「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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安倍が「国民は集団的自衛権に反対」と語る+自民タカ派、講師を大批判+百田の失言


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

 昨日、WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)に安倍首相のインタビュー記事が掲載されていたのだが。
 安倍首相は、その中で集団的自衛権の行使に関して「国民には理解しにくい課題であり、反対が強い」と語っていたという。
 何と安倍首相は、「国民は、集団的自衛権の行使に反対している」とわかっているようなのである。(@@)

 WSJのインタビューは非公開なので、ここにはアップできないのだが。WSJの他の記事から、首相の発言部分をいくつか挙げると・・・。

『首相はインタビューで、「国民には理解しにくい課題であり、強い反対があることは認めざるを得ない」と述べた。』

 また『安倍首相は、15日の会見で、2つの事例をパネルを用いて、集団的自衛権の行使の必要性を説いたこと関して『「われわれはこういうこともできないのだということを説明した」と答えた』とのこと。

 そして、公明党との議論に関しては、『「(日米という)同盟国の力を合わせてそれが(アジア各地の脅威に対する)抑止力になっている。その考え方のもとに日本近海で発生するさまざまな出来事にどう対応していくか、という観点からも議論を進めていくことになると思う」と語った』という。

* * * * *

 ちなみに、WSJは安倍首相の考え方について、こんな風に説明していた。<日本の新聞より、よっぽど率直でわかりやすい説明だと思いません?(・・)>
 
『安倍晋三首相は、警戒心を抱く国民に対し、同盟国の防衛で自衛隊がより積極的な役割を果たす必要性を納得させるという困難な課題に直面している。(中略)

 首相は常々、集団的自衛権の行使は米国との効果的同盟の維持に不可欠だと説明してきたが、自らの目標の達成には慎重に事を進める必要がある。
 首相のタカ派支持基盤と米国は、日本を軍事アレルギーから解き放ち「普通の国」にするという自らの長年の目標を支持している。米国が世界の警察としての役割を後退させるなか、彼らは日本が防衛能力を強化することを期待している。
 その一方で、平和主義的な連立パートナーや警戒感の強い国民とも向き合わねばならない。

「国民には理解しにくい課題であり、反対が強い」。首相はこう述べた。(WSJ14年5月27日)』

<たぶん安倍首相&仲間たちは、日本の軍事力を強化して、中国などに勝つためには、集団的自衛権の行使が必要なのに。自分たちは、お国を守り、繁栄させるために「正しい」道を行こうとしているのに、9条教に洗脳(or安倍氏いわくマインドコントロール)されたXXな日本国民はそれがわからないのだと考えていて。で、こういう言い方をしちゃうのではないかと思うです。(~_~;)>
 
* * * * *

またWSJは、新聞社によって集団的自衛権の行使の賛否の数字が異なる理由について、このように分析している。

『また、この記事は、新聞社によって「集団的自衛権の行使に対する賛否」の世論調査の数字が異なることについて、こんな説明をしていた。

『この微妙な話題に関する日本の主要日刊紙の世論調査結果にはばらつきがある。
 日経と毎日はいずれも、現行の憲法解釈では集団的自衛権の行使が禁じられていることを説明した後に賛成か反対かを尋ねた。

 一方、保守系の産経新聞が先週公表した調査結果では、約70%が集団的自衛権の行使を支持すると回答した。産経は日本が集団的自衛権を有していることを説明した後に複数の選択肢を提示。その結果、集団的自衛権を「全面的に使えるようにすべきだ」が10.5%、「必要最小限度で使えるようにすべきだ」が59.4%、「使えるようにすべきではない」が28.1%となった。
 やはり保守系の読売新聞が12日に公表した調査も複数の選択肢が提示されたが、同じような結果になった。

 首相会見の前週に行われたNHKの調査では、集団的自衛権の行使の支持が30%、反対が27%で、37%が「どちらともいえない」と答えた。(同上)』

* * * * *

 実際のところ、大手メディアの世論調査では、質問&その前提となる説明の仕方に工夫を凝らして、回答を誘導する試みがなされていると言われている。

 集団的自衛権の行使に関して言えば、「現行の政府解釈では禁じられている」という説明を受けた後に、賛否を問われると、「反対」の方が多くなるし。
 日本は「本来は、集団的自衛権を有しているけど、使えないとされている」という点を強調した後に問えば、「必要最小限ぐらいなら使ってもいいかな」という人が増えるということだ。^^;

