安倍は、超保守系の財界とも結託。NHK、メディア支配、アブナイ戦前志向政策を進める
2015年 01月 06日
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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
先日、安倍首相が、3日に経団連幹部とゴルフに行った&安倍政権が経団連と結託して、武器輸出を含め、富国強兵策を進めているという話を書いたのだが・・・。
(関連記事・『安倍、日本の武器や購入資金を他国にバラまく&経団連と結託して富国強兵にまい進』・・・防衛省は早速、豪州と一緒に戦車を作ることを計画しているとか。(*1)(>_<)>
安倍首相は4日もゴルフへGO! 今度は昭恵夫人も同伴して、超保守&NHK支配仲間の古森重隆氏(富士フイルムHD会長)夫妻とラウンドを楽しんだとのこと。さらにゴルフの後には、古森夫妻と横浜の日本料理店へ。(・・)
そして、5日には恒例の伊勢神宮に参拝に行ったのだけど。行きも帰りも、乗り換えを行なった名古屋駅には、超保守&NHK支配仲間のJR東海・葛西名誉会長がしっかりとお出迎え&お見送りに訪れていたという。^^;
こうして、安倍っちがわざわざ新年早々から、古森くんとゴルフをしたり、葛西くんと顔を合わせたりししているのを見て、mewには、何だか「ここから戦前志向の富国強兵策に力を入れるぞ~」「NHK支配や民間メディアの支配も強化するぞ~」と超保守系の支持者たちにアピールしているかのように思えてしまったところがあった。^^;
<葛西氏らのグループ(四季の会)によるNHK支配も問題であるのだが。経団連加盟企業も含め、このような大企業は、民放TVや新聞、雑誌などのメディアの重要なスポンサーになっているため、安倍支援の大企業が増えれば増えるほど、安倍政権のメディア支配が強まる(広告代理店の圧力や各局の自粛モード込み)にもつながるです。(-_-)>
しかも、実際、安倍首相は、5日の記者会見で、早速、「教育再生」や「安保法制」がどうのとか。戦後70年を迎えて「新たな談話を出す」とか、「積極平和主義」(海外のアチコチに行って武力を用いてでも、自分たちの都合に合わせた平和を守るという考え方)がどうのとか言ってたし~。(>_<)
年の初めから「何だかな~」とぼやいているmewなのである。_(。。)_
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先日のお記事で、安倍政権と経団連の関わりを書いたのだけど。経団連としては、ともかく安倍首相が自分たちの都合のいいように(自分たちが利益を増やせるように)アベノミクスなる経済政策を行なってくれればいいし。<経団連の幹部や加盟企業のTOPがみんな超保守派というわけでもないしね。>
安倍首相としては、経団連の利益が上がれば、株価やGDPも含めて、オモテ向きの経済的な数字が上がるし。献金や票集めにもつながるわけで。お互いにgive and take の関係にあると言っていい。(~_~;)
<ってことは、もしアベノミクスが失敗した場合には、経団連は安倍おろしを求める可能性もあるのよね。(・・)>
でも、経団連とは別に、安倍首相をめっちゃ後押ししている財界グループがいくつかあるのだ。(@@)
中でも、上に登場したJR東海の葛西名誉会長&富士フィルムHDの古森会長が中心になっている「四季の会」は、安倍氏同様、戦前志向の超保守思想を持つ人たちが多くて。経済面でというより国家変革の面で安倍首相に期待。
安倍政権が憲法改正や教育改変などなど、戦後体制を壊すことを願って、安倍首相&仲間たちを支援しているし。そのためにNHK支配や外交・経済政策などでも、協力し合っているのだ。(~_~;)
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4日に安倍首相とゴルフに行った古森氏は、安倍前政権時の07年6月に、NHK会長に任命されていた人。古森氏の強権的な言動に対して周辺から批判の声が強かったこともあり、08年11月、わずか1年半で会長を退任することになったのだが。(次の会長も四季の会の人だったんだけど。(~_~;))
古森氏のwikipediaには、こんな記述が並んでいる。^^;
『この人事事に当たっては、第1次安倍内閣で総理大臣を務めた安倍晋三との個人的つながりが指摘された』
『3月に国際放送に関して、「利害が対立する問題については日本の国益を主張すべきだ。国際放送をただ強化するだけでなく一歩踏み出せ」と発言した』
『経営委員会における古森の活動や発言に対しては、強権的・政治的との批判があり、日本ジャーナリスト会議は2008年5月12日、古森の委員長辞任を要求する声明を出した』
『「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」などの市民団体は、2008年5月9日に、当時の首相・福田康夫に古森の委員長罷免を要求する文書を送付し、同年11月16日には、12月に任期満了となる古森の再任に反対する内容の申し入れ書を、麻生内閣の首相・麻生太郎宛てに送付した』
『2008年11月11日の会見で、「私としてやれることは大体やれた」と発言。その後委員長の任期満了とともに経営委員自体も退任した』(以上、wikipediaより)>
<このブログの関連記事で言うと、『日本も宇宙開発の軍事利用+NHK古森、上野パンダに抗議+伊達、亀田など』とか。>
