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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

3月は「一票の格差」判決ラッシュ&違憲状態の衆院選が無効になる可能性も

頑張ろう、東日本&ニッポン!今年は、さらなる前進を。o(^-^)o 

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 今年にはいって、かなり忙しくなっていたのだが。<最近は、日曜日も祝日もほとんどお休みじゃなくなっている感じだし。(ノ_-。)>
 3月にはいって、さらに忙しくなることに。<深刻な申告も迫ってるし。^^;>

 それゆえ、これからしばらくは、ゆっくり報道記事をチェックして、アップするものを選んだり、編集したりする時間もとれそうにないし。ゆっくり考えて文を書く時間もなかなかとれそうにないのが実情だ。(-_-)

 ただ、安倍自民党政権が始まって、日本は安保軍事の面でも、経済・社会の面でも、本当に本当にアブナイ状態になっていることを思うと、じっとしていられないようなとこがあるし。
 微々々力な一国民ながらも&基本的には自己満足のためながらも、せめてネットのすみっこから、自分が「これはアブナイ」ということを少しでも伝えて行きたいな~という気持ちがある。<TV等のメディアがちゃんと伝えてくれない。野党が頼りないので尚更に?^^;>

 そこで、近時、少しずつその傾向にあったのだけど。1日に長短の記事を1回or複数回かに分けて書いたり、mewが気になった報道or雑誌記事をアップしたりする機会が増えるのではないかと思うし。
 また、きちんと編集や推敲をする時間がとれない時には、いつもに増して、誤字・脱字やら妙な文やらが多くなる可能性もあるのだが。
 どうか寛大な心で受け止めて下さるように、よろしくお願いいたしますです。m(__)m

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 この記事では、衆院の違憲訴訟の話を・・・。

 今週6日、東京高裁で下される12年衆院選の「一票の格差」に関する訴訟の判決に大きな注目が集まっている。(・・)

 最高裁は11年3月に、09年衆院選の「一票の格差」が違憲状態であると判断し、国会に選挙区割りの是正を求めていたのだが。国会は1年9ヶ月もの間、それを是正できず。格差の解消を行なわないまま、つまりは違憲状態のまま12年12月に衆院選を行なってしまったからだ。(~_~;)

<ちなみに、後述するように、民主党政権は衆院選の前に定数是正を行なおうとしていたのだけど、自民党が、早く選挙をやりたくて、区割りを是正しなくても大丈夫だと言い張ったため、こうなったのよね。^^;>

 この12年衆院選の「一票の格差」訴訟は、全国で16件起こっているのだが。各地の裁判所は、早く結論を出すべきだとして異例の対応を行ない、6日の東京高裁を皮切りにして3月中に全ての判決が下されるとのこと。
 そして、専門家の中には、今度こそ、ついに「選挙無効」の判決が出る可能性があるのではないかと見る人が少なからずいるのだ。(@@) 

* * * * *
 
『「1票の格差」が違憲状態のまま実施された12年12月の衆院選は違憲として、全国の有権者が選挙の無効を求めて8高裁・6高裁支部に起こした計16件の訴訟は25日、広島高裁で最後の口頭弁論があり、即日結審した。同高裁は判決期日を3月25日に指定し、16件の訴訟全てが提訴から100日以内の3月6~27日に言い渡されることになった。最高裁が11年3月に示した「違憲状態」判断から1年9カ月間、是正に至らなかった国会の姿勢をどうとらえるか。国会に厳しい判決を予想する識者が多い。

 16件の訴訟は、1票の格差是正を求める二つの弁護士グループが原告となって起こした。3月6日の東京高裁を皮切りに、判決は順次言い渡される。各地の弁論で原告側は「最高裁判決の警告を無視しており、選挙は無効だ」と主張。被告の選管側は「1年9カ月は区割り全体を見直す期間としては不十分」と反論した。

 最高裁は11年3月、最大格差が2.30倍だった09年衆院選を違憲状態と判断し、「1人別枠方式」の廃止を迫った。しかし、国会論議は停滞。小選挙区を0増5減するなどの関連法は成立したが、区割りの見直しは間に合わずに、衆院選に突入した。格差は有権者数が最多の千葉4区と最少の高知3区の間で2.43倍に広がった。』(下につづく)

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『今回、原告側は公選法の「100日裁判」規定に基づき早期の判決を裁判所に要請。結果として16件全てが提訴から100日以内に期日が指定された。衆院選を巡っては過去、最高裁で2度の違憲判決と2度の違憲状態判決が出ているが、選挙を無効とする判決が出れば、高裁、最高裁を通じ初めてとなる。

