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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

安倍の靖国参拝に、米が怒りの声明。中韓からの批判に止まらず国際問題に?

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安倍首相が、総理就任1周年に当たる昨日26日、靖国神社に参拝を決行した。(@@)

 安倍氏は、超保守仲間から「年内に参拝を」という要望(&プレッシャー)が強まっていた上、本人の靖国参拝への強い信念や思いもあり、米国や公明党、菅官房長官らの側近の反対を押し切って、26日に靖国参拝を行なうことに決めたという。

<首相は自民党重鎮に「靖国神社には参拝したいと言ってきたことは、国民との約束でもあり、決断をした」と述べたとのこと。安倍っちのいう「国民」というのは、超保守派の安倍支持者に限るんだろうけどね。^^;>
 
 案の定、この参拝には、中国や韓国から激しい批判や抗議が出ているのであるが。安倍陣営としては、それは想定内のことだったと思われる。^^;

 ところが、この参拝に対して、何と米大使館が「失望した」と批判する異例の公式声明を発表。
 さらにロシアやEUの報道官や、安倍首相らが関係を重視している台湾までもが、参拝を批判する談話や声明を発表したことから、はるかに想定を超えて、国際問題の様相を呈することに。Y詳細は後述)

 しかも、野党各党だけでなく、公明党の山口代表もカメラの前で批判。自民党内からも、参拝強行に疑問を呈する声が出ている上、メディアも大きく取り上げていることから、安倍首相は、就任1周年&年の瀬を迎えて、自らをやや窮地に陥れたような感じがある。(~_~;)

<ちなみに、安倍首相は、中韓や一部国民の批判に対応するために、(とりあえずのお手当てとして?)、自分の靖国参拝の意図を説明し、「中国、韓国の人々の気持ちを傷つけるつもりは全くない」「不戦の誓いをし、平和国家を目指す」と記した「恒久平和への誓い」なる総理談話を発表。それなりの原稿も用意して、報道陣の取材に応じると共に、ネット番組に出演して説明に努めたのだが。全く効を奏さなかったようだ。(^_^;)>

* * * * *

 安倍氏は、一部で「靖国派」と呼ばれることもある戦前志向&靖国信奉の強い超保守派の政治家。
 彼らにとって、天皇のために命を捧げた英霊だけをご神体として祀っている靖国神社は、ある意味で聖地とも言うべき特別な場所であって。安倍氏自身、春秋の例大祭には必ず参拝を行なっているし。また、日本の首相は当然にして、公式に靖国神社に参拝すべきだという考えを有している。(-"-)

 それゆえ、安倍氏は前政権の時にも参拝したいという思いが強かったのだが。参院選惨敗&早期辞任で実現できず。そのことを「痛恨の極み」だと繰り返し発言し、今政権こそは参拝を果たすことに強い意欲を示していた。
 ただ、中韓との関係が悪化していたことや、同盟国の米国や連立政権を組む公明党も参拝に反対。さらに側近の中にも自粛を求める声が強かったため、これまでなかなか実行に移せず。メディアの中には、「年内の参拝は見送りか」という記事も出るようになっていた。(@@)

『政権内でも、首相の靖国参拝への賛否は割れていた。自民党の萩生田光一総裁特別補佐、衛藤晟一首相補佐官らが首相に参拝を強く促していたのに対し、官邸中枢の菅氏や今井尚哉首相秘書官らが「政権運営に波風を立てる」として慎重論を唱えていた。
 関係者によると、首相は就任直後の昨年12月27日と、秋季例大祭の期間中の今年10月17日にそれぞれ参拝を計画したが、いずれも菅氏が説得し、首相は自粛した。菅氏は今回も、直前まで参拝を見送るよう求めたが、首相は参拝を実行した。(時事通信13年12月26日)』

* * * * *

 以前から書いていることだが。安倍氏&超保守仲間は、中国や韓国、北朝鮮の国や民族を敵視&嫌悪しているため、実のところ、中韓朝とは別に仲良くしなくてもいいと思っている部分がある。 安倍首相が、中韓との関係改善に熱心ではないのもそのためだ。(-"-)  

