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石川知裕が議員辞職を決意~最後まで裁判で争う道を選ぶ&その経歴


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 この記事では、小沢一郎氏&秘書の捜査、公判に関する話を・・・。

 これは『小沢秘書の公判~石川知裕が議員辞職を決断か?去就問題の経緯』『石川が5月に議員辞職か?+検察審議決~手抜き再捜査では困る』の続報になるのだが・・・。

 小沢一郎氏の元秘書で、現衆院議員(3期)の石川知裕氏が、昨日16日夜に地元の北海道帯広市のホテルで会見し、議員辞職をすることを発表した。
 今日17日にも、衆院議長に辞職願を出すという。

『小沢一郎・生活の党代表の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反(虚偽記載)事件で、有罪判決を受けて最高裁に上告した新党大地の衆院議員、石川知裕氏(39)=比例代表北海道ブロック=が16日、帯広市で開かれた連合後援会の拡大役員会で議員辞職の意向を表明した。
 記者会見で石川氏は「不当な判決を認めるわけにはいかず、上告を断念せず戦うという決断をした」と理由を説明、一方で「私は政治家が天職だと思っている」とも述べた。辞職願は17日に衆院議長宛てに提出する。

 石川氏の辞職が決まると、大地の鈴木宗男代表の長女貴子氏(27)が繰り上げ当選する。

 石川氏は3月13日の2審判決後、支持団体の地元民主党や各地の後援会に裁判の経緯を説明。4月8日の連合後援会拡大役員会で進退を自分で判断するとの了解を得ていた。16日の拡大役員会では、支持者に辞職を決めた経緯と裁判闘争の継続を説明した。会見後、鈴木代表は「重大な決断で言葉もない。裁判での無罪を信じており、石川さんの再起に向けて今後も連携していきたい」と話した。

 石川氏は09年の衆院選で北海道11区(十勝管内)から民主党公認で立候補し当選。事件後は離党し、大地に加わった。昨年12月の衆院選では大地から立候補し、比例道ブロックで復活当選した。(毎日新聞5月16日)』

『「国会議員としての活動に、いったん区切りをつけたいと思います」(新党大地 石川知裕衆院議員)

 石川議員は去年の衆院選で比例復活で当選しましたが、3月の控訴審判決で有罪となり、上告していました。新党大地の鈴木宗男代表が「上告を取り下げて次の選挙に出るべき」と忠告したことから、石川議員は進退について後援会と協議していました。(TBS5月16日)』

『石川氏は会見に先立ち、帯広市で後援会の拡大役員会に出席し、議員辞職の決断を支持者に説明した。会見で石川氏は「夏の参院選を控え、新党大地に迷惑がかからないようにするのがいいと考えた」と理由を語った。裁判については「何としても認めるわけにはいかない」と、上告を取り下げない考えを強調した。(朝日新聞5月16日)』

「新党大地の顔として夏の参議院選挙を戦うことは難しい」
(裁判について)「継続し、断固戦っていく。国策捜査を認めるわけにはいかない」(読売新聞5月16日)

「裁判を抱えたまま参院選の旗振り役を担うのがふさわしいか悩み、職を辞するのが適切と判断した」と語った。(時事通信5月16日)

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 石川氏に関しては、このブログでもずっと追いかけて来ただけに、本当に色々と書きたいことがあるのだけど・・・。
 
 とりあえず、今回は、石川氏の経歴、これまでの経緯を中心に書くことにする。(・・)

 石川氏は、北海道足寄郡足寄町出身。<新党大地代表の鈴木宗男氏、歌手の松山千春氏と同郷)
 函館ラ・サール高校から早稲田大学商学部に進学し、大学在学中から、小沢一郎の私邸に書生として住み込み、卒業後は同氏の私設秘書を務めていた。

<今、公判中の陸山会事件は、石川氏は小沢氏の秘書時代に、04年分、05年分の陸山会(政治団体)の収支報告書に虚偽の記載をしたという罪で起訴されている。>

 32歳の時、05年の衆院選で、自民党の「中川王国」と呼ばれる北海道11区から民主党候補として立候補した。中川昭一氏に敗れるも( 中川107,506票、石川84,626票)、惜敗率で比例北海道ブロックで次点に。07年に繰り上げ当選して、衆院議員になる。

<北海道11区は、旧北海道5区の頃を含め、父・中川一郎氏が7期、息子・中川昭一氏が7期連続で当選していたため「中川王国」と呼ばれていた。>
 
 石川氏は、09年の衆院選でも北海道11区から出馬し、何と中川昭一氏を破って再選を果たす。(石川118,655票、中川89,818票)

<中川昭一氏は、重複立候補していたが比例当選できず、初出馬以来、初めて落選。09年10月に、自室で死亡しているのが発見される。(家族は急性心筋梗塞だと説明)>

 しかし、10年1月に陸山会事件により、東京地検特捜部に逮捕されることに。
 2月に起訴された後も、本人は離党しない意思を示していたのだが。当時、党幹事長だった小沢一郎氏らに促され、自ら民主党を離党することになった。

