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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

2度めの無効判決は0増5減も批判+中国敵視で武器輸出原則を潜脱


頑張ろう、東日本&ニッポン!今年は、さらなる前進を。o(^-^)o 

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昨日26日には、サッカーW杯のアジア最終予選が行なわれ、日本代表はアウェイでヨルダンと対戦した。
 ここまで順調に来た日本代表は、昨日の試合で勝つか引き分ければW杯出場が決定したのだけど。残念ながら、チャンスで点がとれず&PKも決まらず。1-2でヨルダンに敗れ、出場を決めることはできなかった。(~_~;)
 
 日本は本田、長友が負傷で欠いた分、相手ディフェンスのマークをばらかしにくかった&香川を活かしにくかったし、攻撃の積極性もチョット乏しかったように思えた。<「矢部っちFC」のインタビューで香川が乾とのコンビをアピールしていたのだけど。乾をもう少し早く出してもよかったかも。>
 他にも色々言いたいことはあれど。終わってしまったことは仕方ないので、6月4日、ホームでのオーストラリア戦でしっかりと出場が決められるように、修正をして欲しいと思うです。ガンバ!o(^-^)o 

* * * * *

 そして、昨日の『一票の格差訴訟でついに無効判決+自民は衆院改革の約束を守る気なし』の続報になるのだが・・・。

 26日、今度は広島高裁の岡山支部で、違憲&選挙無効の判決が出た。しかも、猶予期間を付さない形で無効と判断した上、「0増5減」について「格差是正のための措置を行ったとは言い難い」と批判する厳しい内容の判決だった。(・・)

『「1票の格差」が最大2・43倍だった昨年12月の衆院選について、二つの弁護士グループが選挙無効(やり直し)を求めた一連の訴訟で26日、新たに7高裁・支部が選挙を「違憲」とする判決を言い渡した。

 このうち広島高裁岡山支部は岡山2区の選挙を無効とした。無効判決は25日の広島高裁判決に続き2件目だが、同高裁とは異なり、無効となるまでの猶予期間は設けず、より厳しい判断となった。』

『25日の広島高裁判決は、無効判決の効力が出るまで約8か月間の猶予期間を設けた。しかし、26日の同高裁岡山支部の判決で、片野悟好(のりよし)裁判長は「投票価値の平等に反する状態が続く弊害に比べ、選挙を無効とすることによる政治的混乱は大きいとはいえない」と述べ、判決が確定した段階で猶予期間なく無効になると判断した。

 判決で片野裁判長はまず、1票の最大格差が09年の2・30倍から2・43倍に拡大し、格差が2倍超の選挙区も45から72に増えていることから、「憲法に著しく反する状態だった」と指摘。11年3月の最高裁判決が09年衆院選を「違憲状態」と判断してから1年9か月間にわたって区割りを是正しなかった国会の対応は怠慢で、「司法判断に対する甚だしい軽視だ」と批判し、選挙は違憲との考えを示した。』(以上、読売新聞3月26日)

『判決は、昨年11月に成立した、小選挙区を「0増5減」する緊急是正法を批判。「11年の最高裁判決が違憲(状態)と判断した1人別枠方式による定数配分を基礎としたものに過ぎず、投票価値の格差是正のための立法措置を行ったとは到底言い難い」と断じた。』

『判決は、最高裁判決から衆院選まで約1年9カ月間あったことに触れ、「衆院議員の任期4年の約半分に相当し、区割り改定のための合理的期間として不十分とは到底言えない」と指摘した。そして、格差を是正せずに衆院選を実施したことを「国会の怠慢であり、司法の判断に対する甚だしい軽視というほかない」と指弾した。』(以上、毎日新聞3月26日)

* * * * *

 前記事にも書いたように、自民党はともかく「0増5減」案に沿った区割りが策定され次第、早く法案を成立させる方針でいるようなのだが。
 今回の広島高裁岡山支部だけでなく、札幌高裁も違憲判決の中で「0増5減の是正策だけでは不十分だ」という見解を示している。(・・)

 もしかしたら自民党は、最高裁が統一判断を出す時までに、とりあえず0増5減案を実現させておけば、無効判決が出ることはないとタカをくくっているのかも知れないが。
 11年3月に最高裁が09年衆院選に関して違憲判決を出した時に、「1人別枠方式」の速やかな廃止を求めるなど抜本的な改善策の必要性にまで言及していたことを考えると、今回の(12年衆院選の)最高裁判決が作られるまでに国会が抜本的な衆院制度改革(特に格差是正策)を講じず、0増5減案だけでお茶を濁していた場合には、最高裁が思い切って無効判決を下す可能性も否定できないように思われる。(-"-)

<ちなみに抜本的な是正をするには、現行の小選挙区制を維持する場合、21増21減が必要だと言われている。または、mewも提唱する中選挙区制に戻すなどの根本的な選挙制度改革が必要になる。>

