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日本がアブナイ!

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橋下も「0増5減」先行に反対&石原憲法観に違和感+綱領と選挙


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今週書いた、いくつかの記事に関する続報を・・・。

 まずは、昨日の『維新の憲法観に各党が(維新内も)引きまくり』のつづきになるのだが。

 mewは、前記事で、維新の橋下代表も、石原代表らの考えに基づき作られた新綱領の憲法観の表現に違和感を覚えており、石原氏の持論である「憲法破棄」を「憲法改正」に修正すべく説得したという話を書いたのだけど・・・。
 橋下代表は、3日の報道番組でそのことを認めていたという。^^;

 毎日新聞3日『橋下氏、石原氏と憲法観でずれ』という記事にそのことが記されていた。

『日本維新の会の橋下徹共同代表は3日、民放の報道番組に出演し、党綱領で現行憲法を「占領憲法」などと表現した部分について、「修飾語だ。(選挙の際には)惑わされなくてもいい」などと強調した。石原慎太郎共同代表の強い思い入れで修正した経緯があり、両者の憲法観のずれが浮き彫りになった。

 先月30日の党大会で決めた綱領は「日本を孤立と軽蔑の対象におとしめ、絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付けた元凶である占領憲法」などと明記し、憲法改正による「国家、民族の自立」を掲げている。橋下氏は「一番重要なのは、(石原氏の持論の『憲法破棄』でなく)『改正』としたところだ」と主張した。(毎日新聞4月3日)』

* * * * *

 いや~、政党の「綱領」というのは、その政党の基本的な理念を記して、全ての政策を決める指針になる&各党の根幹をなす最も重要なものなわけで。

<それこそ民主党がまだ「綱領」なるものを作っていなかった時には(その代わりに「基本精神」を決めていたのだけど)、維新の議員も含めて、「綱領がない民主党は、政党の体をなしていない」とさんざん批判していたじゃない?(・・)>

 そんな大事な綱領に記された文言&表現を、単なる「修飾語」で片付けるのはいかがなものかと。また、(選挙の際には)惑わされなくてもいい」と言うのも問題があるように思うです。(-"-)

* * * * *

 mewは、各党のマニフェストには、「綱領」も記しておくべきだと思っているほどだ。
 綱領は、各党の根幹をなすものなのだから、堂々とアピールすべきだと思うし。各党の政策が、その綱領に記された理念や方針にきちんと沿ったものなのかどうか、チェックしてもらった方がいいと思うからだ。(・・)

<学校の生徒募集用のパンフにも、必ず各校の校訓やら教育方針が記されているじゃない。>

 ちなみにmewは、どの政党を支持&応援するかは、目先の選挙公約以上に、その政党の綱領や基本的な政治理念を重視するし。<目先の政策は、代表によって&その時の情勢によってコロコロ変わる政党が多いしね。維新もしかり?^^;>
 政党同士が連携する場合も、綱領に記された基本的な理念が合うのかどうか重視すべきだと考えている。
 
 民主党が維新の新綱領の「憲法観」「国家観」とは考えが合わないとして、維新との選挙協力をやめたことは正解だと書いたのも、そのためだ。(・・)
<関連記事・『民主、維新と憲法観の違いから参院選共闘せず。正解』>

* * * * *

でも、維新の松野幹事長は、その民主党の判断に関して、こんな反論をしていたという。

『日本維新の会の松野頼久幹事長代行は2日の記者会見で、憲法の大幅改正を掲げた党綱領に対し、民主党の細野豪志幹事長が「戦後のあり方を徹底的に批判する考え方」と指摘したことについて、「他党の綱領に口を出すのは筋違いだ」と不快感を示した。(産経新聞4月2日)』

 これって、おかしくありません?(・・)
 mewは、選挙で他党と戦う場合に、選挙公約に限らず、綱領の中身を取り上げて、批判をすることは、当然OKだと。「あの党は、こういう考え方に基づいて政治活動を行なっている、それでもいいのですか?」と問うのは、国民に各党の問題点を知ってもらう意味でも、大事なこと思うんだけどな。(++)

 それとも松野くんも、自分の党の綱領に自信がないのかな~。(~_~;)
 橋下くんと同様、綱領の表現を取り上げられると、都合が悪いor困っちゃうということなのかな?(@@)

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長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~so-cha o douzo!
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 次に、『維新が「0増5減」先行案でまた党内対立』の続報を・・・。

