「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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猪木訪朝が維新の分裂を促進か?+集団的自衛権の解釈変更、来夏まで先送りに?


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

 まずは今朝、mewの目を最も引いた(&小躍りしてしまった?)ニュースを・・・。

 読売新聞によれば、安倍内閣は、mewが最も懸念している「集団的自衛権の解釈変更」を来年夏以降に先送りする方針を決めたというのである。(**)

『政府は7日、年内に行うことを目指してきた集団的自衛権の行使を禁じる憲法解釈の見直しについて、来年夏に先送りする方針を固めた。

 複数の政府筋が明らかにした。見直しに慎重な公明党や内閣法制局との調整が進んでおらず、時間をかける必要があると判断した。先送りにより、来年を想定してきた自衛隊法や周辺事態法などの改正は、2015年の通常国会までずれ込む見通しだ。

 政府の憲法解釈見直しのたたき台となる「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(安保法制懇)」(座長=柳井俊二・元駐米大使)の報告書の首相への提出も、来春以降に先送りする方向で調整する。

 安倍首相は憲法解釈見直しを安全保障政策立て直しの目玉と位置づけてきた。首相官邸側は安保法制懇での議論と並行して、内閣法制局との調整を進め、公明党に対しても、解釈見直しを受け入れるように水面下で求める方針だったが、内閣法制局との調整が進まず、解釈見直しに慎重な公明党との調整を年内に終えるのは困難だと判断した。(読売新聞11月8日)』

* * * * *

 まあ、まだ読売新聞一社しか報じていないことなので、どこまで本当なのかわからないところもあるのだけど。<タカ派orハト派が何らかの思惑を持って、現状の一部のみをリークした可能性もあるしね。^^;>

 ただ、当ブログでは、繰り返し書いているように、公明党は昔から「集団的自衛権の行使」には強く反対する立場をとっていて。<特に山口代表や、今、国交大臣を務めている太田前代表は大反対の立場。安倍氏の前政権の時も、抵抗勢力になっていたです。>
http://mewrun7.exblog.jp/21282999/
 安倍政権が発足した当初から、アチコチで「集団的自衛権の解釈変更は慎重に」と言いまくっているような状況。支持団体の創価学会も「憲法9条改正と集団的自衛権だけは、絶対に認められない」と言っているようで、もし安倍内閣が解釈改憲を強行すれば、連立解消も辞さずの構えでいるという報道も出ていたほどだ。^^;
<公明党が、本来は大反対だったはずの「秘密保護法案」に応じるのも、「集団的自衛権の解釈変更」の先送り+αとバーターなのではないかという見方も。>

 また、安倍首相は、「集団的自衛権の行使は憲法9条で禁止されている」という政府解釈の見解を崩さない前内閣法制局の長官を強引に退任させて、行使容認派の小松一郎氏を、外部(外務省)から引っ張って来て、新たな長官に起用したのだけど。
 しかし、この人事や強引な解釈変更を法制局OBが次々と批判。旧長官のひとりが「長官ひとりを替えたからと言って、法制局全体が解釈変更に応じるわけではない」と強調していたのだけど。
 もしかしたら、その言葉通り、法制局内部で、官僚たちが解釈変更に大反対&大抵抗しているのかも知れない。(~_~;)

 さらに、昨日、『自民が小泉の脱原発活動の対策を開始+米が日本の集団的自衛権の制限に動く!? 』に書いたのだが。
 米国が韓国に『日本の集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈の見直し論議に関し、米軍が公海上で攻撃を受けるなど特定の状況に限るよう日本と調整すると米政府が韓国政府に伝えた』なんて報道も出ていたりして。(時事通信11月5日)

 安倍政権としては、早く集団的自衛権の解釈変更を行ない、まずは日米軍が一体となって安保軍事活動を行なうべく、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)を改定したいと考えているのだが。
 でも、米政府は、安倍首相が集団的自衛権の行使を容認した後、国家主義&軍国主義的な思想に基づいて暴走することを警戒している上、日本と中韓との関係の悪化も懸念していることから、水面下で、解釈変更の範囲や時期を慎重に決めるようにと要請(圧力がけ)を行なっている可能性がある。(・・)

