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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

安全運転の陰で保守化を進める自民党&安倍・平沼の超保守議連も活動再開


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  安倍首相&自民党は、オモテ向きは、参院選まで安倍カラーor保守タカ派色を消して、安全運転で乗り切るつもりでいたようなのだが。
 あまりの安全運転ぶりに、安倍自民党の支持基盤である保守層から疑問や批判が呈されていることもあってか、党内の保守系議員は、じっとしていられない様子。
 少しずつ、その馬脚(orタカの爪?)をあらわし始めているような感じがある。

 TVメディアは、そのようなことはほとんど報じないのだが。ネットを見ていると、2月5日だけでも、このような報道が出ている。(@@)

 まず、自民党が、今年度の運動方針素案をまとめたという。

『自民党がまとめた2013年度運動方針の素案が5日、明らかになった。重要政策として、憲法改正や靖国神社参拝、領土問題への対応強化などを挙げて「強い日本を創る」と強調。また夏の参院選勝利に向けた態勢構築をうたうとともに、ネット選挙解禁や選挙制度改革推進を盛り込んだ。
 今後、素案を基に運動方針起草委員会で方針案をまとめ、3月17日の党大会で採択する。(時事通信2月5日)』 

<尚、日経5日によれば、夏の参院選で勝利し、参院で野党が多数を占める「ねじれ」の解消を目指すことを明記。金融政策、財政政策、成長戦略を「3本の矢」とする経済政策を進めデフレ脱却を実現するほか、国土強靱化なども記しているようだ。>

 また、自民党の国防部会の勉強会では、防衛省が提出した在日米軍に関する冊子に対して抗議が相次ぎ、同省のHPから削除することになったという。^^;

『自民党国防部会・安全保障調査会の5日の勉強会で、防衛省が提出した在日米軍に関する冊子に出席者から抗議が相次いだ。「(日本の)防衛力を大幅増強すると、周辺の国に懸念を与えかねない」との表記が、安倍政権が掲げる自衛隊の強化方針に矛盾しかねないと国防族議員が反発。防衛省はインターネットのホームページで公開していたパンフレットを同日削除した。

 パンフレットは「在日米軍・海兵隊の意義及び役割」と題し、民主党政権が11年5月、国会議員や基地立地自治体向けに発行した。

 勉強会では「こんなものをばらまかないで」「自国は自国で守る気持ちを持つべきだ」と批判が殺到。「民主党が作りそうな内容だ」と皮肉る声も出た。同省担当者は「与党と調整して作り直す」と困惑気味に語った。(毎日新聞2月5日)』

* * * * *

 自民党の運動方針の重要政策になっている靖国参拝に関しては、こんな記事も出ていた。

『自民党の高市早苗政調会長は5日午前、党本部で開かれた日本遺族会主催の全国戦没者遺族大会で「夏には靖国の森で、安倍晋三首相や多くの閣僚が英霊に感謝の祈りをささげることをその日を楽しみにしよう」と述べた。遺族会会長の尾辻秀久両院議員総会長も「首相は今度こそ信念を貫いてほしい」と語り、首相の靖国参拝に期待感を示した。

 首相は靖国参拝について昨年12月の衆院選後に「日本のために命をかけた英霊に対して尊崇の念を表す。どの国のリーダーも行っていることだ」と強調。1次安倍内閣で参拝できなかったことを「痛恨の極みだ」と表明している。参拝するしないについての明言は避けているが、靖国神社で春秋に執り行われる例大祭などの祭事を重視しているとされている。(産経新聞2月5日)』

<靖国神社自体、春秋の例大祭を重視しており、安倍氏もこの時に参拝することが多い。前回の政権では、07年の春の例大祭の時に榊(&玉ぐし料)を納めただけだったのだが。(夜間にそっと参拝に訪れたというウワサも出ていたが、真偽は不明。)昨年9月に総裁になった後、秋の例大祭には堂々と参拝している。>

