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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

NHK、百田がキャスターの発言に委員会でクレーム+小保方への過激取材+α


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

 これは『安倍官邸がNHKを恫喝?&ミヤネ屋で集自権の話題をカット~メディア統制への懸念』『「NHKは官邸の出先機関」と籾井~官邸支配&安倍カラー化が進むNHKのアブナさ』に関連する話なのだが・・・。
 NHKの経営委員である百田尚樹氏が、経営委員会の席で、ニュース番組のキャスターが行なった特定の発言を問題にしたとして、物議をかもしている。(@@)

<17日、百田氏のツイッターに『 百田さん。昨日のニュース9で大越キャスターが 「在日1世は強制連行されてきた」 と断言。もう我慢の限界です。こんな男降板させてください』というツイートが寄せられ、百田氏が『そんな事実に反することを、ニュースで言ったとなれば、大きな問題ですね』と返信。
 この情報をもとに、(その後、発言内容を調べて?)経営委員会で、質問したのではないかと察する。(~_~;)>

『NHKの経営委員で作家の百田尚樹氏が、22日にあった経営委員会で、ニュース番組「ニュースウオッチ9」の大越健介キャスターが「在日コリアン1世は強制連行で苦労した」という趣旨の発言をしたことについて、異議を唱えていたことが関係者への取材で分かった。放送法は委員の個別番組への干渉を禁じていて、同法に抵触する恐れがある。

 百田氏が問題視したのは17日放送の番組。在日コリアン3世の結婚観の変化についてのリポートが放送された際、終了間際に大越キャスターが「在日コリアン1世の方たちというのは、1910年の韓国併合後に強制的に連れてこられたり、職を求めて移り住んできた人たちで、大変な苦労を重ねて生活の基盤を築いてきたという経緯があります」と発言した。

 百田氏は経営委に同席した放送担当の理事ら執行部に対し、「在日韓国・朝鮮人を日本が強制連行したと言っていいのか。間違いではないか」「日韓併合後に強制連行は無かった。NHKとして検証したのか」などと問いただしたという。執行部側は「強制連行もあれば、自分の意思で来日した人もいるという趣旨で発言したものだと思う」などと説明した。

 ただ、放送法は第3条で「放送番組は(中略)何人からも干渉され、又(また)は規律されることがない」と定めた上で、第32条で経営委員の権限について「委員は、個別の放送番組の編集について、第3条の規定に抵触する行為をしてはならない」と定めている。(朝日新聞14年7月25日)』

『委員会の出席者によると百田氏は、後日公表される議事録には記載しないよう求めた上で「韓国併合後に強制連行はなかった」などと発言した。放送法は経営委員に対し、個別の番組への干渉を禁じているため、上村達男委員長代行は放送法の条文を読み上げた上で「発言は単なる感想ですよね」と確認したという。(毎日新聞14年7月25日)』

<「議事録には記載しないよう求めた」ってことは、経営委員会でこのような感想を述べるのは、マズイかも、あとで問題になるかもって認識していたってことね。(~_~;)>

* * * * *

 百田氏は25日、朝日新聞の電話取材に対して、「放送が終わった番組について感想を述べただけ。放送前の番組に干渉したわけではなく、放送法に抵触しないのは明白だ」「「戦時の徴用を強制連行と呼ぶとは、事実関係を調べた上での発言なのかと理事たちに質問した。今後の対応も求めていない」と説明。(朝日7,26)

 また自身のツイッターで、朝日新聞の記事をリンクして、以下のように反論

『悪意にあふれた記事!番組に関して質問したことを「番組への干渉」と書くとは!放送を終えた番組に対して、経営委員が質問や感想を言うことは放送法にはいささかも抵触しない。』

『朝日の記事の中に、「委員長代行が、『個別の番組への意見や注文なら問題になる。番組の感想ということでいいか』と伝えたところ、百田氏も発言をやめたという」という文章があるが、これは嘘!委員長代行は「放送法には抵触しない」と言ったし、私は発言をやめていない。後藤記者、嘘を書くなよ!!』