 11年10月には東京地裁で有罪判決を受け、控訴する。

 石川氏は民主党離党後、無所属のまま、時に民主党の小沢Gの議員らと共に政治活動を行なっていたものの、11年12月に新党大地に合流する。<当時は新党大地・真民主党の党名だったが、後に新党大地に党名変更>

 12年末の衆院選では、今度は新党大地の候補として、北海道11区から出馬したが、自民党が故・中川昭一氏の妻・郁子氏を擁立して、いわゆる弔い合戦を展開したこともあり、石川氏は小選挙区で敗れる。(中川86,719票、石川70,112票)
.
ただ、新党大地が比例北海道ブロックで1議席を獲得。同党の比例順位1位の候補の中で惜敗率がTOPだった石川氏が当選することになり、3回めの衆院当選を果たした。
<ちなみに惜敗率は、石川知裕(北海道11区) 80.8%、鈴木貴子(北海道7区) 69.9% 、松木謙公(北海道12区)58.0%>

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 冒頭の報道記事にもあるように、石川氏は昨日16日、最終的に、帯広市で開かれた連合後援会の拡大役員会で議員辞職の決意を説明した後、会見に臨んでいる。

 石川氏は10年に民主党を離党したものの、民主党の支持団体である「連合」や、選挙区の民主党系の支援団体などは、石川氏の支持を続ける意向を表明。<つまり小沢氏の元秘書で、起訴され地裁で有罪判決を受けても尚、石川氏を支援したいと思わせるものがあったのよね。>

 12年の衆院選前には、新党大地は民主党との間で選挙協力の協議を行なったものの調わず。新党大地の候補は、北海道7区の鈴木貴子氏も含め、道内の複数の選挙区で民主党の候補と争うことになったのだが。
 北海道11区では、民主党系の支持者の多くが石川氏を支援していたこともあり、民主党は対立候補を擁立せず。実質的に民主党&大地&地元の個人後援者が一緒になって戦っていたような感じだったとか。

 石川氏が13年3月に東京高裁で有罪判決を受けた後、後援会の中には、今後の支援や石川氏の進退について様々な声が出ていたようなのだが。どの団体も、最終的には石川氏本人の意思に任せることに決めており、いかなる決断をしようと石川氏の応援は続けると言う人が多かったという。

* * * * * 
 
 石川氏がこのような決断を行なうに至るまでには、『小沢秘書の公判~石川知裕が議員辞職を決断か?去就問題の経緯』にも書いたように、色々な葛藤やオトナの事情なども絡んだのではないかと思うのだが・・・。

 鈴木宗男氏は、石川氏に早く上告断念&刑の確定をさせた方がいいと。有罪が確定すれば議員資格が剥奪されることになるものの、3年間の執行猶予期間徒過後の再出馬を目指した方がいいと勧めていたようなのだが。
 石川氏は、1・2審の判決には納得していないため(特に水谷建設のウラ献金受領は絶対にやっていないと主張している)、ここで上告を断念する気にはなれず。
 とはいえ、鈴木氏の意向に背いて最後まで戦うには、新党大地の議員を続けるわけには行かないという思いが強かったのではないかと察する。

 もし石川氏が小選挙区で当選していれば、もちろん、最後まで議員辞職をせずに裁判を戦い続けたのではないかと思うのだが。
 石川氏は、今回、小選挙区で落選し、新党大地の候補として比例当選をしていることから、「これは、新党大地の議席だ」という意識が強かったのではないかと思われる。

 新党大地は、比例北海道ブロックで、自民党、民主党に次ぐ3位の得票数を得て、8議席中の1議席を獲得しているのだが。(得票数で維新の会、公明党を上回ったのよね。(@@))
 
自民党     獲得議席: 3  得票数:692,304票 
民主党     獲得議席: 2  得票数:477,356票
新党大地   獲得議席: 1  得票数:346,848票
維新の会    獲得議席: 1  得票数:333,760票 
公明党     獲得議席: 1  得票数:289,011票

(共産、社民、未来、幸福は獲得議席ゼロ)

 この34万あまりの票数には、鈴木宗男氏や同氏が率いる新党大地に対する支持や期待が込められている部分も大きいわけで。その点を考慮したのではないかと思うし。<大地の関係者・支持者の思いにプレッシャーを受けた面もあるかも?>
 また、国会には比例当選しながら離党する議員も少なからずいるのだが。石川氏は、それを潔しとはしなかったのではないかと察する。(・・)

 石川氏については、また改めてゆっくり書きたいと思うのだが。<まだ捜査や公判についても書きたいことが多々あるんですよね。>
 石川氏が最後まで裁判を戦う道を選んだ姿勢(意地)や、今回の潔いよい(男気のある)決断を評価すると共に、いずれまた国会議員として(首長など他の形でもいいけど)カムバックする日が来ることを願いつつ、同氏を応援し続けたいと思っているmewなのだった。(**)
 
p.s. 公判中ながら、石川氏の状況、生き方を理解してくれた女性と結婚したことは、本当に幸いだった&大きな支えになると思うし。(やはり男気のある(?)奥様と共に、体に気をつけて、頑張って欲しい。o(^-^)o 

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by mew-run7 | 2013-05-17 09:29 | (再び)安倍政権について | Trackback
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