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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

安倍、国連で赤っ恥~演説はガラガラ。出来レース会見は、想定外の質問にトンチンカン

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】




まず、mewが先週末、「これはヒドイ」と、思わず「ブフッ」と吹き出してしまった写真&ページ(togetter)を。(^n^)http://togetter.com/li/880887
 
 安倍首相は9月30日に、国連総会で一般討論演説を行なったのだが。何とその会場は、とんでもなく閉店ガラガラ状態だったのである。(@@) <首相官邸の映像、外務省HPの写真でもわかるです。^^;>

 安倍首相は、先月19日に安保法案を成立させた後、意気揚々とNYに出発した。(・・)

 日本政府は、かねてより国連の安保理の常任理事国入りを望んで、様々な活動を続いているのだけど。中でも、安倍首相&超保守仲間には、その思いが強い。^^;

 というのも、国連の常任理事国は、第二次世界大戦の戦勝国。日本は米国に継いで、多額の分担金を拠出しているものの、さしたる権限を有さず。保守派から見れば「いまだに敗戦国扱い」であるのに対して、彼らの大敵である中国は、最初から常任理事国入りしているからだ(分担金額は日本よりかなり少ないのに)。(~_~;)

 ただ、安倍氏を含め自民党などの保守派や外務・防衛官僚の間では、日本が集団的自衛権の行使を認めて、国連の集団安全保障や欧米の同盟国の戦闘に協力できるような体制を作らないと、常任理事国入りを本格的に要望、主張するのは難しいだろうという意見が強かった。(-_-)

* * * * *

 しかし、今回、安倍首相はついに集団的自衛権の行使を容認する安保法制を整備した上で、国連総会に臨むことになったわけで。それゆえ、意気揚々と国連に向かい、様々な会合や会談の中で、国連改革&日本の常任理事国入りをアピール。^^;

 この一般教書演説では、真っ先に今回大きなテーマになっていたシリア難民対策のために、970億円の支援金を拠出することを宣言し、長々と難民支援の重要性について語ることに。また安保理改革、PKOなどの国際貢献に力を入れ、「国際協調主義にもとづく積極的平和主義」の政策を進めて行くと強調したのだった。(@@)

 BUT、その安倍首相の思い入れたっぷりのスピーチをきいていた国はほとんどなかったようだ。(>_<)
<もしかして、会場にいる国の多くは、安倍首相が地球を俯瞰して金銭をばらまいて来たところだったりして。^^;>

『シリア難民の問題が大きなテーマとなった今年の国連総会。安倍総理は970億円の支援を表明しました。
 「日本はシリア・イラクの難民、国内避難民に向けた支援を一層厚くします。金額に換算すると、今年は約8.1億ドル、昨年実績の3倍となるでしょう」(安倍晋三総理大臣)

 また、世論調査では8割の人が政府・与党の説明が不十分と感じる中で成立させた安全保障関連法についても、成果を強調しました。
 「日本自身がこの先、PKOにもっと幅広く貢献することができるよう、最近、法制度を整えました」(安倍晋三総理大臣)

 これらの発言には、国連の安全保障理事会を改革し、日本が常任理事国になるという悲願の達成につなげる狙いがあります。
 「私たちは国連を強くしたいと思っています。安保理改革を行い、そこで安保理常任理事国として世界の平和と繁栄に一層の貢献をする責任を果たしていく覚悟であります」(安倍晋三総理大臣) (TBS15年10月2日)』

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 安倍首相は、この演説後、内外の記者を対象に記者会見を行なったのであるが。首相が、難民対策についてきかれた際に、ピントのずれた&難民対策に対する意欲がないかのような答え方をしたため、きいていた人は「???」だったとのこと。また、海外の一部メディアから批判されることになった。(@@)

『安倍晋三首相は9月30日未明(日本時間)、国連総会の一般討論演説で、シリア・イラク難民の問題について、約8億1000万ドル(約972億円)の経済支援を実施する方針を表明した。

