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日本がアブナイ!

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超・国寄りの判決だった辺野古訴訟(裁判官人事の影響も?)+鶴保の暴言+全国からの後押しを

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


【16日、プロボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチがわれ、バンタム級王者・山中慎介(33)は同級1位モレノ(31=パナマ)に7回YKO勝ちし、国内歴代2位タイとなる11度目の防衛に成功した。(*^^)v祝 スゴイ! バンタム級で11度の防衛だよ!(@@)

 さらに、3階級王者を目指していた長谷川穂積(35)が、スーパー・バンタム級王者ルイス(29=メキシコ)に挑戦して、9回終了TKO勝ち。 約5年5か月ぶりに世界王座に返り咲き、3階級制覇に成功して嬉しい限り。(*^^)v祝 穂積ファンとしては、リベンジして欲しいという思いとムリをして欲しくないという思いが絡み合って、前回の敗戦から複雑な気持ちで見守っていたのだけど。穂積くんの「執念勝ち」だったです。!!q(^-^q)】

* * * * *

 さて、こちらも、何とか執念でリベンジしたいと思う沖縄の辺野古訴訟の話を・・・。

 沖縄の辺野古基地移設工事の取り消し処分に対して、国が沖縄県知事を訴えた訴訟で、福岡高裁那覇支部は、16日、国側の主張を全面的に認める判決を出した。(・o・)

 しかも、その内容が「普天間飛行場の危険性を改善するには、移設先が辺野古以外、見当たらない」「国防や米海兵隊の運用上、埋め立て事業の必要性は極めて高い」などとなっていて。
 思わず、裁判官に「おまえは安倍内閣の閣僚か~!」とツッコミたくなったほど。(`´)

<あとでもう一度触れるけど。実際、体制寄りと言われる裁判官が、昨年秋、那覇支部に送り込まれていて、今回の訴訟を担当していたのよね。(-"-) 関連記事・『辺野古訴訟で体制寄りの裁判官を準備か&沖縄慰霊軽視に不快感+錦織圭』> 
 
 さらに鶴保沖縄担当大臣が「注文はたった一つ。早く片付けてほしいということに尽きる」などとほざきやがったそうで。mewの怒りは倍増することに。(ーー)

『鶴保庸介沖縄・北方担当相は16日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡る訴訟について、「注文はたった一つ。早く片付けてほしいということに尽きる」と述べた。
 沖縄県では翁長雄志知事をはじめ、移設反対の声が根強く、「片付けて」という表現が反発を呼ぶ可能性がある。

 鶴保氏は、国と県との間で法廷闘争が続いていることについて「決して正常な喜ばしい事態とは思わない」と指摘。その上で「全てが納得する100点満点の答えが出ないにしても、それぞれが譲歩し、納得する形で決着をつけていくことが道筋だ」と述べ、対話の必要性も強調した。(毎日新聞16年9月16日)』<これから、鶴保バッシングしてやる。(@@)>

 この判決を受けて、沖縄県の翁長知事は「あぜんとしている」「三権分立という意味でも相当な禍根を残す」と強く批判。最高裁に上告して、戦い続ける姿勢を示した。(**)

* * * * *

『「大変あぜんとしている」「三権分立という意味でも相当な禍根を残す」。

 沖縄県の翁長雄志知事は16日、辺野古移設訴訟判決後の記者会見で、国側の主張を全面的に認めた福岡高裁那覇支部の判決を激しく批判した。「沖縄県民のより大きい反発と結束が出てくる」とも述べ、民意を背景に辺野古移設阻止に全力を挙げる姿勢を示した。

 午後5時半すぎ、県庁会議室。翁長氏はぶぜんとした表情で報道陣の前に姿を現した。

 「地方自治制度を軽視し、沖縄県民の気持ちを踏みにじるあまりにも国に偏った判断」「裁判所が政府の追認機関であることが明らかになり、大変失望している」。用意した書類に目を落としながら、次々と厳しい言葉を繰り出した。

