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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

図に乗る安倍が言いたい放題~中国だけでなく、米国とも関係悪化のおそれ

頑張ろう、東日本&ニッポン!今年は、さらなる前進を。o(^-^)o 

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 これは『安倍カラー発言が止まらず+自民もISDS条項を警戒+脱原発派をまた排除』の続きみたいになるのだが・・・。

 参院選まで安全運転を心がけていたはずの安倍首相が、何かをきっかけに歯止めがはずれてしまったかのか、アブナイ発言を加速させて、暴走し始めている。(@@)

 9日に首相が集団安保に関して言及した時には、さすがに自民党内からもとまどいの声が出たようなのだが。
 その後も、安倍カラー発言や決定がどんどんエスカレートして行くのを見て、<外交問題に発展するおそれが大きいものもあるだけに>アンチ安倍自民宣言をしたmewでさえ、「どうしちゃったの?安倍ちゃん」と心配になってしまうほどだ。(~_~;)

 まず、安倍首相は、昨日の衆院予算委員会で、東京裁判やGHQの「戦争調査会」に関する対応に懐疑的な見方を示したという。

『安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、第二次世界大戦の戦犯を裁いた極東国際軍事裁判(東京裁判)について「大戦の総括は日本人自身の手でなく、いわば連合国側の勝者の判断によって断罪がなされた」と述べた。

 首相は第1次内閣で東京裁判を「受諾しており異議を述べる立場にない」と国会答弁しており、この方針は維持するとみられる。しかし東京裁判に懐疑的な見方を示したことには中韓両国などのほか、戦勝国の米国から批判が出る可能性もある。

 また首相は、幣原内閣が敗戦原因を調査するため設置した「戦争調査会」が短期間で廃止されたことに言及。連合国軍総司令部(GHQ)の諮問機関・対日理事会が「やめさせようとした」と述べた上で、「連合国にある種都合の悪い考え方も議論されるのではないかということで、議論を封殺したのではないか」と指摘した。

 ただ一方で「歴史に対する評価は専門家に委ねるべきだ。政府が研究を行い意見を述べることは外交問題に発展する可能性もある」と強調。政府による大戦の総括は行わない考えも示した。

 歴史認識を巡って首相は今回の就任前、従軍慰安婦問題をめぐる93年の「河野談話」見直しを示唆。就任後は外交面の配慮から見直しに関与しない考えを示しているが、米国内ではなお懸念の声がある。首相は第1次政権では「(A級戦犯は)国内法的には戦争犯罪人ではない」と明言しており、今回の東京裁判に関する発言が日米関係に影響する可能性もある。(毎日新聞3月12日)』

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 安倍首相などの超保守派は、戦後の連合国による東京裁判やGHQの占領政策に批判的な立場だ。
 彼らは、先の戦争は正当性のあるやむを得ないものだったと考えており、連合国の一方的な思惑や判断で裁かれた東京裁判や占領下で作られた教育政策のために、日本国民が「あの戦争は日本が悪かった」と誤った認識を植えつけられたと主張。 また、占領下でGHQが主導する形で作られた現憲法は本来は無効であり、日本の戦後体制(憲法、教育(歴史認識を含む)、国や社会のあり方)などを根本的に見直すべきだと提唱している。

 安倍首相が、前政権から「戦後レジームからの脱却」をスローガンにして、憲法改正(新憲法制定)、教育再生などに力を入れているのもそのためだ。(-"-)

<ちなみにmewも東京裁判や、特に海外で行なわれた戦犯裁判のやり方には問題があったと思う部分があるのだけど。ただmewは、「正しい戦争」というのは基本的に存在していないと思っているし。同時に「戦争」をした場合には、戦闘中も敗戦後も、決して納得が行かないような、あまりにも理不尽なことや残酷、残虐な面が多いことを認識すべきだと。(それは今、各地で起きている戦争、紛争でも変わっていないと思う。)そして、それを考えれば尚更に、ともかく「戦争をすべきではない」と考えている。(・・)>