* * * * *

 そして、5日に『国民世論で秘密法の阻止を・・・』という記事にも書いたのだが、集団的自衛権の解釈改憲が、国民に理解を得られていないということも、大きな要因になっていることだろう。

 安倍首相が最も信頼する外交ブレーン・谷内内閣官房参与(元外務次官)も、『東京都内で開かれたシンポジウムで、安倍政権が集団的自衛権の行使を容認する判断を来春以降に先送りした理由について「もっと広く国民に説明する必要がある」と述べ、与党の公明党の慎重姿勢に加え、世論調査での支持低迷があったとした。』『解釈変更に向けた環境作りとして、世論の理解を得るため努力を尽くしていく考えを強調』していたという。(毎日新聞11月4日)
<ただ、『安倍晋三首相には強い思い入れがある』とも言ってたけど。(>_<)>

 安倍陣営は、内閣支持率の高さを武器にして、何とか長期政権を築き、憲法改正を実現させたいと考えていることから、国民の理解、支持をかなり気にしている様子。
 それゆ、これからも何とか反対&慎重派の国民の世論も盛り上げて、この先送り案を確実なものにしたいと思うし。<この点では、公明党も米中韓も含めて、反対&慎重勢力はみんな応援しちゃうよ。o(^-^)o>
 同時に「秘密保護法案」に関しても、国民世論の力で、何とか今国会での成立が見送られるように、このブログでも、その問題点を訴えて行きたいと思っているmewなのだった。(**)

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 そしてアントニオ猪木氏の訪朝&維新の会の東西対立の話を・・・。
  
 維新の会では、橋下共同代表が、先月、党の国政から距離を置く(大阪市政に専念する)と宣言。
 国会議員団会長の平沼赳夫氏&旧「た」党議員が、党運営の実権を掌握して、党内をを仕切るようになっていると言われている。<この辺りのことは近いうちに改めて書きたい。>

 他方、平沼維新体制に馴染めない議員は、独自に&バラバラに活動するようになっており、東西冷戦状態&分裂への道がどんどん進んでいるような感じがある。(~_~;)
<松野頼久氏(国会幹事長)らは、みんな、民主党との勉強会を加速。東国原英夫氏は、「年内にも新党を」と発言したとか。(東国原氏は、また宮崎県知事選への出馬を検討しているというウワサも。^^;)

* * * * *

 そんな中、維新の会のアントニオ猪木参院議員が、院の許可をとらず、2日から北朝鮮を訪問していることが大きな問題になっている。
 この件でも、そんな維新の冷戦状況をあらわすような発言が見られた。(・・)

 猪木サイドは、ちゃんと書式に乗っ取って渡航許可を申請したのに、書類不備だとして許可されなかったと主張。猪木氏本人も、出発前にこんな発言をしていた。

『猪木氏は出発前、空港で記者団に「安倍晋三首相は(北朝鮮対応で)『対話と圧力』と言っているが、対話が全く進んでいない。私のパイプを日本のために(活用)させていただきたい」と語った。
 参院議院運営委員会理事会は10月31日に猪木氏の渡航不許可を決定。猪木氏が従わなかったことを受け、1日の理事会では、来週に猪木氏の処分も視野に対応を検討することを確認した。

 猪木氏は議運の判断について「書類の不備が理由らしいが、(議運から)言われた通りに書いた」と主張。「確かな話ではないが、一部の首相官邸の方と、維新の方がつながっていた」と、官邸から維新側に圧力がかかった可能性があるとの見方も示した。(時事通信11月2日)』

<mew的には、ついつい「官邸の方と、維新の方がつながっていた」というところに目が行っちゃうのよね。(・・)>

* * * * *

 また、橋下徹共同代表も、先月、党の国政活動からは、距離を置く(市政に専念する)と宣言していることもあってか、こんな発言をしていた。 

『維新共同代表の橋下徹大阪市長は5日、「(事前には)聞いていない。北朝鮮との関係は極めて慎重にしなければならず、一議員の勝手な行動は許されない」と不快感を表した。