 安倍氏らは、先の戦争は侵略戦争ではなく、日本やアジアを白人から守るための自衛目的の正当な戦争だったと主張。また南京大虐殺や慰安婦の強制連行などを歴史的な事実としては認めていないため、中韓朝などは、彼らの歴史認識を強く批判しているのであるが。
 安倍氏らは、自らの国家観や歴史認識は正しいものだと信じ込んでいるため、彼らに譲歩してまで、外交関係を修復したいとは考えていないのである。^^;

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 ただ、安倍首相には、一つ想定外の困っていることがあった。それは、米国が中韓との関係改善や靖国参拝の自重を求め続けていることである。(-_-;)

 米国の政府や議会、メディアの中にも、安倍氏らを「極端な右翼」「ストロングな国粋主義」などと警戒する見方が広がっているのだけど。


 オバマ氏は、歴代の米大統領の中でも、最も平和&リベラル志向が強い人物のひとりで。近代の自由・民主主義、民族差別も含む人権尊重主義に反する、安倍氏らのような戦前志向の国家主義的な思想を好んでいないし。
 しかも、オバマ政権は、中国との経済関係を重視している上、北朝鮮対策のためには、日韓の同盟国+中国との4カ国の協力体制を築くが重要だと考えていることから、安倍氏が首相に就任して以来、早く中韓との関係改善をするように強く求めて来たのである。(・・)

 それにもかかわらず、4月に麻生副総理を含む安倍内閣の閣僚が、靖国参拝を行なったことから、米国政府は、異例なことに、外務省や自民党議員を通じて、懸念を表明したとのこと。
 その後も、安倍首相=バイデン副大統領との会談や、他の閣僚、官僚レベルの会合などにおいて、繰り返し中韓との関係改善や靖国参拝自粛を求めていたと言われている。^^;
<バイデン副大統領は12月初めにも、安倍首相+αと会談や電話をしているのだが。その際も、直接的にか間接的にか、参拝自粛を求めていた可能性がある。>

 今年10月にケリー国務長官と国防長官が来日した際には、わざわざ千鳥が淵の戦没者墓苑を訪れ、献花を行なったのであるが。それは、靖国神社が国の戦没者慰霊施設であることや、閣僚の靖国参拝を否定するメッセージだったと見られているほどだ。(^_^;)
  
* * * * *

 しかし、今回、安倍首相が靖国参拝に踏み切ったことで、米国はかなりの不快感を抱いた様子。(@@)

 何と参拝の3時間後には、米大使館が公式に「安倍首相の靖国神社参拝(12月26日)についての声明」を発表し、抗議の意を表明したのである。<追記・米政府は、米大使館声明を国務省の声明に格上げしたんだって。^^;>

『日本は大切な同盟国であり、友好国である。しかしながら、日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに、米国政府は失望している。

 米国は、日本と近隣諸国が過去からの微妙な問題に対応する建設的な方策を見いだし、関係を改善させ、地域の平和と安定という共通の目標を発展させるための協力を推進することを希望する。

 米国は、首相の過去への反省と日本の平和への決意を再確認する表現に注目する。(大使館HPの仮訳』

『Statement on Prime Minister Abe's December 26 Visit to Yasukuni Shrine
December 26, 2013

 Japan is a valued ally and friend. Nevertheless, the United States is disappointed that Japan's leadership has taken an action that will exacerbate tensions with Japan's neighbors.

 The United States hopes that both Japan and its neighbors will find constructive ways to deal with sensitive issues from the past, to improve their relations, and to promote cooperation in advancing our shared goals of regional peace and stability.

