「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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安倍の「バカの壁」&「ウソも繰り返せば本当に」的な答弁に、国民が騙されないように。

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】



 参院の安保特別委が始まってから、安倍首相が安保法案の関して、「接待に」「断じて」など、やたらに強い表現を用いて説明をする回数が増えている。(@@)

<以前、コメント欄にもそのような意見が記されていたけど。mewも、日常生活の中で、特に仕事に関わることで、安易に「絶対に」とか「あり得ない」とか言う人は信じられないな~と思うし。それが責任のある立場の人であるほど、「何て無責任なやつなんだ」とも思うです。(ーー)> 
 
『「絶対にない」「断じてない」「いささかもない」――。安倍晋三首相が安全保障関連法案の参院審議で、こんな断定調を増やしている。法案に対する世論の不安を払拭(ふっしょく)するためとみられるが、「断定」の根拠はというと、いま一つはっきりしない。
 「戦争に巻き込まれることは絶対にない」。集団的自衛権を使えるようにしたことで、米国の戦争に巻き込まれないのかという懸念に対し、首相は30日の特別委員会でこう言い切った。

 あくまで日本の防衛のために集団的自衛権を使うのであり、それと関係ない戦争に自衛隊は出せないとの理屈だ。ただ、首相がふだんから「日米同盟」を強調しているだけに、野党や憲法学者からは、米国に助けを求められれば、何らかの理屈を付けて否応なく米国の戦争に加わることにならないかとの指摘がある。「事実上の戦争参加だ」との批判がある。

 徴兵制の議論でもそうだ。首相は「徴兵制の導入は全くあり得ない。今後とも合憲になる余地は全くない。子どもたちが兵隊にとられるという徴兵制が敷かれることは断じてない」と繰り返した。確かに、政治的にもほとんど取りえない選択だ。
 だが、首相自らが長年の憲法解釈を変更し、歴代内閣が使えないとしてきた集団的自衛権の行使を認めた。その首相が「将来、徴兵制について憲法解釈の変更がないと断じることは説得力がない」(民主党幹部)。(朝日新聞15年7月30日)』

* * * * *

 それこそ、7日の衆院予算委員会では、核兵器の運搬に関して問われ、あのお得意の「私が総理大臣としてあり得ないと言ってるのだから、間違いない」という(恐ろしく傲慢な&実は、完全に間違っている)フレーズまで飛び出した。 (゚Д゚)

『安倍晋三首相は7日の衆院予算委員会で、安全保障関連法案が自衛隊による核兵器の輸送を排除していないと野党が批判していることに対し、「政策的に全くあり得ない。机上の空論だ」と反論した。その上で「そもそも選択肢としてないものを議論すること自体、意味がない。あり得るかのごとく議論するのは間違っている」と、野党の追及姿勢に強く反発した。

 民主党の山井和則氏への答弁。首相は、核輸送を排除する規定がないのは現行の周辺事態法も同じだと主張。「米国が核弾頭を運んでくれと言うこと自体、120パーセントないし、頼まれたとしても絶対にやらない」と力説した。

 山井氏が「核兵器は除外すると明記すべきだ」と法案修正を迫っても、「私が首相としてあり得ないと言っているから間違いない。非核三原則という国是の上に法律を運用するのは当然だ」と拒否。山井氏は、6日の広島平和記念式典で首相が非核三原則に触れなかったことを引き合いに、「その国是を言わなかったのはあなたではないか」と非難した。(時事通信15年8月7日)』

* * * * *

 このブログでは何度も書いているのだが。残念ながら、そして実に哀しく、情けないことに、わが国の首相は、憲法や政治に関する基本的なことがほとんどわかっていないのだ。(~_~;)

 そもそも、今さら説明するまでもなく、安倍氏の「総理大臣の言うことだから正しい(or間違いない)」という発想が、完全に間違っている。(**)
 しかも、議院内閣制をとる日本の総理大臣というのは、大統領などに比べて権限が乏しいし。いつでもクビをすげ変えることが可能な、与党代表&行政府の長に過ぎないのだけど。安倍氏は、何だか総理大臣は、王様のように国政上の強い権限があると、さらには、自分の思想や政策判断は全て正しいので、国民はそれに従うべきだと思い込んでしまっているところがあるのだ。(>_<)

 また、あとで志葉玲氏の『安保法制で「バカの壁」化する安倍政権ー不誠実な説明、「ウソも繰り返せば本当になる」的な手法』という記事をアップしたいのだが。
 養老猛氏著の「バカの壁」に関して、Amazonのページに、こんな記述がある。(・・)

『我々人間は、自分の脳に入ることしか理解できない。学問が最終的に突き当たる壁は自分の脳である。著者は、この状態を指して「バカの壁」と表現する。知りたくないことは自主的に情報を遮断し、耳を貸さないというのも「バカの壁」の一種。その延長線上には民族間の戦争やテロがあるという。』