 元最高裁判事の福田博弁護士は「最高裁から違憲状態判決を受けながら何もせずにきたのは国会の怠慢だ。国会議員に自浄能力がないことが明らかになった。昨年の衆院の小選挙区選挙を全て有効と判断することの方が、むしろ勇気が必要だ。投票価値の不均衡を生んでいる選挙区については無効判決が出ても驚かない」と話す。【石川淳一】

 ◇各高裁・支部の判決期日

<3月>6日 東京高裁 7日 札幌高裁 14日 仙台高裁、名古屋高裁
18日 名古屋高裁金沢支部、福岡高裁 22日 高松高裁 25日 広島高裁
26日 東京高裁、大阪高裁、広島高裁、同高裁松江支部、同高裁岡山支部、福岡高裁那覇支部、同高裁宮崎支部 27日 仙台高裁秋田支部

※東京、広島高裁は2グループが提訴しており判決は2件 (毎日新聞2月25日)』 

* * * * *

 上の記事にもあるように、最高裁は、11年3月、09年衆院選の1票の格差(最大2.30倍)に関して、「違憲状態」にあると判断。小選挙区の定数を各都道府県にまず1議席ずつ配分して、残りを人口比で割り振る「1人別枠方式」が格差を生む原因だと指摘し、同方式の廃止を求めていた。
 
 この時、最高裁は、これまでの一票の格差に関する判決と同様、事情判決の法理を用いて、09年の衆院選を無効とはしなかったのだが。ただ、今回は具体的に選挙制度の問題点に言及しその是正を求めるなど、過去とは明らかに異なる姿勢をとっており、判決文から見て、もし国会が格差是正を行なわなかった場合には、選挙無効にすることもあり得ることを暗に示唆していたと見る専門家が少なからず存在する。(・・)

 その後、12年10月には、最高裁が10年参院選の一票の格差についても、「違憲状態」にあるとの判断を下し、こちらも選挙制度の見直しを求めたのだが。
 15人の裁判官の多数意見により選挙無効とはされなかったものの、3人の裁判官は「違憲」と判断。さらに、うち一人の裁判官は、「2013年の参院選が現行制度で行われるならば、選挙無効の判断で対処すべきだ」との厳しい意見を付したことから、裁判所は「待ったなし」の姿勢をとり始めたのではないかと大きな注目を浴びることになった。(・o・)

 しかも、今回の衆院選の訴訟で、全国の裁判所が初めて100日ルールを厳守して、早期に判決を下すことに決めたことから、尚更に裁判所が厳しい判断を行なうのではないかという見方が広がっているのである。(@@)

<ちなみに、これまでは、裁判所は100日ルールを厳格に守っていなかったのだけど、今回は原告側の要望も取り入れる形で、全国の高裁が一斉に期間厳守で足並みをそろえたのよね。(~_~;)

『公選法は選挙無効を求める訴訟について、選挙やり直しになった場合の“行政の空白”を最小限にとどめるため「100日以内に判決するよう努めなければならない」と規定。「他の訴訟の順序に関わらず速やかに」審理するとしている。
 だが、半世紀に及ぶ「一票の格差」訴訟の歴史で100日裁判規定が厳格に運用された例はない。平成21年衆院選をめぐっては全国9高裁・支部で判決が出そろうまでに約7カ月が経過。最高裁判決までにはさらに1年近くかかるなど、訴訟に時間を要していた。(中略)
 今回は三竿弁護士らとは別に訴訟を進めている升永英俊弁護士のグループが100日規定に着目。選挙前から「規定を守らない場合は国家賠償訴訟の提起も辞さない」と、早期判決を求めてきた。(産経新聞2月14日)』>

* * * * * 

 そもそも「一票の格差」は、主権者である国民の参政権&平等権を侵害に当たるわけで。国会が、そのような重大な人権侵害の状態を放置すること自体、問題があることゆえ、裁判所としても、最も重要な人権を保護を考え、以前に増して厳しい意見を付すようになっているのではないかと思うのだが。(※1p.s.に)

 同時に裁判所としては、これまでに何度も「一票の格差」に関して「違憲状態」と判断しているものの、国会が真摯に受け止めて、格差を是正しようとしないこと(立法の怠慢による不作為や、政局的な思惑による意図的な不作為)を好ましく思っていないのではないかと思われる。(・・)
<もう少し言えば、「(国会が)裁判所をナメやがって」「いい加減にしろ」という感じて、不快感や怒り、イラ立ちが募っているところもあるかも。^_^;>

