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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

安倍談話、左右(中)からの感想&支持率、求心力低下で、村山談話否定は果たせず

頑張ろう、東日本&ニッポン!安心と希望を抱ける1年に。o(^-^)o 


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


【書きたいことが山ほどあるのだが。指の負傷+αなどで、自分で文章を打つのがチョット大変な状況に。せめて重要な情報は届けたいと思うので、少しの間、コピペを活用した記事が多くなるかも知れませんけど、ご容赦を。m(__)m】


 安倍首相が先週出した戦後70年の安倍談話に関する記事を3つアップしたい。

 一つめは、左派orハト派系の村山元首相の感想。『「談話を出す意味はなかった」村山元首相、不満あらわ 大分市で会見』
 二つめは、右派or超保守系から櫻井よし子氏の感想。『戦後70年談話 櫻井よしこ氏「安易な謝罪の道をとらなかった」と評価』
 そして、三つめは、毎日新聞の「70年談話>安倍カラーを抑制 支持率急落受け軟化」という記事だ。(これが一番、mewの考えに近いと思ったです。)


『「談話を出す意味はなかった」村山元首相、不満あらわ 大分市で会見

「何の目的でおわびという言葉を使ったのか明確でない」。戦後50年の節目に、アジア諸国への植民地支配と侵略を認めて謝罪する談話を発表した村山富市元首相(91)は14日夜、安倍晋三首相の談話を受けて大分市で記者会見し、「美辞麗句を並べたが、焦点がぼけて、何が言いたいのかさっぱり分からない」と不満をあらわにした。自身の談話が継承されたと考えるかの質問には「ない」と言い切った。

 第2次内閣発足から間もないころ、村山談話について「そのまま継承しているわけではない」と述べた安倍首相。今回の談話に対する海外の注目も高く、会見場には中国メディアの姿もあった。
 村山氏は新たな談話への動きについて「日本は何を考えているのかと疑問を持たれた」と力説。焦点となった「植民地支配」「侵略」などの言葉が盛り込まれたが、村山氏は「日本が侵略したことが悪かったと率直に謝る文章にはなっていない」「(アジア諸国に)大変な迷惑をかけたことが不明確だ」と指摘した。
 また、安倍首相が以前から主張してきた歴史観を抑えた形となったことには「言葉に配慮し、苦労して作ったのだと印象を受けた。いろんなことが耳に入ってきたのだろう」と述べた。

 自身の20年前の談話について「以後、歴史問題で日本が謝罪したことはない。(安倍首相は)最初から継承すると言えば良かった」との自負ものぞかせた村山氏。最近は安全保障関連法案に反対し、国会前のデモにも参加している。法案審議で首相が強調している積極的平和主義については、談話の終盤で触れられただけだった。
 村山氏は「本来ならば、積極的平和主義をもっと本人は言いたかったと思う。安全保障関連法案とどれだけ関係があるのか、言うなら言うべきだと思う」と述べ、会見中繰り返した同じ言葉をまた繰り返した。
 「談話を出す意味はなかった」 (西日本新聞15年8月15日)』

* * * * *

『戦後70年談話 櫻井よしこ氏「安易な謝罪の道をとらなかった」と評価』

ジャーナリストの櫻井よしこ氏は14日、首相談話を評価した。櫻井氏のコメントは次の通り。

 ◇ 

 第1に、戦後の日本に対する世界の支援に深く感謝し、子や孫たちに「謝罪」を続ける宿命を背負わせないよう明記している。「侵略」という言葉を使ったが、一人称ではなく歴代政権の姿勢として、国際社会の普遍的な価値観としての言及だったのは、非常に良かったと思う。

 「侵略」「お詫び」という言葉が注目されていたが、日本国民が反省している気持ちを十分に表しながら、外の声に押され、安易な謝罪の道をとらなかったことは、日本のため、世界のためにも建設的だ。

 安倍晋三首相の記者会見では、「『国策を誤り…』など抽象的な用語でなく、どのように針路を誤ったのか歴史の教訓を具体的にくみ取らなければならない」と述べていた。過去の談話の精神を引き継ぐ一方で、これは村山談話の批判と感じた。

 第2に、歴史を振り返って、植民地支配の波がアジアにも押し寄せていたことに触れ、「日露戦争は植民地支配のもとにあったアジア、アフリカの人々を勇気づけた」とした。歴代首相で、そういうことを述べた人がいたか。歴史の事実として、人類の歩みの中に日本もあったと確認したことは良かっただろう。

 また、経済のブロック化が進み日本が孤立感を深めたという指摘は、歴史を学べば学ぶほどそこに近づく真実だと感じる。安倍首相は歴史について日本の視点を忘れてはならないと、示したと思う。(談) (産経新聞15年8月15日)』

<これは超保守マドンナの稲田朋美氏(自民・政調会長)が11日にTVで、戦後70年談話について、「未来永劫、謝罪を続けるのは違う」「この70年間、戦争することなく、平和に貢献してきた」「中国に政府開発援助(ODA)を行い、韓国にも援助してきた。謝罪をするのは違和感を覚える」とアピールしていたこととも呼応する。^^;> 

