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京産大、急に30年4月開学を条件にされ、獣医学部断念。加計は事前に知っていた可能性大

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先週の14日、京都産業大学(以下、京産大)が副学長らが記者会見を開き、獣医学部の新設を断念したことを発表した。(**)
 その最大の理由は、2017年1月に内閣府が発表した「パブリック・コメント」に平成30年(2018年)4月に開学という条件がつけられたことにある。(-"-)

 この「パブリック・コメント」は、政府が獣医学部新設を目指す大学を募集するために発表したものだが。募集期間はわずか1週間だけで、事前に準備をしていなければ応募すること自体、困難だと言われている。
 しかも、京産大は獣医学部新設を計画していたものの、平成30年4月に開学という条件がつけられることを知らず。急に1年余の期間で開学の準備をしろと言われても、とても間に合わないと思い、応募を見送ったとのこと。また今後の教員の確保の難しさなども考えて、他学部を作ることにしたという。(ーー)
 
 記者会見での黒坂光副学長は、次のように断念の理由を説明していた。

『獣医学部は京都府が申請主体だったが、国家戦略特区の実施主体として私どもは申請した。構想はいい準備ができたが、今年1月4日の告示で「平成30年4月の設置」になり、それに向けては準備期間が足りなかった。その後、(学校法人)加計学園が申請することとなり、2校目、3校目となると、獣医学部を持っている大学は少なく、教員も限られているので、国際水準の獣医学教育に足る十分な経験、質の高い教員を必要な人数確保するのは困難と判断した。(読売新聞17年7月14日)』 

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 そう言えば、NHKがスクープした「10/21 萩生田副長官ご発言概要」なる文書には、「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた。工期は24ヶ月でやる。今年11月には方針を決めたいとのことだった」と書いてあったっけ?(@@)

 これは2016年10月21日に、萩生田官房副長官が文科省の浅野専門教育課長と会った時に話したことをメモした文書だと言われているのだが。もしこの文書が本当なら、安倍首相or仲間たちが、何とか加計学園が有利にことを運べるように(=京産大を競争から振り落とすために)、開学時期のおしりを切った可能性が十分にある。(++)

* * * * *

 実際、加計学園または今治市は、事前に平成30年4月開学の情報を得ていたようで。既に2016年10月に、今治市が内閣府に送信した文書に「平成30年4月開学予定」と記されているとのこと。
 また加計学園&今治市は、2015年夏から教員の募集などを始めていた上、昨年には大学建設予定地のボーリング調査を開始しているのである。(・o・)

 京産大の黒田副学長は、「不透明な決定という感触は無かったのか」という質問を否定。政府を批判することは避けたが、言葉の端々に急に開学時期を条件にされたことへの不満が見えるように感じた。^^;

『ございません。平成30年4月が無理だったということ。具体的にヒアリングでもいつというのは答えたことはない。平成29年3月末までに学部設置の認可申請を提出する必要があると。告示からスタートするとなると、3か月あまりで設置計画から教員の確保が必要になる。それはタイトなスケジュール。非常に学部を設置するには、期間があるようで短い。今回の平成30年の開設は、本学にとっては予期していない期日で難しかった。

 ――そんなに早く期限を切ってくるとは想定しづらかったということか。
 はい。本学の場合、そこまでの準備はしていなかった。(同上)』

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 山本地方創生大臣は、6~7月の国会で野党の議員の追及に対して、加計学園と今治市が、できるだけ早く開学できるように、オウンリスク(自己責任)でやったことだと主張しているのだが・・・。<個人的には、このオウンリスクという言い方&この言葉をクチにする時の山本氏のドヤ顔がムカつく。(-"-)>

『時期をいつにするとかいうような話は一切伝えておりません。したがって、その中で、今治市が獣医学部の校舎建設等なんかについて少し準備をやられていることは、大学側がオウンリスクで行っているものと考えております。
 これは、今治市がボーリング調査なんかをやるときにも、今治市議会においても今治市が説明しておりますが、希望者には全部それを認めるというようなことをやっておりまして、私どもは三十年四月開校というのはまさにパブリックコメントの段階で初めて示したわけでありまして、それ以前に今治市に対しても京都府にも一切そういう時期については言っておりません。』(2017年6月5日 第193回衆院決算行政監視委員会 共産党の宮本徹氏の質問に対して。)

ただ、山本大臣は国会でこうも言っている。^^;

「京都府、京都産業大が想定している具体的な開学時期がいつであるかということは、はっきりと承知しているわけではありませんが、できるだけ早くということでお聞きしていたということであります。
 また、今治市ができるだけ早くということは承知していたということでありまして、それを含めて、早く規制を突破し、そしてその効果を早く検証して、ほかに広げるかどうかも考えていく必要もありますので、最大限早い三十年四月ということにしたわけであります」

 で、この説明からも、結局、やっぱ「加計のことを考えて、開学時期を決めたんでしょ?」と突っ込みたくなってしまうmewなのである。(**)
 
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『【報ステ】京産が断念…加計学園の開学時期めぐる謎

 加計学園とともに国家戦略特区で獣医学部新設を計画していた京都産業大学は14日、獣医学部の新設を断念すると表明した。教員の確保など開学までの準備期間不足を理由に挙げた。

 内閣府は、今年1月に獣医学部の開学時期を『平成30年4月』と正式に示した。加計学園は、内閣府が開学時期を発表する1年半も前から教員集めに奔走。さらに、去年10月には校舎の建設に必要な土地のボーリング調査の手続きまで進めていた。

 10日の閉会中審査で自由党の森ゆうこ議員は、開学時期の情報が加計学園側だけに伝えられていた可能性を追及。「平成27年4月2日、今治市の担当者は総理官邸で誰と協議を行ったのか」と質問したのに対し、萩生田官房副長官は「記録が保存されていないため確認できない」とした。

