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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

石田純一、SEALDsの集会に、批判覚悟でまた参加&言論の自由を守って行こう!


  これは12月8日、2本めの記事です。

頑張ろう、東日本&ニッポン!安心と希望を抱ける1年に。o(^-^)o 


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


今週6日、東京の日比谷野外音楽堂で、SEALDsなどが主催した安保反対の集会が開かれた。

 この集会には、SEALDsなどの団体やジャーナリスト、民主党の福山哲郎氏や共産党の志位委員長など野党議員も参加。
 何とサプライズ・ゲストには、安保審議中、国会前の集会にも参加していた俳優の石田純一氏が登場したという。(・o・)

『安全保障関連法の廃止を求める学生グループ「SEALDs(シールズ)」などが主催した集会が6日、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂で行われた。俳優の石田純一氏が「スペシャルゲスト」として登場し、「世界一平和で安全な国をなぜ変える必要があるのか」と訴え、安保関連法廃止を呼び掛けた。

 「サプライズ」として集会の冒頭にあいさつした石田氏は「かつて自民党ももっと多様性があった」と指摘した上で、「戦後70年は日本人だけではなく、中国や近隣のアジアの国が犠牲になられた上に成り立っている。この戦後というものを何十年、何百年も続けていきたい」と主張した。
 石田氏は9月17日も国会前の反安保関連法案集会に参加した。その後の話として石田氏は「いろんなところでお叱りを受けます」と告白。「いろんな意見があることは、右でも左でも、ニュートラル(中立)でもいい。でも、言論の自由があって初めてわれわれは成り立っている」と語気を強めた。(中略)

 集会ではその後、シールズのメンバーや民主党の福山哲郎幹事長代理、共産党の志位和夫委員長、生活の党と山本太郎となかまたちの玉城デニー幹事長らが登場し、いずれも来年夏の参院選に向け野党間で共闘する意向を示した。(産経新聞 15年12月6日)』

 さすがは、mewがいつも頼りにしている産経新聞。(@@)何と安保法案反対の集会でのゲストのスピーチの詳報までしっかり載せてくれていたです。(・・)

 というわけで、この記事にはシールズの諏訪原健氏と石田純一氏のスピーチをアップしておきたい。

* * * * *

☆ シールズ・諏訪原氏「安倍政権は公の利益のためなら民主主義や個人の自由も無視する価値観だ」

 【諏訪原健氏】(シールズメンバー、筑波大大学院1年)

 「今日はまず皆さんに問いたいことがある。そこで叫んでいるあなた(会場近くの街宣車)にも問いたいことがある。あなたにとって理想の社会はどんな社会ですか。この答え、僕自身にはどのように生まれ育っても自分らしく自由な人生を歩んでいける社会であってほしい。このように考えるようになったきっかけは、僕自身があまり裕福な家庭に生まれなかったことにある。人生の岐路に立つたびに、現実を突きつけられ、そして実際にメシを食うことを考えないといけない。そうやって生きてきた。だけど、本当にそれでいいのか、これが自分の生きたい人生なのかと常に問いながら生きてきた。だからこそ、どういう家庭に生まれ、どういう場所に生まれて、どういう姿、形に生まれて、どういうアイデンティティーを持って、そういう、自分では選べない要因で自分らしく自由な人生が歩めないような社会にはしたくないと思っている」

 「さて、ここで現実の政治状況に目を向けてみよう。約2カ月半前、安倍政権は多くの異論がある中で、立憲主義や民主主義まで無視して安全保障関連法を成立させた。しかも成立させるに当たり、彼らは平和安全法制といって、私たちの安全だったり平和というものを大義名分として使いながら、無理やり成立させた。ここで語られる平和は、これまで日本が語ってきた平和とは全く違うものだ。だれも殺さず、だれも殺されない平和とはまったく違うことは言うまでもない。法案の中を見ても明らかに政策として妥当なものではない。安倍政権のやっている諸政策に通底している価値観は、公の利益や秩序のためだったら民意も立憲主義も民主主義も個人の尊厳や自由までも無視していいという価値観だ。そんなのは全体主義だ。おかしいに決まっている」