演説後の記者会見では、外国人記者が、9月24日に安倍首相が発表した「新・3本の矢」とする経済政策について質問したあと、「シリア難民問題への追加の経済的支援を表明したが、難民の一部を日本に受け入れることは考えていないか?」と質問した。

安倍首相は「新・三本の矢」について説明して「新たな三本の矢を全力で放ち、新たな国造りを進めて参りたい」と述べた後、シリア難民問題への答えに移り、以下のように答えた。

「そして今回の難民に対する対応の問題であります。これはまさに国際社会で連携して取り組まなければならない課題であろうと思います。人口問題として申し上げれば、我々は移民を受け入れる前に、女性の活躍であり、高齢者の活躍であり、出生率を上げていくにはまだまだ打つべき手があるということでもあります。同時に、この難民の問題においては、日本は日本としての責任を果たしていきたいと考えております。それはまさに難民を生み出す土壌そのものを変えていくために、日本としては貢献をしていきたいと考えております」

ロイター通信は会見の内容を「安倍首相、シリア難民受け入れより国内問題解決が先」とのタイトルで報じた。

イギリスのガーディアンは「人権団体は、ロシアやシンガポール、韓国と並び、日本は高所得の国なのに、第2次世界大戦以降で最悪の難民問題に手をさしのべることに失敗していると強調している」として「日本は昨年、1億8160万ドルを国連の難民対策部門に支出し、アメリカに次いで2番目に多いが、シリアや他の難民受け入れは、その経済規模に見合っていない。日本で難民資格を申請している60人のシリア人のうち、認められたのは3人であり、約30人は人道上の理由で長期滞在が認められているだけだ」と指摘した。

一方で、ガーディアンは、「日本の人口は今後、劇的に減少し、専門家は経済の衰退を予測しているが、移民受け入れを現実的な解決策として主張する政治家は少ない」とも伝えている。(The Huffington Post15年9月30日)』

* * * * *

 実際のところ、日本はもともと難民の受け入れに極めて消極的な立場なのであるが・・・。

 もしかしたら、安倍首相は、(通訳の和訳に問題があったのか、本人の理解力に問題があったのか?)難民対策と移民政策がごっちゃになったかも知れず。
 mewは、超保守仲間の多くが、人口問題対策として、外国人の労働者や移民を増やすことに反対しているのを意識して、国内の高齢者や女性の活用を優先したいと答えたのかな~と。
 それとも、難民対策に関しては、お金は出しても人は入れたくないので、あえて焦点をすらして答えたのかな~と思っていた。(@@)

* * * * * 

 で、事実はどうだったのか言えば・・・。これは、前記事+αで扱った「安倍官邸のメディア支配」の話にも関連することなのだが。

 安倍首相は、国内のメディアから事前に質問内容の提出を受けていて。それらに対する答えしか用意していなかったため、米国の記者に突然、想定外の質問をされて困惑。それで、トンチンカンな答えをしてしまった可能性が大きいようなのである。_(。。)_

 今度は、米記者がそれを知って、安倍首相の会見は「出来レース」だと批判を行なったという。(@@)

『安保法案の成立後、ニューヨークで国連総会に出席した安倍首相。帰国前に現地で記者会見を開き、国連の安保理常任理事国入りに言及したことなどが日本でも華々しく伝えられた。しかし、その会見をめぐって外国の記者から強い批判が浴びせられたことは、日本では伝えられていない。そこで外国人記者が感じたのは、日本のメディアと政権との癒着だった。(アイ・アジア編集部)
(下につづく)

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「もう1つ、質問が有る。あなたはシリアの難民問題で支援を表明したが、なぜ難民を受け入れないのか?」

ロイター通信の記者がこう質問すると、通訳を通して質問を理解した安倍首相の表情が強張った。実は、その質問に慌てたのは安倍首相だけではなかった。会見場にいた日本人記者全員が「予定外」の質問にざわめきたったのだ。

日本時間の9月30日朝に行われたニューヨークでの安倍首相の会見。「予定外」の質問とはどういうことなのか。アイ・アジアが入手した首相官邸の資料や取材に応じたアメリカ人記者の話によると、この会見では、質問者も質問内容も予め決められていたのだ。つまり、出来レース会見だったのである。