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 そして、ついに安倍氏が会長を務める超保守議連の「創生日本」も動き出すという。
「創生日本」(HPコチラ)は、日本会議系の超保守派の議員が集まる超党派の議員連盟で、自民党の議員を中心に、維新の会や民主党の議員も参加しており、安倍氏のアニキ分である維新の会の平沼赳夫氏が最高顧問を務めている。

 この議連が実質的な「安倍派」として機能すると共に、超保守派の多い維新の会と連携して行くためのパイプ役になるのではないかと思われる。

<実際のところ、今回の安倍内閣や執行部役員には、創生日本の幹部やメンバーが10人以上はいっていて、まさに「お友達内閣&執行部」なのよね。^^;
関連記事・『超保守のお友達を集めた安倍のアブナイ「夢よもう一度」内閣』>

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『首相肝いりの超党派議連が始動 月内会合、保守層に照準

 安倍晋三首相が会長を務める保守系の超党派議連「創生日本」は、第2次安倍内閣発足後初めての会合を月内に開く方向で調整に入った。首相周辺が2日、明らかにした。保守勢力結集の受け皿として結成した首相肝いりの議連を始動させることで保守層を引きつけるとともに、日本維新の会などとの連携を模索する狙いがあるとみられる。

 首相は、夏の参院選をにらみ経済再生を最優先に取り組む姿勢を鮮明にするとともに、公明党への配慮から「タカ派路線」を封印した格好だ。このため首相側近は「コアの支持層である保守層にメッセージを送る必要がある」として議連開催を進言し、首相も応じた。(共同通信2月2日)』

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 夕刊フジも、この「創生日本」に関して、こんな記事を出していた。

『安倍派”100人超! 政党の枠こえ保守系議員を結集 将来の政界再編も視野

 安倍晋三首相(自民党総裁)が会長を務める超党派議連「創生『日本』」が、今月中に政権発足後初となる会合を開く。国会議員の参加者は100人を超えるとみられる。昨年末の衆院選圧勝で、自民党の各派閥が活気づくなか、安倍首相は政党の枠を超えた保守系議員の結集に踏み切る。憲法改正に加え、将来の政界再編も見据えた動きになりそうだ。

 議連は2007年12月、安倍首相の盟友だった自民党の中川昭一元財務相が、保守勢力の結集を目指して「真・保守政策研究会」として結成。10年2月に現在の名前になった。

 運動方針には「国民ひとりひとりが、真・保守主義の根本理念の下で、皇室を戴き、歴史と伝統を有する我が国に対して自信と誇りを取り戻し、経済社会の発展を図り、平和で豊かな世界を目指し、夢と希望と誇りを持てる日本を築いていく」と記されている。

 昨年8月、韓国の李明博大統領が島根県・竹島に強行上陸した際は、議連として「(李大統領の言動は)外交的、政治的、歴史的にも前代未聞の暴挙」とする抗議声明を採択している。

 昨年末の組閣で、議連からは、安倍首相をはじめ、麻生太郎副総理兼財務相や、菅義偉官房長官、石原伸晃環境相、古屋圭司国家公安委員長ら10人が入閣し、その存在感を見せつけた。

 安倍首相は政権復帰を受け、新しいメンバーを入れて議連を再始動させる意欲を高めており、今月下旬に会合を開く方針。自民党だけでなく、議連の最高顧問である平沼赳夫氏が副代表を務め、憲法改正にも肯定的な日本維新の会の議員などにも声をかける。

 現在、議連は約80人で活動しているが、新メンバーを加えると100人を超えるのは確実で、自民党最大派閥の町村派(約80人)や、石破茂幹事長が無派閥議員を集めた「無派閥連絡会」(約40人)、小泉進次郎青年局長が率いて「進次郎派」とも呼ばれる自民党青年局(82人)を凌駕する規模となりそう。

