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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

秘密法は「安倍の趣味」と自民・村上+国会で安倍キレる?&与野党や国民とのズレ

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】



 最初に、自民党内に秘密保護法に堂々とと反対する議員があらわれたという話から・・・。

 22日、自民党の村上誠一郎氏が、秘密保護法案を了承を決めた党の総務会を途中退席。
 村上氏は、同法案は熟議が必要だと主張。他にやることがあるのに、「なぜ安倍晋三首相の趣味をやるのか」と批判し、法案採決に造反する可能性も示唆したという。

『自民党の村上誠一郎・元行政改革担当相が、機密を漏らした公務員らの罰則を強化する特定秘密保護法案を了承した22日の自民党総務会を途中退席した。村上氏は朝日新聞の取材に対し、「基本的人権にかかわる法案であり、いろいろなケースを想定して熟議すべきだ」と述べた。衆院本会議での法案採決への態度は、審議を踏まえて判断する考えも示した。(朝日新聞10月22日)』

『安全保障に関する国家機密の漏えいに厳罰を科す特定秘密保護法案について、自民党衆院議員の村上誠一郎元行革担当相(61)が毎日新聞の取材に「財政、外交、エネルギー政策など先にやるべきことがあるのに、なぜ安倍晋三首相の趣味をやるのか」と述べ、今国会での成立を目指す安倍内閣の姿勢を痛烈に批判した。25日の閣議決定を前に、法案に身内から強い反発が出た形だ。

 村上氏は特定秘密保護法案と国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案について「戦争のために準備をするのか。もっと平和を考えなければいけない」と懸念を表明。さらに「(特定秘密保護法案には)報道・取材の自由への配慮を明記したが、努力規定止まりだ。本当に国民の知るべき情報が隠されないか、私も自信がない。報道は萎縮する。基本的人権の根幹に関わる問題だ」と、国民の「知る権利」が侵害を受ける危険性に言及した。

 村上氏は22日、自民党総務会を途中退席して法案了承に反対の意向を示した。村上氏は「党総務会は官邸の意向を振りかざし、熟議のないまま進んでいる。慎重な上にも慎重にしなければいけない」と合意を急いだ党運営を批判。退席者が自分一人だったことには「小選挙区制では党が公認、カネ、人事の権限を握る。政治家の良心として言わねばならないことも言えなくなっている」と話した。衆院本会議での採決については「懸念する点が解消される修正があるかどうかだ」と審議を見守る考えを示した。

 村上氏は衆院政治倫理審査会長。愛媛2区選出で当選9回。新人時代の1986年11月、谷垣禎一氏(現法相)、大島理森氏(元党幹事長)ら自民党中堅・若手国会議員12人の一員として、中曽根康弘内閣の国家秘密法案への懸念を示す意見書を出した。(毎日新聞10月24日)』

* * * * *

 正直なところ、mewは村木氏のことは名前しか知らない感じなのだけど。m(__)m 
<wikipediaによると、元・宏池会の議員ながら、日本会議にも属している人らしい。>

 ただ、衆院9期で閣僚経験もあるベテラン議員が、公の場で「秘密保護法」をの問題点を指摘して、反対の意向を示したことは、大きな意義があると思うし。
 「よくぞ言ってくれた」という気持ちになっている。<しかも、指摘した問題点の指摘も、的を射ていて、まさに「正論だ~」という感じが。(・・)>

 実は、自民党内にも、慎重派が少なからずいるし。公明党も、もともとは秘密保護法には慎重or反対の議員が多いわけで。
 自公与党は、手続きの上では、既に同法案の国会提出を了承しているのだが。今からでも遅くはないので、与党内からも、もっと多くの議員が、法案の熟議や修正を求める声をあげて欲しいと願っている。(**)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 ところで、今週21~24日、国会では衆参予算委員会での基本質疑が行なわれた。(・・)