 「どのように生まれ育っても自分らしく自由な人生を歩むことができる社会。そんな僕の理想するような社会とは真逆の方向に社会は進んでいる。僕はこれが許せない。憲法を守れ、勝手に決めるな、へ理屈をいうな、自由を守れ、子供を守れ、未来を守れ。そんな当たり前のことを言わなければいけない社会は終わりにしよう。ともに理想とする社会、よりよい社会を目指していこう。こうしている間にも、だれかが自分らしく自由に生きることを諦めているかもしれない。こうしている間にも、誰かが生きること自体すらも諦めてしまっているかもしれない。僕はそんなのは許せない」

 「政治は理想と現実の妥協策を探っていく手段だとされている。現実だけ見て、現実の中で何ができるかだけ考えていても社会は変わらない。理想を語って、その中で社会に何ができるか考えていくからこそ、社会はいい方向に進んでいく。社会は確かにそう簡単には変わらない。たとえ次の選挙に勝ったとしても、たとえ安全保障関連法を廃止にしても、制度が変わったとしても、そんなことで簡単に社会は変わらない。しかし、社会は何かといわれれば、人と人の集まりだ。人だ。もしもあなたが声を上げて行動して、例えば隣にいる誰かでも考え方を変えることができたら、その瞬間に社会は変わっている。一つ一つは本当に小さな力かもしれない。でもそれが積み重なることは着実に社会をいい方向に進めていく。どうせ何をやっても社会は変わらない。あの人にはどうせ伝わらない。どうせ変わらない。具体的な話をすれば、野党は何を言ってもダメだといって諦めてしまってはいけない」

 「人は変わる。そして社会も変わる。こういう思いをもってできることをやっていこう。もしかしたら僕は机上の空論を述べているだけかもしれないと思う人もいるかもしれない。でもね、思いだしてほしい。あれだけ多くの人が行動を起こし、採決の日程も9月後半まで延びて、あれから2カ月半たったが、ここにこれだけの人が集まって、これだけの声を上げている。確かに法案は止まらなかったかもしれないが、こうやってしっかりと社会は変わっている。僕にはとても大きな希望がある。どのように生まれ育っても、自由に自分らしく自由な人生を歩んでいける社会にきっとなると思っている」

 「ここで皆さんにもう一度問いたい。あなたにとって自分の理想とする社会はどんな社会か。それを常に頭の片隅に置きながら、よりより未来をともに作っていきましょう。そのために今できることをやり抜こう。いつもやっている最後の締めの一言を忘れた。2015年12月6日、僕は安全保障法に、そして個人の尊厳や自由を軽視する安倍政権のあり方に反対する」(産経新聞15年12月6日)』

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『サプライズ登場の石田純一氏、勘違い?「重要“環境"事態法って何ですか」

【石田純一氏】

 「本日は私は皆さまと勇気と共感を分かち合うためにやって来ました。ご存じのように、われわれ1人1人というものはそんなに力はございません。私ももちろんそうだ。けれども、このたびシールズをはじめ若い人たちが本当に久しぶりに声を上げ、いま潮目が変わってしまったと思われる戦後の歩みをなぜ今変える必要があるんだという声を上げたと思う。無関心、それから無感動というか、そういうことがずっとまかり通ってきているなと私自身も思っていたが、こうやって皆さまとお会いできることは、国でいろんな考え方があるのは分かりますが、かつて自民党ももっと多様性があった」

 「昔のデモを見て、田中角栄、当時の首相は『いいじゃないか、若者はこれぐらい元気があっていい。女のお尻を追いかける若者よりもよっぽど頼もしい』というふうに言った。今回僕らが先ほども言った、この平和で安全な国をなぜ変えようとしているのか、ちょっと理解に苦しみます。僕は本当に2つのことを危惧しています。それは戦後70年というのが、いろんな犠牲のもとに、日本人だけではありません、中国の方や近隣のアジアの国、いろんな方が本当に犠牲になられて、その上に成り立っているこの平和と自由の国だったと思う。これを皆さん、世界一平和で安全な国をなぜ変える必要があるのか。それが僕の本当に危惧でございます」

 「いろんなこと、同じ日本人だから、これがいいと思ってやっている方も多いと思うし、僕らもこうやって声を上げさせてもらっています。けれど、この戦後というものをもう何十年、何百年も続けていきたい。私がこの間(9月17日)、デモに参加さしていただいて、いろんなところでお叱りを受けます。もちろん、いろんな意見があることは、右でも左でも、ニュートラル、中道でもいいと思うんです。でも、言論の自由がやっぱり、これがあって初めてわれわれは成り立っているんだというふうに思います」

