安倍がTPPでトラスト・ミーを連発&防衛大では戦闘危機を強調する訓示
2013年 03月 18日
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仕事+αがチョット忙しくなって来ているので、しばらくの間、ちょこまか書いたメモ記事や、キープしておいた報道記事などを、単独orいくつか組み合わせてアップする機会が増えるかも知れないです。<話が相前後したり、重なったり、つながりが悪かったりするかも知れないのですが、ご容赦を。m(__)m>
本当は、「安倍首相のTPP参加発表&試算」に関する記事を先にアップする予定だったのだが。書き直しが進まず。<後日、何とか。^^;>
今回の記事は、時系列的に話が飛んでしまうのだが、それもご容赦を。m(__)m
ところで、自民党は、16日に全国の地方支部の幹部が集まっての会合、17日に党大会を行なったのだが。
安倍首相は、会合や党大会の中で、mewが報道で見る限り、3回ほど、TPP交渉参加に関して、「私を信じて欲しい」(or信頼して欲しい)と語っていたのが、目&耳についた。
『安倍総理大臣は、自民党関係者を前にあいさつし、TPP=環太平洋経済連携協定への交渉参加について、「私を信じて頂きたい」と述べ、重要農産物など例外品目の保護に向けた決意を述べました。
安倍総理大臣:「美しい農村風景を守っていくこと、皆が安心できる皆保険制度をしっかりと守っていくことが私の責任であります。どうか私を信じて頂きたい」(ANN3月16日)』
『 安倍晋三首相(自民党総裁)は16日、党本部で全国幹事長会議に出席し、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加について地方組織に理解を求めた。
首相は「日本は同盟国の米国とルール作りを行っていく。あのとき参加した判断は間違っていなかったと思っていただける交渉を展開していく。どうか私を信頼してほしい」と強調。(朝日新聞3月16日)』
『安倍晋三首相(自民党総裁)は16日、党本部で開かれた全国幹事長会議であいさつし、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加表明に理解を求めた。「自民党とともにしっかり国益を守る決意だ。われわれは強い交渉力を持って『あの時の参加の判断は間違っていなかった』と思ってもらえるような交渉を展開する。私を信頼してほしい」と訴えた。(産経新聞3月17日)』
『自民党は17日、政権復帰後初となる第80回定期党大会を都内のホテルで開いた。安倍晋三首相(党総裁)が演説し、夏の参院選について「勝ち抜いて誇りある日本を取り戻す。先頭に立って戦い抜く」と述べ、与党の過半数確保に全力を挙げる決意を表明。党内に懸念が残る環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に関しては「必ず日本の農業を、食を守っていく。私を信じてほしい」と改めて理解を求めた。(時事通信3月17日)』
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自民党は、衆院選の時に(特に農業が主体の選挙区は)、「TPP断固反対」「ウソをつかない」という公約をアピールして、多くの当選者を出し、政権を奪還したんだよね。
それが、選挙からわずか3ヶ月で、あっさりとTPPに参加表明したわけで。公約を信じて自民党に投票した人にとっては、「ウソつき」以外の何ものでもないだろう。(~_~;)
農産物は、政府試算でも3兆円規模の打撃を受ける&食料自給率も20%台に低下すると発表されているし。自民党は、これからあわてて農業政策を検討すると言っているわけで。一体、何を根拠にして「必ず日本の農業を、食を守っていく」と言えるのか、「???}だし。
ましてや、農産物だけでなく、自動車も保険も、また多岐にわたる分野の関税や規制や権利などもどこまで守れるかわからない状況なのに。<安倍くん自らも、会見で、後発国には厳しい状況だと認めていたのにね。>
何ゆえに「わたしを信じて欲しい」という言葉を何度もクチにすることができるのか、mewにはさ~っぱり理解ができない。(-"-)
<あ、「信じて欲しい」を英訳すれば、「トラスト・ミー」になるんだっけ?(・・) 今日からmewは、安倍くんのことを「トラスト・ミーくん」と呼ぶことにしようかな?(~_~;) I can't trust him だけど。>
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まあ、実際のところ、交渉の結果が見えて来るのは、秋以降だし。協定に基づく貿易が始まるのは、さらに先のことになるわけで。
とりあえず何とかまずは夏の参院選まで、何とか国民や支持者をうまく言いくるめて(だまくらかして?)、安定政権さえ作れればそれでOKだと。衆参の議席の過半数(&維新と合わせて2/3以上)とれれば、あとはこっちのもの(改憲も集団的自衛権もやり放題?)だと考えているのかも知れないのだけど・・・。
何だか、安倍くんは、下手すると小泉くん以上に史上最悪の詐欺宰相になりそうな気もして来た今日この頃。
安倍氏も、小泉氏同様、高い支持率を自信にして強気の発言を行ない(&党内を押さえ込み)、さらに強気の発言をしてまた支持率を上げるという、mewから見れば、かなり危険なスパイラルにはいっているようにも思われ・・・。
そろそろ国民が、どこかでその危うさ、怪しさに気付いて、これを食い止めないと、TPP交渉に関してのみならず、後述するようにトンデモない事態が起きることになるのではないかと憂慮しているmewなのであるった(-"-)
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長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~so-cha o douzo!
