「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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国家主義とオウム教~上祐の懸念+米国の意向を反映する安倍公約

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今回は、mewが興味深いと思った記事を2つアップしたい。

 一つは、WEB本の雑誌に出ていた『加熱するナショナリズムが日本をオウム化させる!?』。
 これは、元オウム真理教の上祐史浩氏が、自らの経験と重ね合わせてナショナリズムの問題について記していた内容を扱ったものだ。

<何か上祐氏の名前を見ると、すぐに「ああ言えばジョウユウ」というフレーズを思い出してしまったりして。^^;>
 
 mewは、このブログに、極端な政治思想や国家観は、カルト宗教に近いものがあるというような趣旨の考えを書いたことがあるのだけど。

 そもそも日本の超保守or真正保守派の思想の中には、「天皇=神=国体」「日本は神の国だ」(そう言えば、森喜朗元首相もそう発言していたよね)ということを前提にしているものがあるので、その意味では尚更に宗教的色彩が強いと言える部分があるかも知れないし。
 この記事に出て来る上祐史浩氏の言葉には、「なるほど~」と思わされるものがあった。(・・)

 もう一つは、週刊ポストに掲載された孫崎享氏の『安倍氏の「憲法改正、国防軍」発言は米の意向反映』という記事だ。

 当ブログでは、4日に田中良昭氏の『保守化というより米従属化』という記事をアップしたのだが。
 元外務省国際情報局長の孫崎氏も、安倍首相が米国追従路線を歩もうとしていることに警戒感を抱いているようだ。(~_~;)

* * * * *

『加熱するナショナリズムが日本をオウム化させる!?

2013年1月3日(木)9時0分配信 WEB本の雑誌

尖閣や竹島などといった領土問題により、ナショナリズムが取り沙汰された昨年。現在も一触即発の状況が続くこの難題への対処は、2013年の日本を占ううえでひとつの焦点になることは間違いありません。果たして、日本はこの問題にどのように対処するべきなのでしょうか。

 かつて数々の凶悪犯罪を起こしたオウム真理教のスポークスマンとして知られ、現在はオウムから脱却して自ら設立した「ひかりの輪」代表を務める上祐史浩さんは、昨年末に上梓した『オウム事件 17年目の告白』のなかで、自らの経験と重ね合わせ、加熱するナショナリズムに警鐘を鳴らしています。

 「独善的な思想を持つ者は、宗教であれ、ナショナリズムや経済思想であれ、みな敗者となったのではないか。最近の外交問題の背景にもナショナリズムがあると言われる。国家神道だろうが、中国の中華思想だろうが、韓国の小中華思想だろうが、自国を他国の上に置くのであれば、オウムのようなカルト教団と似てくるのではないだろうか」

 オウム真理教の教祖であった麻原彰晃は信者たちに思想の違う者を否定し、自らを正当化させることによって、数々の凶悪事件を起こすに至りました。上祐さんは、地下鉄サリン事件当時、教団を弁明したことについて、このように述べています。

 「当時の私は『日本人』ではなく、『オウム人』として、麻原とその教団に執着し、依存していた。誤解を恐れずに喩えれば、第二次世界大戦前の日本軍に一部似ている。『自分の国は神の国で、神の国が負けるわけがない』という信仰が充満する中で、客観的に見れば、この戦争が破滅の危険をはらんでいても、神の国である我が国を捨てることはできなかったという心境である。だから、地下鉄サリン事件が発生したときも、表面は日本人の顔を持ちながら、心では別の国(=オウムの国)を守るために、私は必死に教団を弁明していった」

 オウム問題と領土問題を同列に扱うことはできませんが、教団内で「オウムの国」というナショナリズムが必要以上に加熱した結果、オウム真理教は多くの被害者を生み出し、自らも破滅しました。かつてオウム真理教がしてきたことは、決して許されることではありません。しかし、こうした経験の当事者である上祐さんの言葉や考えには、学ぶべき部分もあるのではないでしょうか。』

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『孫崎享氏 安倍氏の「憲法改正、国防軍」発言は米の意向反映

