安倍の内閣改造~実弟、宏高を起用&派閥均衡+イケイケ軍事強化+秋華賞
2013年 10月 14日
頑張ろう、東日本&ニッポン!今年は、さらなる前進を。o(^-^)o
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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
まず、今日は岩手の盛岡競馬場で、伝統あるマイルGIの「南部杯」が行なわれる。<特設サイトがコチラに。mewにとっては、地方競馬の安田記念のような感じかも。"^_^">
先週、頚椎骨折による休養から1年強ぶりに復帰&勝利した後藤が、エスポワールシチーに乗ることに。エスポくんの主戦だった佐藤哲三も、昨年11月に何箇所も骨折する重傷を負って、今も治療中なのだけど。<左腕は神経損傷でまだ動かないので、もう一度手術をするとか。>
4、5歳のHタルマエ、Gブランデーが勢いに乗ってる感じがあるのだけど。エスポくん(8歳)には、2人の思いを乗せて頑張って欲しいです。o(^-^)o
南部杯はPATでも買えるようなので、競馬ファンの方は、是非、参戦してくださいませ。m(__)m
あと今日は、大井競馬場でファン感謝デーが開催され、騎手との交流を含めイベント盛りだくさんなので、お時間のある方は、是非、ご来場くださいませ。m(__)m
帯広のばんえい競馬もよろしくです。m(__)m
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そして、昨日はJRAで秋華賞が行なわれ、メイショウマンボwith武幸四郎が優勝!オークスと共に2冠を達成。(*^^)v祝
2着には、兄・ユタカが騎乗するスマートレイアーがはいり、桜花賞のデムーロ兄弟に続き兄弟でのGI1・2(いずれも弟が先着)となった。"^_^"
秋華賞で、一番思い出深いのがティコティコタック&武幸の優勝なのだけど。<10番人気で馬券もついたしね~。前年のBキャンドルの優勝&馬券も思い出深いけど。>
今回は3番人気と上位人気ながら、しっかりと優勝をゲット。向こう正面では、しっかりと中団で抑えながらも気分よく走らせて。4コーナーで外から被されてヒヤッとするも、あわてずに抜け出て、直線で追い込み・・・マンボの走りも含めて、強さを見せつける見事な勝利でございました。 正直、昨日、初めて幸ちゃんのことを「上手い!」と思ったです。(^^)<もともと京都内回りと小倉と札幌は期待に応えてくれることが多いので、よく狙うのだけど。(・・);>
オークスでは子どものように泣きじゃくっていた幸ちゃんも、昨日は「自信がありました!」とのこと。<ちなみに前回は、夜にユタカと蛯名が飲んでる席に行って、お祝いしてもらったんだって。>
マンボの走り方を見ると、まだ短距離馬っぽい感じがあるんだけど。<今でも、もう一度マイルを走らせてみて欲しいとひそかに思っている。>今後、どのように成長して行くのか、楽しみだ。
個人的には、スマートレイアーの外見&走り方は結構好きかも。昨日は初重賞で気後れしてか、出遅れてしまったのだけど。あの馬も、今後が楽しみです。<何か馬名を見ると、ついついスナークレイアースのことを思い出してしまうのは、mewだけではあるまい。>
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先週、『安倍政権が武器輸出解禁&秘密保護法もゴリ押しか? 』をアップしたのだけど。
自ら「右翼の軍国主義者」と名乗るようになった安倍首相は、日本が戦後、平和主義の理念の下に守り続けて来た「専守防衛」「集団的自衛権の禁止」などのルールを、次々と変えてしまおうとしているのだけど・・・。
「武器輸出(禁止)原則」もなきものにして、日本の企業が武器の生産や輸出に関わることをほぼ全面的に解禁したいと考えていて。安倍ブレーンが牛耳る有識者懇談会が作る国家安保戦略に盛り込ませようとしている。(-"-)
<しかも、国家安保戦略として「愛国心の高揚」も明記するつもりらしい。(@@)>