『私が委員会でどんな質問をしたのか、理事とどんなやりとりをしたのかは、「公表しない」という前提(約束)でのことなので、ここで明らかにすることはできないが、私が放送法にはまったく抵触していないことは明白であるとだけは言っておく。』
 
 その後も、朝日新聞が自分に対して「執拗に、私の発言の一部を切り取り、あるいは捏造し、ネガティブキャンペーンを続けている」「あまりにも朝日新聞の悪意ある攻撃がひどいので」と「サンゴKY事件」を紹介。「これが朝日新聞の典型的なやり口。従軍慰安婦も南京大虐殺も同じ手口」「朝日新聞が日本人を辱める目的で行なったもの。世界と未来に向けて、「日本人がいかに恥ずべき行為をしたか」を知らしめるためにやった。自虐思想が徹底している」などと同紙の批判を続けた。

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 百田氏は、直木賞作家(元放送作家)。安倍首相らと同じ超保守思想&歴史認識の持ち主で、安倍氏とも対談や会食をするなど関わりがある。<安倍氏との対談本も出版。>
 12年には安倍氏の首相復活を応援。その縁もあってか、百田氏を13年11月に安倍内閣にNHK経営委員に任命された。

 委員就任後も、都知事選で田母神俊雄氏の応援演説を行なったり、自民党の地方支部で講演したりするなど、特定の政治家や政党を支持する姿勢を見せているほか、東京裁判の正当性や南京大虐殺を否定する発言などを行なっていることから、公正中立な立場であるべきNHKの経営委員としての資質を問題視されている。(~_~;)

 本人は、これらの言動は経営委員としてではなく、あくまでも個人的なものなので問題がないと主張し続けているのだが。
 先月には、NHKの浜田経営委員長が、百田氏の発言に苦言を呈したばかりだった。

『NHKの浜田健一郎経営委員長は24日、経営委員で作家の百田尚樹氏が今月、静岡市での講演会で「日教組は日本のがん」「南京大虐殺はなく、従軍慰安婦はうそ」と発言したと報じられたことに対し、信条に基づく言動は制限されないとしながらも、「経営委員ゆえに注目を浴びるという事実を認識しなければいけない」と話した。委員会後、報道陣に問われ、こう苦言を呈した。百田氏はこの日、所用を理由に委員会を欠席した。
 百田氏は5月にも、岐阜市での自民党の会合でバヌアツ、ナウルの国名を挙げ、「家に例えると、くそ貧乏長屋で、泥棒も入らない」などと発言したと伝えられている。百田氏が2月の東京都知事選の応援演説で、対立候補を「人間のくず」と非難したことに対し、経営委員会は「委員が公共放送の使命と社会的責任を深く自覚し、一定の節度をもって行動する」という見解をまとめたが、その後も百田氏は問題視される発言を繰り返している。(朝日新聞14年6月24日)』

* * *  *

 このブログではしつこく書いていることなので、今回はざっとにとどめたいのだけど・・・。
http://mewrun7.exblog.jp/5053787
 安倍氏らの超保守勢力(政財界、識者、メディアなど含む)は、かねてよりNHKにはサヨク的な報道や番組が多いと批判を続けており、安倍氏自身、01年にNHKの慰安婦に関する番組に問題があるとして、放映前にNHKのスタッフを呼び出してクレームをつけ、編集を変えさせたことがあるほど。^^;(『NHK番組改変判決で、安倍の関与を認定』)

 ただ、実際のところ、政治家が直接、NHKの番組に介入するのはマズイので、同じ思想の持ち主をNHKの要職につけて、彼らを通じて同局をコントロールすることを画策。
 そこで、安倍首相らは前政権時から、財界の超保守仲間らと連携して、NHKの会長や経営委員などの人事に関与して、NHKへの影響力を強めて行くことに。
 そして今政権では、自分たちに思想の近い百田尚樹氏や長谷川三千子氏などを経営委員に、籾井勝人氏を会長に任命するなどして、かなり露骨な形でNHKへの支配体制を固めつつあるのだ。(~_~;)

