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安倍政権批判で降板に?~狙われてる「報ステ」、古賀などに降板の話


  これは2月18日、2本めの記事です。

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


このブログでは、小泉政権の時からずっと自民党のメディア、広告業界支配の話を書いているのだけど。
 特に12年末に始まった安倍自民党の今政権では、メディアの監視、支配体制はあまりにもヒドイ(えげつない)ものがあり、す~っかりメディア各社(特にTV局)は萎縮してしまっているような状況にある。(-_-)

 しかも、今年にはいって、イスラム国による人質事件が起きてから、その傾向はさらに顕著になっているため、mewだけでなく、著名人たちも警鐘を鳴らし始めているほどだ。(@@)

(関連記事・『全体主義化する安倍下の日本~個人を認めぬ全体主義ほど怖い(terrorな)ものはない』『安倍政権の翼賛体制構築に、危機感を抱く著名人が抗議声明を発表』『田原総が安倍のメディア干渉に怒+池上彰も国益重視の朝日バッシングに怒+ステイゴールド』『TV局が「政権批判をしないで」と指示+メディアは、安倍政権を恐れている(by佑月)』など 
 
 そんな中、テレビ朝日の「報道ステーション」は、mewから見れば、実に中立公正な立場に立って、イスラム国の問題だけでなく、安倍首相の中東外遊や現地での演説の表現、人質問題への対応の仕方も含めて、政権や外務省の批判に当たるような解説をしていたのであるが。

 しかし、今月にはいって、「報ステ」が「外務省は総理官邸に対し中東訪問自体を見直すよう進言していた」「総理の中東訪問やエジプトにおいて行われた政策スピーチが外務省の意に反して行われた」などと報じたことに、と外務省からテレビ朝日に事実無根だと抗議がなされることに。
 また、レギュラーコメンテーターの古賀茂明氏が「報ステ」で、「安倍首相が雄志連合にはいることを狙っていた」「I am not Abe」発言(コチラ参照)をした後も、『官邸の秘書官筋からテレビ朝日の上層部に抗議の電話が入り、大騒ぎになったという。(~_~;)
 
(関連記事・『暴走する安倍官邸に牛耳られ、外務省がスタンス変更&TV朝日に抗議+報復の連鎖を憂慮』)
* * * * *

 報ステは、キャスターの古館伊知朗氏が、政府の原発事故の対応や安易な再稼動を問題視するスタンスをとっていることで知られており、その点でも原発再稼動を進めようとす安倍政権にはかわいくない存在なのだけど。先日、原発報道に関して、BTOから勧告を受けて、謝罪を行なったばかり。(~_~;)

 また、安倍政権は、彼らにとってサヨク的な朝日新聞を目の敵にしており(国会でわざわざ、朝日は安倍政権打倒を社是いしているとか真偽不明のうわさ話を答弁しちゃうぐらいで)、政府自民党や保守勢力は昨夏の慰安婦問題の訂正をきっかけに、朝日バッシングを強めている。(-"-)

 このように朝日系列&「報ステ」に対する政府からの風当たりが強くなって来た中、いくつかのメディアが、古賀茂明氏が4月から「報ステ」のレギュラーを降ろされるという記事を出した。(@@)
<週刊ポストによると、朝日新聞の恵村順一郎論説委員も3月いっぱいで報ステのコメンテーターを降板するという。さらに、番組統括の女性チーフプロデューサーも4月から他の部署に異動する見通しだとしている。>

 テレビ朝日は、「人事や出演者について、決定していることはございません」と取材にコメントしているようだが。
 そうであるなら、今からみんなで騒いで、安易な降板を行なわせないように、人事にプレッシャーを与えておきたいかな~と思ったりもして。(^ー^)

 ・・・というわけで、今回はそのうちの2つの記事をアップしておきたいと思う。(・・)

* * * * *

『安倍批判の古賀茂明氏、報道ステーション降板へ 「4月以降の出演はない」と明かす- J-CASTニュース(2015年2月17日)

