めたからだ。(-"-)
 
<石原氏は橋下氏同様「中央集権体制の打破」も重視しているのだが。「現憲法破棄」や「教育改革」は、自民党の議員時代からの40年来の大目標なのである。^^;>

* * * * * 

 超保守派勢力にしてみれば、衆院選で安倍自民党が大勝&維新の会も50議席以上とって衆院では2/3の議席を確保したし 次の参院選でも自民党+維新の会+保守派で多数の当選者を出すようにしようと。
 そして、できれば参院の2/3の議席をとって、憲法改正の発議を行なえるようにしようという大きな目標ができたのだが・・・。

 ところが、橋下氏は、松井氏らのように自民党との連携&超保守派の目標実現を重視していないため、「自民党の対抗勢力を作る」「民主党とも連携する必要がある」などと言い出してしまうことがあるわけで。
 おそらく松井幹事長らの超保守派は、チョット焦ったところがあったのではないだろうか?。^^;

<リンク記事にも書いたように、特に安倍、平沼、松井氏らは、輿石参院会長の属していた日教組を天敵視しているし。参院民主党の議員の多くを支援する労組団体(やサヨク的なものを)忌み嫌っているので尚更に。(~_~;)>

 そこで、松井幹事長が年初早々に、「民主党の輿石東参院議員会長が、我々の教育改革を良しとしてくれるなら協議もできると思うが、絶対に無理だ」と、同党との協力を否定。<みんなの党幹部も、「参院民主党は、選挙も労働組合丸抱えだ。民主党と連携した瞬間に民意が離れる」と発言。>

 そして、橋下氏が、今後、民主党などとの連携は考えないように&クチにしないようにするために、安倍首相との会談をセッティングして、自民党との連携を深め、野党共闘にくさびを打とうとしたのではないかと思うのだ。(ーー゛)

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長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~so-cha o douzo!
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 ちなみに産経新聞は、この会談に関して、このような見解を示している。

『菅義偉官房長官は9日の記者会見で、安倍晋三首相が11日に大阪を訪れ、日本維新の会の橋下徹代表代行(大阪市長)や松井一郎幹事長(大阪府知事)と会談すると発表した。首相就任後初の会談を通じ、国会審議で維新側に協力を要請、政策ごとの連携を打診するとみられる。夏の参院選をにらんだ野党共闘の分断に加え、自民、維新双方の主張が重なる憲法改正への布石との思惑も垣間見える。

 ◆互いの主張近く

 首相は大阪、神戸両市などの訪問に合わせて3者会談を呼びかけた。菅氏は「首相が地方に行く際には訪問先の知事らに声をかけている。従来の慣例で声をかけた」と説明した。

 だが、首相は就任後、野党第一党、民主党の海江田万里代表、維新の石原慎太郎代表ともに挨拶程度しかしていない。首相と橋下氏は教育改革や憲法改正などで主張が近く、昨年9月の自民党総裁選前から会合を重ねてきただけに、今後の政権運営や参院選を見据えた動きととらえる見方が強い。

 菅氏も会見で、維新との連携について「憲法改正や道州制について政策ごとに理解を得て進めることができればいい」と述べた。

 首相は参院で野党が多数を占める「ねじれ」を踏まえ、円滑な国会運営への協力も維新側に求める。「経済再生」を最優先課題に掲げる首相としては、参院選までに政権交代の“果実”を国民に示すためにも、緊急経済対策を踏まえた平成24年度補正予算案や25年度予算案を早期に成立させたいからだ。

 菅氏は政策ごとの部分連携に期待感を示したが、その相手は維新にとどまらない。日銀総裁の後任人事では衆参両院の同意が必要で、参院で11議席を持つみんなの党の協力を重視している。菅氏は「粘り強く説明し、なんとか賛同してもらえる努力をしたい」と強調した。

 ◆TPP交渉参加要求

 参院選に向けた選挙協力を模索する野党間の連携機運にくさびを打つことで、先の衆院選と同様に野党共闘を防ぎ、ねじれを解消したいとの計算もあるようだ。ただ、首相の思い通りとなる保証はない。

