橋下、国会議員はできないけど、堺市長はあり?~大阪市長として最後の定例会見
2015年 12月 10日
【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
大阪市の橋下徹市長(46)が8日、今月18日の任期満了および政界引退を前に最後の定例会見を開き、約2時間50分にわたって橋下節をさく裂させたという。(@@)
今後の参考にするために(言質をとるために?)、いくつかの記事をアップしておこう。(・・)
<「僕は国会議員なんてできない」けど、堺市長は「否定しません」とのこと。(・o・)
あと、東京で若い記者から「アメリカににらまれたら総理にはなれないっていうんですけど、橋下さん、大丈夫なんすか?」って言われたらしい。(>_<)>
『橋下徹市長 ラスト定例会見で舌好調
2015年12月9日 デイリースポーツ
大阪市の橋下徹市長(46)=大阪維新の会代表=が8日、今月18日の任期満了および政界引退を前に最後の定例会見を開いた。約2時間50分にわたって最後の橋下節がさく裂。将来の国政進出には興味を示さなかったが、橋下維新との因縁が続く2年後の大阪・堺市長選出馬に関して「否定しません」と発言する一幕も。和解合意したはずの維新の党をぶった切り、東京の政治記者の“横暴”を暴露するなど、ラスト会見も絶好調だった。
毎回ネット番組で生中継され、数々のメディアとのバトルや暴言も飛び出してきた名物会見のラスト開催。冒頭で幹事社から感慨を聞かれると橋下氏は「ありません!そっちはないの?」とニヤリ。幹事社が「さみしい」と返すと「プッ!絶対ウソだ!よだれ出てしまった」と笑わせた。
話題は相変わらず市政から脱線ネタまで。引退後の弁護士活動には、疑惑が浮上した国会議員の弁護もOKと宣言。取りざたされる来年以降の国政進出には「僕は国会議員なんてできない」と、あらためて否定した。
ただ17年に改選予定の大阪・堺市長選に関しては「僕は私人になるから自由。否定しません」と意味深発言。堺市をめぐっては、橋下氏が大阪市とともに大阪都構想で特別区設置を目指すも、橋下氏が応援して09年に当選した竹山修身堺市長(65)が“反旗”。13年改選時に対立候補を立てたが、竹山氏に“返り討ち”にあった確執があり、注目発言となりそうだ。
一方でこの日、東京側と解党に向け合意した維新の党に関し「ろくでもない国会議員が…」と分裂時の確執を明かした後に「あっ!和解したんだった」と頭をかく一幕も。
暴走トークは止まらず「辞めるから言うけど、東京の政治記者は勘違い野郎だ」と、取材時に全国紙記者が、自身の書いた記事コピーを放り投げてきたことや、在京テレビ局記者に「米国に嫌われたら総理になれないけど大丈夫っすか?」と言われたことを次々に暴露。最後は「この会見、ストレス発散になってたんですけどね」と、終了に一抹のさみしさ?も吐露していた。』
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『堺市を巡っては当初、橋下氏が、大阪市とともに大阪都構想で特別区設置を目指したが、09年に自身が応援して当選した元部下で大阪府幹部だった竹山修身・堺市長(65)が、都構想に“反旗”。13年の改選時には、橋下氏が対立候補を擁立して打倒・竹山氏に総力を挙げたが“返り討ち”にあった確執がある。これによって橋下氏は都構想議論から堺市を外すことを余儀なくされ、以降も、両者はことあるごとに対立してきた。
5月に住民投票で都構想が否決された際には、政界引退を宣言するも、仮に可決されていた場合は「大阪市の次は堺市。僕ができるのはそのへんまでかなと思っていた」と語っていた。(デイリー12月8日)』
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『市政から国政、弁護士復帰後のプランなど、約2時間50分にわたって橋下節がさく裂。最後は話が完全に脱線し「ごめんね。もう辞めるから全部言わせて」とガマンできなかった東京の政治記者の“横暴言動”をモノマネしながら暴露した。
「しかし、東京の政治記者はどうしようもないね。日本の政治をダメにしている。己が政治家で国を動かしてると思ってる勘違い野郎ですよ」と切り出した橋下氏。
「ある人と大げんかになったんですよ」と全国紙の実名を挙げ、東京から取材に来た記者の口調をまねながら一部始終を明かした。
まずは橋下氏が電話番号などを記載していない名刺を渡したところ「(記者から)『連絡先書いてないのは、橋下さんとだれだれくらいですよ』って言われてね。連絡先を教えろと言いたかったみたいですけど、嫌みっぽいけどがまんしていた」という。
すると今度は記者が社説を書いていることの誇示をはじめ「知るか!ってだんだん腹がたってきてたら、自分の書いた記事(コピー)を、座ったままピヤッーと投げてきてね」と明かした。
