安倍が日本の「革命」をもくろみ、安保戦略を作成+本田の夢&WC組み合わせ
2013年 12月 14日
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最初に、サッカーの話をちょっと長めに。
昨日の記事で、安倍首相のアブナイ「夢」について書いたのだが・・・。
「夢」と言えば、小学校時代からの大きな「夢」を、ビッグマウスと言われながらも「有限実行」で、見事にかなえた人がいる。サッカー日本代表の本田圭佑だ。(**)
本田は、来年からセリエAに入団することが決定。しかも、エースナンバーである背番号10をゲットしたのだ。(*^^)v祝
、本田は、小学校の卒業文集に「Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。そして、レギュラーになって10番で活躍します。一年間の給料は40億円はほしいです」と記していたとのこと。
名古屋グランパス所属時の07年に北京五輪予選で活躍し、オランダのVVVフェンローに。さらに10年には日本A代表で南アフリカWCで活躍&世界でも注目されて、ロシアの強豪CSKAに移籍。そして、その後CSKAでも日本代表でもエース的存在として実績を積み重ね、ついにセリエA入りの夢を実現させることに。(・・)
<ただし、推定年俸は7.7億円らしいので、年俸40億円達成ね!"^_^")
これから、チームやセリエA、現地での生活に慣れたり、ポジションを争ったりして行くに当たって多大なエネルギーを要して、大変な日々が待っているとは思うけど。でも、本田自身、今は最高にモチベが高まっていて、さらにエネルギッシュになって行くと思うし。どうかケガにだけは気をつけて、ACミランでの成功&WCでの活躍を祈っているです。ガンバ!(osaka-jy出身) o(^-^)o
<ACミランのユニフォームって、競馬のエイシン(→ACン?)の勝負服と似てるな~って、ず~っと思ってたmew。(・・)>
* * * * *
でもって、先週、来年のブラジルWCの組み合わせが決定したのだけど。<ついつい気になって、深夜のナマ中継を見ちゃったですよ。(^^ゞ>
C組にはいった日本(44位)は、シード国コロンビア(4位)、ギリシャ(15位)、コートジボワール(17位)と予選を戦うことになる。(**)
<( )内は10月時のFIFAランキング~初戦が6月14日(日本時間、15日)にレシフェでコートジボワール戦。19日(同20日)にナタルでギリシャ、24日(同25日)にクイアバでコロンビアと対戦。>
率直なところ、mew的には「悪くない組み合わせだな~」と思ったです。<欲を言ったらキリはないけど、単純な話、抽選を見ていて、チーム名をきいただけで「ダメだ~。勝ち目がなさそ~」と思うところは一つもなかったしね。"^_^">
また、ランキングで言えば、日本は、近時、国際戦での敗戦が続いたこともあって、今でこそ40位台なのだけど。今年1月には21位。で、今年だけで見ても、ギリシャが最低16位、コートジボワールが19位であったように、この2国とはめっちゃ差があるというわけではないし。
過去の対戦成績も、コロンビアと1分け1敗、ギリシャに1勝、コートジボワールには2勝1敗と苦手意識もないし。
しかも、WC実績でも、日本が02年、10年にベスト16入りしているのに対して、シード国コロンビアは4大会ぶりの出場で、過去ベスト16が最高。ギリシャとコートジボワールは、決勝進出の経験はないとのことで。データ的にも悪くない組み合わせだと思ったです。(・・)
もちろん実力が拮抗している分、下手すれば全敗する可能性もあるけど。うまく行けば、2勝1分けで1位になれる可能性もあるわけで。毎日、ワクワクしながら応援できそうな感じが。
<試合の場所も悪くないと思う。最初の2戦は、赤道に近い北部で暑めだけど。ブラジルは6月は冬だから、30度を大きく超える日は少ないらしい。>
というわけで、来年のWCに向けて、今からドキドキ・ワクワクのmewなのである。(^^♪