 猪木氏は「スポーツを通じ平和に貢献したい」としているが、橋下氏は「拉致問題を解決するという維新の方針と猪木議員の今回の活動に整合性があるのか、国会議員団で対応を協議してほしい」と注文。

 また「国会議員団でガバナンス(統治)がきいているのか極めて疑問。党の戦略に基づかず、個人がバラバラに動いているなら大問題だ」と述べた。(産経新聞11月5日)』

『日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は7日、北朝鮮を訪問しているアントニオ猪木参院議員が帰国すれば、国会議員団による聞き取りを行う考えを示した。「猪木氏も許可の手続きにあたって言い分があるようだ。党の外交方針と整合しているのか、参院のルールを順守したのか確認しないといけない」と述べた。(産経新聞11月7日)』

<特に5日の発言は、いかにも、自分は維新の国会議員団の外部の人間で、党運営には関っていないってことを、あらわにしているような感じがしません?(~_~;)>

* * * * *

 また維新の国会議員団内でも、猪木氏への対応には温度差が生じているようだ。

『参院議運委の岩城光英委員長は8日、猪木氏から無許可訪朝について事情を聴く。維新も、松野頼久国会議員団幹事長と片山虎之助参院議員団会長が8日、猪木氏に事情聴取するが、党としての方針は定まっていない。処分に値するかで党内に温度差があるためだ。

 超党派の拉致救出議員連盟会長の平沼赳夫国会議員団代表は猪木氏から議連入会を断られ、今回も事前の相談がなかったことでメンツをつぶされた。周囲には「彼が北に二十数回行っても、被害者救出につながっていない」と漏らし、怒りが収まらない。

 その一方で、平沼氏と同じ旧太陽の党系の間でさえ「議員外交で北とのいろんなパイプを作るのをとがめる理由はない」との声が出ている。(産経新聞11月7日)』

<平沼氏は、もともと猪木氏の維新入りや出馬には反対だったのだけど。石原代表が、勝手に決めてしまったので、やむなく了承したとの話もあるので、尚更にムカついているかも。^^;>

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 アントニオ猪木氏は、師匠であった力道山が北朝鮮出身であったことが縁で、プロレスラー時代から北朝鮮と交流しており、今回が何と27回目の訪朝になるとのこと。(・o・)

 実は、今年7月の参院選当選直後にも式典出席のため、訪朝したのだが。その時には、感官房長官は、『「日本政府を代表する人でないので、(対北朝鮮政策に)特段の影響はない」』と発言。ただし、『 猪木氏側には、政府方針に基づき、渡航自粛を要請していたと説明した』という。(時事通信7月25日)

猪木氏は、今回、自分が理事長を務めるNPO法人「スポーツ平和交流協会」の事務所を北朝鮮の平壌に開設するために渡航。スポーツ交流を通じて、「(日朝間の)扉を開け、壁を少しでも崩す役割をしたい」と。また、2020年の東京五輪開催に向けて、スポーツ外交を展開し、日朝関係の改善を目指したい考えでいるようだ。(・・)

* * * * * 

 また、猪木氏は、北朝鮮滞在中に、金正恩第1書記の叔父である張成沢国防副委員長や金永日朝鮮労働党国際部長などの要人とも会談を行なったのだが。
 ただ、拉致問題に関しては、「ちょっと出ましたけど、あんまり私がべらべらしゃべることではなくて、一つにはやっぱり安倍晋三首相が拉致問題、そして同時に日朝関係を自分の任期中に解決しますと明言されている」と控えめな発言に終始し、「本当に直接対話をできる環境づくりを」ということで、国会議員団の訪朝を提案し、受け入れてもらったと語るにとどまった。(発言部分は、産経新聞11月7日より)

<上の報道記事にもあったのだが。実は、猪木氏は、平沼氏から拉致議連の入会を要請されて断っているのよね。猪木氏としては、安倍陣営&超保守勢力に行動を制約されることなく、自分のルートで北朝鮮外交を行ない、拉致問題の解決にも貢献したいと考えたのだろう。(~_~;) 

