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「わが軍」発言で開き直る官邸、国会で追及を+逃げ切りはかる下村に刑事告発


 これは3月26日、2本めの記事です

頑張ろう、東日本&ニッポン!安心と希望を抱ける1年に。o(^-^)o 

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

 最初に、『安倍が「わが軍」と答弁~幼稚な首相&批判できないメディアはアブナイ』の続報を・・・。

 安倍首相が20日の参院予算委員会の答弁で、自衛隊を「わが軍」と呼んだことに関して、何と菅官房長官が開き直って、「自衛隊も軍隊の一つだ」と発言し擁護したとのこと。 (゚Д゚)

『菅(すが)義偉(よしひで)官房長官は同日午後の記者会見で「まったく問題ではない。外国の軍隊との共同訓練の質問があり、その流れの中で言った。すぐに『自衛隊』とも言っている」と反論。「自国の防衛を主たる任務とする組織を軍隊と呼ぶのであれば、自衛隊も軍隊のひとつだ。自衛隊は一般的に国際法上は軍隊に該当する」とも説明した。(産経新聞15年3月25日)』 
 
『菅義偉官房長官は25日の記者会見で、安倍晋三首相が自衛隊を「わが軍」と国会答弁したことに野党が批判を強めていることに関し、問題ないとの認識を示した。「自衛隊が軍隊であるかどうかは、定義いかんによるものだ。(答弁が)誤りとの見解は全く当たらない」と述べた。
 同時に「自衛隊は憲法上の制約が課されており、通常の観念で考えられる軍隊とは異なるが、自国防衛を主な任務とする組織を軍隊と呼ぶのであれば、自衛隊も軍隊だ」と説明。首相の答弁は外国軍隊との共同訓練について言及したもので、一連の答弁で「自衛隊とも言っている」と強調した。
(共同通信15年3月25日)』

* * * * *
 
 安倍官邸ちしては、訪米や安保法制の審議を控えているだけに、早くこの件の幕引きをしたいようなのだが。東京新聞25日の記事の中にこのような記述があったのだが。mewも全く同じようなことを憂慮している。(-"-)

<ホント一昔前なら、首相が「わが軍」なんて言ったら、国会は大紛糾、野党もメディアも大騒ぎして、総辞職に追い込まれる可能性だってあったと思うのにな~。(-_-;)>

『早稲田大の水島朝穂教授(憲法学)は、「わが軍」発言について「自衛隊は戦力ではなく自衛力だから合憲とされてきた。『軍』という表現を使った瞬間、それは違憲状態を表す。安倍首相自ら、憲法に従っていないことになる」と重大視する。
では、なぜ国会が紛糾しないのか。水島教授は、国会議員全体の劣化を憂う。

「八紘一宇発言にしても、以前なら党内の人間が注意していた。野党もやじ一つ飛ばさないし、追及が甘くなっている」政治評論家の森田実氏も国会の現状に疑問を呈す。
「過去に首相が『わが軍』という言い方をしたことはない。ひと昔前なら審議がストップも、内閣総辞職の声が出てむおかしくない話。

 安倍首相は問題発言が多く、議員も国民も感覚がまひしてきているのかもしれないが、看過してはいけない。問題に正面から向き合わないと、首相の思うがままになってしまう」(東京新聞15年3月25日)』 

* * * * *
  
 それでも、ようやく今週にはいって、少しずつながら野党から批判の声が上がり始めた様子。

『安倍晋三首相が自衛隊を「わが軍」と国会答弁したことに関し、野党幹部は25日、「憲法に戦力を持たないと明記しているのに説明がつかない」(民主党の枝野幸男幹事長)などと批判を続けた。
 記者会見で、枝野氏は「わが国の自衛隊であり、安倍さんの自衛隊ではない」と指摘した。民主党の榛葉賀津也参院国対委員長は「軍隊ではなく自衛隊、軍人ではなく自衛官だ。これが憲法の制約だ」と反発した。

 共産党の穀田恵二国対委員長は「戦争する国づくりに一路まい進しているという本音だ」と批判した。(共同通信15年3月25日)』

『民主党の榛葉賀津也参院国対委員長は記者会見で「昔ならすぐ国会(審議)が止まり、下手をすると閣僚の首が飛ぶ話だった」と指摘。(時事通信15年3月25日)』

『民主党の細野政調会長は24日、次のように批判しました。
 「一言でいうならば『それを言ったらおしまいよ』と。これまで自衛隊という形で、憲法の枠組みの中で積み上げた議論を、全部ひっくり返すような話を総理がおっしゃるということについては、非常に理解に苦しむ」(民主・細野豪志政調会長)(TBS15年3月24日)』