 「日本を取り戻す」と宣言する安倍自民党だが、もしかしたらその主語は「アメリカが」なのかもしれない。元外務省国際情報局長・孫崎享氏が、安倍氏の対米追随路線に警鐘を鳴らす。

 * * *

 原発再稼働、消費増税、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)……今回の総選挙の争点は、すべて米国が望む一方、日本国民の多くが反対している政策だった。しかし、上位3党を占めた安倍自民、野田民主、石原維新は一様に対米追随路線である。「対米関係」という争点は最後まで隠されたままだった。

 とりわけ安倍氏は、「憲法改正」や「国防軍の創設」など勇ましい発言を繰り返し、いかにも日本の自主路線を示しているように見えるが、実際には米国の意向を反映させたに過ぎない。

 2012年11月14日に、米国の保守系シンクタンク、ヘリテージ財団のブルース・クリングナー研究員が発表したレポートには、「米国は日本の政治的変化を利用して同盟を強化すべきだ」と述べられている。

 具体的には、「日本はより国際的な役務を担う」「防衛費を増大する」「集団的自衛権の行使に柔軟性をもたせる」「普天間基地の辺野古移転を進める」「日韓軍事協力を進める」などと提言している。

ここから読み取れるのは、米国は自国のいいなりになる都合のいい軍隊を日本に求めていることであり、安倍氏はそれに呼応して、米国に「奉仕」する軍隊を創設しようとしている。

 その先に米国が見据えているのは、日本の“参戦”である。米国にとって喫緊の問題は核開発疑惑のもたれるイランで、サイバー攻撃や核開発技術者の暗殺など「軍隊なき戦争」はすでに始まっている。安倍自民に米国が期待するのは、刻々と迫る対イラン戦争への積極的関与である。

 だが、もし米国がイランに軍事侵攻し、イランがホルムズ海峡を封鎖したりすれば、石油供給の9割を中東に依存している日本は危機的状況に陥る。さらに、日本が海上給油のような形でイラン戦争に協力すれば、アラブ諸国の反感を買い、テロの標的になる危険性も高まる。こういった国際社会の現実を安倍氏が理解しているのか、はなはだ疑問である。

 ※週刊ポスト2013年1月1・11日号』

* * * * *

 ちなみに、安倍首相は、1月中の訪米&オバマ大統領との会談を行なうことを強く望んでいたものの、米国に拒否されてしまったのだが。
 今日、朝日新聞にこんな記事が載っていた。 

『日米首脳会談「準備が必要」 米国務次官補が日程に見解

 キャンベル米国務次官補は11日、ワシントンの国務省で朝日新聞のインタビューに応じた。安倍晋三首相の初訪米が、当初日本側の求めた1月から先送りされたことについて「外交には準備が必要。政権交代期の首脳レベルの会談にはリスクが伴う」などと語り、オバマ大統領とのいきなりの首脳会談開催には無理があるとの見方を示した。

 キャンベル氏は、「米国が求めたのはまず事務レベルでの準備だ」と述べ、自らが16日にリッパート国防次官補らと日本を訪れ、「双方の考えが完全に一致していることを確認する」と説明した。

 それを受ける形で18日には、岸田文雄外相が訪米しクリントン国務長官との初の外相会談に臨む。「両国関係のあらゆる側面を話し合い、戦略的な関係強化を図る」とし、「その場で、安倍首相の訪米日程もはっきりするだろう」との見通しを示した。現在、2月中で調整が進められている。朝日新聞デジタル 1月13日(日)』

 要は、事務方のレベルにおいて、安倍内閣が米国の要求をきちんと呑めるかどうか=双方の考えが完全に一致していることを確認できるかどうかが重視されているのではないかと思われ・・・。

 もし安倍首相が、オバマ大統領と早く会いたいがために(日米首脳会談を行ない、日米同盟の強化に務めているという実績作りのために)、TPPや普天間移設の問題を強引に進めたらどうしようと、憂慮しているmewなのだった。(@@)

                    THANKS

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by mew-run7 | 2013-01-13 03:42 | (再び)安倍政権について | Trackback
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