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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

橋下が謝罪から一転、組合叩き&排他主義の危険+日米軍一体化


  これは3月27日、2本めの記事です。

頑張ろう、東日本&ニッポン!今年は、さらなる前進を。o(^-^)o 

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 まずは、アブナイ話を一つ。

 このブログでは、以前から繰り返し、自民党政権が米国と「日米軍一体化」の計画を立て、それを着実に進めているという話を書いているのだけど。
 昨日、海上自衛隊、航空自衛隊に続き、ついに陸上自衛隊CRFの司令部も在日米軍司令部のあるキャンプ座間に移転したというニュースが出ていた。(-"-)

<日本の空自と陸自の司令部が、米軍基地の中にあるのよ。(・o・)> 

『テロや有事、国連平和維持活動(PKO)に機動的に対応する陸上自衛隊中央即応集団(CRF)の司令部が26日、陸自朝霞駐屯地(東京都練馬区)から在日米陸軍司令部があるキャンプ座間(神奈川県座間市など)に移転した。在日米軍再編の一環で、情報共有や人的交流を緊密化し、緊急事態への共同対処能力を高める狙いだ。

 同日、現地で開催された移転完了式典で、CRFの日高政広司令官は「座間移転は日米同盟を揺るぎないものにする基盤だ。国籍を超えた協力関係が築ければこれ以上のものはない」と述べた。

 CRFの座間移転は平成18(2006)年の在日米軍再編に関する日米合意に、航空自衛隊の中枢である航空総隊司令部の米軍横田基地(東京都福生市など)への移転などと併せて盛り込まれていた。航空総隊は24年3月に移転を完了し、北朝鮮の弾道ミサイル対応などで連携を強化しており、空自に続き陸自でも米軍と自衛隊の一体化が進むことになる。(産経新聞3月26日)』

『小野寺防衛相「アメリカ側とさらに綿密に協議しながら、様々な作戦行動を含めた訓練を含めて行う態勢ができる」
 防衛省・自衛隊は日米の司令部が同じ敷地内に入ることについて、国内外に日米同盟の強化を示し、抑止力向上をはかる戦略的メッセージとなるとしている。(NNN3月26日)

<移転費用は180億円だとか。尚、海上自衛隊は、米第七艦隊のある横須賀基地を拠点にする形で「一体化」を進めている。>

* * * * *

 自民党政権は米国との間で、米軍再編が行なわれるのを機に、日米軍一体化を進める方針を決め、特に小泉政権の時に具体的な計画を立案(日常的な日米軍の共同訓練、日米共同ミサイル防衛構想、司令部の一体化などなど)。それらを着実に実行に移して来た。
 ただ、日米軍が本格的に一体化して活動するには、集団的自衛権の行使容認、そして憲法9条改正が不可欠になる。(・・)

 自民党政権は、米軍再編が本格化する2011年までにそれらを実現することを目標にしていたのだが。安倍首相が06~7年の前政権で、それを実行に移そうとしたものの失敗したこともあり、今日まで目標達成できず、かなり焦っているところがある。(-"-)

 それゆえ安倍首相としては「今度こそ」の気持ちで、参院選が終わったら集団的自衛権の行使容認と憲法改正を急ぐつもりでいるのだが。
 もしそれが実現したら、日本は本当に米軍と共に、海外派兵や武力攻撃を行なうようなとんでもアブナイ国になってしまうわけで。07年同様、何とかこれを阻止できないものかと切に願っているmewなのである。(**)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~
 
 維新の会の共同代表でもある大阪の橋下徹市長が、大阪市の労組とまたまたやり合っているようだ。(@@)  

 橋下市長は、昨年2月に市の職員3万人余りを対象に労働組合・政治活動の実態を調べるアンケートを実施したのだが。25日に、これが第三者機関である府労委に不当労働行為に当たると認定されたという。

『大阪市が昨年2月、全職員に実施した政治活動や組合運動への関与を問う記名式アンケートについて、大阪府労働委員会は25日、使用者による不当労働行為(組合活動への支配・介入)を禁じた労働組合法に違反すると認定した。府労委は市に対し、申立人の大阪市労働組合連合会(市労連)など4労組に再発防止を誓約する文書を手渡すよう命じた。 (中略)
 
 アンケートは橋下市長の意向で、市特別顧問だった野村修也弁護士らの調査チームが職員約3万4千人に実施。氏名や職員番号、所属を明記させ、職員労組への加入状況や組合活動、政治家の支援活動への参加経験など22項目への回答を市長の業務命令で指示し、回答しない職員は処分対象にすると通知した。

 これに対し、市労連など4労組は昨年2月、アンケートが不当労働行為に該当するとして、調査中止と回収された回答の破棄、市側の謝罪を求めて府労委に救済を申し立てた。(朝日新聞3月25日)』

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 ただ、mewは、橋下氏が、弁護士であるにもかかわらず、人権感覚が著しく欠如していることには呆れさせられる&時に立腹させられることが多いのも事実だ。(`´)

