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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

安倍が愛国心不足の教科書検定を批判+安倍カラー&維新に揺れる公明党


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昨日、ギョ~ッとするニュースが出ていたので、一部記事を差し替えて、先にその話を少し。

 昨日10日、衆院予算委員会で教育関連の集中審議が行なわれたのだが。その中で安倍首相が、教科書検定に関して、こんな発言を行なったのだ。<ネット中継で確認。ほぼ実際の発言通り>

「第1次安倍内閣で教育基本法を改正し、日本の伝統と文化や、愛国心、郷土愛というものを尊重することを書いたが、残念ながら、教科書の検定基準には改正教育基本法の精神が生かされていない。検定する側にも、その認識がなかったのではないか」(NHK4月10日より)

 そして『「初等・中等の段階で、日本人としての誇りや自信を持つことが教育の基本だ」と話した。(朝日新聞4月10日)』

 下村文科大臣もこれに同調。「すばらしい伝統文化を誇るこの国に生まれてよかったと思えるような歴史認識を教科書の中にきちんと書き込むことが必要だ」として、「今後、教科書検定の現状と課題を整理し、見直しを検討していきたい」と答弁した。

* * * * *

 mewが驚いたのは、安倍首相が、教科書検定を行なう際の基準に「愛国心」を持ち込むべきだと考え、しかも、何と検定官にその認識がないと批判したことだ。(゚Д゚)

<安倍くんは、検定官が「う~ん、この記述は愛国的ではない。アウト!」「この書き方では誇りが持てなくなるから、変えさせよう」とか言いながら、検定意見をつけることを望んでいるわけ?^^;>

 歴史等を学ぶ教科書を作る際に、愛国心や誇りを持てるかを基準にして記述内容を決め、子どもたちに特定の思想や意図に基づいた教育を行なうことほどアブナイことはない。
 一つ間違えれば、戦前の日本のようなor一部の国で行なっているような愛国的洗脳教育を施すことにつながりかねないからだ。(-"-)

 でも、このブログでずっと書いているように、安倍氏や下村氏など超保守派の議員は、本気でそのような教科書の作り方&学校教育を行なうべきだと考えているのである。(ーー゛)

 実際、07年、安倍一次政権の時の教科書検定で、突然、沖縄の集団自殺を軍が強制したという記述が認められなくなり、大問題に発展したことがあるし。<幸いにも、安倍首相の辞任後に、記述を戻すことが認められたです。^^;この件は後日、改めて取り上げたい。>

 また超保守派は、その後、一度決まった学習指導要領も強引に変えさせる活動を行なったのだが。新たな教科書の内容に不満を抱き、先月も、学習指導要領をさらに変えさせる意向を示したばかりだ。
<関連記事・『安倍自民が、領土教育強化のため学習指導要領にまで手をつける

 mewはそれらを見ていて、安倍氏&超保守派は本当にアブナイと実感させられたし。今も何とかアブナイ教育再生(という名の教育改悪)を阻止したいと考えているのである。(**)

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 下村文科大臣が「今後、教科書検定の現状と課題を整理」すると言っていたのだが。既に安倍・平沼氏率いる超保守議連のメンバーも含め、日本会議系の諸団体に関わる議員や識者が中心になって、今回の教科書検定に基づく新たな教科書の記述をチェックしている様子。
 昨日、質問に立った西川京子氏(自民)も、わざわざ教科書や入試問題の記述をパネルにして提示し、その問題点を指摘していた。

 実は、安倍氏らも若手議員の頃から、「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(現会長は中山成彬氏)などで活動し、教科書や入試問題、TV番組などをチェックし、問題があるとクレームをつける(政治的に是正する?)ケースも。
 教科書の記述を問題視点するだけでなく、NHKの慰安婦問題に関するTV番組の編集を変えさせたり、センター入試に慰安婦に関する出題があったとして役人を(本人たちいわく)糾弾したりしたこともあるほどだ。(-"-)
 
<関連記事・『NHK番組改変判決で、安倍の関与を認定』『政権にしがみつく安倍たちは、センター入試での「強制連行」出題に、関係者を呼んで糾弾してた』『安倍首相&関連議員連盟のアブナイ動き』など>

 mewは、世の中、色々な考え方の人がいても構わないとは思うのだけど。
 ただ、そもそも国の行政TOPにいる首相や閣僚が主導し、自分たちの独特な思想に基づいて、いわば政治介入する形で教育内容を変えること自体に大きな問題があると思うし。<沖縄集団自殺に関する記述もそうだけど。首相が代わるたびに、教科書の内容がコロコロ変えられることにもなりかねないしね。>
 そのような視点からも、どうか多くの国民に、安倍内閣が力を入れている教育改革の問題点を知って欲しいと願っているmewなのだった。(-"-)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~ 

 そして、前記事『安倍も占領憲法見直しに言及&幹部も改憲に向けて暴走開始、公明に圧力』の続きを・・・。
 
 実は、2月末、mew的にビックラすることがあったのだ。
 公明党の漆原国対委員長が、BS番組で、個人的見解としながらも、96条改正に容認すると発言したのである。(・o・)

