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橋下政治の功罪と今後(NHK編)+安倍・菅が橋下ペアと早速、会食で、パイプ確保

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】



 おおさか維新の代表だった橋下徹氏は、18日に大阪市長を退任し、政治家を引退したのであるが。翌19日には早速、党の新代表である松井一郎氏を伴って、都内のホテルで安倍首相、菅官房長官ペアと3時間余りにわたって会食を行なったという。(@@)

 この会食は、安倍首相側から持ちかけたものだったようで。首相は「(橋下氏の)慰労会だ。『ご苦労さま』と言おうと思う」と語っていたのだが。
 安倍官邸としては、ともかく橋下氏を自分のサイドにつなぎとめておきたい(&改憲に当たってうまく利用したい)という考えがあるし。また安倍シンパの松井氏としては、官邸とのパイプを確保したいという思いが強いわけで。
 今回の慰労会は、橋下氏の引退後(仮引退後?)も、両者のパイプが残っていることを世間にアピールするために行なわれたパフォーマンスの側面もあると思われる。<だから、わざわざ前日にリークして、取材陣が集まる中、4人で集まったのよね。(~_~;)>

もちろん安倍首相らは、今後も橋下氏に何らかの形で、安倍政権や改憲の活動などに協力してくれるように求めたと思うが。<国政進出の仕方や入閣の話なんかが出た可能性もあるだろう。>
 (ずる)賢い橋下氏のことなので、当面は、安倍政権やおおさか維新や全体的な政治状況を見ながら、今後の身の振り方を考えるのではないかと察する。(・・)

* * * * *

 この4人(特に菅=橋下、松井)は自民党の野党時代を含め、08年頃から交流が続いているようなのだが。安倍、菅氏と同じ日本会議系の超保守派である松井氏は、自民党内で権力が低下していた安倍氏に、維新の会の党首になって欲しいと要請したこともあるほど。(~_~;)
 しかし、安倍氏は見事に自民党内で復権を果たすことに。しかも、12年末には自民党も政権を奪還するに至ったのだが。安倍首相らは、超異例なことに、野党である日本維新の会の幹部である橋下、松井氏らとの会談を、堂々とオープンな形で、定期的に続けていたのである。(@@)

 その大きな目的は、当ブログでも繰り返し書いているように、橋下氏の人気や発信力を利用して、維新を保守二大政党の一翼にすること&憲法改正を実現することにあるのだが。(その計画も思ったほどうまくは行っていないんだけどね。^^;)
 橋下氏がいったん維新や政治の世界から離れようとしている今、両サイドにとって、ここがひとつの思案のしどころになるのではないかと思われる。(@@)

<特におおさか維新は、橋下氏が積極的にバックについていることをアピールしてくれなければ、特に国政ではすぐに力を失うと思うし。大阪でもジリ貧になることだろう。^^;>

 そして、(本当はこっちの方がメインのつもりだったのだけど(^^ゞ)、NHKが「橋下氏 “政界引退" 功罪と今後は」という特集をしていて。チョット興味深い内容だったので、後半にアップしておくです。(++)

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『安倍晋三首相は19日夜、都内のホテルの日本料理店で約8年間の政治活動を終えて引退した橋下徹前大阪市長と会談した。菅義偉官房長官とおおさか維新の会代表の松井一郎大阪府知事も同席した。4人の会談は6月14日以来。首相と橋下氏は双方が目指す憲法改正や、来年夏の参院選の連携などについて意見交換したとみられる。

 首相は会談前、記者団に「(橋下氏の)慰労会だ。『ご苦労さま』と言おうと思う」と述べた。関係者によると、会談は首相側が持ちかけたという。

 憲法改正について、橋下、松井両氏は参院選で自民、公明、おおさか維新の3党で改正の発議に必要な「3分の2以上」を確保すべきだと強調。橋下氏は「安倍首相にしかできない」と述べている。首相側には参院選を視野におおさか維新の協力を取り付けたいとの思惑もありそうだ。

 自民党推薦候補と橋下氏側が対決した11月の大阪ダブル選で、菅氏は中立の立場をとった。首相も大阪都構想に理解を示し、橋下氏らと気脈を通じてきた。首相は都構想が住民投票で否決された後の6月の会談で、引退を表明した橋下氏に政界復帰を期待する発言をしており、この日も話題に上ったとみられる。

 橋下氏は法律政策顧問として今後もおおさか維新に関与するが、党内には政界復帰への期待が大きい。首相が野党のトップと個別に会談するのは異例で、他の野党は「野党の分断工作」との懸念を強めそうだ。(産経新聞15年12月19日)』

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『安倍晋三首相が19日夜、東京都内で橋下徹前大阪市長と会談する。安倍首相は憲法改正で橋下氏と気脈を通じていることで知られ、橋下氏に「国政進出」を打診する可能性もある。橋下氏は18日に任期満了で大阪市長を退任したばかり。同日の記者会見では「(政界への)未練はない」と断言していたが、復帰への意欲は十分のようだ。