 安倍首相は、この後段の「知りたくないことは自主的に情報を遮断し、耳を貸さない」という「バカの壁の一種」にも陥っているように思われる。(ーー)

* * * * * ☆

 また、山井氏も質疑の中で主張していたのだが。今、国会では安保に関する「法律」を作っているわけで。この「法律」とは、安倍政権の時だけ有効な時限法でない以上、法律が廃止されるまでは、安倍氏が首相を辞めて、他の人が首相になってもずっと効力を持ち続けるのである。(・・)

 ということは、いくら安倍首相が「XXはやらない」「政策判断としてあり得ない」と言っても、法律に書かない限りは、それが守られる保証はないのだ。^^;

 いや、本当は首相や担当閣僚の国会答弁は、法律を解釈する際の大事な基準になって来たのであるが・・・。
 安倍首相の場合は、いかんせん何十年も続いて来た政府の集団的自衛権禁止の憲法解釈を、簡単に変えてしまった上、憲法界では超異端の「砂川判決説」をさも正しい見解であるかのように主張するような人だし。(国民の意思も問わず。憲法学者の大多数が違憲だと言っても無視するし。)
 他の法案や事案も含め、国会の答弁や会見での説明がコロコロ変わる人ゆえ、安倍首相の答弁は信用しづらいし、とても法解釈の基準にはできないと言っていいだろう。_(。。)_

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
 
 安保法制で「バカの壁」化する安倍政権ー不誠実な説明、「ウソも繰り返せば本当になる」的な手法

志葉玲 | フリージャーナリスト 2015年7月22日

「安倍政権はバカの壁となっている」―怒りのあまりか、小林節・慶応義塾大学名誉教授は語気を荒らげた。今月12日に都内で行われた、憲法学者らでつくる「国民安保法制懇」の記者会見でのことだ。16日の衆院本会議での強行採決をひかえ、小林教授は「安倍政権の姿勢からして、強行採決は当然くるだろう。

だが、これまでの国会内外の論戦で彼らは一つも答えられる内容を持っていないことは明らかだ」と指摘していた。実際、この間の安倍政権の安保法制についての「説明」は、散々批判され、論破された主張を、壊れた機械のように何度も繰り返す、というものとなっている。

○戦争と火事は違うと批判されながらも、くり返される喩え話

今月20日には、安倍首相自らフジテレビ系列の報道番組「みんなのニュース」に出演。安保法制についての説明を行った。「総理肝いり」との触れ込みで出てきたのは、火事を起こしている三つの家の模型。安倍首相は、模型を手に次のように語った。

「米国の母屋に誰かが火を放って、火事になった。これに対して同盟諸国の消防士が火事に消しにいくが、今の日本はそれができない。それに対し、今我々がやろうとしていることは、米国の母屋から離れに延焼して、その離れから火が日本の家に移ってくることが明白な場合、米国の離れの消火を日本の消防士が行うことができる」(安倍首相)。

要するに、国外に展開する米軍への攻撃に対し、日本も自衛隊を使って応戦できるという集団的的自衛権の行使を説明したかったらしい。だが、戦争と消火活動は全く別物であり、喩え話としては適当ではない。また、安倍首相が使っていた、炎と煙の模型が不気味に赤黒く生肉を連想させたため、ネット上では「安倍首相と火事と生肉イエーイ」「生肉総理」と散々揶揄されることに。
関連情報http://togetter.com/li/849944

安倍政権はよほど火事の喩え話が好きらしく、礒崎陽輔・首相補佐官が今年6月8日、ツイッターに同様の喩え話が投稿している。しかも、この喩えを10代の若者に徹底的に批判されるという失態まで晒した。
「戦争と火事は全く別物だし笑 戦争は火事と違って少しでも他国の戦争に加担すれ自国も危険に晒す」「火事は消火すれば解決する。殺し合いは必要ない。戦争は違うよね?殺し合って何万人何十万人何百万人が死んでくんだよ。それに日本が加担するってことだよ」
出典:http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20150611-00046537/

今月13日の衆院平和安全法制特別委員会の中央公聴会でも、自民党の今津寛議員が火事の喩えを持ち出し、公述人として発言した木村草太・首都大学東京准教授に「火事と武力行使というものを同視する比喩が果たして成立しているのか、私はよく分かりません」と指摘され、どっと笑い声があがるという場面もあった。

○「邦人を輸送する米軍の護衛」は、集団的自衛権で一番いらないケース

過去に論破されたにもかかわらず、懲りずに持ちだされた論議は火事の喩えだけではない。自民党は今月2日、元自衛官の佐藤正久議員をモデルにした短編アニメ「教えて!ヒゲの隊長」をYOUTUBEにアップ。その中で、米軍艦隊が日本の民間人を保護し戦闘地域から安全なところへ輸送している際、米軍艦隊を守るために自衛隊が戦闘行為を行うことができる、という安倍政権が集団的自衛権行使の要件とするケースを説明している。だが、これも既に論破されているものだ。