 そして、保守系のメディアは、集団的自衛権の行使(限定容認論)の人が多いことを示して、公明党や一般国民の支持を受けたい&安倍官邸の後押しをしたいと考え、何とか「賛成」の数字を上げるべく工夫を試みているのである。(・・)

<逆に日経と毎日は、現行解釈では禁止されているということを、より多くの人に知って欲しいという思惑もあったりしたかも。^^;>

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 昨日27日の午前中には、集団的自衛権の行使+αに関する2回めの自公与党協議が行なわれたのだけど。
 この協議に関しては、もう少し報道記事を読む時間が欲しいので、別立てで書くことにして・・・。<なかなか興味深い議論、駆け引きがなされたみたいなのよね。(~_~;)>

 昨日の午後には、自民党内で集団的自衛権の行使容認などに関して協議するために設置された「安全保障法制整備推進本部」(本部長・石破茂幹事長)の第7回会合が開かれた。(・・)

 実は、mewは、今回の安保推進本部の会合を楽しみにしていたのだ。というのも、この日は、小泉内閣の官房副長官補を務めていた元防衛官僚の柳沢協二氏が講師として招かれることになっていたからだ。(++)
<内閣官房のスタッフとして、小泉首相が陸自のイラク派遣を行なった際に、憲法解釈に基づき、自衛隊の活動範囲の制限内容を決める作業に携わっていたとのこと。。>

 柳沢氏は集団的自衛権の解釈改憲に反対の立場で。この何ヶ月か、アチコチで反対派を代表して、その問題を訴えている人。(NHKの特殊番組も反対派として出演していた。)

 この会合は、党内の意見を(賛成の方に)集約するために作られたものなので、高村副総裁、石破幹事長を皮切りに、集団的自衛権の行使や解釈改憲に積極的な立場の人が行使を務めていたのだけど。野田聖子総務会長が、色々な立場の人の考えもきくべきだと提案したことから、7回めの会合にして初めて、解釈改憲に反対の立場の人が講師として招聘されることになったのである。(@@)

* * * * *

『自民党は27日、集団的自衛権の行使容認などを協議する「安全保障法制整備推進本部」(本部長・石破茂幹事長)の第7回会合を開き、安倍政権の解釈改憲方針に慎重論を唱えている柳沢協二・元官房副長官補を講師に招いた。初めての慎重派の講師に、出席議員からはかえって「行使容認を急ぐべきだ」との声が続出。集中砲火を浴びせる異例の展開となった。

 「従来の政府解釈と整合性が取れるのか。母親が子どもに『必要最小限』の小遣いを出す場合、バイクかゲームか学用品か、使う目的によって全く違う」
 柳沢氏は約30分の講演で、自民党内で意見集約が進んでいる集団的自衛権の「限定容認論」について持論を展開。子どもの小遣いに例え、認める範囲がどんどん広がりかねないと懸念を示した。
 また、集団的自衛権の行使容認に踏み切った場合、「かえって戦争当事国になり、相手が日本を攻撃するインセンティブ(誘因)も生まれる」と主張。現行の個別的自衛権で対応できると説明した。

 自民党が3月末に始めた同本部の会合に、講師として招いてきたのは森本敏前防衛相や古庄幸一・元海上幕僚長ら行使容認派ばかりだった。今回、防衛省出身で慎重派の柳沢氏を選んだのは「丁寧な議論」を印象づけたい思惑があったからだ。
 ところが、質疑応答に入ると、出席議員は、小泉政権で自衛隊のイラク派遣などに携わった、かつての「身内」に相次いで反論。「個別的自衛権で日本が守れると考えるのはバラ色の空想だ」「日本が現体制を維持すればいいとしか聞こえない」と批判を浴びせた。

 石破氏が見かねて「我々が招いたお客さまだ」と出席議員をたしなめたほどだが、限定容認論をリードする高村正彦副総裁も「小遣いをもらう目的を『国の平和と安全を維持するため』と明確にし、(少額の)学用品を買うと言っている。決めつけは残念だ」と反論した。

