下村、加計闇献金のデータ、元秘書(現都議)の持ち出しを示唆but筆跡鑑定ではシロか
2017年 07月 16日
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今回は、『安倍盟友の下村、加計からヤミ献金(or斡旋)の疑い&都ファ出馬の元秘書をスパイ扱い』の続報を・・・。
まだ東京都議選の最中だった6月末、「週刊文春」に下村博文氏(当時・都連会長)が加計学園から闇献金を受けているという記事が出た。 (・o・)
その記事によれば、『下村事務所が作成した書類には、「2013年博友会パーティー入金状況」に<9月27日 学校 加計学園 1,000,000>、「2014年博友会パーティー入金状況」には、10月10日付で<学校 山中一郎 加計学園 1,000,000>との記載があった』とのこと。(山中一郎氏は当時、加計学園の秘書室長だった。)
また、政治資金規正法では、20万円を超えるパーティー券購入は、収支報告書に記載しなければならないのに、下村事務所はそれらを記載していないという。^^;
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下村氏は、6月29日にこの週刊誌の記事に関して記者会見を実施し、選挙妨害を目的にしたものだと批判。
加計学園からの100万円の献金について、11人からのパーティー券候購入資金をまとめた記したもので、加計学園自体や理事長からの献金ではないと否定した。ただ、この点ついては、いまだに疑問がくすぶっている。(-_-;)
さらに、この下村事務所のPC内のデータを、元秘書で都民ファーストから出馬している平慶翔氏が盗み出したものではないかと指摘。
何と選挙中だというのに、平氏がPCを持ち出したことなどを記した上申書や離職届などを報道陣の前に示したのである。(゚Д゚)<ちなみに平氏は、サッカー日本代表の長友のアモーレで、タレント愛梨氏の弟。>
これに対して、平氏はPCやデータを盗んだ事実はないし、上申書に署名をしたこともないと主張。週刊誌によれば、筆跡官邸によって、上申書のサインは自分の文字でないことが証明されたという。(・・)
もし上申書のサインが平氏本人のものではないと証明された場合、下村氏はどのようにして責任をとるのだろうか。
<平氏は、都ファ候補として苦戦したものの、とりあえず当選したので、その点ではもめずに済むのだが。もう都連会長はやめちゃったし、国会議員を辞めるぐらいの覚悟はあるのだろうか?>
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下村博文氏は、安倍首相の若い頃からの盟友で、一緒に超保守的な教育の普及を目指して活動して来た人。(つくる会の教科書の普及とかね。^^;)
安倍首相は第二次政権ですぐに下村氏を文科大臣に起用したのだが。15年、下村氏に塾業界からの献金問題が浮上したこともあり、止むを得ず交代することになった。(それでも総裁特別補佐、幹事長代行などとして常にそばに置いていた。)
また加計孝太郎氏とも旧知の仲。何と下村夫人は安倍夫人と共に、加計学園が経営する小学校のパンフレットに載っている。^^;(『稲田失言を安倍が謝罪するも、罷免は拒否+下村に加計から違法献金か。妻も加計に関与』)
この辺りのことは、機会があれば改めて書きたいが。加計孝太郎氏は安倍首相夫妻だけでなく、下村博文夫妻とも関わりが深いのである。(^^ゞ
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で、話を戻すと・・・。、都議会選の最中の6月末、週刊文春に下村氏の事務所の内部文書が公開されて。「2013年博友会パーティー入金状況」に<9月27日 学校 加計学園 1,000,000>、「2014年博友会パーティー入金状況」には、10月10日付で<学校 山中一郎 加計学園 1,000,000>t記載されていることが判明。
それに対して、下村氏本人が記者会見を実施して。13、14年の事務所の日報によって、加計学園の秘書室長が、個人と企業合わせて11人から預かった合計100万円の現金を持参したことを確認したものの、いずれも20万円以下の購入で、計11枚の領収書を渡したと説明した。
しかし、この11人には「学校法人『加計学園』ははいっていない」と。つまりは加計学園自体からは政治寄付もパーティー券の購入をしてもらったこともない」と主張。あくまで加計学園の秘書室長が個人的に、周辺の人たちから預かったパーティー券購入費を集めて、届けてくれたに過ぎないものだと強調したのである。(・・)
ただ、寄付した11人の名はプライバシーの問題があるので、公表できないとのこと。となると、その中に、加計学園の理事やら職員やらが何人はいっているのは、「???」だし。そもそも、何故、その11人のパーティー券購入代金を集めて持参するのか、何故、下村事務所が作成した書類には、11人分まとめて「加計学園1,000,000」と記されているのかも「???」だ。(-"-)
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ちなみに、この都議選には、下村氏の地元である板橋区から3人の元秘書が出馬していた。