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 安倍内閣は12日の閣議で、4月28日を「主権回復の日」として政府主催の式典を開くことを決定したのだが。
 この式典は、1952年の同日にサンフランシスコ講和条約が発効し、日本が占領下を脱して独立&主権回復をしたことを祝うことを目的としたものであって。ここにも、安倍首相&超保守仲間が、いかに日本が占領下にあった時期&GHQによる政策を好ましく思っていないか(嫌悪or批判しているか)があらわれている。
<関連記事・『米隷従の安倍が「主権回復」の政府式典を決定~沖縄では「屈辱の日」なのに』>

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 ただ、このような日本の超保守派の思想や考え方は、連合国、特に占領政策を実質的に主導して来た米国から見れば、危険かつ不快なものであるし。特にオバマ大統領は、平和&リベラル志向が強いこともあって、安倍政権には警戒感や不快感を覚える可能性が大きいだけに、日米関係に影響を与えることが懸念されているのだ。^^;

<米国では、(日本でもそうだけど)安倍氏らが占領政策を批判するだけでなく、東京裁判や河野談話などを否定したり、先の戦争を正当化したり歴史修正主義をとろうとしていることを警戒している。欧米から見ると、先の戦争を肯定したり、戦争を主導したA級戦犯を認めないことは、ドイツでヒットラーやナチスを肯定することと同じように見えるようだ。>
 
 また、オバマ政権は、中国との経済的な関係&対北朝鮮問題での協力体制や、韓国との同盟関係を重視しており、安倍政権にも中国や韓国との関係改善に努めるように繰り返し求めているのであるが。
 おそらく安倍首相が、東京裁判を否定する発言を行なったことには、中国や韓国の反発を招くことにつながるのではないかと思われる。^^;

* * * * *

 しかも、3月11日に行なわれた東日本大震災の追悼式典で、日本が台湾を指名献花の対象としたことから、中国が式典を欠席したとのこと。さらに菅官房長官が、中国の対応を批判する発言を行なったことから、中国側が反発を強めており、日中関係の新たな火種が生じたことが懸念されている。

<中国と台湾、日本の関係は複雑&ナーバスな部分があるのだが。(しかも超保守の反中派は、台湾との関係を重視しているので尚更に複雑な状況に。)台湾は震災の時に400億円もの支援をしてくれているので、式典での対応の仕方は難しいものがあるとは思うけど。>

『中国の韓志強(かんしきょう)駐日臨時代理大使が11日に行われた東日本大震災の二周年追悼式を急遽(きゅうきょ)、欠席した。式典の献花に際して国名を読み上げる「指名献花」に、今年から台湾が加わったことを受けた、事実上のボイコットとみられる。
 中国外務省は11日、公式サイトに「追悼式で台湾の関係者を外交使節や国際機構と同等に扱った」として、「日本のすべての行いに強烈な不満と抗議を表す」とする華春瑩(かしゅんえい)報道官の談話を掲載した。

 台湾の待遇をめぐっては、昨年の式典で、多額の義援金を寄付した台湾を指名献花から外して冷遇したことが批判され、今回、安倍晋三政権が是正した。(産経新聞3月12日)』

『菅義偉官房長官は12日午前の閣議後の記者会見で、政府主催の「東日本大震災2周年追悼式」を中国代表が欠席したことについて、台湾代表が各国や国際機関と並び「指名献花」に加わったためと説明した。菅氏は欠席について「極めて遺憾で、残念だ」と述べた。
 昨年の式典では台湾代表が指名献花から外され、当時の野田佳彦首相が陳謝した経緯がある。菅氏は「(震災の際の義援金で)破格の支援を受けた台湾にふさわしい対応を行うもので、日中共同声明の台湾に関する日本の立場を変更するものではないと説明したが、中国側が理解せず欠席した」と語った。(毎日新聞3月12日)』

<ちなみに韓国も式典に欠席したのだが、菅官房長官は「先方の事務的ミスだ」と指摘。11日夜に駐日韓国大使から河相周夫外務事務次官に「式典に欠席する意図は全くなかった」と説明があったと明らかにしたという。(毎日新聞 3月12日)>

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 また安倍首相は、昨日、国会で武器輸出三原則の見直しにも言及したという。