 We take note of the Prime Minister’s expression of remorse for the past and his reaffirmation of Japan's commitment to peace.』

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 mewは、この英文の中で、米国が「exacerbate tensions」「expression of remorse」という強い表現を使ったことにチョット驚いたところがあった。(・o・)

 exacerbate は、「〈苦痛・病気・恨みなどを〉悪化させる,激化させる、〈人を〉憤激させる」の意。
 仮訳では「緊張を悪化させるような行動」となっているのだけど。「恨みを激化させ、憤激させるような緊張を悪化させるような行動」をするなと言っているのである。

 また、仮訳は、remorse を「反省」としているのだが。これは「(過ちに対する)深い後悔, 悔恨, 良心の呵責、 自責の念」の意で、mewのイメージとしては、過ちを犯すなどすごく悪いことをした時、強く自らor他人をとがめるような感じの言葉であって。

 要は「おまえら、とんでもない侵略戦争をして、アジア諸国に多大な被害を与えたんだから、これ以上、中韓の恨みや怒りを激化させることはせず、過ちを認めて強く悔い改める姿勢を示せ」と言っているような感じなのである。(~_~;)

 まあ、もともと米国は、アジアの侵略を行なう日本を退治するために&米国に歯向かって来た日本と戦ってやっつけたというとらえ方をしているわけで。安倍氏らのように侵略性を否定し、村山談話や河野談話を否定すること自体、ナンセンスだと考えているのではないかと思うし。
 しかも、米国は様々な形で、安倍首相の戦前志向の国粋主義的な超保守思想への懸念を示したり、靖国参拝を自粛を要請したりして来たにもかかわらず、安倍首相が参拝を決行したことに「米国をナメやがって」と思ったかも知れず・・・。^^;
 
 mewは、「米国は、マジで今回の靖国参拝を怒っているんだな~」という印象を受けたのであった。(-"-)

* * * * *

 もともと安倍首相は、米国のオバマ大統領とは信頼関係が築けておらず。
 2月に訪米して首脳会談を行なったものの、ランチをはさんでの短時間の交流で終わっていたし。その後も、国際的な会合のたびに会談を申し入れるも拒否され続けているような状況なのだが。
<9月のロシアG20では、シリア攻撃の件で、米側が一度断った会談を急遽、申し入れて来たものの、オバマ氏とはまだ2回しか会談をしていない。>

 オバマ大統領が、来春、アジア歴訪の旅を行なう際に、日本を公式訪問することが決定。また、今週には、オバマ氏と約束した辺野古移設の推進も実現できるメドが立ったし。来年には、集団的自衛権の行使容認も行なう予定であることから、安倍内閣としては、ここから米国との同盟関係を強化して行こうと思っていた矢先であったのだが・・・。

 さすがに日本政府も、米国がこのように強い公式声明を出して来ることは予想外のことだったようで。
 岸田外務大臣が、こちらもリベラル派で知られるケネディ米大使に電話をし、参拝に関する説明(釈明?)を行なったものの、大使は「本国に伝える」と応じただけで、理解を得ることはできなかったという。(~_~;)

* * * * *

 またロシア外務省の報道官は、「国際社会と異なる偏った第2次世界大戦の評価を日本の社会に押しつける一部勢力の試みが強まっている」「日本の首相の今回の行為に遺憾の意を抱かざるを得ない」「日本の軍国主義と戦った近隣諸国との関係において、過去の歴史への正しい理解を持つことが重要な基礎になると確信している」との談話を発表したとのこと。

 EUの報道官も、「地域の緊張緩和にも日本の周辺国である中国と韓国との関係改善にも役立たない」「関係国は信頼の醸成と緊張緩和それに地域の長期的な安定が図れるよう周辺国との間で前向きで建設的な関係を構築するよう求める」とする声明を発表したという。(-"-)
           
       <以上、NHK26日より編集>

* * * * *

 いつも書くように、安倍首相らの最大の目標は、自分たちが敵視する中国(+韓国、北朝鮮)に勝って、アジアのTOP国になることであって。
 アタマの大部分では、中韓朝に対して「してやったり」と思えるような言動をすることしか考えてないので、首相の靖国参拝に対する他国の反応など、ほとんど配慮していなかったかも知れないのだけど・・・。

 安倍JAPANは、欧米の国々からも「アブナイ国だ」とみなされつつあるのだ。(-_-;)

<すみませんが、ちょっと仕事がはいったので、中途半端ながら、ここでこの記事は終了して、アップするです。続きは、早ければ午後に。時間がとれなければ、明日にアップします。m(__)m >

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by mew-run7 | 2013-12-27 10:16 | (再び)安倍政権について

by mew-run7