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でもって、ワクワクどころか、ゾゾ~ッとさせられることの多い安倍首相の「夢」の話の続きを・・・。_(。。)_
前記事『安倍のアブナイ「夢」&愛国心が国家戦略に&秘密法施行早まる?・・・』にも書いたように、安倍首相は、12月4日に7年越しの夢だったNSC(国家安全保障会議)創設を実現して、facebookの写真を見ても、すっかりご満悦のようなのだけど。^^;
mewが今週、ぞ~っとしたのは、安倍首相が、今、策定中の国家安保戦略に関して、我が国の安全保障のありようを決定する「歴史的な文書」になると言ったことだった。(゚Д゚)
<要は、ここで日本の「歴史が変わった」として後世に残るような戦略文書にしてやるってことよね。^^;>
安倍首相&仲間たちの夢は、つまるところ、今の日本にある種の「革命」を起こして、日本の戦後体制を破壊&変革し、戦前のような国家&社会の体制に戻してしまうことなのである。(-"-)
<それが「強い日本を取り戻す」「戦後レジームからの脱却」が意味することなのよね。^^;>
安倍首相らは、オモテ向きには、合法的&民主的な政策転換を行なうような形で、実際にはその政治的権力を利用して、日本の戦後、貫き通して来た平和主義の理念や、それに基づく原則や政策を全てブチ壊して、日本の戦後史を大きく変容させる「革命」を行なおうとしているのだ。(`´)
安倍首相が、11日に官邸で行なわれた「安全保障と防衛力に関する有識者懇談会」の席で、「歴史的な文書」という言葉を使ったのも、そのような思いからではないかと察する。(-_-;)
『総理大臣官邸で開かれた、安全保障と防衛力に関する有識者懇談会では、外交と防衛の基本方針として政府が初めて策定する「国家安全保障戦略」と、防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」の概要が示されました。
これについて安倍総理大臣は、「安倍内閣は、国民の生命と財産は断固として守り抜くという決意の下、安全保障政策の立て直しを図ってきた。『国家安全保障戦略』と新たな防衛計画の大綱は、今後の我が国の安全保障のありようを決定する歴史的な文書となると確信しており、完成度の高いものに仕上げていきたい」と述べました。(NHK13年12月11日)』
* * * * *
前記事で、安倍首相が今年1月に仲間を集めて、こんな誓いを行なったという話を書いたのだけど。
『安倍首相は政権に返り咲いた直後の今年1月、第1次安倍内閣のコアメンバーを集めて『すべては7月の参院選で多数を握ってからだ。あの時、やれなかったことをすべてやる』と宣言しています。第1次内閣の時、挫折したのは日本版NSC、秘密保護法、集団的自衛権、国防軍創設、改憲……です』
<ちなみに安倍前政権では、武器輸出原則、敵基地攻撃能力、核兵器保有、そして安保のための愛国心教育なども検討されていたのよね。^^;>
今回の国家安保戦略も、まさに安倍首相&仲間たちの目標を着実に実現するような内容になっているのだ。(-_-;)
『「国家安全保障戦略」の概要は、基本理念で国際協調主義に基づく積極的平和主義を掲げたうえで、透明性を欠いたなかで軍事力の近代化を進めるなど、中国の急速な台頭を安全保障上の課題と位置づけるとともに、武器の輸出を原則として禁じてきた、いわゆる「武器輸出三原則」の見直しを検討することなどが盛り込まれています。(同上)』
<この他に「愛国心の養成」を書き込んだのも特筆すべきこと。オスプレイの導入も含め、百億、千億単位の軍事力増強策も記している。
尚、今回は、公明党が慎重な「集団的自衛権の行使容認」などを明記することは見送ったが、来年には解釈改憲を行なうことを計画。「敵基地攻撃能力」は、表現を変えて、ミサイル防衛政策などの中に盛り込んでいるです。^^;>
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日本は、戦後70年近く、現憲法下の「平和主義」「国際協調主義」の理念に基づき、また自国が行なった戦争に対する反省を踏まえ、いかに他国と武力交戦しないようにするかを最重要の方針、目標として、国政を行なって来た。(・・)
