「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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憲法も国も壊す安倍の解釈「壊憲」の問題点+超保守は憲法より国益が大事

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 今日5月3日は、われらが日本国憲法の67回目のお誕生日だ。(*^^)v祝

 でも、このmewがめっちゃ愛している&誇りに思っている憲法を、しかも最も大事に思っている9条&平和主義の理念を壊してしまおうと画策しているトンデモないやつらがいる。
 そう。安倍首相&その(超)保守仲間たちだ。(`´)

* * * * *

 2日に『2年後の改憲目指す安倍&推進派。but国民の警戒感強まる&解釈改憲もアダに?』という記事を書いたのだが。
 安倍首相をはじめとする憲法改正(or自主憲法制定派)に熱心な人たちは、うまく行けば2年後の16年夏にも、最初の憲法改正の国民投票を行なうことを目指しているおいう。^^;

<それも、最初は公明党や多くの一般国民が賛成しそうな「環境権」や「緊急事態の規定」など新しい人権や規定などを加えるような改憲を行なって。とりあえず一度、改憲を実現を成功させて、国民の抵抗感が薄めてから、9条などの改正に本格的に着手すること作戦をとろうとしているらしい。^^;>

 ただ、mewは、安倍内閣が早ければ来月にも行なう予定の「集団的自衛権の行使容認」のための「解釈改憲」をどうしたら阻止できるのか、そのことでアタマがいっぱいなのが実情だ。(@@)
 mewに言わせれば、これは「改憲」ではなく、「壊憲」なのである。(-"-)

 というのも、もし憲法改正が、国民の意思&正当な手続きによって国の建物(=国民の建物)を改築する行為だとするなら、安倍首相らは行なおうとしている解釈改憲は、政府がヨコから勝手に鉄球クレーンを使って建物の一部を叩き壊しちゃうようなものだからだ。(ーー)

 そして、mewはひとりの国民として、私たちの憲法を、ひいては日本の国家を勝手に壊してしまうような暴挙は、絶対に許容してはならないと、ここに改めて強く訴えたい。(**)
 
 だって、憲法は安倍くんたちのものではなく、主権者たる私たち国民のものなのだから。(・・)

* * * * *

 昨日、新たに最高裁の長官に任命された寺田逸郎氏も、このように語っていたという。

『寺田逸郎最高裁長官は憲法記念日の3日に先立ち記者会見し、集団的自衛権の行使容認を巡る解釈改憲の論議が活発化している現状について、「国民的な議論に委ねられるべき課題と考えている」と述べた。
 寺田長官は「具体的な事件を離れて憲法のありようを述べるのは差し控えたい」とした上で「憲法によって負託された司法権の担い手として、社会の変化を視野に入れつつ、国民の権利の擁護と法秩序の維持という使命を果たすべく努めていく」とした。(毎日新聞14年5月2日)』

<NHK2日によれば「憲法は国の最高法規であり、国民的な議論に委ねるべき課題だと考えている」と述べたようだ。>

 そうだよね。だって、日本は民主主義の国なのだし。憲法は国の最高法規であると同時に、主権者たる国民が国家をコントロールするために存在するもの(=立憲主義)なのだから。
 それが主権者である国民に議論する機会も与えず、国民の意思を問うこともないまま、政府が勝手に閣議決定を行なうだけで憲法の解釈を変更することによって、9条の実質的な改憲を行なっていいはずがないのだ。(-"-) 
 
* * * * *
 
 ちなみに、今回、安倍首相が行なおうとしている解釈改憲には、大きく言えば3つの問題点がある。(・・)

1・集団的自衛権の行使を認めるには、国民の意思を問うて、憲法9条の改正を行なうべきだし。本人たちもそれがわかっているのに、9条改正するのには時間がかかるとして、政府の憲法解釈を変更することで、実質的な改憲を行なおうとしていること