 維新の会は、先月まで自公の「0増5減」先行案に反対していたものの、2日には総務会で条件つき賛成に方針変更。しかし、3日の与野党幹事長会議では、松野国会幹事長は自公案に反対した。
 ところが、3日に松井幹事長が、「0増5減」先行案に賛成の意向を示し、反対するのは国会議員団の自己保身だと批判したため、「???」という感じになっていたのだが・・・。

 昨日、橋下代表が、会見でこの件について発言し、改めて「0増5減」先行案に反対する考えを示した上で、格差是正するなら「21増21減」の実施を求めるべきだと提言したという。

『日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は4日、衆院選の小選挙区を「0増5減」する新しい区割りのための公職選挙法改正案について「不十分だ。21増21減ぐらいまで踏み込むべきだ」と語り、定数300を維持したまま単純に人口に応じて議席を配分する「21増21減」の実施を求めるべきだと表明した。大阪市内で記者団に語った。

 党国会議員団は0増5減に賛成する前提条件として、定数削減の実施を求めてきたが、橋下氏は「前提条件が定数削減というのはロジック(論理)としておかしい」と批判した。

 橋下氏はまた、党国会議員団にメールを送り、「どうせ0増5減が可決されるのなら、21増21減を叫んで反対するのも国民へのメッセージの出し方だ」と提案し、0増5減への反対もあり得るとの考えを示した。

 21増21減では、47都道府県に1議席ずつ配分した上で残りを割り振る「1人別枠方式」は撤廃される。最高裁は一昨年、1人別枠方式が1票の格差を広げる主因として、制度の廃止を求めた。これまで民主党内などで検討されてきたが、維新内で検討されたことはなかった。(毎日新聞4月3日)』

* * * * *

 mewは、この橋下氏の提言を評価したいと思う。(**)

 これは、『自公は、0増5減を強行か?butまた違憲の可能性も+国民レベルの議論を』『0増5減は、既に2倍超え&自公は違憲の選挙を国民に強いるのか』にも書いたのだけど。

 mewも、3月に全国各地の高裁で16件もの違憲判決が出ていることを思うと、格差解消を先行すべきだという主張自体は正当だと思う部分がある。(・・)

<自民党が今国会中に定数削減を行なわない場合には、党首討論での約束違反&衆院選の公約違反(=「ウソつき」)になるということは、しっかりと言っておきたいけどね。(`´)>

 ただ、今、自公が行なおうとしている「0増5減」案は、2010年時点で最大格差が1.988倍という、限りなく違憲状態に近いもので、格差解消につながる案だとは言い難い。(-"-)

 しかも、産経新聞の調査によれば、2013年1月時点で、「0増5減」案では、既に最大格差が2倍を超えているとのこと。
 もしこの「0増5減」案の区割りに基づいて選挙を行なうことになれば、また次の衆院選に違憲判決が下される可能性が大きいのである。(~_~;)

 いや、次の衆院選の前に、今秋、出される予定の最高裁判決で、12年衆院選に対しての選挙無効の判断が下されるおそれさえあるのだ。
 11年に出た最高裁の違憲判決が「1人別枠方式」の廃止を求めていたし、3月の高裁判決でも、その見解を踏襲し、「0増5減」案では不十分だと指摘する判決が複数出されているからだ。

 それゆえ、もし11年最高裁の判決を真摯に受け止めて、本格的に格差解消することを考えるなら、以前から言われているように「1人別枠方式」を廃止して、「21増21減」を行なうべきなのではないかと思うのだ。(・・)

* * * * * 

 でも、自民党は、昨年の衆院選で折角、現行選挙区で多数の当選者を出したので、選挙区の範囲を変えたくない上に、石破幹事長のお膝元である鳥取県の定数が、2から1に減ってしまうことから、「1人別枠方式」の廃止には消極的な姿勢を見せている。(-"-)

 民主党の細野幹事長も、この点を指摘していたようなのだが・・・。
『民主党の細野幹事長は、司法が問題視した各都道府県にまず1議席を割り振る「1人別枠方式」が0増5減では事実上維持されているのは「鳥取問題だ」と訴えた。同方式の廃止で小選挙区が1になる不利益を被るのが石破氏の地元の鳥取であることから、石破氏をけん制したものだ。(読売新聞4月4日)』

 いずれにせよ、選挙制度の改革は、主権者たる国民にとって最も重要なものだけに、mewは、与野党とも、自分たち議員だけの問題であるかのように扱っていることには大きな疑問を覚えるし。
 各党とも、もっとメディアなども利用して、格差の問題や各党案の問題点をしっかりと国民に伝えるべきだと。そして、国民の関心や国民間での議論を喚起すべきなのではないかと思うmewなのだった。(・・)


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by mew-run7 | 2013-04-05 09:34

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