安倍ポスターに何を実感?+黒田は金融を知らない+急変より安心を+sports
2013年 06月 12日
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昨日、サッカーW杯最終予選が行なわれ、日本がイラクに1-0で勝利。これで2年に及ぶ予選の全日程を終えた。<苦しい試合だった&不安は色々あれど。まあ、終わりよければ全てよしってことで。"^_^">
サッカー・ファンの皆様、長~い予選の応援、おつかれさまでした。m(__)m
実は、もう心はコンフェデの方に飛んでいた人。(^^)/は~い。・・・マジ、楽しみですね~。(^^♪
何か来年の本番に向けて、「これはチョット行けちゃうかも」という期待を抱かせてくれるようなワクワクできる試合をして欲しいです。(・・)
<03年の仏コンフェデ、結構、ワクワクしませんでした?"^_^">
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そして、テニスの全仏は、男子がナダル、女子がS・ヴィーナスのベテラン勢が優勝。(*^^)v祝
ナダルは、これで全仏は4連覇X2の8勝目を挙げ、まさに「クレー王者」の貫禄を示した。<mewは上位選手の中では、ナダルがごヒイキなので嬉しかったです。>
セリーナは、何と全仏は02年以来11年ぶりの優勝。しかも、31歳での全仏優勝は、あのCエバートを抜いて、史上最年長での優勝だという。
近時、復活モードにあるセリーナではあるものの、まさかよりによってクレーで彼女が優勝するとは思わず。ちょっとしたサプライズだった。(@@)
尚、錦織圭は、4回戦でナダルに敗れたものの<ナダルはここで叩いておこうと、めっちゃ本気で戦っていたかも?>、世界ランキングは自己最高の13位にアップすることに。ウィンブルドンに備えて、早速、英国入りしているようなのだが。もしここでいい結果が出せれば、念願のベスト10入りをする可能性も出て来た。(・・)
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話は変わって・・・。
昨日、自民党の参院選ポスターが発表されたのだけど。正直「何、これ?」って思ってしまうようなものだったです。
その写真がコチラ(自民党HP)にあるのだけど。
一つは、安倍首相が日の丸の前で、微笑んでいるもの。<日の丸を持ち出しちゃったか~。>
もう一つは、安倍首相の演説シーンで。手を突き出して、何かを力強く訴えかけているような感じのもの。
mewが真っ先に思ったには、「チョット修正を入れ過ぎじゃ~ん?」ってこと。 日の丸のやつは、きれいな顔ではあるけど、若々しく作りすぎた印象も。
そして、演説バージョンの方は、顔が何か昔の着色漫画or手書き映画看板のような感じで、ちょっと気持ち悪いというか。ついつい、かつて見たことのある戦争中の軍国少年ポスターを思い出してしまったりして。^^;
もしmewが自民党の支持者だとしても、このポスターは「何だかな~」ってびゃいてしまうのではないかと思うだけど。<あんまり街中で目にしたくないな~。^^;>
でも、本当の自民党支持者(特に保守度が高い人?)には、こういうポスターの方が、何か頼もしさを与えるような感じがあって、ウケるのだろうか?(~_~;)
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ちなみに次の参院選も、衆院選同様、メインのキャッチフレーズは「日本を、取り戻す」。(**)
<安倍くんの中では、経済的にも軍事的にも「強い日本を取り戻す」ね。>
そして、小さく「実感を、手に」という文字も。(・・)
これには、ちょっと「お~っ」と思ってしまったたとこがあった。っていうのも、安倍自民党が惨敗した07年の参院選のキャッチフレーズが「成長を実感に!」だったので、リベンジっぽい思い&ある種のこだわりが伝わって来るような部分があったからだ。(@@)
<で、格差が広がる中、TVCMで「成長か、逆行か」とアピールして、自らが逆行しちゃったのよね。^^;>
ただ、近時の世論調査の結果を見ると、アベノミクスを評価&景気回復に期待する人は半数を超えているものの、その「効果を実感できない」という人が7割以上いるというのが現状ゆえ、広報担当のマダム小池もそれは実感している様子。
『小池百合子広報本部長は記者会見で「調査をするとアベノミクスの支持率は高いが『実感はまだまだ』という答えになる。期待と実感を合わせるためにも、参院選で勝ち抜きたいという思いを込めた」と語っ』ていたという。(毎日新聞6月11日)(~_~;)