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『70年談話>安倍カラーを抑制 支持率急落受け軟化

毎日新聞 8月14日(金)

 安倍晋三首相は戦後70年談話で、内閣支持率の低下など政権基盤の揺らぎを背景に「安倍カラー」を抑制した。首相は当初、未来志向を前面に出す意向だったが、安全保障関連法案の審議への影響や連立を組む公明党への配慮などから、談話の大半を歴史認識にさいた。ただ、村山談話の「侵略」「植民地支配」「おわび」などの「キーワード」は首相自身の歴史認識としては示さなかった。中国への配慮は随所に盛り込み、日中関係に配慮した一方、韓国への言及が少なかったのも特徴だ。

 戦後70年談話に盛り込まれるか注目されたキーワードは「侵略」「植民地支配」「痛切な反省」「心からのおわび」の四つだった。

 安倍談話は、村山談話で「植民地支配と侵略によって、アジア諸国に多大の損害と苦痛を与えた」とした部分は引用しなかった。代わりに、「事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない」と記述したが、侵略をどう認識しているかには触れなかった。「植民地支配」も「永遠に決別」と位置付けたが、韓国への「植民地支配」には踏み込まなかった。

 「反省」と「おわび」についても、「歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないもの」とはしたものの、自ら「おわび」する形にはならなかった。将来の日本人に「謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」との表現もあり、「未来永劫(えいごう)、謝罪をするのは違和感を覚える」(11日、自民党の稲田朋美政調会長)という首相や首相周辺の持論を反映させたとみられる。

 キーワードを盛り込み公明党や周辺国への配慮を示しつつ、首相の支持基盤である右派にも気を配る形になっており、談話作成に苦慮したことがうかがえる。

 そもそも首相には「侵略」などの表現を盛り込む意図はなかったとみられる。首相は談話について2013年4月の参院予算委員会で、「(村山談話を)安倍内閣としてそのまま継承しているわけではない」と答弁。その後は「全体として引き継ぐ」と修正したものの、「もう一度書く必要はないだろう」とも語り、戦後70年の歩みと未来志向を中心に談話を構成する方針だった。

 誤算は安保関連法案の審議が難航していることだ。憲法学者3人が6月4日に衆院憲法審査会で、法案を「違憲」と発言。自民党若手勉強会での報道威圧発言問題なども起き、内閣支持率は下落。7月の毎日新聞の世論調査では第2次安倍内閣発足後初めて、支持率(42%)が不支持率(43%)を下回り、8月では32%にまで下がった。支持率低下の中で来夏の参院選を控える政府・自民党にとって、政権運営には公明党の全面協力が不可欠。また、国会開会中の談話発表となれば、公明党の太田昭宏国土交通相が国会で談話への認識を問われる可能性もあり、公明党が求める閣議決定の判断に傾いた。

 公明党の山口那津男代表は7日の首相との会談で、「おわび」に言及しない談話の素案を示された際に、「歴代内閣の談話を継承した意味が、国内外に伝わるものにしてほしい」と注文。首相はその後、山口氏に電話で素案を変更すると伝え、引用の形で「おわび」を盛り込んだ。

 自民党議員は「首相にとって最重要課題は安保法案の成立だ。公明党や中韓を刺激すれば審議に影響が出かねず、首相は妥協したのだろう。政権はそこまで追い込まれつつあるということなのだろう」と語った。【松本晃、当山幸都】』

* * * * *

 負傷が治ったら&もし時間があれば、mew個人の感想も書きたいと思うのだけど・・・。
 
 安倍首相&仲間たちは、社民党の村山富市氏が戦後50周年自社さ政権に出した「村山談話」が気に食わず。12年末に政権奪還した当初から、安倍首相が戦後70年に談話を出して、村山談話を否定&オーバーラップ(上から覆い隠す)することを目標にして来たのだが。

 安倍陣営は「侵略」や「おわび」も入れず、止むを得ない自衛戦争だったとする談話を考えていたものの、談話を出す少し前から安倍内閣の支持率がダウンし、地方選でも負けたため、安倍首相のワンマン力や求心力が低下。
 安倍首相は、総裁選や安保法案成立を控えて、党内のハト派や公明党の支持や協力も失いたくなおことから、お得意のどっちつかずの内容にして、玉虫色の表現を用いるしかなかったわけで。結局は、どちらにも評価されず、不満が残る談話になったのではないかと思うです。

 ただ、mewが真ん中へんから客観的に見ると、今回の談話には、安倍氏&超保守仲間の思想や考えが、彼らがいつも主張していることの半分も反映されていないことから、安倍首相は周囲の圧力や世論に押されて、負けちゃったかな~(=超保守派の期待を裏切っちゃったかな~)という感じがするし。
 もしこれで、近い将来、拉致問題や北方領土問題にも前進がなければ、さらなる失望を招いて、そのうち党内のアンチ安倍派に加えて、超保守派の間からも「安倍おろし」が起きるかも知れないな~と(半分、期待込みで)思ったりもするmewなのだった。(@@) <みんなで安倍っちを、政権の土俵から、押し出しちゃえ!o(^-^)o>

            THANKS







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by mew-run7 | 2015-08-17 11:00 | (再び)安倍政権について

by mew-run7