 県側の主張が認められなかったことに関し、「大変厳しい状況を認識している」と表明。「法廷闘争含め知事に与えられた権限はしっかり維持する」とも述べた。

 知事権限で、前知事の埋め立て承認を「撤回」する可能性を問われると、「今日まで検討してきたものは十二分にあり得る」と述べ、否定しなかった。

 「長い長い闘いになろうかと思う。新辺野古基地は絶対に造らせないという信念を持って、これからも頑張っていきたい」。会見の締めくくりでこう述べ、国との全面対決への決意をにじませた。(時事通信16年9月16日)』

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 福岡高裁那覇支部が出した判決は、まさに一方的なものだった。(-"-) <関連記事*1にも> 

『米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、埋め立て承認を取り消した翁長雄志知事が是正指示に従わないとして、国が起こした違法確認訴訟の判決が16日、福岡高裁那覇支部であった。
 多見谷寿郎裁判長は、国の訴えを認め、翁長知事の承認取り消し処分は違法とした。

 判決で、多見谷裁判長は「普天間飛行場の被害を除去するには埋め立てを行うしかなく、県全体としては基地負担が軽減される」と指摘。不利益や基地の整理縮小を求める沖縄の民意を考慮したとしても、仲井真弘多前知事の埋め立て承認は違法ではないと結論付けた。

 辺野古移設をめぐる国と県との対立で、司法判断が出るのは初めて。知事側は期限の23日までに上告する。最高裁判決は早ければ年度内に出る見込み。

 国は辺野古移設に法的根拠を得た形で、勝訴が確定すれば工事を再開する方針だ。一方、翁長知事は判決について「地方自治制度を軽視し、県民の気持ちを踏みにじる、あまりにも国に偏った判断」と批判。国から出される設計変更申請を認めないなど、知事権限の行使で対抗する考えを示した。

 多見谷裁判長は、国と地方自治体の役割について「国防と外交は国が本来行うべき任務で、国の判断に不合理な点がない限り、尊重されるべきだ」と言及した。

 その上で「沖縄の米軍海兵隊を県外に移転できないという国の判断は、現在の世界情勢から合理性がある。辺野古移設以外になく、埋め立てを行う必要性は極めて高い」と踏み込み、県外移設を訴える翁長知事側の主張を認めなかった。

 翁長知事側は、埋め立て承認は環境面から要件を満たしていないと主張したが、多見谷裁判長は「前知事の判断に不合理な点はない」と退けた。また、国地方係争処理委員会の決定を尊重したため、国の指示に従わないことは違法ではないとする主張についても「係争処理委には、訴訟ではなく協議で解決するよう求める権限はなく、従う義務もない」と判断した。(時事通信16年9月16日)』

* * * * * 

『争点は、翁長知事による承認取り消し処分は適法かどうかだった。

 判決はまず、仲井真弘多前知事の埋め立て承認が公有水面埋立法の要件に基づき適法に行われたかを検討した。多見谷裁判長は「普天間飛行場による危険性や地域振興の阻害は深刻で、改善するには移設するしかないが、辺野古以外は見当たらない」と指摘。沖縄について国防上の地理的優位性や、米海兵隊の運用上の利点を認め「埋め立て事業の必要性は極めて高い」と述べた。環境への影響については「現在の知見を基に適切な措置を講じていればよい」として、前知事の判断に不合理な点はないとした。

 さらに、承認を維持する場合と取り消した場合の不利益を比較し「取り消した場合に、日米関係の信頼関係の破壊などへの影響がある」と指摘。知事側は「民意は一貫して県内移設反対を示している」と訴えたが、「(移設先の基地は)普天間飛行場の面積の半分以下であり、基地負担の軽減を求める民意に反するとは言えない」と退けた。

 国による是正の指示を巡って知事側は「国に協議を求めている。指示に従わない不作為には当たらない」としたが、「指示が出て『相当の期間』を経過し、不作為にあたる」とした。