 「ちょっとお酒を飲んでも、街を歩いていても、『石田君、君の言っていたことは間違っているよ。中国が攻めてきたら、丸腰でどうやって戦うんだ』ということをよく言われます。これは非常に深い質問でありまして、こういうのを反知性主義というのではないか。中国が攻めてきても、今まではわれわれの周辺、周辺事態法というのがありまして、亡くなられた小渕(恵三元首相)さんも言っていた。『日本の周辺だよ。ここはやっぱり守れるんだよ』。これを個別的自衛権と申します。法律も憲法もいろんな解釈も、微妙なところはありましたけれども、法律は安定性と継続性が一番大事だというふうにわれわれがコンセンサスを持って、戦後ずっとやってきたわけです。自民党も野党もなく」

 「それを、内閣の法制局だけのせいにするわけではないが、ある駐仏大使(故小松一郎前内閣法制局長官)とか持ってこられて、一挙に憲法の解釈を変えてしまったのは、非常にすごいことだなと。どこを目指しているんだろうと、ちょっと心配になります。ちょっとじゃありませけれども。反知性主義というのは、やはり本当に(安倍晋三)首相も言っているが、いま国民の理解をいただいていない、理解が進んでいない。これ進んだら、反対行動になっちゃうんですよね。その叱られた方たちも、皆さん自民党支持するのは、民主主義だから結構なんですけど、君が丸腰で戦えるとか、そんなことはどこにも今までそんなのないんですよ。どんなに勉強しても」

  「一つだけ、今日は最後に言わせてください。われわれが安保法制に反対した本当の理由というのは、10個近くの法律をいっぺんに、審議もなるたけしないように、証拠を残さずに、いろんな記録もとっていないそうです。そういうものが、例えば昔ありました不良債権を金融機関がどっかに買ってもらうときに、一番ひどいのをそっと忍ばせて全部まとめて買ってもらうみたいなやり方で、この大事な、しかも一番国民の民意、政党を標榜(ひょうぼう)する自民党が、そういうことをやってしまう。反対のほうが多いんです。明らかに。各種どの機関でも。NHKでも新聞でも。もちろん民放さんでも全部反対のほうが多かった」

 「これをやっぱり審議を尽くして、大事なことですから。ここを僕らはもう1回求めたいというふうに思います。ちゃんと審議しましょうよ。重要環境事態法って何ですか(注:重要影響事態法との間違いと思われる)。分かりにくくて。官僚の方も今日いらっしゃっているかも分かりませんが、すみません。非常にレトリックな、おもしろいやり方で、やっぱりまずいものを隠すというのが最近の傾向だと思いますけども、これをやはりもう一度表に出して、ちゃんと話しあおうじゃないかというふうに思います」

 「私個人は3分しか与えられてなくて、すみません、5分ぐらい話していますが、本当にわれわれの子供だとか皆さまのお子さん、お孫さん、これからも世界一平和で、世界一安全で、どこの国にも戦争に行かない。そういう日本でありたいと強く願っております。よろしくお願いします」(産経新聞15年12月6日)』

* * * * * 

 石田氏は、民主主義と言論の自由の重要性や、11個の法案をまとめて成立させた問題など、本当に重要な点を指摘してくれていると思ったです。(・・)

 産経新聞は、石田純一氏が「重要影響事態法」を「重要環境事態法」と言い間違えたことをタイトルで「勘違い?」と茶化していたのだけど。
 以前、記事に書いたように、今回の安保法制は、あえて「存立危機事態」「重要影響事態」など、日ごろ使用しない&専門家でもわけがわからなくなるような(まるでラッスンゴレライのような)言葉を用いて、国民の目を欺こうとしたところがあって。安倍首相や中谷防衛大臣らも、国会の答弁で苦労することに。

 mewに言わせれば、今回の安保法制は、使っている用語からして国民には理解しにくい悪法なわけで。将来、日本の国、国民をしっかり守るためにも、タカ派もハト派も知恵を出し合って、やはりもう一度、最初からきちんと作り直すべきだと思うmewなのだった。(@@)
 
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by mew-run7 | 2015-12-08 11:48

by mew-run7