『公明党の漆原良夫国会対策委員長は28日のBS11番組で、憲法の発議要件を衆参両院とも3分の2以上と定めた96条の改正について「個人としては改正してもいいと思う。国民が『憲法が変わるかもしれない』と思うところに真剣さが出てくる」と述べた。(日本経済新聞2月28日)』

『■漆原良夫・公明党国会対策委員長
憲法改正について、公明党は(環境権などを付け加える)「加憲」だから、何がなんでも憲法改正してはいけないという立場ではない。私個人としては、場合によっては(改憲に衆参3分の2以上の賛成を必要とした)96条だけであれば改正してもいい。法律家として長い間そう思ってきた。変わらないのは日本の憲法だけだ。60何年も経って状況が全く違っているのに、変えられないということはどうなのかなと思っている。(朝日新聞2月28日・改憲に関する発言部分のみ抜粋)』

* * * * *

 この発言には山口代表らも慌てたようで、漆原氏に発言を控えるように求めると共に、これまで以上に同党が96条改憲に慎重な立場であることを強調するようになっているのだが・・・。

『公明党の山口代表は5日の記者会見で、憲法改正の発議要件を緩和するための憲法96条改正について「今、是か非かという議論をするには少し熟度が足りない」と述べ、慎重な姿勢を示した。
 同党の漆原良夫国会対策委員長は2月のBS番組で、個人的な見解として96条の改正を容認する考えを示したが、山口氏は発言を控えるよう求めた。(読売新聞3月6日)』
 
 前記事で、自民党幹部が公明党に96条改憲に協力するように圧力をかけるかのような発言を行い始めたという話を書いたのだが。おそらくこの漆原発言が、そのような発言を導くことになったのではないかと察する。(~_~;)
 
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 公明党内では、09年に自民党と共に下野した後、綱領改定によって保守化を強めた自民党との連携を見直そうとする動きが何度か出ていたのだが。結局、12年の衆院選で、自民党の選挙に協力をして自公連立で与党に復帰する道を選ぶことになった。
 ただ、公明党にとって、ある意味で誤算だった&痛かったことがいくつかある。

 一つは、もともと公明党と折り合いが悪く、前政権でも関係がよくなかった超保守派&改憲に熱心な安倍晋三氏が、昨秋、自民党の新総裁になってしまったことである。<安倍氏も前政権で公明党のせいで思うように教育基本法改正や改憲・安保軍事策が進められなかったと、公明党の存在を快く思っていない。>

 もう一つは、衆院選で自民党が単独過半数の議席を獲得。また維新の会とあわせて2/3の議席をとったことで、衆院において公明党の助力を得る必要がなくなり、同党の発言権、影響力が低下してしまったことだ。

 維新の会には、平沼国会代表をはじめとして、もともと安倍陣営と共に超保守議連などで一緒に政治活動を続けて来た議員が多いし。<超保守派は、国会内の安倍派のようなもの。昨日も維新の中山成彬氏が、野党議員であるにもかかわらず、国会の質疑で「安倍内閣には長く続いて欲しい」と言っていたりするし。>
 
 しかも、維新の会が、安倍自民党と改憲実現のために協力して行くことを明言している上、石原代表が衆院選の最中から「公明党が改憲の妨げになっている」と繰り返し発言していることにも不快感や危機感を募らせているように思われる。
<先週も朝日新聞のインタビューで「彼らはものすごく改憲の妨げになるね。憲法で踏み絵を踏まされるんだろう」とか言ってたしね~。^^;>
  
* * * * *

 安倍自民党は、衆院選での勝利には、公明党の選挙協力が不可欠だったこともあり、衆院選や政権発足当初は、同党や世間の反応に配慮して安倍カラーを封印していたのだが。
 ここに来て、安倍内閣&自民党の高支持率が続いていることに加え、維新との協力体制が進んでいることもあってか、急に安倍カラーをどんどんオモテに出すようになっており、公明党内&支持者の間に不満や動揺が広がっている様子。(~_~;)

 公明党は、今月5日になって、衆院選後初となる憲法調査会(会長・北側一雄副代表)を開き、96条改正見直しの是非に関する議論をスタート。5月頃までに党内の見解をまとめて、安倍自民党や参院選への対応策を検討することに決めたのだが。
 安倍陣営の中は、参院選で単独or自維で過半数がとれれば、公明党との連立を解消してでも96条改憲を進めるべきだとの声が強くなっているだけに、公明党にとって大きな正念場になりそうな感じがあるのだが・・・。

 知人の「安倍自民党なんぞに切られる前に、公明党の方から切ってやればいいのにな~」という言葉に「そうだ、そうだ~」と大賛同しているmewなのだった。(@@)
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by mew-run7 | 2013-04-11 10:56 | 安倍政権に関して

by mew-run7