 約30分の「質疑応答」は平行線のまま終わり、柳沢氏は会合後、記者団に「幅広い視点で、もっと丁寧に議論してほしいと申しあげたつもりだ」と淡々と語った。柳沢氏の招請を提案した野田聖子総務会長は27日の記者会見で「これまではお勉強の場で議論になっていなかった。議員同士も賛否を協議すべきだ」と述べたが、同党は会合に改めて行使容認派を呼ぶことを検討している。今回の議論が同党の意見集約の方向性に影響することはない見通しだ。(毎日新聞14年5月27日)』

* * * * *

『柳沢氏は自衛隊のイラク派遣などに携わった経験を振り返り、「必要性が出てくれば今の憲法解釈でやるつもりで一貫していた。個別的自衛権でやれるようにするのが私の仕事だった」と回顧。
 政府が27日、集団的自衛権が必要だとして示した事例についても「必ずしもそう(必要)ではない」と述べ、個別的自衛権などで対応できると強調した。

 これに対し、高村正彦副総裁が「素直に読めば集団的自衛権になるものでも、無理に悪知恵を出して個別的自衛権と言うのか」と批判。「国際的に姑息(こそく)だといわれ、かえって危険だ。定義を変えて何でもやるのは解釈改憲以上に姑息だ」と反論した。

 このほか、柳沢氏に対し「政府方針を批判するなら、政府の肩書を使うべきではない。最低限のモラルだ」(寺田稔衆院議員)といった批判も出た。石破茂幹事長が「お客さまだから敬意を持って接しないといけない」と取りなす一幕もあった。(産経新聞14年5月27日)』

『防衛官僚として長く自民党政権の安全保障政策の実務を担い、自衛隊のイラク派遣にも携わった柳沢協二・元内閣官房副長官補が27日、自民党本部での会合で、高村正彦副総裁や石破茂幹事長と集団的自衛権の行使容認をめぐって激論を繰り広げた。

 柳沢氏は、安倍晋三首相が唱え、必要最小限度の行使を認めるとする「限定容認論」について「子どもが『必要最小限のお小遣いがほしい』と言っても、学習用具を買うのか、ゲームを買うのかわからない」と批判。「限定容認論」では、歯止めにならないと訴えた。
 これに対し、高村氏は「子どもが『学習用具のための必要最小限のお小遣いがほしい』と言っているのに、『ゲームを買うかもしれない』と決めつけるのは失礼だ」と反論した。

 また、憲法の解釈を変えて行使を認めることに反対の立場の柳沢氏に、石破氏が「なぜ憲法の改正が必要なのか」と指摘した。柳沢氏は「自衛隊員が国民から支持されていることが必要だ。イラクに自衛隊を派遣したとき、石破大臣(防衛庁長官)も心配していた。しっかりとした手続きとして憲法改正をしてほしい」と応じた。(朝日新聞14年5月27日)』
 
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 これらの報道記事を見て、mewは、自民党の議員、特に(超)保守タカ派議員は、「やっぱ、ダメダメになっちゃったな~」と改めて思ってしまったところがあった。(~_~;)

 mewは、いつも書くように、世の中、色々な意見があった方がいいと思っている。<むしろ、皆が同じ考えの方がアブナイ&コワイ。>
 そもそも政治には、絶対的に正しいということは(ほとんど)ないと考えているし。また自分とは考えが違う人の意見にも、とりあえず耳を傾けるべきだと。政治家なら尚更、そうすべきだと思っている。(・・)

 特に民主主義の国の政治家は、仮に自分の方が正しいと思っても、違う立場の人の考えを最初から排除することなく、とりあえず相手の考えを知ろうとすることは重要ではないかと。そして、できるなら、相手の意見に謙虚に耳を傾け、修正or譲歩すべき点があればそうすることが望ましいのではないかと思うのである。^^;

* * * * *

 自民党の議員も、選挙協力をしてくれる公明党の意見は、完全に無視することはできないようなのだけど。<私利私欲ゆえにね。>

 ところが、彼らは柳沢氏を講師として招聘しているにもかかわらず、石破幹事長が「お客さまだから敬意を持って接しないといけない」と取りなさざるを得ないような批判の嵐を浴びせていたとのこと。^^;
<しかも、「政府方針を批判するなら、政府の肩書を使うべきではない」とか、わけのわからないこと言ってたりするし~。それじゃあ、あなたたちが敵視しているどこかの国と変わらないでしょ~。(@@)> 