アイ・アジアが今回入手した資料は会見前に準備されていたもので、それによると、日本のメディアの記者と外国メディアの記者が交互に、5人まで質問することが決まっていた。極めて興味深いのは、その資料には、質問者の名前とともに、質問内容まで書かれていたことだ。

まずNHKの記者が、日ロ関係について質問、続いてロイター通信の記者がアベノミクスについて質問、続いて共同通信の記者が内閣改造について質問、そして4番目に米公共放送NPRの記者が、普天間基地の移設問題について質問し、最後が、テレビ朝日の記者で、国連改革について質問、となっている。

これについて、初めて日本の総理の会見に出たというアメリカの雑誌記者は驚きを隠さない。

「質問事項をあらかじめ提出しろということですから驚きました。そんなことは、アメリカでは記者倫理に違反する行為です。ところが、それは日本の政府と記者との間では常に行われていることだというではありませんか。本気かよ?と思ったのは私だけじゃありませんよ」

そして、前述のロイター通信の記者の「予想外」の質問となったわけだ。
予め決められていた質問は、「アベノミクス2.0の新しい3本の矢は、なぜこれを選んだのか。また、具体的に何をしようと考えているのか」で、安倍首相が準備されていた内容を答えている。

その記者が続けてシリア難民の質問を始めた際に、慌てたのが安倍首相だけでなかったことは前述の通りだ。結果的に、安倍首相は難民問題全体に対する取り組みの必要性を強調し、広報官が次に控えている共同通信の記者に振ったので、会見は荒れることもなく進んだ。しかし、それで終わらなかった。

共同通信の記者が想定通りの質問をし、安倍首相が想定通りの答えを行った後、今度は米公共放送NPRの記者が質問に立った。記者は最初、「普天間飛行場移設問題について、現状では日本政府と沖縄県との対立があるが、日本政府と沖縄県のどちらが責任をもって対処する問題なのか。妥協策を含む、政府の今後の対応は?」と質問。

これは予め、予定されていた質問だ。それに対して安倍首相が準備された答弁をし、広報官が予定されていたテレビ朝日の記者に振ろうとした時、NPRの記者が続けざまに、「辺野古移設に関連した環境汚染の問題についてどう考えるのか?」と畳みかけた。

想定外の質問に、安倍総理は明確な返答が出来ず、その後、テレビ朝日の記者の質問は行われずに会見は中止となった。納得がいかない外国メディアの記者たちと対照的に、日本人記者たちは、広報官に挨拶をするなどして足早に会見場を立ち去ったという。

前述のアメリカの雑誌記者が表情を曇らせながら語った。

「アメリカで今、日本のメディアは安倍政権に牛耳られていると報じられているのを、日本の記者たちは知らないのでしょうか?記者会見というのは市民を代表してジャーナリストが権力者に挑む場だというのは、アメリカにおいては一般の人も知っている常識です。しかし、残念ながら、日本の権力者の会見はそうではなかった。質問内容は権力側が予め検閲し、その答弁は予め準備されており、会見はその通りに行われる...ちょっと信じられません」

NHKと共同通信の記者の質問は、総理官邸が作った資料と一字一句違わなかったという。企業の粉飾問題などが発覚するたびに「国際的な基準に照らして問題がある」と批判する日本の新聞やテレビだが、実は自分たちの姿こそ「国際的な基準に照らして問題がある」ことを自覚すべき時ではないか。(2015年10月 5日 iAsia) 』

* * * * *

 今回の国連遠征では、安倍JAPANに海外の国々がほとんど期待していないことがわかっただけでなく、海外の記者に、安倍首相が難民対策に本気で取り組む気がないこと&日本のメディアを都合のいいように支配していることがバレてしまったわけで。ひとりの国民として、「恥ずかしい」と顔を覆いたくなってしまったmewなのだった。(/_\)

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by mew-run7 | 2015-10-07 12:48 | (再び)安倍政権について

by mew-run7