 そもそも、このようなアンケートを実施しようと思いつくこと自体、ある意味では「異常なこと」&「憲法(思想良心の自由&労働基本権の保障など)に抵触する疑いが強いこと」であるだけに、府労委の判断は極めて妥当だと考える。(・・)
<しかも、アンケートに回答しない者は処分対象にするという強制的な手段を使うなんて、言語道断だよね。(-"-)>

 そして、橋下市長は25日の午前中には、何とこの認定を受け入れて、反省と謝罪の言葉を述べていたとのことで。「ほぉ~、珍しいこと」と思っていたです。(・o・)

『「命令に従う。労働組合に対する不当介入ということであれば、大変申し訳なく思っています」。

 大阪市の橋下市長は25日午前、市役所で記者団を前に、組合への謝罪を述べ、府労委の命令を受け入れる意向を明らかにした。

 アンケートは、府労委の命令書で、「就任以来、市長が組合との対決姿勢を明確にしている状況も考えると、組合員に動揺を与え、組合加入していない者にも加入をためらわせかねないもの」「組合の自治に対する介入であると言わざるを得ない」と厳しく批判された。

 橋下市長は、報道陣から命令書の内容について聞かれると、神妙な表情を浮かべ、「僕が市長に就任して、市役所の労組をただすべきところはたださないといけないとして行動したが、ルール違反のところがあったと認定されれば、受け止めないといけない。組合に謝罪しないといけない」と語った。不服申し立てについては「基本的にはしません」と述べた。

 ただ、今後の組合に対する対応については、「組合の活動をただすべきところはただす」とだけ話した。(読売新聞3月25日)』

* * * * *

 ところが、橋下市長は、同日夜になっていきなり前言撤回&態度を転換。命令に不服として、中央労働委員会への再審査申し立てか、地方裁判所に命令取り消しの行政訴訟を起こすかを選ぶ意向を明らかにしたという。(゚Д゚)

『橋下徹大阪市長は25日夜、組合活動に関する市職員アンケートを不当労働行為とした大阪府労働委員会の認定を受け入れず、対抗措置を取る考えを明らかにした。同日午前は「大変申し訳ない。異議はない」と表明していたが、組合側の発言に不満を抱いたとして姿勢を一転させた。「他の訴訟や手続きにも影響する。とことんやるべきことは全部やる」と市役所で記者団に強調した。(共同通信3月25日)』

『「市長はルールを守れというが、(自らが)労働のルールを守っていないと府労委は断じた」。25日の会見で、市労連を支援する北本修二弁護士は語気を強めた。府労委の認定は市長の「全面敗北」と言える内容で、北本弁護士は「組合への相次ぐ攻撃は、不当労働行為の繰り返しだ」と強く批判した。
 組合の会見について橋下市長は「組合の振る舞いを全部棚に上げて、鬼の首を取ったように謝れというのは違う。争うべきところは争わないと、全部組合の主張が通ってしまう」と態度を一変させた。(毎日新聞3月25日)』

 翌26日には、さらに怒りがエスカレートしていたようで・・・。

『橋下徹市長は26日、「これまでは雇用を守ってきたが、対立構造でいくなら分限免職適用について厳格にやっていく」と述べ、あらためて組合側への強硬姿勢を示した。(中略)

 橋下市長は「僕は第一声で謝罪したのに、大人の駆け引きがわからない組合執行部は本当に情けない。学生運動のノリで、弁護士もまったくダメ」と批判。「対立でいくなら、雇用の確保を僕にお願いされても困る。執行部は(労使関係の良好化の)チャンスを壊した。組合員は不幸だ」とたたみかけた。(産経新聞3月26日)』

* * * * *

 先に言えば、mew個人は「組合」なるものに対して特別な思いはないし。
 かつてのような過激な行動は減っているときくものの、常識を超えた過激な行為や不当な行為を行なう組合や組合員、組合内にある悪しき慣習(?)などを擁護する気もない。

 ただ、(特に資本主義社会においては)、組合は労働者の権利や雇用条件、ひいては労働者の生活を守って行くために重要な存在であることは確かだし。わが国の憲法も労働基本権を保障していることを考えると、その存在や主張を尊重すべきことは言うまでもないだろう。(・・)

 ましてや一般市民の代表でもある自治体TOPの首長が、組合の存在を敵視したり、強行的手段を用いて組合活動を抑圧したりすことには、大きな問題性を感じる。(-"-)

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 橋下氏は、もともと組合なるものをあまり好ましくは思っていなかったようなのだが。<保守派ゆえ、サヨク的なものが好きではないし。新自由主義派にとって、経営者に対立、抵抗する組合(員)はジャマな存在だもんね。>

 ただ、橋下氏がここまで大阪市の労組を目の敵にしている最大の理由は、11年秋の市長選で、彼らが橋下氏と戦っていた平松前市長を応援していたため、それに立腹したことにある。(-"-)

