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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

維新のカネとり合戦の背景に、橋下系の借金あり+橋下は解党狙うも、泥沼化

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】



維新の党の「党執行部vs.大阪」の対立が激化。とんでもなく悲惨な状況に陥りつつある。(~_~;)

 個人的に追いかけてはいたものの、その対立状況がまさに「ドロ仕合」と呼ぶにふさわしく、あまりにもあさましくてえげつない(&幼稚でヒドい、バカらしい?)こともあって、あえてブログで取り上げるのをやめていたのだが・・・。
 ちょこっとだけ書いておきたいことがある。(・・)

 橋下徹氏と松井一郎氏は、既に維新の党を離党して、新党「おおさか維新」の設立を準備中。同党に移るつもりだった維新の議員は、当初、分党(&政党資金の分配)を求めていた。
 しかし、維新の党執行部は、おおさか維新に移る予定の議員(国会、地方含む)162人を除名。分党も資金分配しないと発表した。(@@)

 これに対抗して、橋下徹氏率いる大阪系は、今日24日、臨時党大会を開いて、維新の党の解党を決めると宣言。<橋下氏は既に離党していて関係がないはずなのだが、大阪系の弁護士として出席するらしい。^^;>
 大阪の事務所にある維新の党の通帳や印鑑を執行部側に渡さず。政党資金をおろせないようにしているという。(~_~;)

 橋下氏らは、維新の党を解党する理由として「維新の党を作った責任がある」「お金の分捕り合戦は最悪。要らなくなった政党を潰して、税金を国民の皆さんにお返しすることこそ維新スピリッツだ」などと、あたかも政治家として道義感にあふれているかのような説明をしているのだが。
 そんなに美しいお話ではないのは明らかだ。(>_<) 

 その背景には、もちろん自分たちが維新を創設した元祖であるというメンツや、野党再編に関する考え方の違い(大阪系は安倍官邸&超保守びいき、執行部は民主と連携),W選挙へのアピールなどがあるのだけど。
 金銭的なことでもめた最大の要因は、橋下氏らの大阪維新が、今年5月に大阪都構想の住民投票を行なった際に、劣勢を挽回せんとして広告費をバンバン使用し、5億円以上もの借金を作ったことにある。(**)

* * * * * 

 今回は、とりあえず金銭問題のことを中心に、関連する報道記事をアップしておくです。

『執行部と大阪組の分裂で、「内戦状態」に陥った維新の党。松野頼久代表は22日の会見で、除名した大阪組が24日に開く「臨時党大会」で同党の解党を目指していることを「異常だ」と激怒した。大阪組が解党届を出せば、偽計業務妨害に当たるとして法的手段も辞さない構え。国政政党ながら、党内抗争とくしの歯が欠けるような分裂が繰り返され、政党自体の信頼も失墜しそうだ。この日は新たに、「中間派」の4人が離党届を提出した。

 党の空中分解を止められない松野氏が、橋下徹大阪市長や「大阪組」へのいらだちを、あらわにした。

 大阪側は24日の臨時党大会で解党を決め、総務省に維新の党の解党を届ける方針だが「解散するつもりは全くない。党規に基づいていない党大会を開くこと自体が異常だ」と語気を強めた。「党大会は執行部会の了承を経て、代表が招集すると党規約に定めている」と指摘。「政党の離合集散としても、あり得ない」と、橋下氏を批判した。

 解党届が出た場合の対応を総務省に確認したとして、「双方の意見が割れた問題を受理することはないと思う。受理されるようなら、たとえば僕が勝手に、自民党や民主党の解党届を出せることにもなる。常識で考えて(受理は)あり得ない」と自信を示した。

 解党届が出れば、偽計業務妨害に当たるとの法律専門家の見解を用意。法的手段も辞さない構えだ。これに対し、松井一郎大阪府知事は21日、「訴えたらいい」と受けて立つ構えをみせ、党分裂が法廷に持ち込まれる前代未聞の事態も予想される。政党交付金が入金される銀行口座の通帳や印鑑は、大阪組が死守。執行部の「奪還」は難しい。