* * * * *

昨年5月19日に開催された「集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会」で、防衛官僚として日本の安全保障の実務を担った元内閣官房副長官補の柳澤協二氏が講演。柳澤氏は、当時、安倍首相がパネルで説明した米軍艦隊による邦人輸送について「一番、集団的自衛権がいらないケース」とバッサリ。
「軍事専門家の99%は北朝鮮が戦争する能力がないという認識だが、仮に北朝鮮の軍隊が燃料を集め、弾薬を補給して、戦争の準備をする動きをしたら、こちらにも必ずわかる。そうなれば、外務省から退避勧告が出る。民間のエアラインが飛んでいる間に引き上げさせる。戦争になれば、民間人が邪魔にもなる。軍事的観点からも引き上げさせる」「軍艦に民間人を乗せるスペースはない」等と、米軍による邦人輸送が非現時的であることを理路整然と批判した。

ちなみに、「教えて!ヒゲの隊長」に対し、これに反論する動画「【あかりちゃん】ヒゲの隊長に教えてあげてみた」が今月9日にアップされた。現在、元の動画より反論動画の方が再生回数を上回り、「完全に粉砕」「とてもわかりすく論破している」等と話題になっている。

○砂川事件判決は集団的自衛権を容認していない

安保法制が「合憲」だと言って憚らない安倍政権。彼らが根拠としているのが、砂川事件の最高裁判決だ。砂川事件とは、1957年7月に砂川町(現在の立川市)での米軍基地の拡張に反対する学生が基地に立ち入り、刑事特別法違反として逮捕、起訴されたというもの。その後、学生側は、安保条約およびそれに基づく米国軍隊の駐留が憲法前文および9条に違反すると無罪を訴え、1959年3月、東京地裁はこれらの主張を認め、学生らを無罪とする(伊達判決)。

ところが、検察側は高裁を飛び越えて最高裁に上告。最高裁は同年12月、「憲法9条は自衛権を否定していない」「外国軍隊は憲法第9条にいう戦力にあたらないから米軍の駐留は憲法に違反しない」「米軍駐留を定めた安保条約は高度の政治性を有し、司法裁判所の審査にはなじまない」と、伊達判決を覆した。

安倍政権が集団的自衛権の行使を可能とするのは、この砂川事件の最高裁判決が「自衛権を認めている」というものだが、砂川事件最高裁判決は「日本が攻められた時に応戦する権利」としての個別的自衛権は認めていても、「日本が攻撃されていないのに、米国等の助太刀をするために、武力行使を行う」という集団的自衛権の行使までは認めていないというのが定説であり、これまでの政府見解であった。昨年5月30日付けの日本弁護士連合会の声明も、「砂川事件最高裁判決によって集団的自衛権の行使を正当化する余地はあり得ない」と断じている(関連情報)。 

○「ウソも繰り返し言い続ければ本当になる」的手法

破綻したロジックや、繰り返しその根拠が否定されてきた主張を、懲りずに何度でも使う。そうした手法は、「ウソも繰り返し言い続ければ本当になる」というナチス・ドイツのゲッペルス宣伝大臣の手法を彷彿とさせるものだ。少なくとも、「丁寧に説明」しているとは到底言えないであろう。

前出の記者会見で、小林教授は「安倍政権とのたたかいは我慢大会」「強行採決への怒りは忘れず、次の選挙ではっきりケリをつけるため私は語り続ける」と決意を新たにしていた。

安保法制の衆院特別委での強行採決後、「SEALDs」や「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動」などが、15日、16日、17日の3日連続で行った国会前抗議行動では、のべ人数で約19万人(主催者発表)もの人々が集まり、安倍政権の支持率も30%代に急落、「支持しない」は50%代に急上昇したのも、多くの人々が安倍政権のやり方に憤りを感じているからなのだろう。』

* * * * *

 知人がよく「いいよな~、安倍は。無知で思い込みが強い分、間違ったことも平気で堂々と主張できるんだから」「国民にとっては、ここまで政治や憲法のことを知らない政治家を持つのはいい迷惑だけど。政治家は厚顔無恥な方が得なのかもな」とぼやいているのだけど。<御意!(・・)b>

ただ、志葉氏が書いているように、もし安倍陣営が『「ウソも繰り返せば本当になる」的な手法』を用いる意図で、安倍首相に断定的なもの言いやまやかしの説明を吹き込んでいるとしたら、チョットこわいな~と思う部分もある。^^;

 どうか善良なる国民が、安倍首相の厚顔無知な言葉にだまされないようにと。また、そのために良識ある政治家やメディア、ブロガーなどのネット関係者は、最後まで根気よく安倍首相の説明のウソや、安保法案のアブナさ、問題点をしっかりと国民に伝えて欲しいと願っているmewなのだった。o(^-^)o gamba!

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by mew-run7 | 2015-08-09 06:14 | (再び)安倍政権について | Trackback(2)
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