<今回は「成長力を実感」とは書いていないので、何を実感するのかは、人それぞれということになるのかも知れないけど・・・。「改憲への意欲」を実感。「軍事強化」を実感とか。mewは「超保守のアブナさ」&「相変わらずの国民軽視」を実感かな?^^;>
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とはいえ、一般国民の大多数は、投票日の7月21日までに「経済成長」の恩恵を実感することは難しいのが実情だ。
<大企業でボーナスがちょこっと上がりそうな人、初期のうち投資でうまく儲けた人や1割ほどのお金持ちを相手に商売しておいしい思いをしている人を除いては、収入は上がらず。様々なものの値上げで、むしろ生活が困窮しそうな感じなんだもの。(-"-)>
まあ、それでも、株高・円安が続いて、メディアがワイワイと囃し立てていれば、「何か景気か回復しているのかな?」という気分にもなって、期待も膨らむのだろうけど。
6月にはいって株価は急落、円は急騰して、乱高下を繰り返している状況ゆえ、チョット先行きは不透明な感じになって来ちゃったし。
長期金利も上がりっぱなしなので、銀行が次々と住宅ローンなどの金利引き上げを発表するなど、一般国民にも影響が出始めているとのこと。^^;
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しかも、昨日は、安倍陣営がアベノミクス第二の矢である「異次元の金融政策」の担い手として新総裁に起用し、頼りにしている日銀の黒田総裁の会見(その前の日銀決定)が、市場の失望感を買い、株価の急落、円の急騰を招くことになってしまった。(>_<)
『11日終盤のニューヨーク外為市場では、日銀が長期金利安定化に向けた追加策を打ち出さなかったことへの失望感から、円がドルとユーロに対して急伸した。
日銀が政策の現状維持を決めたことで、日経平均<.N225>は1.5%下落し、欧米株にも下げが波及。外為市場では、4月の日銀の大規模緩和発表以降に構築されていた円ショートポジションの一部を巻き戻す動きが広がり、円は対ドル、ユーロで約3%も上げた。
ニューヨーク市場の取引時間に入り、米3年国債入札の低調な結果を受けて米国債利回りが跳ね上がったことで円買いが加速し、ドル/円は95.60円まで下げる場面もあった。ユーロ/円も一時127.07円までユーロ安が進んだ。(ロイター6月12日)』
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mewは、あえてこのブログでは、黒田新総裁については扱わずにいたのだが。
時に経営者や投資をやっている人も参加する居酒屋談義では、「あいつは野心的な通貨マフィアだからな~」「劇薬以外の何ものでもない」「黒田はアブナイ」とブ~ブ~言い合っていたりして。
<と言いながらも、貪欲においしい儲けをかっさらって行こうという意欲に燃える人が少なくないのが実情だったりもする。(~_~;)>
ただ、多くの人が懸念していたのが、「黒田が為替はプロだけど。金融の方はアブナイなんじゃないか」ということだったのだけど。(・・)
そうしたら、それを裏付けるような『黒田は金融を知らないかも』という記事を見つけてしまったです。(・o・)
mewは、10日の『GNI150万増のトリック&安倍も理解困難でウソPR?&ストレス増』という記事で、安倍首相はGNIを理解していないのではないかと書いたのだけど。
<mew周辺では、安倍首相は、アベノミクス政策の大半を本当の意味では理解できていないだろうと見る人が多かったりして。^^;>
週刊朝日の記事によれば、財務省関係者が「黒田さんは為替には詳しくても、金融のことは何も知らなかったのかも」と言い切っているというのだ。(@@)
『「日銀・黒田総裁は金融を知らないのかも」財務省関係者が言い切る
投資家も日本銀行の黒田東彦(はるひこ)総裁の言葉に驚いたことだろう。
5月22日の記者会見で、「中央銀行が長期金利をすべてコントロールできるのかといえば、そういうものではありません」と言い切った。多くの投資家は、「黒田さんは株価を上げることが最優先で、金利に興味がない」(大手銀行幹部)と受け取ったようだ。
翌日、東京債券市場では長期金利が急上昇した。指標となる満期10年の国債の利回りが午前9時過ぎに年1%になり、1年2カ月ぶりの高水準となった。1%は「節目」で、突破は難しいと思われていただけに、「売り買いの攻防があるかと思ったら一瞬だった。驚いた」(同幹部)。