2・現憲法の9条からは、集団的自衛権の行使を認める解釈をとり得る余地はないし。実際、自民党の歴代内閣は、何十年もの間、そのような政府解釈をとって来たのに、安倍陣営は憲法や司法の専門家が「あり得ない」と評するような異端な見解を主張して、政府の憲法解釈を変更しようとしていること。

3・安倍自民党は、12年末の衆院選公約で、集団的自衛権の行使の要件を定めた国家安全保障基本法を制定する(=国会での十分な議論を経て、行使容認する)と主張していたにもかかわらず、基本法を作るのも時間がかかるとして、それも先送りすることに。
 国会の議論をしないまま、解釈変更だけで集団的自衛権の行使を容認し、簡単にできる自衛隊法など既存の法律の一部を改正するだけで済ませようとしていること。

 つまり、「憲法改正も安保基本法も時間がかかる&面倒なので行なわず、国民の議論も、国会の議論もパスする」「不能なはずの解釈変更を、勝手な理論を用いて強引に変更する」わけで、二重にも三重にも、憲法やその趣旨、民主主義のルールに反する行為を重ねて、集団的自衛権の行使を可能にしようとしているのである。(-"-)

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 それこそ自民党の村上誠一郎は、安倍政権を「三権分立や立憲主義の基本を無視し、壊す危険性がある」「ファシズムの危機だ」とまで言って、その危険性を指摘しているほどだ。 (゚Д゚)

『自民党の村上誠一郎元行政改革担当相がこのほど発売された月刊誌「世界」(岩波書店)のインタビューで、憲法解釈を変更し集団的自衛権の行使容認を目指す安倍晋三首相の政治姿勢を厳しく批判した。ナチス政権が全権委任法によりワイマール憲法を形骸化させた歴史を引き合いに「同じ愚を繰り返す危険性がある」と指摘した。

 解釈変更した上で自衛隊法などを改正するとの安倍政権の方針に関し「下位の法律によって上位の憲法の解釈を変えるのは絶対にやってはいけない『禁じ手』だ」と非難し、違憲訴訟が続発すると警告した。

 同時に「政治家が守らなければいけない三権分立や立憲主義の基本を無視し、壊す危険性がある。もはやファシズムの危機だ」と非難した。平和外交によって戦争を防ぐ努力が必要とした上で「首相は集団的自衛権や『武器輸出三原則の撤廃』だとか(近隣諸国の神経を)逆なですることばかりに力を注いでいる」との見方も示した。(産経新聞14年4月9日)』

* * * * * 

 そもそも集団的自衛権の行使は、現憲法9条の条文からは、それを認める解釈をとる余地がないと言っていい。(**)
 
<集団的自衛権の行使を認めることは、9条の趣旨、理念、目的に反することゆえ、拡大解釈を含め、どのような解釈の仕方をしようと、根本的にダメ(違憲)なものは、OK(合憲)にはなりようがないのだ。(ーー)>

 だからこそ、自民党政権下の歴代内閣も、憲法学者のほぼ全ても、この何十年もの間、ずっと「集団的自衛権の行使は9条で禁止されている」という解釈をとって来たし。実際のところ、そのような解釈をとるしかなかったし。
 今後も、9条の規定が変わらない限りは、解釈変更によってそれを認めることは不可能なのである。(・・)

 それゆえに、もし安倍首相らが、どうしても集団的自衛権の行使をしたいのであれば、憲法9条を改正するしかないのだ。(@@)

* * * * *

 実際のところ、集団的自衛権の行使に賛成の人も反対の人も含めて、「憲法改正が筋だ」と主張する人は少なくない。(・・)
 
『村上誠一郎元行政改革担当相 憲法の解釈変更は憲政に汚点を残す。憲法改正で堂々と議論するのが筋だ。解釈変更に基づいて関連法案が提出されるなら反対せざるを得ない。解釈変更を閣議決定して法案を出すなど言語道断だ。(共同通信14年3月17日)』

『民主党の枝野・憲法総合調査会長は「内閣が、諸条件の変化などを考慮して憲法解釈を変更する余地のあることは否定しないが『集団的自衛権の行使は憲法9条に違反し、許されない』という長年定着した解釈を正面から否定し行使を容認することは許されない。行使できるようにしたいのであれば憲法を改正すべきだ」と述べました。