 「明日からは私人。1人でコンビニに行くのが楽しみ」

 橋下氏は18日の退任会見で晴れて“自由の身”になれることの喜びを語ったが、「引退初日」の楽しみはコンビニではなく、安倍首相と会うことだった。会談には菅義偉官房長官、松井一郎大阪府知事も同席する。この4人の会談は今年6月にも都内で行われている。

 橋下氏は、軽減税率をめぐる安倍政権の対応について、ツイッターなどで「凄すぎる」と絶賛し、安倍首相への尊敬の念を隠さない。

 一方の官邸サイドも、橋下氏を高く評価。菅官房長官は18日の記者会見で「地方分権や行政改革に大なたを振るった。まさに捨て身で仕事に取り組んできた」とその功績をたたえた。会談では安倍首相が橋下氏に国政進出を打診する可能性もありそうだ。

 橋下氏は当面は弁護士として活動し、自ら結成した国政政党「おおさか維新の会」の法律政策顧問を務める。ただ、永田町では「民間人として入閣するのでは」(事情通)との憶測も出始めている。(夕刊フジ15年12月19日)』

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『橋下氏 “政界引退" 功罪と今後は
NHK12月18日

大阪市の橋下徹市長は12月18日、1期4年の任期満了に伴い市長を退任。
記者会見では、「持てる力を全部出し切ったし、これ以上は無理だ」と述べ、これまで表明しているとおり、政界を引退する考えを改めて示しました。

タレント弁護士から大阪府知事と大阪市長を歴任し、国政政党も立ち上げた橋下氏のおよそ8年間は、日本の政治に何をもたらしたのか、そして、橋下氏の今後はどうなりそうなのか、橋下氏が大阪府知事選挙に立候補した当初から取材を続けた政治部の石川康良記者が解説します。

☆“橋下劇場”

橋下徹氏の政治手法を巡っては、「橋下劇場」などといったことばが使われることがあります。橋下氏の政治は、政策面などでさまざまな対立軸を設けたうえで、過激な物言いで相手にイエスかノーかを迫る手法が特徴です。対立する相手は、大阪府や大阪市の職員であったり、教育委員会であったり、労働組合であったり、国や既成政党であったり、電力会社であったり、古典芸能の団体であったりしました。
そうした手法で国民の注目を集め、橋下氏が言う「ふわっとした民意」をつかんで、みずからが掲げる政策の実現につなげてきました。「橋下劇場」などと言われるゆえんです。

こうした“橋下流”の政治は、見過ごされてきた課題を浮き彫りにすることにもつながりましたが、一方で、それまで味方だった人を敵に回す場面も少なからずあり、合意形成を重視する従来の日本の政治のありようとは異質のものとする見方もありました。
ただ、地域政党や国政政党を立ち上げて勢力を伸ばしながらも、いつも1人で戦っているという印象は、私の中では最後まで変わりませんでした。

☆“橋下流” 政治の原点

橋下氏への取材は、私が大阪府政を担当していた平成20年の大阪府知事選挙がきっかけでした。茶髪のタレント弁護士として若者らの人気を博していた橋下氏が知事選挙に立候補し、次点の候補に80万票余りの大差をつけて当選。
当時、知事としては全国最年少の38歳でした。

橋下氏は、イメージを変えるため、トレードマークのサングラスをはずし、髪も黒くしましたが、大阪府庁内には橋下氏の力量を図りかねる雰囲気がありました。こうしたなか、橋下氏が就任あいさつで言い放ったのが、「皆さんは破産会社の従業員だ」ということばです。
橋下氏は、立候補を表明した当初は、7人の子どもの父親という一面も意識しながら、「子どもが笑う」をキャッチフレーズに、子育て支援の充実などを掲げていましたが、大阪府の深刻な財政状況を知ると、選挙戦では府の財政再建を前面に打ち出しました。そして、知事に就任するやいなや、大幅な歳出削減に取り組むため、プロジェクトチームを立ち上げて、予算案の全面的な組み替えに着手しました。

事業の継続を主張する大阪府の各部局や、職員の労働組合、府の財政支援を受ける各種の団体や施設などとの間で、連日、激しいやり取りがありましたが、橋下氏は、議論の過程をメディアに公開したうえで、最終的に、みずからの方針に沿った内容で押し通しました。

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その際に、橋下氏が、錦の御旗として使った武器が、知事選挙で圧勝したという「民意」でした。常に誰かと戦う姿を見せることで、府民の注目を引きつけるという手法は、その後も一貫していたと思います。特に、「民意」を盾に正面突破を図る手法は、選挙を最重視し、みずからの力の源泉とする橋下政治の本質と言えます。
橋下氏の矛先は、国にも向けられました。国が行う公共事業の費用の一部を、地方自治体が負担する直轄事業負担金を、「ぼったくりバー」と呼び、国に全面的な見直しを要請。さらに、全国学力テストの結果の公開を巡って文部科学省と対立するなど、橋下氏の劇場が閉じることはありませんでした。