「I am not Abe」と安倍晋三首相の人質事件対応を批判した元経産官僚の古賀茂明氏(59)が、テレビ朝日系「報道ステーション」のコメンテーターを2015年3月いっぱいで降板する見通しになった。古賀氏本人が取材に明らかにした。その真相を巡っては、週刊誌報道などを通じ、様々な憶測が流れている。

古賀茂明氏の発言があったのは、ISIL(いわゆるイスラム国)問題の特集をした2015年1月23日放送の報ステだった。

「I am not Abe」と人質事件対応を批判

古賀氏は番組で、日本政府が後藤健二さんに対する身代金要求を知りながら、安倍首相がISILに宣戦布告するような中東支援声明をしたと指摘した。そのうえで、「後藤さん犠牲になっちゃうかもしれないけど、でも、もっと大事なことがあるんだっていう判断をして、一連の発言をしたんだろう」と推測した。
それは、ISILと戦う米英などの仲間になりたいということだったのではないかとした。その結果、ISILなどに日本は米英と同じだとみなされてしまったとして、安倍首相の対応を厳しく批判した。
古賀氏は、日本には憲法があり、戦争しない国であるとして、自分だったら、「I am not Abe」というプラカードを掲げて、「日本人は違いますよ」と主張すると述べていた。』

<下につづく>

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『古舘伊知郎キャスターは、違う見方の人もいると直後にフォローした。しかし、当時のネット上では、ISILのテロを利用して安倍首相批判をしているなどと番組内容に疑問も相次いでいた。

そして、一部の週刊誌やニュースサイトは、2月16日になって、古賀氏が番組を降板する見通しだと報じた。

朝日新聞の恵村順一郎論説委員も降板?

古賀茂明氏にJ-CASTニュースが取材すると、報ステのコメンテーターとして、「4月以降の出演はないものと理解しています」と降板の見通しを認めた。ただ、週刊ポストの記事では、「私は『反安倍』でも『親安倍』でもない」などとして、テレ朝側から出演依頼がないことに不満を示していた。

週刊ポストによると、朝日新聞の恵村順一郎論説委員も3月いっぱいで報ステのコメンテーターを降板するという。さらに、番組統括の女性チーフプロデューサーも4月から他の部署に異動する見通しだとしている。

14年10月にあったテレ朝の放送番組審議会の内部資料も入手したとし、そこでは、原発報道について委員からスタッフ批判があり、さらに恵村氏についても、慰安婦問題の発言で苦言が呈されたという。その後、14年末になって、プロデューサーに異動の内示が出されるなどしたとしている。なお、審議会の議事録は、テレ朝サイトでその概要が公開されているが、今回のはまだアップされていない。

古賀氏ら降板の事実関係について、テレビ朝日の広報部では、「人事や出演者について、決定していることはございません」と取材にコメントした。また、朝日新聞社の広報部でも、恵村氏が降板するのかについて、「出演に関し、決定していることはありません」と答えた。』

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

『官邸の圧力!?『報道ステーション』で安倍批判をした古賀茂明が番組を降ろされた!- リテラ(2015年2月16日)

 古賀茂明氏といえば、元経産官僚ながら歯に衣着せぬ批判で知られる評論家。とくに昨年9月に『国家の暴走 安倍政権の世論操作術』(角川oneテーマ21)を上梓してからは「安倍政権による"軍事立国"化を食い止めよ!」と"反安倍"の姿勢を鮮明にしていた。

 その古賀氏が、定期的に出演していた『報道ステーション』(テレビ朝日系)のコメンテーターを3月一杯で"更迭"されることになった。

 かねて安倍官邸から敵視されていたため、いつかこんな日が来るのではないかと心配されていたが、直接のきっかけと見られているのが先月1月23日の放送だ。「イスラム国」による人質事件の最中でほとんどのメディアが政権批判を控えているなか、敢然と、しかも痛烈かつ的確な言葉で安倍晋三首相の外交姿勢を批判したのだ。