 公明党の北側・憲法調査会長は「『憲法9条のもとで集団的自衛権の行使は禁止される』という政府見解は長年国会で歴代政権が繰り返し答弁してきたもので、尊重しなければならない。この見解をとらないのであれば国民の理解を得て変更していくべきであり、筋としては憲法改正が適切だ」と述べました。(NHK14年4月24日)』

* * * * * 

 そして、実は、安倍首相&仲間たちや自民党の幹部も、そのことは承知しているのであるが。「時間がかかる」と言って、それを安易に抜け穴をくぐろうとしているのである。

『自民党の船田・憲法改正推進本部長は集団的自衛権の行使について「憲法9条の改正によって認めるのが望ましい姿であるが、相当な時間がかかる。わが国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増すなか、当面は憲法解釈の変更で対応せざるを得ず、その場合でも極めて限定的に行うことが適当だ」と述べました。
<船田氏は、3月19日の総務会でも、「本来は憲法改正が必要だが、改憲には相当な時間を要し、憲法解釈を変更せざるを得ない」と言ってたです。(共同3.19)>

『自民党は憲法改正などの方針を各地で説明する「憲法改正地方研修会」の初会合を12日、宇都宮市で開いた。講師の中谷元・元防衛庁長官は、安倍政権が目指す集団的自衛権の行使容認について「改憲が筋だが、それが実現するまでは今の憲法で容認できるものは容認すべきだ」と限定的な容認を認めるよう主張した。(毎日新聞2014年4月12日)』

 安倍首相のアニキ分である維新の平沼赳夫氏(国会代表)も、毎日新聞のインタビューの中で、こう言っている。<ちなみに2人は今も、超保守議連「創生日本」のTOP(安倍氏が会長、平沼氏が最高顧問)として、一緒に活動をしている。>、

『集団的自衛権を確立するには本当は憲法を改正すればいいのだが、時間がかかるので解釈論を選んだ。』(毎日新聞14年5月2日) 

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 現憲法9条の下では、集団的自衛権の行使は禁じられているわけで。彼らとて、憲法改正しないまま、その行使を認めれば、違憲だと判断されるorその可能性が大きいことは認識しているようだし。
 いくら「時間がかかるから」「急いでいるから」と言っても、それで国が憲法に反する行為を堂々とやっていいということにはならないのだが。(-"-)

 ところが、彼らはそれを問われると、今度は「憲法を守って、国が滅びてもいいのか」とトンデモない主張をし始めるのである。(>_<)

 昨年10月に、集団的自衛権の行使に関する討論会でも『船田氏が「ガチガチに立憲主義を守ることによって国が滅んでしまっては何もならない」と述べ、憲法解釈の変更による行使を認めるよう訴えた』という記事を見て、唖然としたことがあるのだが。(朝日新聞13年10月6日)

<他にも、「憲法を守って、国が滅びてもいいのか」「憲法やら立憲主義やらより日本の領土や国益を守ることを重視すべきだ」と主張したり、さらには「早く集団的自衛権の行使を認めないと、中国に尖閣諸島や南西部の離島、ひいては沖縄が占領される」「日本が中国の属国にされる」「北朝鮮からのミサイル攻撃を十分に防衛できない」などと煽る人たちがいるんだよね。^^;>

 もっと驚いたというか、ギョ~ッとさせられたのは、産経新聞が昨年11月に『国益より憲法-検証・内閣法制局』、『首相に逆らう法の番人「憲法守って国滅ぶ」』なんてタイトルの連載記事を掲載していたことだった。(コチラ)