そのために、自衛隊は作ったものの軍事力を抑制し、「専守防衛」に徹して、他国と共に戦争を行なう「集団的自衛権の行使」は認めず。「武器輸出(禁止)原則」を設けて武器の生産や輸出も制限して来たし。他国との対立も、対話で解決するように努め・・・。
自民党の議員も含め、多くの政治家や国民が一丸となって、日本が戦争に参加することがないように、他国の人たちの命を奪うことのないようにと、懸命に「平和主義」の精神を守り続けて来たのである。(**)
ところが、安倍首相&仲間たちは、その「平和主義」「国際協調主義」の理念自体を変容させ、妙な「積極的平和主義」なるまやかしっぽい(詐欺っぽい?)言葉を持ち出して、これまでの本来あるべき平和政策を転換してしまおうとしているのだ。(>_<)
* * * * *
そして、しつこく書くように、mewが安倍政権で最も警戒しているのは、安倍首相らが、これまで政府が認めて来なかった「集団的自衛権の行使」を内閣による解釈変更だけで、認めてしまおうとしていることなのだが。(`´)
今回の安保戦略には、連立政権を組む公明党が強く反対していることもあって、「集団的自衛権の行使容認は書き込まなかったのであるが。
安倍首相自身も、今国会の答弁で「集団的自衛権の行使」を検討すると明言していたし。戦争参加に備えて官邸に作ったNSCの初代事務局長に内定している谷内元外務次官(現内閣官房参与の安倍ブレーン)が、早速、NSCを礼賛すると共に、集団的自衛権の行使に意欲を示していたという。(-"-)
『谷内氏は、東京都内で開かれた外交・安全保障戦略をテーマにしたシンポジウムに出席し、「NSCのような外交・防衛の司令塔は戦前もなく、歴史上初めてで、極めて重要な意義がある」と述べました。
そして、谷内氏は集団的自衛権について、「行使できるような法的基盤を整備することは、日米共通の抑止力を高めていくことにつながり、日米同盟に大きな貢献をする。行使を可能にするような作業をこれからやっていく」と述べ、行使を容認する必要性を強調しました。(NHK13年12月12日)』
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でも、mewが一番コワイ&アブナイと思うことは、日本の国民の多くが、安倍首相&仲間たちがとろうとしている戦略やその背後にある思想、思惑に気づいていないこと。
そして、安倍首相らが、憲法改正を行なわず、国民の意思も問わずして、自分たちの考えだけでひそかに実質的な改憲を進めてしまおうとしていることだ。(-"-)
安倍首相らの最大の目標は「新憲法制定」(=憲法改正)によって、日本の戦後体制を完全に破壊することなのだけど。
ただ、現時点では、国民の多くは憲法改正(特に9条改正)には慎重な姿勢を示しているので、すぐに実現できそうにないし。それに改憲となれば、マスコミなどもうるさくなるので、国民の多くも問題に気づき、抵抗するおそれがある。^^;
そこで、改憲の活動はゆっくり進めるとして。折角、安定政権(政治権力)を掌握したのを利用して、内閣の中だけでor国会で「数の力」を用いてできるような安保軍事戦略を、どんどんと実行に移し、国民の意思を問わずして、憲法9条を実質的に改正して、戦後体制を変えてしまえばいいと考えているのだ。(-"-)
<この辺りは、また書きたいけど。安倍陣営は、TV局を監視、支配する対策に力を入れている。TV局さえ大きく扱わなければ、国民の多くは気づかないままコトを進めることができるしね。^^;>
でもって、まさに麻生副総理の「ナチス発言」が示唆していたように、国民が気づかないうちに、静かに実質的な改憲を行なうことで、戦後の日本で静かなる「革命」を起こし、大きく「歴史」を変えてしまうことを目指しているわけで。
何とか多くの国民にそのことを知ってもらって、安倍首相&仲間たちのアブナイ「革命」ごっこを一緒に阻止して欲しいと、強く願っているmewなのだった。(**)
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