 多見谷裁判長は辺野古移設を巡って今回の訴訟に先立ってあった代執行訴訟も担当し、国と知事に和解を勧告した。【吉住遊、佐藤敬一】(毎日新聞 16年9月16日)』

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 上にリンクした記事にもアップしたのだけど。日刊ゲンダイによれば、福岡高裁の那覇支部は、国と戦う姿勢だった前支部長の裁判官を、体制寄りの裁判官にチェンジしたとのこと。(@@)

『ガチンコ対決の行方は司法の場に移ったわけだが、早くも“主戦場”となる那覇支部の裁判官人事で不穏な動きがあった。10月30日付で、東京地、家裁立川支部部総括判事の多見谷寿郎裁判官が那覇支部長に異動したのである。

「前那覇支部長は『C型肝炎訴訟』や『原爆症認定訴訟』などで国の責任を厳しく指弾している須田啓之裁判官でした。新任の多見谷裁判官は大阪や東京、千葉などで勤務経験のある裁判官で、主に手掛けてきたのは住民が自治体や議員を訴える訴訟です。とはいえ、判決は住民寄りではない。成田空港用地内の農家男性に空港会社が土地の明け渡しを求めていた2013年の成田空港訴訟では男性に明け渡しを命じる判決を言い渡しています。11年に浦安市民が政務調査費の使われ方が不当として、市長と議員に返還を求めた訴訟では原告の請求を棄却している。体制寄りの判決を下す、ともっぱらの裁判官です」(司法ジャーナリスト)

 そんな“ヒラメ裁判官”が、寄りによってこのタイミングで那覇支部長に就いたのだ。安倍政権は憲法違反を正当化するために法の番人、内閣法制局長官のクビをすげ替えるぐらいだ。菅官房長官は「司法の判断を仰ぐことにした」なんて言っているが、本音は「多見谷裁判官よ、分かっているな」というプレッシャーがありありではないか。(日刊ゲンダイ 2015年11月19日)』

* * * * *

 いずれにせよ、日本の裁判所は、国政、とりわけ安保軍事関係の問題については、できるだけスル~する姿勢をとり続けているわけで。弱い国民の立場を守る気はないらしい。

 憲法学者の木村草太氏も、判決が一方的に国の主張を認めていることに疑問を示している。(・・)

『やっぱり日本の裁判所は安保では不条理に踏み込めなかった/(首都大学東京都市教養学部教授)
 沖縄の辺野古の新基地建設を巡り、政府が沖縄県を訴えていた裁判で、福岡高裁那覇支部は9月16日、国側の請求を認め、県側敗訴の判決を言い渡したが、裁判所はこと安全保障や外交については、国の主張をそのまま受け入れるような判決しか出せないことが、改めて明らかになる残念な判決だった。(中略)
 
 沖縄県側は上告の意思を明らかにしている。
 この判決で裁判所は、沖縄県側の主張は一顧だにしない一方で、「日米間の信頼関係が破壊される」、「移転は沖縄県の基地負担軽減に資するもの」など具体的な理由をあげて政府側の主張を全面的に受け入れている。

 最終的な判断が国の勝訴となるにしても、この判決を見る限り、政府の言い分はほぼ丸のみされているのに対し、沖縄側の主張が真面目に考慮された跡がほとんど見られないところが目立つ。これは、こと安全保障や外交に関わる問題では、国は地方自治体の意思を無視することが許されるとの解釈が示されたと見ることができる内容になっており、今後、国と地方の関係において、様々な影響が出てくる可能性がある。(ビデオニュース・ドットコム16年9月17日)』

* * * * *

 もちろん、この判決は納得行くものではないし。安倍政権の場合、沖縄県知事選、沖縄での衆参院選などの結果もことごとく無視しているため、非民主主義的だと批判されているのであるが・・・。