2人は現職の自民党候補。で、もう一人は、3年半秘書を務めていた第一秘書だったのだが、1年前に秘書を辞めて、小池新党・都民ファーストから出馬していた。
この時、下村博文氏は、まだ都議戦中であるというのに、その元第一秘書で都民ファーストから出馬している平慶翔氏が、自分の事務所からデータを持ち出した疑いがあると指摘。(@@)<暗に「週刊文春」はそのデータを入手したのではないかと示唆。>
そして、何と本人の承諾を得ることなく、平氏が提出した上申書(「事務所費用横領」「PC持ち出し」などの問題行動を行なったことなどを記されている)やあ離職届けなどを報道陣に公開。両書類の署名が同一のものだと主張したのである。(-_-;)
しかし、平氏は当日、下村氏の主張に対して、上申書は捏造されたもので、自分の署名ではないと反論。また、後日、筆跡鑑定を行なった結果、上申書の筆跡と退職届の筆跡は異なる可能性が大きいことがわかったという。(・・)
『自民党の下村博文幹事長代行が、学校法人「加計学園」からの献金に関する事務所の内部文書の漏洩(ろうえい)元の可能性を指摘した元秘書の平慶翔氏は29日、弁護士を通じて否定する声明を発表した。平氏は東京都議選で、地域政党「都民ファーストの会」から立候補している。要旨は以下の通り。
1、私が週刊文春側に下村事務所のデジタルデータを提供した事実はない
2、私名義の平成28年8月10日付の上申書は偽造文書だ。文書中の私の住所、氏名などは私の筆跡ではない
3、私が、下村事務所において上申書に記載されているような犯罪行為を行った事実はない(産経新聞17年6月29日)』
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そして、今月にはいって筆跡鑑定を行なった結果、「シロ」である可能性が大きいと判断されたというのである。(**)
『小池チルドレン「平慶翔」疑惑の筆跡鑑定は「シロ」だった
「退職届とツイッターの写真の署名には、共通点が見受けられますが、上申書の筆跡と、退職届の筆跡では異なる特徴が数多くあります」
こう話すのは、本誌の依頼で筆跡鑑定をおこなった筆跡研究開発センター代表の朝倉太郎氏だ。鑑定の結果は、 驚くべきものだった。
都議選で躍進した小池チルドレンの一人、平慶翔都議(29)は、かつて秘書として仕えた下村博文元文科相 (63)と泥沼バトルの真っ最中だ。
6月29日、下村氏は会見で、かつて平氏が秘書時代に、「事務所費横領」「パソコンのデータの持ち出し」などを犯したと主張。下村氏の疑惑報道を「週刊文春」に流したのは平氏だとにおわせ、平氏が罪を認めたとするサイン入り上申書と、下村事務所へ提出したという退職届を報道陣に配布した。
これを平氏は、「事実無根」と否定。都議選後、平氏の代理人弁護士は本誌にこう答えた。
「平氏が上申書に署名した事実はありません。当該上申書は偽造文書です。平氏が当該上申書に記載されている犯罪行為をおこなった事実はありません」
そこで本誌は、上申書と退職届のサインの筆跡、さらに、平氏がツイッターに投稿した写真に写ったサインの筆跡の鑑定を、冒頭の朝倉氏に依頼した。
全体的な印象を朝倉氏が語る。
「今回の鑑定資料のうち、立候補時に書いた筆跡の画像は不明瞭なので、基本的な部分についての鑑定としました。ただ、この基本的な鑑定でも上申書と退職届に異なる点が多く確認されれば、2つの筆跡の筆者は、別人である可能性が高くなります」
本誌の筆跡比較を見れば、3つの筆跡の相違と同一性が一目瞭然だが、ほかにも不自然な点があるという。
「退職届の筆跡と比べて、上申書の筆跡は省略されている箇所が多い。平氏が、20年以上も書き慣れた自分の名前をこのように省略するのは考えにくい。さらに、退職届と上申書では、筆順が違うように見える部分もある。名前の筆順を変えるのは、不自然です」(朝倉氏)
上申書の筆跡は、第三者が模倣して書いた筆跡である可能性を指摘する。
「一見、似ているように感じるのは模倣しているせいかもしれません。上申書の筆跡は筆速、筆の速度が速いように見えます。書く速度が速ければ速いほど、字の形を真似て書いても、細かい部分はおざなりになりやすい。それは字の省略にもつながります」(同前)
朝倉氏は「上申書は偽造の可能性が高い」と結論づけた。それが事実なら、偽造に関わった人物が、私文書偽造同行使罪などで刑事罰に問われかねない。
本誌はこの結果を、下村事務所に問い合わせたが、期限までに回答はなかった。7月7日朝、下村氏を直撃した。
ーー筆跡鑑定で、上申書が平氏以外の別人が書いた可能性があるというが。
「それはありえません。(平氏は上申書を)私の目の前で書いていましたから」平氏は、刑事民事両面で法的措置を辞さない構えだという。
7月7日夕、本誌の取材に応じた平氏は、コメントは弁護士を通じてのみとしながらも、下村氏の直撃の様子を伝えると、思わずこう反応した。
「目の前で、ですか?それはないと思いますけど……」。すでに平氏も、潔白を証明するため、筆跡鑑定をおこなっている。(週刊FLASH 2017年7月25日号)』
もし上申書が真正なものえなければ、名誉毀損などの責任も問えるし。上申書が意図的に偽造されたものなら、偽造に関わった人物が、私文書偽造同行使罪などで刑事罰にも問われかねないわけで。
この点は曖昧にせず、しっかりと真相を明らかにして、責任を追及して欲しいと思うmewなのだった。(@@)
THANKS