 この件は、今後も書き続けて行きたいと思うのだが。
 与野党議員は、決して司法判断をナメることなく、もっと真剣に格差是正に取り組む姿勢を持つべきだと考える。(**)

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 話は変わって・・・。

 中国を敵視する安倍内閣が、またまた中国の脅威をアピール。さらに、中国包囲網を築くために、武器輸出原則をゆがめようとしている。(-"-)

『岸田文雄外相は24日のNHK番組で「中国の不透明な軍事費の増大、積極的な海洋進出は日本のみならず地域全体の脅威だ」と述べた。日本政府はこれまで、中国の軍事費増大などを地域共通の「懸念」と表現してきた。

 岸田氏はまた「こういった事態に備えるためにも、日米同盟をしっかりしたものにしていかなければならない」と述べ、「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)見直しに意欲をみせた。ただ「事態をエスカレートさせないように、原点に戻って対話を働きかけていくことは大事だ」とも述べた。

 中国の程永華駐日大使は24日、日中友好関連の行事で訪れた長崎市で記者団に対し「互いに脅威とみなさず、平和的発展を支持し合う精神で関係構築しなければいけない」と述べた。(産経新聞3月24日)』

 岸田氏は、誰かに表現が過激すぎると注意されたのか、26日の会見で発言を訂正したようなのだが。<「日本のみならず、地域全体の脅威だ」と表現したことについて、「これまでの政府の認識を変更するものではない。『脅威』ではなく、『懸念』ということを述べようとした」と訂正した。(毎日新聞3月26日)>

 このブログに何度も書いているように、安倍首相や閣僚らが挑発的な発言を続ける限り、中国との関係改善は期待できないだろう。(~_~;)

<もしかしたら安倍陣営の中には、集団的自衛権&改憲を実現するまでは、国民の理解&支持を得るために、中国との関係は改善させず、その脅威を煽りたいと考えている人もいるかも知れないけど。(>_<)>

* * * * *

 また、安倍内閣は、武器輸出原則をゆがめる(抜け道を使う)ような形で、中国包囲網のお仲間として期待するインドに、武器もどきを輸出しようとしているという。(@@)

<安倍首相は、日米印豪の4カ国で中国包囲網を築く「セキュリティー・ダイヤモンド」構想を提唱。<4カ国の位置を結ぶとダイヤの形になる&ダイヤモンドの強さから命名したらしい。^^;>
 そこに東南アジアの国々も取り込んで、中国を封じ込め、太平洋・アジア地域の安保の主導権を握りたいと考え、近時は安保軍事面でインドや豪州との関係強化に力を入れているのよね。(-"-)>

『政府が、海上自衛隊の救難飛行艇「US2」について、民間転用しインドへの輸出を認める方向で検討していることが24日分かった。

 政府関係者によると、日本国内の製造業者がすでにインド政府と輸出交渉を始めているという。実現すれば、量産による自衛隊の調達費用削減や、日印両国の安全保障分野での関係強化につながりそうだ。(読売新聞3月24日)』

『US2は防衛省が開発し、「新明和工業」(本社・兵庫県宝塚市)が製造している。荒れた洋上に着水できるなど高い性能を誇り、海自は海難救助や離島からの患者搬送などに活用している。インド側は昨年6月の海自とインド海軍による初の共同訓練などで、性能の高さに着目したという。

 政府は、「民間転用時に機体から敵味方識別装置などを外せば、武器とは認定されない」(防衛省筋)として、武器や関連技術の輸出を禁じる武器輸出3原則に抵触しないと判断した。インド側も救難活動や海賊取り締まりに使う考えを示しているという。(同上)』

『US-2は機体から特殊な装甲や電波などによる敵味方識別装置を外せば「武器」とは認定されないが、自衛隊が運用する航空機だとして輸出はタブー視されてきた。だが、一昨年12月の武器輸出三原則の緩和で「平和貢献・国際協力」に合致するものであれば「武器」も輸出を容認したことに伴い、政府はタブーを取り払い、防衛産業の発展と防衛費の効率化を図る。

 輸出にあたり、製造元の「新明和工業」(兵庫県)は防衛省以外に納入するための「民間転用」の手続きをとる必要がある。その一環として、防衛省が著作権を持つ仕様書やデータなどの資料の開示を求める申請を順次行っており、防衛省も開示に応じている。(産経新聞3月24日)』

『政府高官によると、タイやインドネシア、ブルネイなどもUS-2導入に関心を示している。インドに加え、これらの東南アジア諸国連合(ASEAN)各国と同じ装備を保有し、技術交流や共同訓練を活発化させれば、「高圧的な海洋進出を拡大させる中国への牽制(けんせい)にもなる」(高官)との効果も指摘される。(産経新聞3月24日)』

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 日本は、長い間、武器輸出(禁止)原則を貫き、武器輸出を控えて来たのだが。