 おまけに高村副総裁まで、「子どもが『学習用具のための必要最小限のお小遣いがほしい』と言っているのに、『ゲームを買うかもしれない』と決めつけるのは失礼だ」と、子供じみた反論を行なっていたようで。「何だかな~」と呆れてしまうところもあった。_(。。)_

 日本は議院内閣制を採用しているので、政権与党には首相やその内閣をサポートすると同時に、チェックやコントロールをする役割も求められるのだけど。<そうすることで、首相&内閣の暴走を阻止したり、より多様な国民の意思を国政に反映したりできるんだよね。>
 こんな調子じゃ、今の自民党には、とてもその政権与党としての役割が果たせそうにないな~と。改めて今の自民党政権のアブナさを実感してしまったmewなのである。(-"-)
 
<これじゃあ、党内でもなかなか反対意見を言えないかも。だから、やむを得ず、古賀誠氏や野中広務氏らのOBが、代わりに声を上げているのかしらん?^^;>

~ * ~ * ~ * ~ * ~* ~

 きく耳持たずと言えば・・・。安倍首相がNHK経営委員に任命した百田尚樹氏(作家)も、相変わらず言いたい放題の様子。(~_~;)

 NHKの浜田経営委員長は、百田氏ら委員が問題発言を繰り返していることを懸念し、節度を持った発言をと注意していたのだけど。
 先週24日には、自民党の岐阜県連の定期大会に参加して、今度は他国を侮辱するようなトンデモ発言を行なったという。(-"-)

『NHK経営委員を務める作家の百田尚樹氏は24日午後、岐阜市内で開かれた自民党岐阜県連の定期大会で講演し、自らを憲法改正派と紹介した上で、「軍隊は家に例えると、防犯用の鍵であり、(軍隊を持つことは)しっかり鍵を付けようということ」と語った。さらに軍隊を持たない南太平洋の島しょ国バヌアツ、ナウルの国名を挙げ、「家に例えると、くそ貧乏長屋で、泥棒も入らない」などと両国をやゆする発言をした。

 百田氏は2月の東京都知事選の応援演説で、対立候補を「人間のくず」と非難したことなどが問題視され、NHK経営委員会(委員長・浜田健一郎ANA総合研究所会長)が「委員一人一人が、公共放送の使命と社会的責任を深く自覚し、一定の節度をもって行動する」との見解をまとめた経緯がある。外国をやゆする今回の発言は波紋を呼びそうだ。

 百田氏は講演で歴史教育にも言及し、「日本の歴史の中で最も大事な事件は大東亜戦争。しっかり勉強しないと、今現在の国際社会は語れない」と強調。その上で「歴史教育を取り戻すため、自民党のみなさん、頑張ってください」と語った。NHKは放送法で不偏不党を求められており、作家の立場での講演とはいえ、特定の政党に肩入れするような発言は問題視される可能性がある。(時事通信14年5月24日)』<実は、この講演では、中国の批判などもしまくっていたらしい。>

* * * * *

 この発言を受けて、浜田委員長は苦言を呈したようなのだけど。百田氏は仕事のため、会合を欠席していたとのこと。^^;

NHK経営委員会の浜田健一郎委員長(ANA総合研究所会長)は27日の会合後、記者団に対し、百田尚樹経営委員が先週末の講演で、南太平洋の島しょ国をやゆする発言をしたことについて、「本人は経営委員としての発言ではないと前置きしているのでコメントは差し控えたいが、もう少し慎重な発言だった方が良かった」との苦言を呈した。
 浜田委員長はこの問題で、次回の委員会で話を聞くとした。百田委員は仕事の都合でこの日の会合を欠席した。
 百田発言をめぐっては、上村達男委員長職務代行者(早大教授)も同日、「直ちに(放送法に照らし)違法と言えるわけではない」としながらも、他国を「くそ貧乏長屋」に例えたことは「いささか品格を欠く」と批判的な見解を示した。(時事通信14年5月27日)』

 NHKの籾井会長のケースもそうだけど。いくら表現の自由があるとしても「NHK経営委員としてではなく、個人として」と前置きすれば、何でも言っていいというような風潮を作るのは、公共放送であるNHKとしていかがなものかと思うし。
 そういう曖昧な対応が、こういう人たちを図に乗らせるのだと苦言を呈したいmewなのだった。(@@)
                        THANKS

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by mew-run7 | 2014-05-28 06:56 | (再び)安倍政権について | Trackback(2)
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