 解党届の問題とは別に、執行部が除籍処分にした片山虎之助参院議員が、逆に維新所属の参院議員5人の会派離脱届を提出、参院議長が受理する不可思議な事態も発生。松野氏は「一方に偏っている。議長と話したい」と不満を漏らした。

 執行部が追い詰められているのは事実だが、内紛劇は、大阪組にも相当なダメージだ。「維新VS反維新」の構図になっている大阪府知事&市長ダブル選(来月22日投開票)まで、1カ月を切った。結果次第では橋下氏の求心力も低下、執行部、大阪組が「共倒れ」する可能性もある。(日刊スポーツ15年10月23日)』

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『維新“カネくれ合戦”に横たわる“借金5億円”〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 10月13日

 行くも地獄、戻るも地獄とは、まさにこのこと。
 10月1日、橋下徹大阪市長(46)は新党結成に気勢を上げたものの、焦りが募る一方に違いない。

 政治部記者の話。

「24日に新党を立ち上げると宣言した手前、それまでに維新の党との分党協議を決着させなければならないのに、全く応じる気配のない松野頼久代表ら執行部側が“切り札”を用意しているのです」

 何でも、橋下氏には、執行部に大きな“借り”があるという。

「実は、維新の党には5億円もの借金がある。何に使ったのかといえば、今年5月に行われた大阪都構想の住民投票に投じた広告宣伝費。大阪維新の会では賄えない額だったので、当時の江田憲司代表が党として引き受け、金融機関から借りたのです。都構想は党の一丁目一番地でもありますが、実質的には橋下さんのために借金したようなもの。その“借り”を棚に上げて分党を要求し、おまけに“カネにガメつい”と党を批判するのは筋違いだというのが、執行部の考え」(同)

 そこで、検討されているのが、こんな妥結案だ。
 維新関係者によれば、

「カネを寄越せと言うのなら、借金も引き取るのが道理だろうというわけで、あくまでも分党は拒否したうえで、政党交付金の一部を橋下新党に寄附する代わりに、5億円の借金もいくらか負担して貰うことを考えています。橋下新党側が引き続き分党を求めてきたとしても、今まで通りに拒否していれば、刻一刻と時間は過ぎて行く。彼らが新党結成の期限までに妥結案を呑むか、痺れを切らして出て行くのかを、待つのみというわけ」

 カネも「維新」の名も手に入る、お花畑はないのである。(※「週刊新潮」2015年10月15日神無月増大号)』

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「維新の党」分裂騒動、銀行口座凍結の舞台裏
東洋経済オンライン 10月22日

 「分裂」から「除名」に発展し、争いが激化する維新の党だが、いよいよ泥沼の「奇襲作戦」が横行している。

 「なんとか17日に銀行口座が凍結されたようだ」

 週が明けた10月19日、ほっとした様子の執行部側の維新の党議員がそう言った。翌20日は政党交付金の振込日。6億6000万円が維新の党の銀行口座に支払われることになっていた。

 だがその銀行口座を管理し、通帳と印鑑を保管するのは大阪市の党本部。いわゆる大阪系の牙城である。松野頼久代表は14日に馬場伸幸前国対委員長、片山虎之助前総務会長、東徹前総務会長代行の3名を除名し、翌15日には「おおさか維新の会」に参加する9名の国会議員と153名の地方議員を除名したが、資金に関する権限は彼らが握っているのだ。

■ 通帳と印鑑の奪い合い

 松野氏はこれらを奪取すべく、先週後半に松木謙公幹事長代行を大阪に派遣。松木氏は通帳と印鑑を引き渡すよう求めたが、井上英孝氏ら大阪系の議員らに拒否された。

 一方で除名された大阪系の議員たちは、10月24日に臨時党大会を開催。同日に予定していた「おおさか維新の会」結党大会を31日に延期することを決定した。臨時党大会では新たな執行部を選任し、解党手続きを取るつもりだ。