 松井氏は9日の記者会見で「安倍政権と全てが一致しているわけではない」と指摘した。さらに、自民党内で賛否が渦巻く環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について「首相は恐れず交渉に参加してもらいたい」と述べ、交渉参加を表明するよう求める考えを示した。

 橋下氏は大阪市長を務めながら参院選に出馬できるようにするため、国会議員と地方自治体首長の兼職を可能とする地方自治法の改正案を通常国会に提出する方針だが、与党内には慎重論が強い。首相、橋下両氏ともそれぞれの思惑を胸に秘めての会談となりそうだ。(産経新聞1月10日)』

* * * * *

 毎日新聞も、これに近い見解だ。

『安倍晋三首相は11日、大阪市を訪れ、日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長、幹事長の松井一郎大阪府知事と会談する。菅義偉官房長官は9日の記者会見で「地域の経済状況について意見交換する」と説明したが、首相側には28日にも召集される通常国会で、維新と政策ごとの「部分連合」を進めたい思惑も透ける。今夏の参院選後もにらんで布石を打ち始めた首相に、野党は「分断工作」と警戒感を強めている。

 「知事としてありがたい話。予算(編成)をやっているし、ぜひともお会いしたい」。松井氏は9日の会見で、首相との会談を歓迎する意向を示した。松井氏によると、会談の呼びかけは官邸側からあったという。一方、菅氏は会見で「首相が地方に行く際には知事に声をかけるのが慣例」と普段通りの対応を強調した。

 自民、公明両党は衆院で3分の2以上の議席を持つものの、参院選までは強引な国会運営を控える方針。首相は就任前から、野党との政策ごとの連携に言及。参院選で勝利して政権基盤を安定させ、維新やみんなと協力し憲法96条(改憲発議要件)を改正する道筋を描く。菅氏も会見で「憲法改正や道州制は政策ごとに対応できる」と維新に秋波を送った。(毎日新聞1月9日)』

* * * * *

 他方、野党側は、<たぶん民主党中心に?>この安倍ー橋下会談に、困惑や警戒感を示しているようだ。

『「知事としてありがたい話。予算(編成)をやっているし、ぜひともお会いしたい」。松井氏は9日の会見で、首相との会談を歓迎する意向を示した。松井氏によると、会談の呼びかけは官邸側からあったという。一方、菅氏は会見で「首相が地方に行く際には知事に声をかけるのが慣例」と普段通りの対応を強調した。

 自民、公明両党は衆院で3分の2以上の議席を持つものの、参院選までは強引な国会運営を控える方針。首相は就任前から、野党との政策ごとの連携に言及。参院選で勝利して政権基盤を安定させ、維新やみんなと協力し憲法96条(改憲発議要件)を改正する道筋を描く。菅氏も会見で「憲法改正や道州制は政策ごとに対応できる」と維新に秋波を送った。

 一方、野党は「安倍・橋下会談」に敏感に反応した。参院選での「自公過半数阻止」を目指すみんなの党幹部は「(12年度)補正(予算案)に賛成してくれということだろう。それに乗ったらだめだ」と維新をけん制。民主党中堅議員は「維新が目指すのは与党か、野党か、よく分からない」とこぼした。

 首相は7日、第1次政権では出席しなかった民主党の支持団体、連合の新年会に顔を出し、「この中には、昨年の総選挙でわが党を支持していただいた方もいるだろう。その数を増やしていける自民党でありたい」とあいさつする余裕もみせた。野党側に共通するのは「首相が野党共闘にくさびを打ち込もうとしているのではないか」という懸念だ。(毎日新聞1月9日)』

* * * * *

 ただ、マスコミが安倍ー橋下会談を大きく取り上げてくれれば、一般国民に、安倍自民党が維新の会との連携を強く意識していること&維新の会が自民党が補完勢力であることを気付いてもらうチャンスになるわけで。

 どうか、TVのニュース・ワイドショーが、この会談をできるだけ大きく扱って欲しいな~と願っていたりもするmewなのだった。(@@)

                        THANKS

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by mew-run7 | 2013-01-10 15:41 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)
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1 :わいせつ部隊所属φ ★:2013/07/02(火) 09:21:45.97 ID:???0 橋下氏、維新の国政進出のメリット強調2013/7/2 2:20日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は1日、大阪市内で日本経済新聞のインタビュー...... more