 残念なことに、あまりTVのニュース&ワイド・ショーで、国会審議のニュースが扱われることがなかったようなのでだが・・・。<台風がらみの情報、報道が多くなるのは致し方ないとしても、もう少し国会の質疑も取り上げて欲しかったな~。^^;>

 mewは、この委員会審議が始まるのを楽しみに待っていた。"^_^"
 安倍首相は、一方的にスピーチや発言を行なうのは、比較的得意だし。特に最近は、衆参院選の勝利したこともあって、余裕ありげな感じのだけど。
 でも、双方向の委員会質疑でやり合うと、相手の言葉にムキになったり、焦ったりして、ホンネや失言が出て来ちゃうようなケースが多いからだ。<質問に対する喜怒哀楽の反応も顔に出やすいしね。(~_~;)>

 新聞の中には、「野党が攻めあぐねている」と書いていたとこもあったのだけど。
 mewは、野党は、積極的に攻めており、安倍首相の余裕やどや顔が崩れて、動揺やイラ立ち、ホンネが見える場面をかなり引き出したような感じがあるし。
 また、自公与党からも、TPPや復興増税廃止などに関して、安倍首相に苦言や反論を呈する場面もあったりして。安倍首相としては、決して心地よくない4日間だったのではないかと察する。

 残念ながら、全ての質疑を見ることはできなかったのだが。(時間がある時だけ、ちらほらと)
 印象に残った場面をいくつか挙げてみたい。(・・)

* * * * * 

 安倍内閣が、この基本質疑で一番イヤだと思っていたのは、福島原発の汚染水問題、特に安倍首相の「コントロール下」「完全ブロック」発言に関して追及されることだったのではないかと察するのだけど。ただ、自民党サイドからは、「民主党も責任がある問題なので攻めきれないだろう」という観測も出ていたようなのだ。^^;

 でも、質問に立った民主党議員は、次々と汚染水問題&安倍発言を取り上げることに。安倍首相もだんだん攻め込まれる場面が増えて、その発言もビミョ~な変化が生じることに。<発言の変遷に関する記事&表を*1に>
 また、途中から、安倍首相が答えに窮して茂木経産大臣の方を見やり、首相に代わって茂木大臣がしゃしゃり出て来て答弁する回数も多くなった。^^;

 で、実は、mew&周辺は居酒屋談義で、「安倍はそのうちキレて、汚染水の問題は、民主党にも責任があるって言い出すかも」「どこまでガマンできるかな~」などと話していたのだけど。
 早くも23日、民主党・増子輝彦氏が質問に立った際に、安倍首相が少し声を荒げて、その言葉を発することになった。(@@)

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『23日から参議院で本格論戦です。これまで、TPP=環太平洋経済連携協定の問題では「公約違反」という追及を甘利大臣が跳ね返し、汚染水問題では「完全にブロック」発言の追及に茂木大臣が安倍総理大臣を完全にブロック。しかし、アベノミクスでは安倍総理、自信満々のアタックです。

 (政治部・朝日健一記者報告)
 汚染水の「ブロック発言」に対する野党の追及に、安倍総理がいら立つ場面もありました。

 民主党・増子輝彦参院議員:「(福島原発は)コントロールされていない。今のこの福島の現状をどう考えるのか」

 安倍総理大臣:「この問題は、突然、安倍政権になって起こったわけではなく、民主党政権の2年間、増子議員も経産副大臣として取り組んでこられた。まさにオールジャパンで取り組んでいきたいと言っているんです」
 委員:「人のせいにしてんじゃないよ」

 安倍総理大臣:「私は何も、民主党の対応について批判をしているわけでありませんよ」
 また、原子力規制委員会の田中委員長も「汚染水は完全にコントロールできるように努力している」と苦しい答弁に終始しました。田中委員長にとっては、野党の追及をブロックしきれず、総理発言のほころびをみせる結果となっています。(ANN10月23日)』

<時事通信23日も『首相は再三の野党の攻撃にいらだちを募らせているのか、同日の予算委では「この問題は突然、安倍政権になって起こったわけでない」と声を荒らげる場面もあった』と報じているように、ほんと、イラっと来て言っちゃったという感じ。自分でも「マズイ」と思った&野次も出て議場がざわついたこともあってか、あわてて、民主党を批判しているわけではないとか言い足していたです。>

* * * * *

ただ、mewは以前にも書いたように、この問題は民主党政権にも責任があるのは事実だと思うし。<野田前首相の収束宣言も、撤回すべきだと思っている。>
 それをきちんと認めない限りは、安倍政権を本当にはセメられない(攻め、責めの掛詞)&与野党で協力して、汚染水対策に臨めないと考えているのだけど。