 「維新の党を作った者の責任として維新の党を解党し支払いを終えて残ったお金は国庫に返納することを決めました」

 「維新の党は日本の国にとって百害あって一利なしです。これから潰しにかかります。これは政党交付金を少しでも国民の皆様にお返しするためです」

 8月に維新の党を離党したものの、いまだ大阪系の議員たちに大きな影響力を持つ橋下徹大阪市長は19日、ツイッターでこうつぶやいた。だが執行部側の議員は冷笑する。

 「5月の大阪都構想の住民投票にかかった広報費用が約5億円。他に全国から動員されたボランティアの交通費や滞在費などで、1億5000万円かかっている。彼らは10月に支給される政党交付金でこれを払おうとしたところ、銀行口座が凍結されてそれができない状態だ。橋下氏は『残ったお金を国庫に返す』と言いだしたが、こう言えば国民の多くが賛同し、その声に押されて我々が口座凍結を解除せざるをえなくなると計算しているのだろう」

 すでに広告代理店から広報費用の請求書が届いているというが、支払いの目途はたっていない。そもそも銀行口座が凍結されているのに、お金が残るのだろうか。20日の会見で、松野氏がこう述べている。

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■ 「10月24日に解党すれば赤字になる」

 「10月24日に解党すれば赤字になる。12月に支給される政党助成金が入れば少しは返せるだろうが、ほとんど残らない。来年以降は(維新の党が存在しないために)政党助成金は他党に振り分けられるので、国民に戻ることはない」

 凍結された10月分の政党交付金とこれから支払われる予定の12月分の政党交付金。その行方はどうなるのか。

 総務省によれば政党交付金の支払いを受けるには、政党はその支払い日の10日前までに申請書を出さなければならず(10月支給分については、カレンダーの都合で13日まで)、振込口座や代表名を変更する場合は、申請書に加えて登記事項証明書と印鑑登録証明書を提出する必要がある。すでに執行部側は振込先を変更すべくその準備に着手しているが、橋下氏の配下にある大阪系の議員たちは、松野氏に10月1日以降は代表権限がないと主張しており、12月に支給される政党交付金をめぐっても、争いが起こりそうだ。

 ではどちらの主張に正当性があるのだろうか。

 10月20日の会見の後、松野氏が興味深いものを披歴している。

 松野氏が手にしていたのは、維新の党の党本部が総務省に提出した政党助成金の申請書のコピー。代表者名の欄には松野氏の氏名が記載され、維新の党の印鑑が押されている。そして日付は10月6日となっている。

 橋下氏や大阪系の議員たちの主張によると松野氏には代表権がない。にもかかわらず、その松野氏の名義で、大阪系が支配する党本部が政党交付金を申請していたことになるのだ。

■ 双方の対立はますます先鋭化

 しかし凍結された10月分の政党交付金は、松野氏らにもすぐに引き出すことができず、これを解除するためには法的措置が必要になる。双方の対立はますます先鋭化していくだろう。

 その対抗策を講じる際に参考にするためか、橋下氏は20日午後、名古屋で渡辺喜美氏と会談した。渡辺氏は昨年11月にみんなの党を解党した時、政党交付金などの残余金8億2600万円を国庫に返納している。

 さらに渡辺氏は一匹狼だった江田憲司前維新の党代表をみんなの党に誘い、交通事故を起こして東京都議を辞職した柿沢未途前同党幹事長を国政に引き上げた。結果的に敵対することになってしまったが、彼らを政治家として育てあげたのは渡辺氏ということになる。

 このように彼らを熟知する渡辺氏から、橋下氏はどのような教えを乞うたのだろうか。奇襲には奇襲で対抗し、お互いに潰しあうことになるのだろうか。これを「野党再編」だというのなら、国民にとってあまりにも情けない。』

* * * * *

 mew的には、大阪では、維新の候補が府知事、市長選で落選して。おおさか維新の勢力が減じて、国政への発言権が低下するといいな~と。でもって、国会の方では、早く本当の意味での野党再編を進められるようにしたいのだけど。
 果たして、今日、大阪系が開く予定の党大会、そして維新の党の行方はどうなるのか・・・。興味深く見守っているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2015-10-24 07:52 | (再び)安倍政権について

by mew-run7