 今年1月に会長に就任した籾井勝人氏は、就任会見で慰安婦問題に関して安倍氏らと同様の認識を披露した上、堂々と「政府が右と言ってるのをわれわれが左とは言えない」と発言。
 近時では、官邸と頻繁に連絡をとっていることを自認して、「NHKは官邸の出先機関」だとまで言っているという記事も出るなど、完全に官邸のアンダーコントロールにある様子。^^;
<籾井会長は4月に、自分の言うことをききそうな人を各部門理事に起用したので、NHK内に安倍カラーがどんどん侵食?>

 今月にはいって、「クローズアップ現代」が菅官房長官を招いて集団的自衛権に関する特集を組んだ時に、安倍官邸がキャスターの質問の仕方に問題があったとクレームをつけた&籾井会長が謝罪した(?)という記事が出たばかりなのだが。
 百田氏の経営委員会での「感想」or「質問」を含め、今後、様々な形で、さらにNHKの番組作りやキャスターの発言などに対する影響力をさらに強めて行くつもりでいるのだ。(-_-;)

<百田氏らは、事前介入したわけではなく、事後の感想に過ぎないと主張しているけど。番組の放映後でも、経営委員からクレームがついたことがわかれば、スタッフやキャスターが萎縮して、今後、問題視されたテーマの扱いや発言内容を自粛してしまう可能性が大きいからね。(>_<)
 百田氏は、それこそTV作りに関わっていた人であるだけに、そんなことがわからないはずはあるまい。^^;>

* * * * *

 ちなみに、NHKは今週、籾井会長に関して「まだらボケ」などと報じた週刊誌を提訴したと発表したのだけど・・・。

『NHKは22日、週刊新潮4月24日号で、籾井勝人会長(71)の初出勤ごろの様子などを取りあげた記事が、名誉毀損(きそん)にあたるとして、NHKおよびNHK会長を原告とし、新潮社に対し、損害賠償の支払いと謝罪広告の掲載を求める訴訟を、東京地方裁判所に提起したとホームページで発表した。
 NHKはこれまで文書による謝罪と訂正を求めてきたが、誠意ある対応がなかったとした。同誌は籾井会長について「記憶力に難がある」など健康状態に問題があるとするNHK関係者の話を報じていた。(産経新聞14年7月22日)』

<放送センター21階にある役員フロアで会長室の場所が分からず迷子になったとか、部下の顔や名前が覚えられない、遅刻や欠席が多いなどと書いてあったらしい。^^;>

 NHKは、今月、『安倍官邸がNHKを〈土下座〉させた一部始終~菅官房長官側が激怒』という記事を出したFRIDAYは、提訴しないのだろうか?(@@)

<是非、提訴して欲しいな。そうしたら、訴訟の場で、事実が明らかになるでしょ?(・・)>
 
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 NHKに関しては、今週、こんなニュースも出ていた。
 
 NHKの取材スタッフが、あのSTAP細胞の小保方晴子氏を、まるでパパラッチのように執拗に追い回して、負傷させることに。NHK側もそれを認め、謝罪したという。 (・o・)

 先に言えば、まあ、STAP細胞に関する特集番組やその取材も、決して重要ではないとは言わないけど。でも、ひとりの女性研究員に対する取材のやり方しては、あまりにも度が過ぎている(人権侵害と言ってもいい)ように思うし。
 それに、実際のところ、NHKが特集すべき、もっと現に国民の生活にとって大事な政治や社会の問題がたくさんあるわけで。(安倍官邸に配慮せず?)そちらの取材に意欲や根性を示して欲しいと思ったのはmewだけではあるまい。(**)

『理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)の代理人の三木秀夫弁護士は24日、小保方氏がNHKの記者らに追いかけられてけがをしたとして抗議した。NHKは小保方氏側に謝罪した。
 三木弁護士によると、小保方氏は23日午後8時ごろ、神戸市の理研発生・再生科学総合研究センターを出た後、バイクで追跡され、逃げ込んだ同市内のホテルでNHKの記者やカメラマンに取材を求められた。拒否しても約1時間追いかけられ、裏口から逃げたという。記者と体が接触するなどし、首の捻挫と右肘筋挫傷の2週間のけがをしたという。