 昨日、民主党の大畠幹事長が、民主党の責任を認めて謝罪を行なったとのこと。そのことは評価したいと思う。(・・)

『民主党の大畠幹事長は24日、東京電力福島第一原子力発電所事故の汚染水問題で、当時の民主党政権の対応をまとめた「調査結果」を公表した。
 結果は経緯を箇条書きに並べた1枚紙。

 大畠氏は記者会見で、汚染水流出を防ぐ遮水壁の設置が見送られたことに関し、「大いに反省しなければならない。民主党としては大変申し訳なく感じる」と陳謝した。
 設置見送りの理由について、大畠氏は「当時は(原子炉の)冷温停止が主な関心事だった。そこに集中していたのではないか」と述べた。そのうえで、「冷温停止状態に達した時に応急的な対策を見直し、(陸側の遮水壁設置など)恒久的な対応の検討に入るべきだった」と語った。

 大畠氏の説明によると、2011年当時の馬淵澄夫首相補佐官や海江田経済産業相(現代表)らに話を聞き、東電の資料も精査したところ、遮水壁の設置を検討していた東京電力は11年11月、海側だけで効果は十分として陸側の遮水壁設置の見送りを決め、民主党政権もこれを受け入れたことが確認されたという。(読売新聞10月24日)』

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 他方、自民党議員の場合は、安倍内閣をヨイショしたり、安倍首相らが自分の政策に関して自慢げにアピールする答弁を引き出したりする質問を行なう場合が多いのだけど。

 最後までTPPに大反対していた農協出身の山田俊夫氏が、TPP交渉の進め方に関して、安倍首相や甘利経済大臣に厳しく詰め寄っていたのが、印象的だった。 

 山田氏は、最初に、安倍自民党が、衆参院選で「聖域を守る」との公約を掲げて多数の支持を得たことや、安倍首相が、会見の際に「5品目は守る」「わたしを信じて下さい」と発言したことなどを語り、その考えに変わりはないのかと質問。
 そして、安倍内閣が、数字を重視して自ら5品目内の関税撤廃の検討を行なっていることを強く批判していた。

『国会の予算委員会でひた走る安倍総理大臣。ここまで、野党の度重なる追及をかわし、向かうところ敵なしかと思いきや…。基本的質疑の最終日の24日、身内の自民党からJA出身、TPP=環太平洋経済連携協定に反対の急先鋒が登場し、厳しい攻撃を仕掛けました。

 (政治部・水頭洋太記者報告)

 農業団体を代表する山田議員に対して、安倍総理は、米、麦などの重要5項目に配慮しながらも、あくまで年内妥結を目指す姿勢を示しました。
 自民党(TPP反対派)山田俊男参院議員:「なぜ、日本側が自由化率について提起したうえで、タリフライン(関税細目)の議論をやらなきゃいけないのか」
 甘利TPP担当大臣:「それぞれの国が、自分のところは一歩も譲らないけれど、お前のところはよこせという交渉はあり得ない」
 安倍総理大臣:「バランスに配慮しながら、交渉の年内妥結に向け、積極的な役割を担いたい」
 政府・自民党は、来月中旬をめどに、聖域としてきた5項目のうち、関税撤廃をゆずれる細目はないか検証する方針です。ただ、自民党内からは「これでは公約違反だ」「今から手の内を明かすような交渉は間違っている」という批判的な声も出ています。総理の言葉とは裏腹に、自民党内には「年内の妥結は無理」という懐疑的な見方も出ています。(ANN10月24日)』

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 また、安倍内閣は、来年4月の消費税率をアップするに当たって、大企業への対策を重視しているのだが。大企業優先の施策やの復興増税の廃止には、野党だけでなく、与党の公明党からも異論が呈されることに。
 安倍首相も「異例なことだ」と認めながら、「異例のことをやったと、経営者に理解してもらうことが大きなポイントだ」と、一般国民にはわけのわからない理屈を述べて、理解を求めようとしていた。(~_~;)