 細野氏は24日、「この問題は時間をかけてしっかり国会でやる」と記者会見で語ったそうなのだけど。(産経新聞15年3月24日)
 
 これは憲法9条、平和主義の本質が関わる問題でもあるし。安倍政権のアブナさを国民に知らしめるためにも、是非、しっかりと国会で追及して欲しいものだ。(**)

<mewの知る限り、TVのニュースはほとんどこの件を取り上げていないのだけど。国会で扱ったら、ちゃんと報道して欲しいな~。(-"-)>

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 安倍内閣は、下村文科大臣の政治団体&不正献金疑惑の問題も、何とか逃げ切ろうとしている。(~_~;)

 安倍首相は、盟友の下村博文氏を近くに置いておきたいことから、辞意をもらした下村氏を「「辞めちゃ駄目だ」と強く慰留。(関連記事『下村が辞意も安倍が慰留か。お友達内閣を倒すべし!+中川妻の化けの皮』)
 下村氏の国会答弁がウソだったことが、次々と明らかになっているにもかかわらず、下村氏はひたすら「不正なことは一つも行なっていない」と主張して、野党の追及をしのごうとしているのである。^^;

 しかも、残念ながら、最初の頃は、下村大臣や中川政務官(路チュー問題)などを取り上げてくれたメディアも、今ではすっかり自粛モード&沈黙状態になって、安倍内閣のアシストをしているような感じがある。(-"-)

* * * * *

 そんな中、何と下村大臣が23日に、自著の出版記念パーティーを兼ねて、問題となっているた「博友会講演会」を堂々と開催していたという話が。(・o・) 

『「博友会」問題が紛糾している最中に、たいした度胸である。下村博文文科相(60)が23日、自著の出版記念パーティーを兼ねた「博友会講演会」を堂々と開催していたのだ。

 日刊ゲンダイ本紙が事前に入手した「案内書」によると、場所は東京プリンスホテル内の大会場。午後6時半開始のビュッフェ形式で、会費は書籍代を含めて1万2000円と、決して安くはない。連絡先には「中部博友会」宛てにマスコミへの“口封じメール”を送った、下村大臣の政務秘書官の名前が明記されていた。
 23日の国会でも、政党支部への不透明な資金の流れを追及され、弁護士を中心とした市民グループは、下村事務所を刑事告発すると一部で報じられている。

 下村大臣のツラの皮の厚さを確かめようと、本紙はパーティー会場のホテルに赴いたが、入り口やロビーには、なぜか告知が全くされていない。会場の受付にも「ご予約のお客様」と記された立て看板があるだけで、「博友会」の文字は一切なかった
 係員に取材を申し込んだが「ご予約いただいた会員様限定」と、入場を拒否された。その後、改めて係員に話を聞こうと試みたが、今度はホテルの従業員が「取材はNG」とシャットアウト。「全く問題ない」という下村大臣の発言とは裏腹に、会場は異常な厳戒態勢だった。

 講演会終了後、出席者のひとりは本紙にこう明かした。
「下村大臣は現在の騒動に関し事細かに説明し、『法に触れるようなことは一切していないので心配しないで欲しい。逆に、自分を批判している人たちの間違いが、この先明らかになるだろう』と話していました。その後、謝罪の言葉はなく、終始ご機嫌な様子で自著について話していました」

 昨年、政治団体として届け出のない各地の博友会からの会費約600万円を寄付と処理していた下村大臣。これが「法に触れるようなこと」でないのなら、政治資金はブラックボックスだ。刑事告発騒動も国会での追及も“どこ吹く風”ではとても済まされない。(日刊ゲンダイ15年3月24日)』 

* * * * *

 下村大臣にせよ、安倍陣営にせよ、ちょっと国民をナメ過ぎているんじゃないかと、ムカついて来るとこがあるのだけど。今週、ついに市民団体が、下村氏を刑事告発したという。(**)
<詳しい記事*1>