 安倍首相&周辺は、日本の軍事力強化&日本の軍事産業の強化(もちろん利益増大も)のために、武器輸出(禁止)原則を緩和して行く方針を決めており、先月にはF35を武器輸出原則の例外にすることを決めたばかり。(~_~;)
<関連記事・『安倍内閣が富国強兵のために、武器輸出原則を形骸化&F35を敵基地攻撃に』>

 この政府の方針(閣議決定)を受けて、早速、三菱重工がF35の国内生産を行なうために、小牧南工場(愛知県豊山町)に生産ラインを新設することになったという。<防衛省が費用を支援してくれるんだって。*1>

『航空自衛隊の次期主力戦闘機となる最新鋭ステルス戦闘機F35をめぐり、機体の組み立てを請け負う三菱重工業が小牧南工場(愛知県豊山町)に生産ラインを新設することが19日、分かった。今夏にも新設準備を始める。投資額は数百億円になる見通し。(中略)

 防衛省は13年度予算案でF35を国内生産する企業の支援費用として830億円を計上。政府は3月、F35を「武器輸出三原則」の例外扱いとして、国内調達分以外の機体、部品生産にも日本企業が参入できる道を開いていた。(産経新聞3月19日)』

 今回、インドに輸出しようとしているUS-2は、もともとは武器なのだが。<敵味方識別装置を外せば「武器」とは認定されないということは、もしあとで敵味方識別装置をつければ、「武器」に戻すことも可能なんだよね。(~_~;)>
 でも、もし輸出が実現して、量産できるようになれば、自衛隊の調達費用が減少&製造企業は利益増大するわけで。上の記事にもあるように、安倍内閣は「タブー」を取り払って(mewに言わせれば、日本の平和主義国家としてのモラルや矜持を排除して)、防衛産業の発展と防衛費の効率化を図ろうとしているのである。(-"-)

<さらに26日には、岸田外相が来日中のインド外相と会談し、インフラ整備計画4案件に対し、計約2205億円の円借款を支出する交換公文に署名。ムンバイの地下鉄開発についても、約710億円の新規円借款を行うことでも合意したとのこと。
『日本は経済・軍事的に台頭する中国への対抗上、インドとの関係を重視。インドの国内開発に積極的に協力して日印関係を強化するとともに、日本企業の進出を後押しする。また、両外相は安全保障分野で、中国を念頭に日米印3カ国による政治対話や海上合同訓練の充実で一致。日印原子力協定交渉を進めることも確認した』んだって。(毎日新聞3月26日)>

* * * * * 

 でも、安倍首相&内閣は、他の国が中国に武器を売ることは容認できないようだ。(~_~;)

『フランスの防衛企業が中国に最新鋭のヘリコプター着艦装置を売却したことで、日本政府が仏政府に懸念を伝えた。沖縄県の尖閣諸島周辺の領海に侵入する中国公船に装備されるとみて警戒するが、仏政府は対中武器禁輸の対象外との立場だ。調整中の日仏首脳会談に影響しないよう、日本側は対応を求めている。(中略)

 日本政府は、中国政府がこの装置を年内に海洋監視船2隻に装備するため購入した契約を把握し、「中国の不十分なヘリ着艦技術を補う」(政府関係者)と分析。
尖閣周辺で領海侵入を繰り返す監視船と、監視範囲がより広いヘリを組み合わせて中国が海洋活動を強め、日本の実効支配を脅かしかねないとみている。(朝日新聞3月18日)』

『菅官房長官は、フランスの防衛企業が中国に対して、ヘリコプターが艦船に着艦することを補助する装置を売却する契約をしていたことが分かったとして、
フランス政府に懸念を伝えたことを明らかにしました。そのうえで菅官房長官は、「尖閣諸島を巡る安全保障の環境が厳しいので、日本の考え方を伝えている。外交ルートでしっかりと対応していきたい」と述べました。(NHK3月18日)』

『安倍晋三首相は25日、欧州連合(EU)のファンロンパイ大統領と電話会談し、フランスの防衛企業が特殊なヘリコプター着艦装置を中国に売却したことを念頭に「厳しさを増す東アジアの安全保障環境の下で、EUの対中武器禁輸措置の維持と輸出管理の厳格な運用が不可欠だ」と述べた。(産経新聞3月25日)』

<自分たちは、どんどん武器輸出原則を崩して、他国に武器orそれに準ずるものを売ろうとしているくせに、他国が中国に武器を売ることには文句をつけちゃうというのも、「何だかな~」と思ったりもして。(>_<)>

* * * * * 
 
 残念ながら、TVではこの類のニュースがほとんど扱われていないのだが。安倍内閣は、国民が気付かないうちに、中国&北朝鮮を仮想敵国にする形で、着々と安保軍事強化を進めている&日本が戦後ずっと守って来た平和主義国家としてのルールを壊そうとしているわけで。<武器輸出大国なんかになりたくないよ~。(-"-)>

 毎日、この手のニュースを見るたびに「早くこのアブナイ流れを止めてくれ~」と心の中でわめきまくっているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2013-03-27 05:45 | (再び)安倍政権について

by mew-run7