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この四季の会の代表格であるJR東海の葛西紀之会長&そのNHK支配への関与については、『安倍がNHK支配を強める仰天人事~超保守派の会長、委員で、安倍カラー推進か』『NHKハイジャックもくろむ財界の大物に局関係者が恐々』などにも書いたのであるが・・・。
葛西氏は、それこそ昨年、産経新聞主催の「正論大賞」を受賞したほどの超保守派。(安倍っちもしっかりとお祝いにかけつけちゃってたりして。^^;・・・『安倍の靖国参拝&百田の米虐殺発言が日米同盟壊す+安倍、葛西の正論大賞祝う』
また近時は、安倍首相が集団的自衛権の行使を容認するために官邸に設置していた「安保法制懇」のメンバーにもなっており、安倍政権の運営にガチガチに絡んでいるのである。(~_~;)
これは、安倍自民党が政権奪還をする直前の12年11月に出たBusiness Journalの記事なのだが。どのような企業のTOPが安倍政権を支えているのか、参考になりそうなので、ここにアップしておくことにする。
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『JR東海会長から三菱・みずほ銀、アサヒビール、ウシオ電機…財界が後押しする“安倍総理” 経済ブレーンの面々
Business Journal 12年11月29日
政治の世界は、一寸先は闇といわれるが、経済界は早くも安倍晋三・総理誕生に向けて走り出した。
「誰かの受け売り、もっと言うなら素人」(自民党のベテラン議員)。
安倍・自民党総裁は、経済問題について確たる主張を持っているわけではない。安倍政権が発足すれば経済は専門家に任せることになる。そこで経済ブレーンとなるのが「四季の会」の面々と親しいといわれている学者たちだ。
「四季の会」は葛西敬之・東海旅客鉄道(JR東海)会長が幹事役を務める財界人の集まり。前回、安倍氏が政権を投げ出した後も元首相を励まし続け、「再登板」を働きかけてきた。
葛西氏が東大法学部で机を並べ親友だった与謝野馨氏に「若手の有望株を呼んで勉強会をやろう」と持ちかけ、与謝野氏が当時、官房副長官だった安倍氏を引き合わせたのが始まり。2000年に「四季の会」は発足した。
葛西氏が集めた人物は、次代の経済界を担う社長候補たち。東京電力の勝俣恒久氏、新日本製鐵(現・新日鐵住金)の三村明夫氏、三菱重工業の社長に就いたばかりの西岡喬氏など、財界本流の人々だった。
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前回の安倍政権時には、この四季の会のメンバーが重用された。
当時、安倍首相の強い意向が働き、NHKの経営委員長には富士フィルムホールディングスの古森重隆社長(当時、現会長)が選ばれた。古森氏も四季の会の主要メンバーだ。
古森経営委員長がNHKの会長に任命したアサヒビール(現・アサヒグループホールディングス)の福地茂雄・相談役も四季の会のメンバー。その後、福地会長の後任として11年1月にNHK会長に就いた松本正之氏は、JR東海の元副会長で葛西氏の部下。松本氏を推薦したのは前経営委員長の古森氏だったといわれている。
これらのNHKトップ人事は、四季の会メンバーによるたらい回しだ、と酷評された。
そのほか、取材する側のテレビの女性記者との“ピンクスキャンダル”で写真週刊誌を賑わした齋藤宏・元みずほコーポレート銀行頭取も「四季の会」のメンバーだ。
安倍応援団はほかにもいる。葛西氏などが発起人となっている別の集まりには、三菱東京UFJ銀行の畔柳信雄・相談役や三菱商事の小島順彦・会長、日立製作所の中西宏明・社長らが参加している。
安倍氏の経済人人脈と言えば、ウシオ電機の牛尾治朗会長がよく上げられる。牛尾氏の長女が安倍氏の兄嫁だ。先の首相の在任時に、閣僚人事について相談したという逸話が残っている。ただ、牛尾氏と葛西氏は水と油。牛尾氏は小泉政権下で経済財政諮問会議の民間議員として、規制緩和を推進した改革派、一方の葛西氏は新自由主義が大嫌いな保守本流なのだが……。
最後に学者の顔ぶれを紹介しておく。国家理念に関しては中西輝政・京都大学名誉教授が古くからのブレーンだ。
安倍・自民党総裁が突然、「日本銀行(白川方明総裁)による建設国債の引き受け」を主張したことで高橋洋一・嘉悦大学教授が経済政策のブレーンであることが分かった。元財務官僚(大蔵省OB)で、前回の安倍内閣で06年から2年間、内閣参事官を務めた。インフレターゲット論者の伊藤隆敏・東大公共政策大学院院長も安倍政権ができれば、有力なブレーンになるだろう。
PHP研究所から『安倍晋三対論集―日本を語る』が出版されている。カルロス・ゴーン(日産自動車社長)、葛西敬之、中西輝政、佐々淳行、宮内義彦(オリックス会長兼CEO)の各氏などと対談している。これも何かのヒントになるかもしれない。』
<もう一つ、三菱重工業など三菱グループ主要企業の経営者の他、日立製作所の中西宏明社長、東電の取締役で、前NHK経営委員長の数土文夫氏らが集まる『さくら会』も、安倍氏を応援。三菱重工業や日立は、安倍政権になってから、海外で次々と原発やインフラの受注しているです。>
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このような安倍政権の特殊な政財癒着の構図が進めば、さらに国民軽視(大企業優遇)の経済政策や、アブナイ超保守政策が実行に移されてしまう上、国民は国政に関してどんどん大事な情報を得ることができなくなって、半ば洗脳状態に置かれるおそれもあるだけに、国民自身がもっとしっかりと安倍政権の実態をウォッチする必要があると思うmewなのだった。(@@)
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