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 ちなみに民主党政権は、11年3月の衆院選に関する違憲判断を受け(震災対応などで動きが遅れたものの)、11年終わり頃から野党に呼びかけて衆院の定数是正について協議を行なっていたのだが。なかなか各党の意見が合わず、法案作りに苦労することになった。^_^;
<衆院選挙区画定審議会設置法の勧告期限も守れず、違法状態になったのだが。今回は、その件はスル~したい。>

 民主党は、選挙制度を見直す際に、同党の公約でもあった衆院定数を80人削減も合わせて行なうことを提言していたのだが。比例区の人数を減らすことに、野党各党が反発。また、自民党も衆院定数削減を公約に掲げていたのだけど。09年衆院選の当選議員&落選者の選挙区事情もあってか、早期の定数削減に難色を示していたからだ。^^;

 そこで、民主党は何とか法案をまとめようと考え、公明党や少数政党に配慮して、定数削減を小選挙区5人、比例区40人にした上、比例区で連用制を採用する法案を作ったのだが(12年6月に国会に提出)。この法案に対して、自民党が今度は連用制導入に強く反対したため、結局、法案を成立させることができずに終わったのである。^^;

* * * * *

 民主党は政権与党としての責任上、違憲状態のまま解散総選挙を行なうわけには行かないので、秋にはいって、安倍自民党に対しても、解散総選挙を行なう前に、定数是正をする必要があるとして協力を求めていたのだが。
 自民党は、とりあえず小選挙区だけ0増5減の小幅な定数是正を行ない、格差の縮小をはかる法律を作ればいいと。そして、法律だけ先に作っておいて、次の衆院選は旧制度のまま行なえばいいと主張し続けていた。

 というのも、もし次の衆院選から新たな制度を採用するとなると、最終的に選挙区割りを決めるにも時間がとられるし、新たな区割りに関して有権者に周知期間(最低2~3ヶ月)を設ける必要もあるため、年内に解散総選挙を行なうことが不可能になってしまうからだ。(~_~;)

 それゆえ、ど~しても年内に衆院選を行なわせたかった自民党は、ともかく0増5減の法律だけ先に作っておいて、解散総選挙をしようと。法律さえ成立させておけば、裁判所もそれを評価して、違憲状態の格差があるままで衆院選を行なっても、選挙を違憲無効にすることはないと勝手な解釈を押し通し、野田首相に早く解散を行なうように迫っていたのだった。^^;

* * * * *

 結局、野田首相は、昨年11月14日に行なった党首討論で16日に解散すると宣言することになったのだが。
 その際に、解散前に定数是正法案を成立させること、また翌年の通常国会で衆院定数削減を決めることを条件として提示。自民党の安倍総裁はこれを了承し、解散日となった16日午前中に、0増5減の定数是正法案が成立することになった。

 しかし、12月の衆院選は、旧制度のまま行なわれることになった上、一票の最大格差がさらに2・43倍まで拡大したとのこと。^^;
 そして、この違憲状態のまま行なわれた衆院選に関して、選挙の翌日から全国各地で「一票の格差」訴訟が提起されることになったのだった。

<また、この件はまたいずれ書きたいが。安倍自民党は、野田首相との定数削減のお約束を実行に移す気がないのか、まだ本格的な協議が始まっていない上、幹部の中には「通常国会で成立させるのは無理だ」と発言していた者もいるような始末だ。^^;>

 ちなみに、もし3月中に各地の高裁で違憲無効判決が出たとしても、最高裁まで争うことになると思うので、最終的には夏~秋頃に12年衆院選が違憲無効になるか否かの判断が下されるのではないかと言われている。

 そして、もちろん違憲状態であることを認識しつつ解散を行なった野田首相にも、大きな問題があることは間違いないのだが。
 ただ、そもそも自民党が、衆院定数是正の協議に協力的な姿勢をとっていれば、こんな訴訟騒動が起きることはなかったわけで。もし自民党が圧勝した衆院選をやり直すことになったとしても、自業自得なのではないかな~と<&心の奥では、無効になっちゃえばいいのに>と思ったりもしているmewなのだった。(@@)

                    THANKS

p.s. ※1 
 ちなみにmew個人は、衆院も参院も各都道府県に最低1人は議席を割り当てた方がいいと考えているので、何とか「1人別枠方式」は維持したまま、国民の主権&人権保護に資するように格差を是正することはできないものかな~と思っているです。

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by mew-run7 | 2013-03-03 06:33 | 政治・社会一般 | Comments(0)

by mew-run7