 三木弁護士は同日夜、NHKに「強要罪での告訴も検討する」と抗議。24日にNHK幹部らが謝罪に訪れた。三木弁護士は今後の対応について「謝罪を考慮した上で、小保方氏や理研などと相談して決める」としている。
 NHK広報局は「小保方さんに確認したいことがあり、取材を試みた。迷惑をかけ、おわびします。今後、取材に当たっては適切な対応に努めます」などとするコメントを出した。(毎日新聞14年7月24日)』

『NHKの取材班が、理化学研究所の小保方晴子氏を「取材のため」に執拗に追い回し、全治2週間のけがを負わせる事態となった。
 NHKのやり口を見ていると、まるで欧米のパパラッチを思わせ、過剰取材だとして批判する声は多い。

■正攻法での取材要請が退けられため、強引なやり口に?

 まるで「大捕物」だ。2014年7月23日夜、理研を車で出た小保方氏をNHKの取材班がバイクで追跡。そこで近くのホテルに「避難」すると、記者やカメラマンがついてきたという。カメラを回し質問を浴びせる記者。たまらずトイレに飛び込んだが、そこまで女性スタッフが追いかけてきた。最終的には「強行突破」を図ったが、その際に相手側と衝突し、頸椎ねんざと右ひじ筋挫傷で全治2週間の診断を受けたという。NHK側は、小保方氏の代理人を務める三木秀夫弁護士を訪れ、謝罪したそうだ。だが三木弁護士は「NHKに損害賠償を含めた断固たる措置を取らざるを得ないかもしれない」と話した。小保方氏も三木弁護士に「まるで犯罪者扱いだ」と憤りを隠さなかったという。

 実はNHKでは7月27日の「NHKスペシャル」で、「調査報告・STAP細胞不正の深層」という番組を放送予定だ。その紹介内容には「関係者への徹底取材を通して論文の不正の実態に迫る」とある。実際に三木弁護士には取材の質問書が届き、これを断っていたとも報じられている。だが「STAP論文問題」の中心人物である小保方氏のコメントは欠かせない。正攻法での取材要請が退けられため、強引にでもその口を開かせようとしたとも考えられる。(J-CASTニュース14年7月25日)』(詳細な報道記事を*1に)

* * * * *

 尚、mewはSTAP細胞の研究には個人的にめっちゃ興味はあるものの、このブログでは敢えて扱うのを控えて来た。<シロウトがアレコレ書いても仕方ないし。究極的には、いつか(何十年後であろうと)果たして小保方氏自身or他の科学者が、その存在を客観的に証明し得るのか否かで、決着がつく問題だと思っているので。>

 ただ、この件に関しては、何故かメディア(特にTV)があまり扱っていないので、最後に一つ、気になった記事をアップしておきたい。
<若山氏の6月の会見で発表した解析結果&発言は、小保方氏が論文を捏造した根拠として大きく取り上げられていたわけで。その解析結果の解釈に誤りがあった以上、それもきちんと伝えないと、不公正だと思うので。>

『理化学研究所は22日、小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)が作製したSTAP(スタップ)細胞から培養された幹細胞の解析結果を訂正した。共著者の若山照彦山梨大教授が提供したマウスから作製されたものではないとした6月の発表は誤りで、若山研究室のマウス由来だった可能性も否定できないとしている。

 若山氏が目印となる遺伝子を18番染色体に挿入したマウスを作製し、これを受け取った小保方氏がSTAP細胞を作り、若山氏が培養して幹細胞を作った。
 この幹細胞について理研は当初、遺伝子は15番染色体に挿入されており、若山氏が提供したマウス由来ではないと発表。だが詳しい調査の結果、この細胞には別の遺伝子も挿入されており、染色体の挿入場所は分からなくなったという。同じ遺伝子の特徴を持つマウスは大阪大が作製し、若山研究室で飼育されていた。(産経新聞14年7月22日)』(関連記事*2に)