『安倍首相は12日の衆院予算委員会で、国際紛争当事国に対する武器や関連技術の輸出を認めないとした「武器輸出3原則」について、「紛争当事国になる恐れのある国を全て排除できるのかという問題にも現実に向き合ってまじめに検討する必要がある」と述べ、3原則そのものの見直しの必要性に言及した。

 政府が1日、航空自衛隊が次期主力戦闘機(FX)として導入するF35の共同生産に日本企業が参加し、部品を輸出することを3原則の例外として認めたことについても、「F35はレーダーに捕捉されにくく、抑止力になる」との認識を示した上で、「(F35を)比較的安く購入する道を放棄すれば、国民の生命と財産を責任をもって防衛することができなくなる」と必要性を強調した。(読売新聞3月12日)』

『国際共同生産される最新鋭ステルス戦闘機F35への国産部品供給を三原則の例外扱いとすることに関しても、「(生産の)仕組みの中に入らなければ、日本国民の生命と財産を責任を持って防衛することができなくなる」と必要性を強調した。(時事通信3月12日)』
http://mewrun7.exblog.jp/19741557/
 日本が購入する予定のF35は、機能が低い上、価格が高すぎるので、他国は次々と購入を見送っているのにな~。(・・)
<関連記事『安倍は米国と防衛産業のため、高額低性能のF35を購入、輸出可に』>

 何度も書いているように、武器輸出原則の見直しは(特に紛争国への輸出も容認することは)、日本が製造に関わった武器が他国の人たちを殺傷することにもつながるわけで。公明党いわく「日本が『死の商人』の仲間入りをする」に等しいことなのである。
 でも、『安倍内閣が富国強兵のために、武器輸出原則を形骸化&F35を敵基地攻撃に』にも書いたように、安倍首相は、日本の企業が武器製造で利益を得られれば&日本の軍事強化につながれば、そんなことはお構いなしなのである。(-"-)

* * * * *

 先週から、安倍カラー発言がエスカレートして来ていることもあって、さすがに連立政権を組む公明党だけでなく、自民党の中からも懸念する声が出ている様子。
 特に安倍首相が、96条改正に意欲を示すだけでなく、ついには9日に集団安保も前提にした9条改正に言及したことには、驚いた人が多かったようだ。

『菅義偉官房長官は11日の記者会見で「公明党から反発も出ている」と問われ、「首相の真意が伝わっていなかったのではないか」と反論。「96条(改正)は理解してもらえる政党が多いので、全力で取り組んでいきたい。それからすぐ9条というのはまったく決まっていない」と収拾に努めた』ようなのだが。(毎日新聞3月11日)』
<ただ、これって、96条改正に慎重な公明党以外の政党と協力することを前提にした発言だよね。(@@)>

『これまで「安全運転」に努めてきた首相がこの時期に集団安全保障への参加にまで踏み込んだのは、与党にも予想外だった。自民党の幹事長経験者は「首相がやや調子に乗り始めたのが気になる。7月の参院選まで謙虚に事を進めるべきだ」と語った』という。(同上)

 ただ、安倍内閣や役員の多くは同じ超保守派のお仲間ゆえ、安倍カラー発言を評価することはあっても、苦言を呈する人はほとんどいないのが実情だろうし。
 高支持率&株高&円安が続く限りは、安倍首相は自らの考えが支持されているor今なら自分の考えをどんどん言っても大丈夫なのだと勘違いをして、図に乗る日々が続く可能性が大きい=外交関係に支障を来たす可能性が大きいようにも思われ・・・。
 このまま安倍首相を放置しておくと、本当に「日本がアブナイ!」のではないかと危惧感が募っているmewなのだった。(@@) 

p.s.TVのニュース&ワイド・ショーは、これらの安倍カラー発言をほとんど取り上げていないのだけど。そろそろ国民にもきちんと伝えて、警戒警報を慣らさないと、TPP参加も含めて、近いうちに国民が大きな被害を受けることになりかねないと憂慮しているです。

                    THANKS

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by mew-run7 | 2013-03-13 07:32 | (再び)安倍政権について

by mew-run7