『下村博文文部科学相を支援する任意団体の違法献金疑惑をめぐり、市民団体「政治資金オンブズマン」メンバーの大学教授らが24日、下村氏や任意団体の役員らについて、政治資金規正法違反(虚偽記入など)容疑の告発状を東京地検に郵送した。
 地検は告発状の内容を精査し、受理するかどうか慎重に検討するとみられる。
 告発状によると、下村氏を支援する「博友会」は、政治団体の届けをしないまま、会員から集めた年会費を同氏が代表を務める政党支部「自民党東京都第11選挙区支部」に寄付していたとされる。
 下村氏は取材などに対し、違法性を否定している。(時事通信15年3月24日)』

『告発状を送ったのは、大学教授などで作る市民団体です。告発状によりますと、下村大臣を講演に呼んでいる塾の経営者らで作る「博友会」という名前がついた東京以外の各地の団体について「実際には下村大臣を組織的に支持する活動をしているのに、法律で定められた政治団体として届け出ずに、会費の名目で寄付を受けるなど政治資金規正法に違反する疑いがある」としています。((中略)
 下村大臣は、NHKの取材に対し「告発状を見ていないのでコメントできない。ただ、全く法律に触れることはない」と述べました。NHK15年3月24日)』

* * * * *

 安倍内閣では、昨秋、辞任した小渕優子前経産大臣も刑事告発を受けて、東京地検特捜部が捜査中。<事務所のスタッフがPCのハードディスクを電気ドリルで破壊していたことが発覚したりして。>
 でも、やれ選挙の影響がどうのとかで、なかなか捜査が進展していないのが実情のようだし。正直なところ、下村大臣に関しても、どこまで本格的に捜査してくれるのか半信半疑のところがあるのだけど・・・。(-_-;)

 もし大手メディアに付き合って、他のメディアやネット、野党やmewまで黙ってしまったら、安倍陣営としては「しめしめ。これで忘れてもらえるぞ」ということになるわけで。 
 これからも下村大臣を含め、諸閣僚の問題についても、しつこくブログに書いてやる~と、改めて誓ったmewなのだった。(@@)

                      THANKS



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*1



 下村博文・文部科学相を支援する各地の任意団体をめぐる「政治とカネ」問題で、政治資金オンブズマン共同代表の上脇博之神戸学院大学教授や阪口徳雄弁護士ら24人が24日、政治資金規正法違反(虚偽記入など)容疑で、下村氏や任意団体の役員らを東京地検に告発しました。


 告発状によると、「東北博友会」「群馬博友会」など六つの博友会は、下村氏を「推薦し、支持することを本来の目的とする政治資金規正法第3条に定める『政治団体』であるのに、法6条に定める届け出をなさず、各団体の年会費名目で資金を集め、その一部は自民党東京都第11選挙区支部に『寄付』として違法に処理されたり、パーティーを開催して多額の資金を集めながら、その使途を隠ぺいするなどして規正法に定める違法行為を行った」としています。

 告発状は、公表されている「中四国博友会規約(抜粋)」が、「本会は、下村博文氏の政治活動を支援することを目的とする」と明記していることや、各博友会が「会費」名目で資金を集め、第11選挙区支部に寄付していることなどをあげ、「各地の博友会は政治団体である」と指摘。「毎年開催する講演会、セミナー、パーティーなどに下村氏本人及び秘書たちが関与せず開催することは不可能」としています。

 12日の衆院予算委員会で、下村氏自身が「秘書官が作ったもの」と認めた、2月13日の「全国博友会幹事会」で配布された資料についても言及。「ご協力状況」には、政治団体として届け出がある「博友会」と届け出がない八つの地方「博友会」の2012年、13年、14年の「年会費納入状況(件)」「全国合同博友会パーティー(枚)」などが明記され、集計されていることや、「年会費納入一覧表」には、各「博友会」の年会費、件数、納入総額およびその合計額が「1178万9800円」とあることを指摘。「これらの件数は、ほぼ全件が本人以外の名義である可能性が高い」とのべ、他人名義の寄付および受領罪にあたるとしています。

 「中部博友会」に所属し、塾を経営している女性が5日、名古屋市で会見し、下村氏の秘書官からマスコミの取材に応じないよう「口止めメール」が届いたと公表したことも紹介。「国会での答弁ではまったく疑惑が晴れず、むしろ次々と暴露される資料を見ると教育に携わる大臣として不適格」「このような違法行為を長年継続してきた関係者には厳重に法的処罰を」と訴えています。(赤旗15.3.25
by mew-run7 | 2015-03-26 13:35 | (再び)安倍政権について

by mew-run7