『公明党の魚住裕一郎氏が、消費税率引き上げにともなう経済対策の財源にあてるため、「復興特別法人税」の1年前倒し廃止が検討されているのは「違和感がある」と指摘したのに対し、安倍首相は、「確かに異例の措置だ」と認めた。
 そのうえで、「企業の収益につながれば、賃金の増加に転嫁されていく。異例のことをやったと、経営者に理解してもらうことが大きなポイントだ」と、引き続き、企業側に賃上げを求めていく考えを示した。(FNN10月24日)』

『公明党の上田勇政調会長代理(衆院6区)は21日の衆院予算委員会で質問に立ち、来年4月の5%から8%への消費税率引き上げについて「経済対策の恩恵が中小企業に行く前に資金繰りが悪化する」と指摘した。茂木敏充経済産業相は「セーフティネット貸付をしっかり活用していく」と答弁し、中小企業向け制度融資の充実で資金繰り支援を進める姿勢を示した。
 上田氏は「賃金上昇にはタイムラグがあり、来年前半の消費落ち込みが心配」として、中堅所得者の可処分所得減少に対する対策の必要性を強調。2015年10月に予定される8%から10%への税率引き上げについては「次はもうちょっと前倒しの判断を」と求めた。(神奈川新聞10月24日)』

 安倍首相は、9月末までに復興増税の廃止などの対策を決めて発表したかったのだが。自民党内にも反対派が多かったことから、決定を先送りし「検討する」という言葉に変えざるを得なかったという経緯がある。
 そして、今後も自公与党内から、抵抗が続けば、年内の決定には苦戦することになりそうだ。(~_~;)

* * * * * 

 ちなみに、安倍首相は、デフレ対策のために、何とか企業に内部留保を切り崩して、賃上げをして欲しいという思いを胸に、アレコレと企業に要望を行なっているのだけど。(単なる「思い」や「願望」に過ぎない感じがあるのよね。^^;)

 この点では共産党と珍しく意見が一致したようで。『共産党の小池 晃副委員長が「内部留保1%を取り崩すだけで、8割の企業で月1万円の賃上げできるじゃないか。もう一歩踏み込んで、政府から賃上げのために内部留保を活用しようと、なぜ言わないんですか、総理」と述べると、安倍首相は「わたしからも、それはお願いをしようと」と述べた。(FNN10月24日)』

 ただ、安倍首相はその際に、「お金を持っている経営者は、むしろ能力のない経営者であって、これからどんどん投資をしていく。設備だけではなくて、人材にも投資をしていく。正しい判断ができる、先回りしてできる経営者こそ、優れた経営者と言われるようになる」という持論を展開したようなのだが。(FNN10月24日より)

 経営経験もない&一部では経済、経営オンチと言われている安倍くんのこの発言に、耳を傾ける経営者はほとんどいないだろう。(~_~;)

* * * * * 

 そして、国会の質疑では、失言大王で名高い麻生副総理&財務大臣の答弁も、注目されるところ。<ユーモアを発揮したがる癖があるので、尚更に。>

 昨日は、早速「倍返し」発言で笑いをとったものの、「不真面目だ」と批判されてしまったようだ。^^;

『麻生太郎副総理兼財務相が24日の参院予算委員会で、消費税率引き上げに伴う経済対策規模の根拠を問われ、人気ドラマ「半沢直樹」の主人公の決めぜりふ「倍返し10+ 件だ!」を引用しながら「だいたい5兆円」と答弁して質問者から、かみつかれる一幕があった。

 麻生氏は「(引き上げによる反動は)民間統計の平均がマイナス1・8兆円なので約2兆円」と指摘。「それを埋めて『倍返し』で4兆円。プラス1兆円で、だいたい5兆円というところだ」と軽口を交えて答えた。
 委員会室には笑いが起きたが、質問した日本維新の会の片山虎之助氏は「経済対策の規模を決めるのに笑い事ではない。不真面目だ」と批判した。(sankei biz 10月24日)』
 
* * * * * 

 最後に、もう一つ。国会の質疑の中で、mewが今の安倍首相の実態をあらわしているな~と思ったのは、この答弁だった。

『増子氏「福島県民のほぼ100%、国民の80%近くはコントロールされていないと思っている。国民と総理のずれは、どこから生じるのでしょうか」

 安倍首相「気持ちにおいて、私は全くずれていないと思う。私は行政の最高責任者として、状況を把握していて、それに対する対処を行っているということで申し上げた訳であります」(NNN10月23日)』