『政府は9日、年末に閣議決定する外交・安全保障政策の中長期的な指針「国家安全保障戦略(NSS)」に、装備品の輸出を事実上全面禁止してきた武器輸出三原則の抜本見直しを盛り込む方針を固めた。装備品の輸出や国際共同開発参入などに必要と判断し、政府解釈を転換する。日本周辺を取り巻く安全保障環境に柔軟に対処するため、NSSを10年をめどに見直す方針も決めた。
(中略)政府解釈を抜本的に改め、装備品輸出を「前向きな施策」と位置付ける。9日の有識者懇談会でも、「平和主義的な国と武器生産の協力を深めるのは世界平和を守る上でよいことだ」と安全保障環境に応じて全面的な見直しを求める意見が相次いだ。
税収減や社会保障費の増大で財政難が続き、防衛関連経費は大幅な増額が見込めず、防衛力の維持、拡張は極めて困難な状況にある。三原則見直しで装備品の輸出が可能になれば、自衛隊の調達コスト削減が見込め、先細りが懸念される防衛産業の成長にもつながる利点がある。
昭和32年策定の「国防の基本方針」が国家安全保障の基盤として掲げる「愛国心の高揚」についても必要性を明記する方向だ。政府は年末に創設する「国家安全保障会議(日本版NSC)」で安保戦略の最終案をまとめる。(産経新聞10月10日)』
<要は富国強兵(軍事増強+金儲け)のためなら「何でもあり」なのよね。(-"-)>
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とはいえ、まだ武器輸出原則は変更されていないはずなのに、早くもこんなニュースが。
政府が英国に軍艦の部品を輸出することを容認したというのである。(・o・)
『政府が、海上自衛隊の護衛艦に使われている川崎重工業製のエンジン部品を、英国向けに輸出し英海軍艦船へ提供する取引を容認していたことが13日、政府関係者の話で明らかになった。同じ部品が民間でも使用された例があるため武器とは言い切れないとして、武器輸出三原則の禁輸対象に当たらないと判断した。
輸出された部品を装着した英艦が実戦に参加すれば、日本の技術が戦闘行為に用いられたとの指摘も出かねない。(共同通信10月12日)』
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安倍政権の軍国主義モードは、それだけにとどまらない。
先週は、日米韓で本格的な軍事演習が行なわれていたし。
<昔は、米国とちょこっと軍事演習を行なうだけでも、メディアも行き過ぎを警戒して、国民に注意を喚起するような報道を行なってくれていたんだけどな~。(-"-)>
『日本の海上自衛隊と米韓両国の海軍による合同海上訓練が10日、韓国南方の海域で始まった。11日までの日程で、米海軍横須賀基地(神奈川県)に配備されている原子力空母ジョージ・ワシントンが参加した。
海上機動訓練や救難捜索訓練などを実施する見通しで、日米韓の海上兵力の相互運用性向上を図る。日韓が歴史問題などで対立する中、米国には3カ国の安全保障面での協調を誇示する思惑もありそうだ。
北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は7日、米空母が参加する合同訓練に反発し、軍部隊に動員態勢の維持を指示したと表明。「予想できない惨事を招くことになる」と警告していた。
訓練には米空母のほか、米海軍のミサイル巡洋艦、海上自衛隊や韓国海軍のイージス艦、護衛艦などが参加したもよう。(共同通信10月10日)』
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また安倍政権は、自衛隊の海外派遣の武器使用制限もどんどん緩和して行きたいと考えているのだが。<いずれは海外で戦争する気でいるんだもんね。^^;>
こちらに関しても、早速、こんなニュースが出ていたあ。
『政府は、自衛隊による緊急時の在外邦人輸送で陸上自衛隊員が携行する武器に、小型重火器の「無反動砲」を追加する方向で検討に入った。船舶と航空機に限られている邦人救出時の輸送手段が、自衛隊法改正で陸上輸送も可能になることを見越し、陸自隊員の装備を強化する。
無反動砲は、携行が容易な対戦車・対車両用火器の一つ。部隊防御のために使用し、車両による自爆テロの阻止にも有効とされる。イラク復興支援で2004年に陸自隊員が派遣された際にも携行を認めた。