 この連載記事は、内閣法制局が、集団的自衛権の行使の解釈変更を阻んで来たことを批判的に記したものなのだが。<内容的にはたいしたものではないのだけど。^^;>
 
『「あなたたちが守ろうとする国益って、一体何なんですか!」
 内閣法制局幹部と向かい合った首相補佐官の長島昭久は、こんな疑問をぶつけた。幹部は平然とこう言ってのけたという。
 「憲法ですよ」
 首相の意向も国際的な要請も一顧だにしない相手に、長島の脳裏には「憲法を守って国滅ぶ。長官の首を切るしかないのか」との思いがよぎった。(産経新聞13年11月26日)』

<実際のとこころ、安倍首相は、昨年夏、法制局長官を、自分と考えが合う小松一郎氏にスゲ替えちゃったんだよね。(>_<)>

* * * * *

 何か産経新聞や超保守派の目から見ると、もう「憲法を守る」こと自体が「悪」という感じさえしてしまうのだけど・・・。(~_~;)

 この背景には、いつも書くように、安倍氏らも含め超保守派は、現憲法の存在や効力を否定していることがあるし。「現憲法は間違っているので、守りたくない」「早く現憲法を壊してしまたい」という思いが強い人たちも少なからずいるからだろう。(-_-;)

 ただ、彼らがどう思おうと、首相を含め行政府というのは、憲法を遵守して国政に関する行為を行なう義務があるし。何よりまずは憲法に反しないことをすることが、主権者たる国民の権利の保護や利益にもつながるわけで。内閣法制局は、懸命に憲法を守ろうとして来たのである。

『元長官の阪田雅裕は「法治国家で政策が時々刻々と変わるのは当然だ。法律が時代遅れになることは山のようにある」と認める。しかし、同時にこうも訴える。
 「われわれは憲法にしがみつくウジ虫だといわれてきたが、好きでしがみついてきたわけではない。法的な手当てのために立法府がある。時代の変化で政府が適当に法解釈をしていいなら国会なんていらない。堂々と憲法を改正すべきだ」(同11月27日)』 <その通り!(・・)>  

 そもそも内閣の一番重要な役割は、誠実に憲法や法律を施行することであって。もし憲法や法律に問題がある場合には、国民の代表で構成される立法府が、国民の意思を反映しながら議論&判断した上で、憲法や法の改正をはかる役割を担っているのだから。

 安倍首相らのように、行政府が勝手に「これが国益だ」「憲法がおかしい」「憲法より国益の方が大事だ」とか判断して解釈改憲を行なうことは、憲法を破壊すると同時に、民主主義も三権分立も立憲主義も、日本の国や統治を成り立たせている全ての原理を壊してしまうことに・・・ひいては、国益云々どころか、日本という国自体を破壊することにもつながりかねない、まさに日本がアブナイ行為なのである。(~_~;)

* * * * *

 ただ、mewは、今回の安倍首相が行なおうとしている解釈改憲に関して考える時に、そんな小難しい憲法論やら政治論やらは必要ないようにも思うのだ。(++)

 mew周辺には、「集団的自衛権の行使」や「解釈改憲」の問題が、憲法9条に関わる重大な問題であるらしいことは何となくわかるものの「実際にそれらがどういうことを意味するのか、それがなされた場合、何がどうなるのかよくわからない」という人が少なからずいるのだけど。
<mewだって難しいこと、細かいことは把握できていない部分もあるし。^^;>

 でも、そういう人たちには、「そんな憲法9条&日本の平和維持に関わるような重大なことを、あなたが何をやろうとしているのかもよくわからないうちに、安倍首相が、好き勝手に決めてしまっても構わないの?」とききたいし。

 で、少しでも「いや、それはイヤorコワイかも」「やっぱ、アブナそ~」と思う人を増やして、施肥一緒に「チョット、待った~」(懐かしのネルトン風に?)と声を上げて欲しいと。
 そして、安倍陣営のルール違反の暴挙によって、みんなにとって大事な憲法や、平和で安全な生活、さらには国や国民の利益が壊されないように、何とか力を合わせて守って行けないものかと、心から願っているmewなのだった。(@@)
                    THANKS

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by mew-run7 | 2014-05-03 12:07 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)
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Tracked from 国民の生活が第一は人づく.. at 2014-05-03 14:24
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