 古賀氏の論理は明快だった。

〈日本政府は、2人の日本人が人質に取られ、後藤健二さんに関しては身代金を要求されていることを事前に知っていた。「人命第一」に考えるなら、いちばん大事なことは犯人を刺激しないこと。10億円、20億円程度なら官房機密費ですぐに払える。1月に首相の中東訪問を控えているなら、それまでに解決しておくこともできた。にもかかわらず、それをしないでわざわざ「イスラム国」を刺激するようなパフォーマンスを繰り返し、「『イスラム国』と戦う周辺国に2億ドル出します」と宣戦布告のようなことを言ってしまった。これは「イスラム国」の側からすれば交渉の余地なしということになる。だったら、宣伝に使うか、思いっきりふっかけてやろうということになったのが今回の事態ではないか。

 ではなぜ、安倍さんは人質が取られていることを知りながら挑発的な言動を繰り返したのか? それは、「後藤さん犠牲になっちゃうかもしれないけど、でも、もっと大事なことがある」と判断したのだと思う。では、安倍さんにとってもっと大事なこと、何が第一だったのかというと、「イスラム国と戦っている有志連合の仲間に入れて欲しい」ということだ。しかし、アメリカやイギリスと一緒になって空爆を(安倍さんはしたいけど)するわけにはいかない。だから人道支援ということにしたわけだ。ただ、この人道支援はあくまでも「『イスラム国』と戦うための支援ですよ」ということをアピールしたくて、ああいう言い方になったと思う。

 ただ、我々はやはり「日本は戦争をしない国なんだ」というところにもう一度、立ち返らなければいけないと思う。安倍さんは「有志連合に入りたい」と願っているかもしれないが、日本は憲法もあるし、できないはず。それが今回、安倍さんの発言によって日本の良いイメージが逆の方向に行ってしまった。日本という国は「アメリカの正義」を正義と思い込んでいるんじゃないか? アメリカやイギリスと一緒なんじゃないか? そういうことが世界に発信されてしまい、「イスラム国」にも利用された。しかし、我々は「いや、そうじゃないんだ」と言うべきだ。「日本は戦争をしない国だし、日本を攻めてこないような人たちを一方的に敵だなんて思いませんよ」と、もう一度、世界にアピールしていく必要がある〉

<下につづく>

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『そして、こう言い放ったのだ。

〈"私はシャルリー"っていうプラカードを持ってフランス人が行進しましたけど、まぁ私だったら"I am not ABE"(私は安倍じゃない)というプラカードを掲げて、『日本人は違いますよ』ということを、しっかり言っていく必要があるんじゃないかと思いましたね〉

 時間にしておよそ7分。この"演説"に官邸がどれほど激怒したことか。放送中から番組関係者の元には数分と置かず抗議と思しき電話が入った。しかしオンエア中なので出られず、着信だけがずらりと残り、官邸のイラつきの激しさがわかったという。そして、あまりに電話に出なかったため、最後は怒りのメールで締めくくられた。テレビ朝日関係者がこう話す。

「官邸からダイレクトに局の上層部にも連絡があったと聞いています。さまざまなルートでプレッシャーをかけてきた。『古賀に何を言わせてるんだッ』『発言を止めろ!』って。いつもは番組終了後に反省会があるのですが、あの日はそれどころではなかったですね」

 それにしても、「抗議」というのはどういう了見なのだろう。古賀氏は古賀氏の責任において、今回の事態に対する自らの見解を述べたに過ぎない。しかも、テレビで顔出しをして。人質解放の交渉の余地があったのになぜしなかったのか? 人質が取られていると知っていながらなぜ相手を刺激するパフォーマンスを繰り返したのか? 一国民として誰もが抱く疑問を口にして、元官僚の知見からそれに対する解説を述べただけだ。それが政権にとって都合の悪い内容だったから、国民に知られてはマズイ内容だったから、抗議をしたというのだろうか。

 いずれにしてもこの一件で、4月以降、古賀氏の姿は『報ステ』から(おそらくテレ朝全体から)消えることになった。すぐに降板とならなかったのは、3月一杯の出演日をあらかじめ決めていたからだ。テレ朝幹部はこの間の古賀氏の出演日には、どんな言葉が飛び出すか固唾を飲んで見守っているという。当の古賀氏自身は相変わらずだ。2月13日の放送でも「先進国のなかで原発が安いと言っているのは日本だけ」と、健在ぶりを見せつけていた。