海外で騒乱などに遭った邦人について、自衛隊法は航空機と船舶で輸送すると定めている。隊員の携行武器は、閣議決定で「拳銃、小銃または機関銃に限る」と規定されている。(読売新聞10月13日)』
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おそらく一般国民の中には「北朝鮮は危険だから、軍事演習をするのも仕方ないかもね~」とか、「アルゼンチンの人質事件もあったし、邦人救出のためなら、それなりの武器の使用も必要かもね~」と思う人が少なからずいるのではないかと思うのだけど・・・。
そこが、彼らの巧妙なところなのである。(-"-)
政府が、米国との本格的な軍事演習の機会をどんどん増やしているのは、北朝鮮や中国に対する国防のためだけでなく、近い将来、米国と集団的な安保軍事活動を行なうことを念頭においてのものだし。
自衛隊の邦人救出も、実のところ、テロによる人質事件だけでなく、将来、他国と戦闘状態にはいった時のことを想定して、アレコレと検討されているのであって。
全ては日本を「戦争できる国」「戦争する国」に変えて行くことを前提にした施策なのである。(**)
昨日、石破幹事長がTV番組で『政府が15日召集の臨時国会に提出する方針の特定秘密保護法案と国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案の審議について「一緒にやるべきだ。切り離して、(来年の)通常国会に送る必要はない」と述べ、臨時国会で両法案の成立を目指す方針を示した』ようなのだが。<毎日新聞10月13日)』
安倍政権が、これだけアチコチから疑問や批判を呈されているにもかかわらず、この秋の臨時国会で、強引にNSC(国家安全保障会議)創設&秘密保護法案を成立をさせようとしているのも、もちろん、そのためだ。(・・)
米国から、早く秘密保護法を作らないと、一緒に情報を共有して、日米軍が一体となっての軍事活動ができないと言われているのである。(-"-)
そして、もし国民が無関心のまま放置すれば、ふと気づいた時には、日本は誇りある「平和国家」から、安倍首相が目指すような「右翼の軍事国家」になってしまい、簡単には元に戻れない可能性があるわけで。
何とか早く安倍陣営の暴走を止めないと、本当に「日本がアブナイ!」と日々、危機感を募らせているmewなのだった。(@@)
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最後に・・・先週、アップし損ねた内閣改造に関する話を。
安倍首相は、9月30日に副大臣、政務官の大部分をチェンジする内閣改造を行なった。(・・)
今回の改造では、小泉進次郎氏が内閣府&復興担当の政務官に抜擢されたことが大きな話題になっているのだが。その話は、ヨコに置いておくとして・・・。
個別の人事で言えば、mew的には、安倍首相が今回、実弟である岸信夫氏を外務副大臣に、維新の石原代表の三男である信高氏を外務政務官に起用したことも興味深く思えたし。
また、今回の人事で、安倍首相が見事な派閥均衡人事を行なったことも注目すべきなのではないかと思う。(**)
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岸信夫氏(54)は、安倍家の三男(晋三氏は次男)ながら、赤ちゃんの時に、母の父である岸信介元首相の長男の家に養子に出されることに。<大学入学前に初めて自分が養子だと知り、ショックを受けたという。>商社に勤務した後、04年の参院選で山口県から当選。10年の参院選で再選した後に、安倍氏が総裁として迎えた12年の衆院選で山口2区から出馬&当選して、衆院議員への鞍替えを果たした。
安倍氏&その母は、いずれ信夫氏も首相にしたいという思いがあるとのこと。今回の外務副大臣への起用も、そのステップではないかと見られている。(・・)
また、安倍氏が岸氏を起用したのには、このような思惑もあるという。<岸氏は、兄同様、日本会議、創生日本などに属する超保守派。>
『安倍首相はこれまで、内閣官房参与にブレーンである谷内正太郎元外務次官を起用したほか、官邸外交の要となる官房副長官補には、谷内氏の懐刀として「価値観外交」を支えてきた兼原信克前国際法局長を登用。今年6月には外務省内で対中強硬派として知られ、安倍首相とも個人的に近い斎木昭隆氏を事務次官に充てる人事に踏み切った。
