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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

カジノ強行衆院突破~公明割れる、自民も棄権が+短い審議中、自民が般若心経を解説って

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 『審議わずか6時間、カジノ法案が強行採決~安倍・維新の強引な動きに、公明が困惑』の続報を・・・。http://mewrun7.exblog.jp/25004358/

 今月にはいって、カジノ法案に関する世論調査の結果が出たが。全て反対が50%を上回っている。(~_~;)

<読売は「反対」は57%、「賛成」は34%。JNNは、55%の人が法案の成立に「反対」と答え、「賛成」と答えた人は24%。など>

 しかも与党である自民党や公明党の中にも、法案に反対、慎重な人が少なからずいるというのに。安倍官邸は、自民党の一部と維新と結託。国会延長を利用する形で、カジノ法案を一気に成立させることに決め、数と権力のパワーで押し通そうとしているのである。(ーー゛)

* * * * *

 自民&維新は、先月30日に、突然&強引にカジノ法案の審議をスタート。野党は審議入り自体に反対していたのだが、自維はたった6時間(5時間33分)の質疑を行なっただけで、2日に委員会で採決を強行。(-"-)
 しかも、野党を抗議をつけていたにもかかわらず、6日に衆院本会議でも強引に議決を行ない、参院に法案を送った。(ーー゛)

 この衆院本会議での議決では、とりあえず自民党&維新のほぼ全員が賛成したため、賛成多数で可決されたのであるが。
 実は、自民党の重鎮3人が棄権していたことが判明。(・o・) また、連立与党である公明党は、いわば苦し紛れの状態で自主投票にしたところ、井上幹事長など1/3に当たる議員が反対票を投じたという。(~_~;) <公明・山口代表(参院)がどうするのか興味深いな~。(・・)>

 また、昨日になって、たった5時半しか行なわれなかった衆院の内閣委員会の質疑で、自民党の谷川弥一氏が、質問時間が余ったとして、カジノ法案と直接関係ない自分の趣味である般若信教を唱えて解説したり、夏目漱石について持論を述べたりしていたことが発覚したとのこと。(@@)

 カジノ法案に関しては、すぐあとにアップする記事にもあるように課題が山積なのだが。安倍自民党が、国民のことなどは全く考えず。まともにこの法案の質疑を行なう気がなかったことが、よ~くわかる例だろう。(-"-) 

* * * * *

『カジノ法案 課題山積 衆院委可決、審議6時間

 「統合型リゾート(IR)整備推進法案」(カジノ法案)は2日の衆院内閣委員会で自民党、日本維新の会などの賛成多数で可決され、今国会で成立する公算が大きくなった。自民党は6日に衆院を通過させ、早ければ9日の参院本会議で可決・成立させる考えだ。一方、民進党は採決の強行に抗議し、共産党は反対。自主投票とした公明党は委員の賛否が分かれた。

 カジノ法案は自民党などの議員立法で、刑法が禁じているカジノを合法化して大型娯楽施設を整備し、経済の活性化を図るよう政府に促すもの。ギャンブル依存症の防止策やマネーロンダリング(資金洗浄)などの犯罪対策は、政府が1年後をめどに提出する実施法案に盛り込む。

 政府は成立を待って実施法案の検討を本格化させる。自民党幹部は2日、法案提出が2018年になるとの見通しを示したうえで、国内に開設されるカジノは「5カ所以下になるのではないか」と語った。

 内閣委の審議は2日間で6時間強で、多くの論点が積み残された。提案者の西村康稔氏(自民)は「20年東京五輪・パラリンピック前後の経済活性化策として意味がある」と述べ、成長戦略としての意義を強調。緒方林太郎氏(民進)はカジノ合法化で「射幸心を助長する恐れは解消されるのか」とただしたが、西村氏は「政府の実施法案で適切に規定される」などと述べるにとどめた。

 またギャンブル依存症を巡っても、清水忠史氏(共産)が「法案に依存症対策が盛り込まれていない。政府に丸投げで白紙委任にすぎない」と批判したが、細田博之氏(自民)は「大きな問題なので政府に働きかけたい」などと繰り返した。公明党は内閣委の委員3人のうち、佐藤茂樹氏が賛成し、浜村進、角田秀穂両氏は反対した。

 参院自民党幹部は「参院でも同程度の審議で十分だ」と早期に採決する考えを示した。民進党の安住淳代表代行は記者会見で「カジノが経済効果を発揮すると考えるなら大間違いだ。賭博に関係する法案を強行採決するのは異様だ」と批判を強めた。【加藤明子、高橋恵子】

 【ことば】統合型リゾート(Integrated Resort=IR)
 カジノを中核に、ホテルやレクリエーション施設、国際会議場などを併設するリゾート。民間資本を活用した地域振興策として期待する声もある。(毎日新聞2016年12月2日)』

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 で、そんなに課題が山積だというのに・・・。トンデモ国会や国民をナメくさった谷川なる議員は、急に質問者に指名されて準備する時間がなかったor面倒だったのか「質問時間が余った」として、般若心境やら漱石の話をしていたのである。(ーー)