 実は、今回の古賀氏"更迭"は、本サイトがしばしば指摘してきた官邸による「報ステ潰し」の一環のようなのだ。というのも、"粛清"は古賀氏だけではなさそうなのだ。いま局内で囁かれているのが、メーンキャスターの古舘伊知郎の信頼が厚く、これまでの『報ステ』路線を支えてきた番組統括の女性チーフプロデューサー、そして古舘と絶妙なコンビネーションワークで視聴者に人気のあったコメンテーターの恵村順一郎氏(朝日新聞論説委員)の2人が、古賀氏と同時に4月から"粛清"されることが決まったという。先のテレ朝関係者が言う。

 「チーフプロデューサーは『報ステ』の前身の『ニュースステーション』時代からディレクターを務めてきた人で、安倍政権に限らず歴代与党からの圧力にも臆することなく『報ステ』路線を貫いてきた。古舘さんや恵村さんが自由にコメントできたのも、彼女の存在が大きかった。それだけに、上層部が官邸サイドから『あの女プロデューサーをなんとかしろ』と言われているという噂はずっとあった。その意味で、今回の人事はあまりにわかりやす過ぎ。4月以降、番組の雰囲気はガラリと変わるかもしれません」

 この"粛清人事"を主導しているのは、これも本サイトが何度も書いてきた、安倍首相→見城徹(幻冬舎社長)→早河洋(テレビ朝日会長)ラインだといわれている。

 安倍首相のマスコミ対策指南役ともいわれる幻冬舎の見城社長は現在、テレビ朝日の放送番組審議会委員長を務めていて、審議会の席でもしばしば『報ステ』とコメンテーターの恵村氏批判を繰り返していたという。

 一方、開局以来、朝日新聞社の支配が続いていたテレ朝で史上初の生え抜き社長となった早河会長の悲願はテレ朝の「脱朝日新聞化」だ。朝日新聞の不祥事が続いたこの機に乗じて、一気に達成したいという思惑がある。

 この二人が安倍首相の手先となって、いよいよ反原発や政権批判を続ける報ステの"改革"に乗り出したということらしい。

 安倍首相が人質事件の対応であれだけの下手を打っておきながら内閣支持率が下がらないどころか上昇しているのは、NHKを筆頭にテレビが政権にとって「不都合な真実」をほとんど伝えていないからだ。これは、再登板した安倍首相が前政権時代の教訓で早くから報道各社の幹部と会食を繰り返すなどして、メディアを手なずけることに成功したからだ。

 これで『報ステ』が安倍政権の軍門に下れば、日本のテレビ翼賛体制はますます強固になるだろう。『報ステ』にはなんとか踏ん張ってほしいと思うが、状況は絶望的といわざるをえない。
(田部祥太)』

* * * * *

 安倍政権のメディア支配が強まる中、(TBSのみのもんたの「朝スバッ」の降板、番組終了だって、それとは無縁ではないという人も少なからずいるしね~)、「次は『報ステ』が狙われるのではないか」、「古館キャスターが締め付けにあって降板するのではないか」という話が、ネットで飛び交っていたのであるが・・・。
<あと保守勢力からは、TBSの「関口宏のサンモニ」と、「NEWS23」(特に岸井氏のコメント?)への批判が強い感じなんだよね~。^^;>

 安倍政権がもくろむ日本の全体主義化、大政翼賛会化を進めないためには、心あるメディアがきちんと国民に、政府にとって都合の悪いものも含めて、様々な情報や意見を伝えることが必要不可欠になるし。<特にTVは多くの一般国民が目にするものだけに、重要な存在だと思う。>
 それを維持するためには、政権の監視を行い、必要あれば批判的な視点と共に国民にそれを伝えるというメディアの最大の使命を果たしている会社や番組を、国民が後押しすることが大切になるわけで。
 テレビ朝日&「報ステ」が、日本にとって大事な時期に何とか踏ん張れるように、大きなエールとプレッシャーを送りたいと思うmewなのだった。(@@)

                        THANKS


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by mew-run7 | 2015-02-18 15:18 | (再び)安倍政権について

by mew-run7