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話は変わって・・・。
mewは、前記事で、小野寺防衛大臣が、「日本が紛争当事国になる」可能性を示唆。そのような「危機感の中、安全保障体制を作っていかなければならない大変な状況にある」と発言したことを取り上げたのだけど。
<『 「日本が紛争当事国に」と防相+「北朝鮮、中国が崩壊」と安倍、石破&TPP冷戦』>
何と昨日17日には安倍首相が防衛大学の卒業式に出席したのだが、その際に行なった訓示にも、ギョッとさせられるような言葉が並んでいた。<訓示全文は、コチラ産経新聞に>
領土に対する挑発が続いていることを「今、そこにある危機」として、万一の「そのとき」には領土を断固として守りぬくことを要請。
またルーズベルトの言葉を引用し、「真に称賛しなければならないのは、泥と汗と血で顔を汚し、実際に現場に立つ者です」と戦地に赴くことを前提としているような言葉を贈っていたからだ。(~_~;)
『一生に一度あるかないかの「そのとき」に、完璧に任務を全うする。これは並大抵のことではありません。しかし、これから幹部自衛官となる諸君には、その心構えを常に持って、鍛錬を積み重ねてほしいと思います。
何よりも、「そのとき」が訪れないようにすることが、日本にとって最善であることは言うまでもありません。しかし、万が一の「そのとき」には、国民の生命と財産、わが国の領土、領海、領空を断固として守りぬく。その責任感を胸に刻み、諸君には、いかなる厳しい訓練や任務にも、耐えていってもらいたいと思います。
日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しています。諸君が防衛大学校の門をたたいた4年前とは異なり、わが国の領土、領海、領空に対する挑発が続いています。諸君が、これから臨む現場で起きていることは、冷厳な「現実」であり、「今、そこにある危機」であります。』
『今日、この場所から、それぞれの現場に踏み出す諸君に、最後に、この言葉を贈りたいと思います。
「批評するだけの人間に価値はありません」
「真に称賛しなければならないのは、泥と汗と血で顔を汚し、実際に現場に立つ者です。勇敢に努力する者であり、努力の結果としての過ちや、至らなさをも持ち合わせた者です」
米西戦争において、自ら募った義勇兵を率いて、祖国のため戦場に飛び込んでいった経験もあるセオドア・ルーズベルト元米国大統領は、こう語りました。』(産経新聞3月17日より)
<こういう(自分は実際には現場で戦うことはない&できないくせに)戦争ロマンに浸っちゃう人が、一番困りものなのよね。(>_<)>
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また、『私はその先頭に立って、国民の生命、財産、わが国の領土、領海、領空を守りぬく決意であります。11年ぶりに防衛関係費を増加します。今後、防衛大綱を見直し、南西地域を含め、自衛隊の対応能力の向上を進めます。
先般のオバマ大統領との会談により、緊密な日米同盟も完全に復活しました。そのうえで、日米安保体制のもとでの抑止力を高めるためにも、わが国は諸君とともに、さらなる役割を果たしていかねばなりません。』とも主張。
今後、集団的自衛権の行使容認によって、日米軍一体の活動をさらに拡大して行くことも示唆していた。(~_~;)
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mewには、安倍首相は、万一、尖閣沖で一触即発の事態が起きた時には、戦闘も辞さない構えでいると。むしろ一触即発の事態が起きて、それを機会に国民が安倍首相の軍事強化&改憲路線を支持してくれるのを期待している部分もあるかのようにさえ見えるところがある。(-"-)
しかも、mew周辺では、万一、朝鮮半島で南北関係が悪化し、戦争が再開した時には、安倍首相は、いざとなったら日米韓同盟を大義名分にして、戦闘行為orそのアシストに加わる気でいるのではないかということを懸念する声まで出始めている。(ーー)
こんな話を書いても、ナーバスになり過ぎだと、バカにされるのがオチかも知れないのだけど。
最近、時に安倍首相が、何かにとりつかれたかのように(orちょっとイキ始めているかのように)タカビ~で自信ありげな顔で、強気の発言をするのを見ると尚更に、軍事面でも危険なスパイラルにはいっているように感じられて、「日本がアブナイよ~!」とわめきたくなっているmewなのだった。(@@)
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