<ちなみに谷川氏(75)は、長崎県議を5期経て。03年から衆院議員(長崎長崎3区)を5期務めている人。安倍首相を支える「創生日本」メンバー。元文科副大臣>

『自民党がわずか5時間33分の審議時間で衆院内閣委員会で採決を強行したカジノ解禁法案の質疑では、推進派である自民党の谷川弥一・元文部科学副大臣(長崎3区)が「(質問)時間が余っている」と言って、法案の内容とは直接関係のない般若心経を唱えて解説し、自分の持ち時間を費やす場面があった。

 谷川氏は法案が審議入りした11月30日の衆院内閣委員会で、40分間の質問時間をもらって最初に質問に立った。最初はカジノ合法化の理由をただしていたが、28分が過ぎた時点で「一応質問が終わったのですが、あまりにも時間が余っているので」と前置きし、「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時……」と般若心経を唱え、「『般若波羅蜜多』は『般若』は知恵、『蜜多』は行く、『波羅』が彼岸、『幸せになるための道』ということなんです。『どうしたら幸せになるの?』といったら『無念無想で生き抜け』ということなんです」などとしゃべり続けた。

 それでも時間が余った谷川氏は、自身が愛読しているという夏目漱石の作品の紹介を開始。「やっぱり心を耕す仕事を考えないといかん。心を耕す仕事は何だといったら、文学であり、彫刻であり、陶芸であり、三味線であり、宗教なんです」などと語った。(南彰)(朝日新聞16年12月5日)』 

 委員会室では、委員長も立法説明のために前に座っている細田氏なども、み~んなどうしたらいいかわからず、笑いながら、かなり呆れ顔で話をきくことに。(>_<)

自民党の二階幹事長は呆れながらも、こんなフォローをしていた。
『「それはユニークな例で、我々も国会経験は短いけどちょっと例を見ないよね、その程度です」(自民党 二階俊博幹事長)JNN16年12月4日)』

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 

 さて、6日に行なわれた衆院本会議での議決は、結局は、自民党&維新の賛成多数で、可決されたのだけど・・・。
 与党の自民党、公明党内では、以前から反対、慎重論を唱えている人が少なからずいて。何と自民党内からも3人のベテラン議員が棄権。自主投票にした公明党では2:1に賛否が分かれた。(@@)

『カジノを含む「統合型リゾート施設(IR)」整備推進法案(カジノ解禁法案)は六日の衆院本会議で、自民党と日本維新の会などの賛成多数で可決し、参院に送付した。公明党は自主投票で、賛否が割れた。維新を除く野党は、内閣委員会での審議が短く、ギャンブル依存症増加への懸念があるとして採決に反発。共産党は反対した。民進、自由、社民三党は採決前に退席した。

 自民党は法案に賛成する党議拘束をかけていたが、中谷元・前防衛相が採決前に退席した。中谷氏は本紙の取材に「依存症対策が議論できていなかったので、賛成できない」と述べた。丹羽雄哉元厚相、村上誠一郎元行政改革担当相も退席した。丹羽氏は用事、村上氏は体調不良と説明した。

 自主投票の公明党は太田昭宏前代表ら二十二人が賛成、井上義久幹事長、大口善徳国対委員長ら十一人が反対、二人が欠席・退席した。中日新聞16年12月7日)』

『公明党衆院議員35人のIR整備推進法案の衆院本会議採決での賛否一覧(敬称略)

 【賛成(22人)】伊佐進一、伊藤渉、石井啓一、石田祝稔、上田勇、浮島智子、漆原良夫、江田康幸、太田昭宏、岡本三成、北側一雄、国重徹、輿水恵一、佐藤茂樹、斉藤鉄夫、高木美智代、高木陽介、遠山清彦、中野洋昌、浜地雅一、樋口尚也、吉田宣弘

 【反対(11人)】井上義久、稲津久、大口善徳、佐藤英道、竹内譲、角田秀穂、富田茂之、中川康洋、浜村進、真山祐一、桝屋敬悟

 【棄権(1人)】赤羽一嘉  【欠席(1人)】古屋範子(厚生労働副大臣として外国出張のため)(産経新聞16年12月6日)』

<mewが、思ったより賛成がの数が多かったかも~。^^; この何年か自民党べったりで、顔も(仲には悪代官っぽく?)変わってしまったような人は、やっぱ賛成している人が多いなって感じが。(斉藤鉄夫さん、個人的に好きだったのにな~。残念。(~_~;))>

* * * * *

 公明党が、こんな形で強引に安倍自民党(&維新)に追い込まれるのは初めてのことだと思うのだが。これを「公明党の終わりの始まり」と呼ぶ人もいるとか。^^;

 カジノ法案に関しては、このあとも続きを書いて行くつもりであいるのだが。この法案の強引な議決を機に、公明党や民進党も含めて、安倍自民党を取り巻く環境が、よくも悪くもちょっと変容して来るかも知れないと思ったりもしているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-12-07 13:17 | (再び)安倍政権について | Comments(0)

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