 国民の大部分は、汚染水の状況がコントロール下にあるとも、安倍首相が行政の最高責任者として、状況を把握していて、それに対する対処を行っているとも思っていないわけで。
 むしろ、経済政策はともかく、国防政策(積極平和主義、NSC,秘密保護法、集団的自衛権などなど)にかけるエネルギーや、憲法改正、靖国参拝などに対する思いの半分でもいいから、被災地の復興や福島原発の対策に向けて欲しいと願っているのではないかと思うのだ。(・・)
<原発の再稼動や輸出に関しても、疑問を覚えている人が多いのが実情だ。>
 
 でも、もし安倍首相が、本当に汚染水の状況や対策に関して、国民の気持ちとズレがないと考えているなら、「やっぱ、ズレてる」と言わざるを得ないのではないかと思うし。
 実際のところ、安倍首相が目指す国家像も、経済や国防、教育に関する政策も、国民の大部分とはズレがあるわけで。早く国民の多くが、そのズレに気づいて欲しいな~と願っているmewなのだった。(@@)
                       THANKS

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『汚染水、揺れる首相発言=「完全にブロック」復活-参院予算委




 東京電力福島第1原発の汚染水漏れをめぐる安倍晋三首相の国会答弁が揺れている。首相は9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、「完全にブロック」「状況はコントロールされている」と言明。実態と違うとの野党の追及を受け、苦しい説明を強いられている。
 「福島近海の放射性物質の影響は、港湾内の0.3平方キロ内において完全にブロックされている」。23日の参院予算委員会で、首相はこう強調した。
 IOC総会の後、首相は9月19日の福島第1原発視察の際も「完全にブロック」と発言。だが、汚染水トラブルが続いたこともあり、10月16日の衆院代表質問の答弁では、「ブロック」とは語ったものの、「完全に」は省いた。「状況はコントロール」に関しても、その前に「全体として」の表現を加えてトーンを弱めた。
 「完全に」を復活させた背景には、野党につけ込む隙を与えたくないとの思いや、地元で不安が広がるのを避ける狙いがあるとみられるが、説得力は乏しい。
 23日の参院予算委では、福島選挙区選出で民主党の増子輝彦氏が「福島県民のほぼ100%はコントロールされていないと思っている。国民と首相の認識のずれはどこからきているのか」と追及した。首相は「気持ちにおいて、全くずれていない」と強弁。菅義偉官房長官も23日の記者会見で「従来と全く変わっていない。一貫した答弁だ」と語った。
 ただ、首相は再三の野党の攻撃にいらだちを募らせているのか、同日の予算委では「この問題は突然、安倍政権になって起こったわけでない」と声を荒らげる場面もあった。
 民主党の榛葉賀津也参院国対委員長は会見で、首相発言について「こういう言葉を政治的に使うことは、国民、とりわけ被災者の思いを踏みにじる」と批判。野党は追及を強め、衆参両院予算委員会の集中審議などを求めていく方針だ。

◇汚染水をめぐる首相発言
 【9月7日 国際オリンピック委員会(IOC)総会】
 状況はコントロールされている。汚染水による影響は、福島第1原発の港湾内の0.3平方キロ範囲内の中で完全にブロックされている。
 【9月19日 福島第1原発視察時に記者団に】
 汚染水の影響は、湾内の0.3平方キロ以内の範囲において完全にブロックされている。
 【10月15日 所信表明演説】
 食品や水への影響は、基準値を大幅に下回っている。これが「事実」です。
 【10月16日 衆院代表質問 海江田万里民主党代表への答弁】
 近海の放射性物質の影響は、発電所の港湾内の0.3平方キロ内にブロックされている。全体として状況はコントロールされている。
 【10月22日 衆院予算委員会 共産党の笠井亮氏への答弁】
 モニタリングを行い、基準値を下回る数値しか出ていない。影響は完全にブロックされている。
 【10月23日 参院予算委員会 民主党の増子輝彦氏への答弁】
 福島近海の放射性物質の影響は、港湾内の0.3平方キロ内において完全にブロックされている。
(時事通信2013/10/23)』
by mew-run7 | 2013-10-25 08:31 | (再び)安倍政権について

by mew-run7