『日本維新の会のアントニオ猪木参院議員が、同党の平沼赳夫国会議員団代表が会長を務める超党派の拉致救出議員連盟(拉致議連)への入会を断っていたことが、分かった。
 北朝鮮と独自のパイプを持つ猪木氏側は「個人の立場で拉致問題解決に尽力したい」と説明するが、議連や党内からは足並みの乱れを懸念する声も出ている。
 議連は7月の参院選で当選した新人に入会を呼び掛け、猪木氏にも平沼氏らが参加を促していた。だが、先週になって正式に断りの連絡があったという。(産経新聞10月22日)』>

* * * * *

 猪木氏が無許可で、海外に渡航したことに関しては、客観的に見れば、国会議員としては問題にある行為だと思うし。その聴取や処分は、維新の会や参議院などに委ねるとして。

 mewは、以前から、拉致問題の早期解決のためにも、また北朝鮮の暴発(核兵器開発やミサイル発射など)を防ぐためにも、日本は北朝鮮とは様々なチャンネル、ルートを持つべきだと主張しているし。
 その意味では、アントニオ猪木氏のような存在も、貴重だと考えている。(・・)
<関連記事『進次郎、市長選敗北に落胆も、安倍は喜ぶ?+A猪木が「原発やめよう」と主張+安藤美姫など

 確かにアチコチのルートで接触すると、外交の混乱を招きかねないし、政府の方針と相反する危険性が生じるという懸念もあるのだが。ただ、北朝鮮は一筋縄では行かない国ゆえ、政府の外交ルート1本で交渉しても、ラチが開かないところがあるように思うからだ。(**)

 実際、小泉元首相が、訪朝を実現したのも、拉致被害者5人とその家族の帰国を実現したのも、外務官僚の田中均氏が、謎の高官X氏と個人的に交渉を行なって、話を進めたものだったのである。<また、小泉元首相のバックには、飯島元秘書官をはじめ、北朝鮮と接触し得るルートを持っていた人が何人かいたという話もある。ちなみに飯島氏は、今は安倍官邸の内閣官房参与だけど。今年5月に訪朝してたし。モンゴルや中国で北朝鮮側の高官などと会っていたという報道もあったりして。^^;>

* * * * * 

 ただ、安倍氏らの超保守勢力は、複数のチャンネルを持つことには否定的な立場。
 彼らは、基本的に中朝韓を敵視&嫌悪しており、そのお陰もあって、拉致問題にも早くから熱心に取り組んでいるのだけど。<他の政党や議員が拉致問題を避けていた時に、被害者家族の相談に乗って、解決に取り組もうとしたことはmewも評価、感謝しているけど。>

 彼らは、北朝鮮が自ら拉致行為を認めて、謝罪&全員の返還をすべきだと考えており、それを促すために経済的な制裁や軍事的な圧力を強めるべきだと主張。多角的なルートによる交渉は、不要だと考えているのである。(~_~;)
  
 それこそ、安倍首相は、この7月にもfacebookで、小泉訪朝などの交渉に当たった田中均氏を名指しで批判し、民主党の細野豪志氏とのバトルを展開したほど。(~_~;)
<『安倍がfbで元外務官僚批判&その背景+安倍右傾化の外交への影響を懸念』『安倍vs.細野のfbバトルが激化~安倍はネトウヨか?&首相の言動のあり方』>

 平沼氏も含め、拉致議連を中心となっている超保守派の勢力は、安倍前政権が終わった後もずっと、自民党や民主党などの議員が北朝鮮側の人間と接触することを激しく批判し、阻止をしようとして来たわけで。それにもかかわらず、自分の党の議員が、許可を得ずに訪朝したとなれば、平沼氏が激怒していたとしても不思議はない。^^;

 しかし、もし平沼維新が超保守色を強め、安倍官邸に近づけば近づくほど、旧太陽族支配を好ましく思わない維新の議員は、離党&新党結成への思いが募るのではないかと察するし。
 この猪木氏訪朝への対応も、維新分裂の要因につながるのではないかと思ったりもしているmewなのだった。(@@)
                       THANKS 


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by mew-run7 | 2013-11-08 11:20 | (再び)安倍政権について | Trackback
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