さらに安保法制に関する取材のはずが、記者が「橋下さん、国会議員の中で、こいつは頭がいいと思うヤツは、デキると思うヤツは誰ですか?」と聞いてきたといい、「一体、なにもんだ!と思って、取材やめようって言ったら、ブツブツ言いながら帰っていきましたよ」と振り返った。
「ろくでもないね。勘違いしてるね」と橋下氏。
また東京のテレビ局で行われた討論会に出演した際には、メーク室に若い記者がやってきて「アメリカににらまれたら総理にはなれないっていうんですけど、橋下さん、大丈夫なんすか?」と問われたという。
これまた記者のモノマネで再現した橋下氏は「なんすか?って、ほんと、その場でバツーンとパチキ食らわしてやろうかと思った。頭くることばっかり」と振り返り、最後は「大阪の記者の皆さん、東京の政治部を変えて!」とお願いしていた。(デイリースポーツ15年12月8日)』
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以下、いつも頼りにしている産経新聞の詳報から・・・
政治には対立、争点と選挙が必要という話
『「ただ、メディアは対話と協調しか言わないが、政治には対立と選挙という要素も必要なんですよ。争点も分からないまま選挙をやってきた歴史があるが、それでメディアが投票に行けと言ったって有権者はそこまで暇じゃない」
「対話と協調でできるところはどんどんやればいいけど、意見が合わないこともあるんですよ。最後は選挙で有権者の審判を受けて民意で決めてもらうというのが民主主義。論点を明確化するのが民主主義。それを踏まえて話し合うのが、公選職の義務だと思います」
「100%維新の考え方が正しいと言うつもりはないと話している。維新も妥協しないといけないが、少しでも前に進めるべきだ」(産経新聞15年12月8日)』
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『-なぜ、引退するのか
橋下氏「(住民投票の)5月17日に言ったからだ。支持されなかった」
--おおさか維新の法律政策顧問をやるのか
橋下氏「報酬額を言ったら断られるかもしれない」
--引退されれば、マスコミを使った発信もできなくなる
橋下氏「いらない、そんなの。くその役にも立たない。自分の人生で。何の報酬にも生活の糧にもならない。弁護士で結果出す。名誉毀損専門の弁護士をやる。徹底的にメディアを訴える専門の弁護士とか、メディア側が顧問につけてくれたら、そこは訴えられなくなるので、どっちにしますか、とか」
--弁護士活動が主になるのか
橋下氏「やりますよ。いろんなメディアに泣かされている人もいっぱいいるから。今度は個人の利益を守る仕事に集中したい。今までは大きな有権者の利益を図るために力を尽くしてきたつもりだが、今度は一人一人の権利を守っていく」
--都構想は堺市を組み込む計画だった。今後どう考えるのか
橋下氏「これは、産経新聞なんかもよく歴史や伝統を重視しているというが、都構想は勉強不足で、再挑戦を表明したときにある人が『時間がかかりすぎる』と書いていた。歴史を勉強してこいと。(東京都も)最初に問題提起されたのは1895年で成立するのは1943年だった。堺が入るとか周囲が入るといっても、これは50年スパンの議論だ」
--堺市長選に出る考えは
橋下氏「弁護士だから、自由だ。何も約束はしない」
--国政への進出は
橋下氏「僕は国会議員なんかはできない」
--弁護士事務所のホームページをリニューアルされたが、やさしそうな笑顔の写真が印象的だった
橋下氏「このスタイルでは、お客さんが来ない。個人個人に寄り添う。急に立場は変わる。朝日新聞や毎日新聞の論調に主張も変わるかも。在野の弁護士になれば、産経とは主張が相反するかも」
--上西小百合衆院議員のような人の依頼も受けるか
橋下氏「(笑いながら)誰ですか、それ。依頼者一人一人の利益のためにやりますよ」
--松野頼久氏の次女がミス日本コンテストのファイナリストになった
橋下氏「選ばれて素晴らしいことだ。個人の立場では松野氏のことは好きだ」(産経新聞15年12月8日)』
<維新の党の松野頼久代表の娘さんが、ミス日本の決勝に残っているというのは本当の話。(++)>
橋下くんについては、また機会があったら書きたいと思うのだけど。できるなら、しばらくは、ゆ~っくりと心身を休めて、タレント弁護士生活に専念していただきたいところ。
<かつては億単位だった収入が、政治家になってから激減して、子供7人に親も抱えているだけに生活が大変だとのこと。^^; ただ、テレビを通じて、安倍政権のサポートや野党叩きをされると困るんだよな~。(-"-)>
とりあえず野党再編が整うまで、おとなしくしておいてほしいと願っているmewなのだった。(@@)
p.s. でもって、NHKが早速、紅白歌合戦の審査員を打診したというのは、本当なのかしらん?(~_~;)
THANKS
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