長期金利は、黒田総裁が4月4日に「異次元」の新政策を打ち出してから早くも2倍の水準で、冒頭の「黒田発言」がその勢いに拍車をかけた格好だ。
(下につづく)
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長期金利の上昇は景気を冷やす。住宅ローンの金利も合わせて上がるので、家も売れにくくなる。アベノミクスがめざすデフレ不況からの脱却とは逆方向だ。
「黒田総裁が金利安定化の有効策を語れなかったことを見ると、日銀もお手上げ状態ではないか。軌道修正が望まれる」(法政大学の小黒一正准教授)という意見もある。
日銀内部からも「困った」との声が上がる。「日銀は金融市場を乱してはいけない。黒田さんは、その感覚が鈍いのではないか」(日銀OB)。
日銀が毎月約7兆円もの国債を買うことは、国債市場を壊すのではと、当初から心配されていた。事実、4月以降は相場の乱高下が続き、取引の一時停止措置が繰り返し発動された。
「生命保険会社や中小金融機関など、利回りが低くても長期国債を買っていた人たちを債券市場から追い出してしまった」(慶応義塾大学大学院の小幡績准教授)
黒田総裁を送り出した財務省からもため息が聞こえてくる。黒田総裁は財務省で、為替政策を受け持つ財務官を務めた。財務省関係者が言う。「財務省は安倍政権を支える立場だから表立った批判はできない。だが、黒田さんの『異次元』は明らかに勇み足だ」。
そして、ここまで言い切る財務省関係者もいる。「最初からわかっていたけれど、黒田さんは為替には詳しくても、金融のことは何も知らなかったのかも」。
いまさら言われても……。(週刊朝日2013年6月7日号)』
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いや~、ホント、「いまさら言われても」ね~。(~_~;)
しかも、お得意の為替もコントロールできないダッチロール状態にはいっちゃってるしね~。(-"-)
<ドル円相場は、平常時は何十銭単位の攻防を行ないながら動いているものなのに。半年で20円安も大きいけど。最近は、1日に数円前後動いちゃうこともあるわけで。MY知人いわく、日経平均で言えば、毎日数百円から1000円近くがアップダウンしているようなものだとか。^^;>
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まあ、実際のところ、一般国民の多くは、あまり投資やら相場には関心がないかも知れないのだけど。
おそらく国民の多くは、実際の生活に関しては、スリル満点のジェット・コースターに乗るよりも、ジワジワと少しずつでもいいから、もっと平穏にかつ確実にアップして、安定感&安心感が持てるようなものを望んでいるのではないかと思うので、スリル満点のジェット・コースターに乗りたいとは考えていないのではないかな~と察するし。
それにmewは他の政策に関しても、「一事が万事」みたいなとこがあるのではないかと思うのだ。(・・)
そもそも安倍首相&超保守仲間は、明治維新の志士みたいな気分で、自分たちの力で日本をある種の革命をもたらそうと。そして、江戸幕府を壊した時のように、戦後体制を壊してしまい、日本の国や社会を根本から変革しようという意欲を抱いているところがあって。
それゆえ、安倍政権が行なおうとしている政策(富国強兵策)というのは、憲法改正にせよ、軍事強化にせよ、教育再生という名の教育改悪にせよ、新自由主義的な経済&社会政策にせよ、かなり極端に(劇薬的に)、日本の国や社会を変えることを頭に置いて、実行に移そうとしてものが多いのだ。(-"-)
そして、もし安倍自民党が参院選で勝って安定政権を築くことになれば、今まで国民が「まさか、日本ではそんなことはないだろう」と思っていたような法律や政策が次々と実行に移されることになる可能性が大きい。(~_~;)
確かに長い間、不況が続いていて、重苦しい閉塞感が広がっている中、一般国民の多くが、何か強いことを言ってこの閉塞感を打破してくれそうな&リーダーシップがあるかのように見える政治家に、期待したくなる気持ちもわからないではないのだけど。
でも、そんな感じで01~07年の小泉・安倍&自民党政権に期待したがために結局、かなり痛い目にあった国民が少なからずいるわけで。どうかその当時のことを思い出して、改めて、わたしたち国民は、どのような日本を作りたいのか、どのような生活を築きたいのか、参院選を前に、よ~く考えてみる必要があるのではないかと思っているmewなのだった。(@@)
THANKS
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