 ただ、安倍閣僚らも「これは沖縄の問題ではなく、国政の問題だ」という言葉をよく使うのだが。 辺野古移設は、国の安保軍事の問題だと考えれば、沖縄の県民がいくら民意を示しても、全国の国民もこの件に関心を持って、その意思を示してくれない限り、安倍政権は国民の支持を得ているものとして、どんどん強引に移設計画を進めてしまう可能性が強いわけで。<裁判所も、本当は裁判がのことは判断材料にすべきではないのだけど、国民の理解、意思なども多少意識すると思うし。>
 
 これが最後のチャンスになるかも知れないだけに、毎度しつこく書いてしまうが、辺野古移設の見直しに関して、何とか全国の国民の後押しを得られるようにしたいと思っているmewなのだった。(@@)
     THANKS


                                         
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裁判長「普天間の被害除去には辺野古しかない」 辺野古訴訟、県は上告へ
沖縄タイムス 9月17日(土)5時0分配信

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、石井啓一国土交通相が翁長雄志知事を訴えた「辺野古違法確認訴訟」で福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)は16日、国側の請求を全面的に認め、県側敗訴の判決を言い渡した。多見谷裁判長は「普天間飛行場の騒音被害を除去するには、辺野古に新基地を建設するしかない」と指摘。翁長知事が下した辺野古の埋め立て承認取り消しの違法性を認め、国の是正指示に従わず違法に放置していると認定した。

 在沖海兵隊の地理的優位性や抑止力などを理由に埋め立ての必要性を認めるなど、国の主張に沿った内容であり、県民の反発が高まるのは必至だ。

 辺野古の埋め立て承認や取り消しを巡り、司法判断が下るのは初めて。県側は判決を不服として、23日までに最高裁へ上告する方針で、年度内にも判決が確定する。

 訴訟では知事が取り消し権を行使できる裁量や、国が都道府県の事務に介入できる範囲が争点となった。

 判決は承認取り消しについて「処分の違法性を判断するには、仲井真弘多前知事の承認処分を審査する必要がある」と指摘。「前知事の判断に瑕疵(かし)はない」とし、翁長知事の取り消しは裁量を逸脱しているとした。

 国交相の是正指示は「都道府県の法定受託事務の処理が違法であれば、指示が許可される」と述べ、適法と判断した。

 多見谷裁判長は、埋め立て承認の要件を定めた公有水面埋立法に、国防・外交に関わる事項も含まれると指摘。知事の審査権が及ぶとしながらも、「国が説明する国防・外交の必要性について、具体的に不合理な点がない限り、県は尊重するべきだ」と強調した。

 辺野古埋め立てによる新基地建設については「沖縄県の負担軽減に資する」と国側の主張を採用。沖縄の民意について「建設反対の民意に沿わないとしても、普天間飛行場などの負担の軽減を求める民意に反するとはいえない」とした。

 その上で「新基地建設は県民の民意に反し、地域振興の阻害となる」とする県側の主張を退けた。

 飛行場の騒音被害は「深刻な状況」と認定する一方、新基地建設をやめた場合は被害が続くと警告した。

「沖縄の声なぜ聞かない」判決受け集会

 名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄会議」は16日、辺野古違法確認訴訟の判決を受けた集会を裁判所前の城岳公園で開き、参加した1500人(主催者発表)が「不当判決や政府、権力に屈せず新基地を阻止しよう」と翁長雄志知事を支え続けることを確認した。21日も午後6時半から県庁前県民広場で抗議集会を開く。 共同代表の高里鈴代氏は「不当判決に怒りを持って集会を開く」と呼び掛けた。登壇した県選出野党国会議員や市民団体の代表者からは「司法は沖縄の声を聞かない国と同じなのか」「民主主義の重要さを国内外に訴えよう」などの声が上がり、シュプレヒコールで辺野古阻止の継続を確認し合った。
by mew-run7 | 2016-09-18 03:13 | (再び)安倍政権について

by mew-run7