それは、その後、地域政党「大阪維新の会」の結成、大阪市長への転身、国政政党「日本維新の会」の結成、そして、いわゆる「大阪都構想」への挑戦と、舞台を変えながら続くことになりました。

☆橋下政治の功罪

橋下氏が目指した政治目標は、大きく言えば、▽行政の効率化と地域間の競争を高めるための地方分権改革の推進、▽統治機構を変えるための憲法改正、▽規制緩和で競争力を高める成長戦略の3点に収れんされます。
橋下氏の看板となった「大阪都構想」も、この流れの中に位置づけられていると言えます。「競争」を徹底して重視する姿勢は、橋下氏の哲学とも言えます。大学在学中に司法試験に合格し、その後も、タレント弁護士、大阪府知事、大阪市長と転身を重ねた、自身の人生体験を、競争重視の姿勢と重ね合わせているようにも映ります。
一方で、競争のスタートラインに立てないハンデがある人には行政が手をさしのべるべきだとして、私立高校の授業料の無償化などを推し進めました。

そして、もう1つの特性は、大阪への強いこだわりです。橋下氏は、政治家になる以前から、小学生のときに移り住んだ大阪を拠点に活動を展開してきました。「大阪を世界と勝負できる都市にする」として「大阪都構想」を掲げ、国政政党を立ち上げても党本部は大阪に置くなど、軸足は常に大阪にありました。こうした政治姿勢が、東京への一極集中が進む中で、大阪の地盤沈下に不満を抱く府民の支持を得たことは間違いないと思います。
ただ、橋下氏の行動や発言が、物議を醸したことも少なくありませんでした。橋下氏は、大阪市職員の組合活動に行き過ぎがないか把握するとして、市の職員およそ3万人を対象に、労働組合の活動への参加や、特定の政治家を応援する活動経験についてアンケート調査を行いました。

組合側は反発し、法廷で争われた結果、1審、2審とも、「質問の一部は団結権やプライバシー権などを侵害している」として、市に賠償を命じる判決を言い渡しました。

また、いわゆる従軍慰安婦の問題について、「軍の規律を維持するために当時は必要だった」などと述べ、内外から強い批判を浴びました。こうした、橋下氏の言動について、府民の中には「独善的だ」、「橋下氏の強引な手法と価値観がさまざまな対立を招いた」などと批判する声も上がりました。
また、国政への挑戦も、順風満帆とは言えない状況が続きました。

最初に立ち上げた「日本維新の会」は、初陣となった平成24年の衆議院選挙で54議席を獲得したものの、党運営では、橋下氏ら大阪の幹部と、東京の国会議員団との間で意思疎通を欠く場面が目立ち、路線を巡る対立から、およそ1年半で分裂しました。

その後、旧結いの党と合流して「維新の党」を結成しましたが、政治生命をかけた「大阪都構想」の住民投票で敗北。その後、橋下氏は離党して、維新の党は分裂しました。
先の大阪ダブル選挙では、知事選挙、市長選挙ともに勝利して踏みとどまりましたが、党の分裂を繰り返す橋下氏に、有権者からは「何をやりたいのか分からない」といった疑問の声も出ています。

☆橋下氏の今後は

橋下氏は、大阪市長の退任とあわせて政界引退を表明しましたが、国会議員などの間では、橋下氏がこのまま引退することに懐疑的な見方があります。
根拠としてあげるのは、橋下氏が引退を前に維新の党を離党して、新党「おおさか維新の会」を結成したことです。

橋下氏は、安倍総理大臣や、菅官房長官とたびたび会食するなど、安倍政権とは良好な関係を維持してきました。橋下氏のあとを引き継いで新党の代表に就任した盟友の大阪府の松井知事は、民主党を中心とする野党勢力の結集に向けた動きとは一線を画す考えで、新党は、重要政策では、安倍政権と一定の歩調をあわせていくものとみられます。
こうしたなかで、橋下氏は、党の法律政策顧問に就くことになりましたが、「院政なんてできるわけがない」とも述べていて、党運営には関わらないとしています。
ただ、党内では、松井氏が「日本にとって必要な政治家であり、また政治の世界で暴れてくれると思う」と述べるなど、早期の政界復帰に期待する声が相次いでいることから、引き続き、一定の影響力を維持するというのが関係者のおおかたの見方です。

橋下氏本人は、みずからの今後について、政界復帰の可能性については否定していますが、退任の記者会見では、「私人なので自由にさせてもらう」と述べています。
橋下氏が、今後、どのような身のふり方をするのか、各党とも、その動向を注視していく構えです。』

 でもって、毎度ながら書いてしまうけど。橋下氏には、ともかくしばらくは大人しくして、政界、&国民をこれ以上かき乱さないで欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2015-12-20 09:36 | 政治・社会一般

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