 さらに、内閣府と今治市のメールのやり取りが情報公開で明らかになっている。今治市が送信した文書には『平成30年4月開学予定』と書かれていた。山本地方創生担当大臣は「メールは残っていない」とした。自民党は14日、安倍総理出席での予算委員会を再来週に開催したいという意向を明らかにした。菅官房長官は「閉会中審査を行う目的は、国家戦略特区の選定について、事実関係を明らかにし、説明責任を果たすために行うもの」と述べた。(ANN2017/07/14 )』

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 テレビ出た蔵より。

『2017年7月14日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日 報道ステーション (ニュース)

 きょう京都産業大学の黒坂光副学長は獣医学部の新設を断念すると表明した。鳥インフルエンザの研究で世界的権威の大槻公一教授を擁し高い評価を集めてきた。安倍晋三総理大臣は「全国どこでも獣医学部の新設を認める」と啖呵を切った。理由について京都産業大学は、加計学園が獣医学部の設置を申請し、教員が少ない現状のなかで優秀な教員の確保が難しくなったとしている。加計学園は教員72人と計画していた。

 「平成30年4月」は特区が認める獣医学部の開学時期で、内閣府は今年1月に正式に示した。京都産業大学の吉門敬二総務部長は教員の確保が必要になってくると非常にタイトなスケジュール、平成30年の開設は我が校にとっては予期しなかった期日で難しかっただと述べた。対照的なのは加計学園側の動きで、内閣府が発表する前の2015年夏から教員集めをしていた。2016年10月には校舎の土地のボーリング調査の手続きもしていた。

 京産大の吉門敬二総務部長は開学時期を確認した上でないと準備ができないと感じていた、当然リスクのある話だと話した。先月、山本幸三規制改革担当大臣は準備はそれぞれの地元がオウンリスクでやることと発言。去年4月に作成された今治市議会の資料にはまだ正式に決まっていない「H30.4」と記されていた。萩生田光一官房副長官は一連の内部文書を全面否定した。』

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『2017年7月17日放送 5:25 - 8:00 TBSあさチャン!けさのボード

 加計学園獣医学部新設めぐり、事実上のライバルだった京都産業大学が先週騒動後会見を行った。京都産業大学は加計学園と同様国家戦略特区での獣医学部新設を目指していたが断念。その理由について会見で説明。

 京都産業大学が諦めた一方で特区での獣医学部新設を進めているのが安部総理の友人が理事長を務める加計学園。加計学園のためには今治市から約37億円の土地の無償譲渡。施設整備にも最大96億円の補助金が出る事になっている。安部総理の友人の希望が叶えられた行政の手続きに不公正な力が働いたのか問われている問題。

 京都産業大学は獣医学部新設を断念した理由について「2018年の開設は予期していなかった期日で難しかった。」など話す。来年4月に開学が条件のこと。その条件について大学側は「最終的な判断が1月4日にされるのかを注目していた。告示を受けてこれで獣医学部の方向性なくなった」など話す。内閣府が平成30年度開設と初公表したのは去年11月。その案が最終的な判断として示されたのは今年1月4日。開学まで1年3カ月では準備が出来ないと判断し、大学側は国家戦略特区の応募を断念。

 この開学までの準備期間めぐり先日の国会審議でも民進党・福島伸亨参院議員が「フライングしている人しかできない」などと指摘。加計学園はなぜ来年4月の開学という条件を間に合わせることができるのか?獣医学部新設を推していた今治市と内閣府との間ではこの条件を前提に早くから動いていたことを示唆する複数の資料が国会でも取り上げられている。

 正式発表よりも5カ月前の去年8月に内閣府から今治市に送られたメールでは「今治市のスケジュール表を作成願います。」など書かれる。翌日に今治市が返信したスケジュール表には、すでに平成30年4月開学予定と明記されている。

 相次いで公表された文科省の内部文書でも当初から「平成30年4月開学を大前提に」など来年4月を前提にしていたことを裏付ける表現が並ぶ。こういったスケジュールについて京都産業大学側は「内閣府からの連絡は聞いていない」などコメント。また「加計学園ありきの京産大外し」「不透明な決定」を否定。ただ、開学時期の条件がわからなければ具体的な準備に入ることはできないという。

 京産大とは対称的に着々と準備を進める加計学園。去年11月には既にボーリング調査に着手。こうした動きに山本幸三地方創生相は「平成30年4月の開学はパブリックコメントの段階(去年11月)で初めて示した。事前準備はそれぞれの地元が自己責任でやること。最終的に認められるか分からないから」「加計学園・京産大は同時期に開学時期を知らされる。それ以前に進めた準備は自己責任リスク」などコメント。

 京都産業大学の会見により改めて謎が深まった来年4月の開学が条件の経緯。安部総理は来週にも開かれる国会審議でどう説明するのか?

 京都産業大学が行った会見について龍崎孝は「18年4月に開学することは総理も萩生田副長官も加計学園も知っていたのではという疑問が出る。18年4月の開学時期は加計学園を選ぶための決定的な条件に見えてくる。」など述べた。』

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 安倍首相が出席しての衆参予算委員会が開かれるのは、来週になりそうなのだが。国民が忘れそうになる頃に、また加計問題で国会が開かれるっていうのも悪くないかも。(・・)

 できれば、それまでにTVのニュース&ワイドショーで、この京産大の獣医学部断念の話や、一体、誰が平成30年4月を開学条件にしたのか、じっくりと取り上げて欲しいと思うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2017-07-18 14:31 | (再び)安倍政権について

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