『対立の発端は11年秋の市長選だ。組合が当時の現職を支援したため、橋下市長は就任直後に「市役所と組合の関係をリセットする」と宣言。市庁舎からの組合事務所の退去や、組合費を給料から天引きする「チェックオフ」制度の廃止を表明した。昨年7月には、職員の政治活動を規制する条例や、人事などで労使間の意見交換を禁じる条例も制定した。

 今回、府労委は「健全化に取り組もうとする市長の姿勢は一定理解できる」とする一方で手法を問題視。橋下市長が「組合をのさばらせておくと国が破綻する」などと否定的発言を繰り返した上で回答を強制しており、「組合活動への支配介入だった」と違法性を認定した。(毎日新聞3月25日)

 客観的に考えて、公務員が勤務時間内に選挙活動を行なうことを規制するなら、まだ理解できるのだが。
 でも、橋下市長は、公務員が一般市民として活動している勤務時間外まで、選挙活動を禁止するという暴挙に出たのである。(-"-)

<自分は衆院選の最中、市長の公務をほとんど行なわず、平日も選挙活動をしまくっていたのにね。(`´)>

* * * * *

 ちなみに、橋下氏のサヨク嫌い(?)はこんなところにもあらわれている。

 橋下市長は、大阪市営地下鉄の民営化を目指しているのだが、自公も含め議会の賛成が得られそうにないため、市議会でもイラ立ちを隠せず。共産党攻撃(?)に出て、議長から注意を受けたという。

『市立幼稚園や地下鉄の民営化の必要性を問いただした自民党議員に対し、「僕のことが嫌いだからといって(市長の施策全般に批判的な)共産党にならなくてもいいではないか」などと痛烈に揶揄(やゆ)。辻淳子議長から注意される一幕があった。
 橋下市長は平成27年度以降の実施を目指している市立幼稚園の民営化に自民議員が批判的なことを指して「『市立、市立』と自民党はいつから共産党になってしまったのか」と発言・・・(産経新聞3月5日)』

 それでも、怒りがおさまらない橋下市長は、翌6日には共産党市議とやり合って、暴言を吐きまくったという。

『「あしき共産主義の考え方だ」。大阪市営地下鉄の民営化を目指す橋下徹市長が6日の市議会本会議で、異議を唱える共産市議を批判し、議場がざわめく一幕があった。(中略)
 共産市議が指摘した納付金についても「政治や行政の恣意(しい)的な裁量の範囲で金をよこせとかはダメ。『地方公営企業法の規定で地下鉄から巻き上げたらいいじゃないか』というのは、あしき共産主義の考え方。はやく(交通事業を)資本主義の世界に戻さないといけない」と批判した。
 共産市議の代表質問では、地下鉄民営化以外の市政改革についても批判的な質問が出たが、橋下市長は答弁に「反対するのは良識がないとしか思えない」「いつもながらの場当たり的な質問」と過激なフレーズをちりばめた。共産市議も「ひどい答弁」「私の質問を聞かず、自分の言いたいことだけを言っている」などと応酬していた。(産経新聞3月6日)』(産経が「過激な」と言っているのだから、よほどひどかったのかも。(~_~;)>

 橋下氏は13日に、この時の発言内容を訂正したのだが。その際も「代表質問では言い過ぎたところがあった。共産党に言われたのでワーっとなった。これまでの取り組みは認識している」と弁明したという。^^;(*1)

<実は、安倍首相や麻生副総理なども、以前から国会答弁の中で、共産党に対してかなり差別的or侮蔑的な感じのor同党をおちょくるような失礼な発言を行なうことがあるのよね。(-"-)>

* * * * *

 mewは、いつも書いているように、政治家であれ一般国民であれ、それぞれがどのような政治思想や理念を持っていても構わないと思っているのだけど。<むしろ皆が同じ考え方をする方がコワイ&アブナイ。>
 特に国や自治体の行政TOPの立場にある人は、尚更に、特定の思想や団体を敵視したり、差別、排斥したりするような言動は控えるべきだと考えている。(・・)

 国や自治体のTOPは、本当は全ての国民、住民のことを考えて(色々な考えや立場の人の声にも耳を傾けて)行政を行わなければならない立場だし。
 また、そのように大きな権力を持つ人が、自分が個人的に好まないor考えが異なる人たちを差別、排除、弾圧するような言動を行なうことを安易に許容していると、国民や住民の人権を害したり、独裁的な圧政<一党独裁or特定の思想による独裁も含む>につながったりする危険性が大きいからだ。(-"-)

 しかも、そのような風潮が国民や住民の間にも拡大すれば、日本は本当にアブナイ&恐ろしい国になってしまう可能性があるわけで。<こういうことを放置しておくと、急に自分が理不尽に差別、排斥される方の立場になる可能性だってあるのよ。(・・)>
 私たち国民や住民は、もう少し敏感になって、特定の思想や団体に対する悪しき排他主義が横行しないように、しっかりとウォッチ&チェックする必要があるのではないかと思うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2013-03-27 08:14 | 政治・社会一般

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