ただ、外相は自民党・宏池会を率いる岸田文雄氏。「温和な性格で官邸主導外交にも不満は漏らさない」(外務省筋)人物だが、宏池会といえば宮沢喜一元首相や古賀誠元幹事長らリベラル派を輩出している。古賀氏らが集団的自衛権の行使容認に反対するなど首相批判を展開しているため、岸田氏が影響を受けないよう、実弟を送り込んだとみられているのだ。(夕刊フジ10月1日)』
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そして、mewは、安倍首相が、今回、石原宏高氏を外務政務官に起用したことには、ちょっとビックラしたところがあった。(・o・)
宏高氏(49)は、05年に衆院選に初当選したものの、09年に落選。12年末に2回めの当選を果たしたのであるが。昨年末の衆院選でパチンコ・メーカーから不正な選挙協力を得ていたという公職選挙法の疑いが呈されるようなスキャンダルが出たばかりで、爆弾を抱えているからだ。(・・)
<関連記事・『自民は犯罪容疑もスキャンダルも、問題言動もスル~&マスコミ批判も受けず?』>
ただ、宏高氏は、パパ同様、超保守派のようで。超保守のマドンナ&安倍っ子の稲田朋美氏(規制改革大臣)が率いている「伝統と創造の会」(超保守若手の勉強会グループ)にも所属しているとのこと。
また、宏高氏を取り込んでおけば、総裁選で安倍氏に敗れた後、(関心がない分野である)環境大臣にされて不満げな兄・伸晃氏(いまや石原派の長、)も反発しにくいし。維新の会とのパイプもキープできるわけで。安倍陣営は、一石二鳥だと考えて石原氏起用に踏み切ったのかも知れない。^^;
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先日、『安倍が党内派閥の力に押され、諸政策でブレブレに。復興法人税廃止に異論続出』という記事にも書いたのだが。
自民党内では、参院選が終わってから、派閥(&族議員)活動が活発化しており、安倍首相のトップダウン方式の国政運営への反発や、安倍政権の諸政策への異論が、どんどんとオモテに出るようになっている。
しかも、安倍陣営は秋の内閣改造を臭わせて、派閥の長を大人しくさせていたのに、参院選後に大臣、役員を留任させることを発表したため、さらに官邸への反感が募っているという。(~_~;)
そこで、安倍陣営としては、何とか各派の支持をキープしたい(&抵抗勢力化を抑えたい)という意図もあってか、副大臣26人中20人の入れ替えを決行。派閥均衡人事を行ない、ガス抜きを行なおうとしたのである。
<安倍氏も属している党内最大派閥の町村派からは、副大臣7人&政務官4人の11人を起用。№2派閥の額賀派からも計7人登用。以下、岸田派4人、麻生派3人、二階派3人、石原派2人、大島派1人(無派閥15人)>
『安倍晋三首相は今回の人事を菅義偉官房長官と自民党の石破茂幹事長に一任。両氏は派閥からの推薦を受け付けない方針で人選を進めた。菅氏は30日の記者会見で「(派閥の意向は)まったく考慮しなかった。議員から申請を受け、能力、希望を優先する中で配置した」と強調』していたのだが。『結果的に派閥の規模にほぼ準じた構成』に。
また、副大臣の人事では『自民党衆院議員から起用した18人のうち16人は当選4~5回で、内閣改造見送りに伴う党側への配慮もにじませた』ものになった。(毎日9.30)
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ただ、党内の各派閥や族議員グループなどは、安倍陣営が官邸主導で勝手にアレコレ決めてしまうことに、ますます不満を抱いている様子。(TPPの公約違反でも、さらにもめそうな感じが。)
安倍首相は何とか内閣&党の高支持率を武器にして、彼らの抵抗を押さえ込もうとしているのであるが。安倍氏の暴走を食い止めるためにも、早く支持率が下がらないものかな~と願っていたりもするmewなのだった。(@@)
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