 27日の「NHKスペシャル」で、この件がどのように扱われるのかも、しっかりとチェックしてみたいと思っているmewなのだった。(@@)
                           THANKS

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*1

『小保方氏負傷 NHK追跡取材の全容 代理人弁護士が明かす

デイリースポーツ 7月24日(木)

 NHKにトイレまで追跡されたという小保方晴子氏
 理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)が23日夜に、NHKの報道スタッフから強引な追跡取材を受け「右ひじ筋挫傷」など全治2週間の負傷した問題で、代理人の三木秀夫弁護士が24日夕に会見し、NHKによる追跡取材の詳細を明らかにした。

 三木弁護士によると小保方氏は現在、神戸市の理研発生・再生科学総合研究センターで、STAP細胞の有無を確認する検証実験に参加中。23日も同センターに出勤していたが、夕方から周辺に「バイク隊」が確認されたため、小保方氏は午後8時ごろ、通常使っている車とは別のタクシーで同センターを出て帰路につき、途中、同市内のホテルで車を乗り換えた。

 ところがホテルを出発した直後にバイクの追跡に気づいたため、そのホテルに戻り、女性用トイレに逃げ込んだという。

 しばらくしてトイレを出たところで記者やカメラマンら5人が現れ、NHKであることを名乗ったという。

 小保方氏は逃げ出したが、ホテル内のエスカレーターで上下からカメラ2台による“挟み撃ち”にあった。取り囲まれた小保方氏は下りのエスカレーターを逆走して逃げようとしたが、その際に取材スタッフらと接触するなどして負傷したという。

 その後、小保方氏は再び女性用トイレの個室に逃げ込んだが、NHKの女性スタッフがトイレ内まで確認にやってきた。その際、外部と連絡をとりあう場面もあったという。

 小保方氏はトイレを出ることを決断。ホテル従業員に助けを求め、ホテル裏口から脱出して、午後10時ごろに三木弁護士に電話で連絡してきたという。

 三木弁護士は「30分以上、ホテル内で追い回されたようだ」と明かした。

 小保方氏は24日も同センターに出勤したが「体中が痛い」と訴え、夕方に神戸市内の病院で検査を受け「頸椎ねんざ」「右ひじ筋挫傷」で全治2週間と診断された。利き腕の右手を負傷した小保方氏は「まるで犯罪者扱い。右手が痛くて実験に支障をきたしかねず、非常に悔しい」と話しているという。三木弁護士は小保方氏の様子について「カンカンに怒っている」と明かした。

 なお小保方氏は今月上旬までは大阪府内の病院に入院しているとされていたが、現在の入院の有無について同弁護士は「回答は控えたい」とした。』

*2

『STAP細胞問題をめぐり、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)は22日、若山照彦山梨大教授がつくりCDBに保管されていたSTAP幹細胞とされる細胞の遺伝子解析結果を訂正すると発表した。若山氏が6月の会見で述べた解析結果は誤りで、「STAP細胞は自分の研究室に存在しないマウスからつくられていた」との主張が成り立たなくなった。
 若山氏も同日、同様の訂正文書を研究室のホームページに掲載した。

 STAP幹細胞は、若山氏が提供したマウスを元に理研の小保方(おぼかた)晴子氏が作製したSTAP細胞を、若山氏が改変したもの。若山研究室とCDBに保管されていた。若山氏とCDBは6月16日、残っていた幹細胞は目印になる遺伝子が15番染色体にあったと発表した。若山氏は「若山研究室では15番染色体に目印があるマウスは飼育したことがない」と説明し、STAP細胞は若山研究室が提供したマウス由来ではないと主張していた。

 その後、CDBは解析結果の分析を進め、「幹細胞の目印が15番染色体にあったというのは、解釈の誤りだった」と訂正した。実際の目印の位置は調査中だが、若山研究室で飼育されていた別のマウスと遺伝子の目印の特徴が似ていることが分かった。(朝日新聞14年7月23日)』
by mew-run7 | 2014-07-26 08:19 | 政治・社会一般

by mew-run7