 政治評論家の浅川博忠氏は「憲法改正や、政界再編を視野に入れた動きだろう。安倍首相のシナリオは、参院選までは安全運転をして、参院選後に自公で過半数を取った後は自公、維新、みんな、民主党の保守系を巻き込んで憲法改正への道筋を立てたいと考えている。創生『日本』の再始動はそのために外堀を埋めることにつながる。一連の過程で、自民党からはハト派が出ていき、民主党も分裂するという政界再編も頭にあるはずだ」と話している。(夕刊フジ2月5日)』

* * * * *

 創生日本は、日本の戦後体制(憲法、教育、国のあり方)を否定し、戦前復古的な超保守(真正保守)の思想を抱いている議員が集まっているのだが。

 安倍首相&陣営が「創生日本」の活動再開にOKを出した大きな理由は、3つあるように思われる。

 まず、安倍氏の安全運転に不満を覚えているコアな超保守層の議員に主張や活動の場を与えたり、保守系の支持者の期待に応えたりして、その思いをつなぎとめておきたいという意図があるのではないかと思う。

 創生日本のメンバーは、これまでも、領土問題や河野談話などなどに関して様々な提言をしたり、竹島訪問を強行しようとしたり超保守層の期待に応えて来た。
 しかし、今は安倍首相自身、そのような発言や活動がしにくい分、メンバーに言動をしてもらうことで、安倍首相も同じ志を抱き続けており、参院選が終わったら同じ志方向で動いて行くのだということを示したいのではないかと察する。

 また、今、党内では、また派閥の勢力拡大争いが始まっており、100名以上もの新人議員の争奪合戦が繰り広げられているのだが。
 『石破G&小泉青年局Gの立ち上げは、安倍の足もとをゆるがす大きな脅威に。 』にも書いたように、安倍氏としては、最大のライバルである石破幹事長が、事実上の石破派を立ち上げたことや、次世代の首相候補である小泉進次郎氏が青年局での支持を固めていることが、かなり気になっているのではないかと察する。
  
 安倍氏は一応、党内最大派閥の町村派に所属しているのだが。この派閥の長は、総裁選でも戦った町村信孝氏である上、安倍氏より年長のベテラン幹部が多いため、安倍氏の思うようには動かせないというのが実情だし。安倍シンパと言われる若手・中堅議員の中には、既に町村派を離脱してしまった者も少なくない。
 そこで、安倍氏は、創生日本に同じ志の者を集めることで、事実上の安倍派を作り、いざという時に自分を支えてくれるグループを固めておきたいという意図があるのではないかと考える。

* * * * *

 そして、安倍首相は、もし参院選で勝って、安定政権を築くメドが立った場合には、安倍カラーを全開させて、長年の目標である「戦後レジームからの脱却」「憲法改正や教育再生」などに本格的に取り組んで行くことを考えているのだが。
 今、連立与党を組んでいる公明党は、そのような施策には反対であることから、平沼赳夫氏をはじめ同じ超保守系議員が多い維新の会に保守勢力を結集する形をとって、自民党と連携or連立をしながら、これらの目標を実現して行く構想を描いている。
 それゆえ、安倍氏や平沼氏などの安倍陣営は、自民党だけでなく維新の会の新人議員も「創生日本」できるだけ取り込み、参院選後の連携or連立に備えたいのではないかと察する。
 上の記事にもあるように、できるなら「創生日本」が実権を握る自民党を中心にして超保守派を結集し、政界再編をして行きたいという思いもあるだろう。(-"-)

<ちなみに、同じ「保守」や「改憲派」でも、戦後体制を肯定する「新保守」(石破、前原氏など)や「穏健な保守」(谷垣、野田氏など)は、安倍氏らの「超保守」とは基本的な国家観や思想が異なるので、個別の政策ごとには協力し合えるものの、政治理念的には一枚岩にはなれないのよね。(~_~;)>

 この「創生日本」の活動再開は、今後の自民党内の対立や野党共闘の行方などにも影響を及ぼす可能性が大きいのだが。
 ただ、もし「創生日本」が日本の政界の実権を握ったら、日本は戦前モードのとんでもアブナイ国になってしまうだけに、その存在&活動を強く警戒しているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2013-02-07 04:10 | (再び)安倍政権について | Comments(0)

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